ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
6pt
フリーターの大川のもとに突然、絶縁状態だった学生時代の友人・洞口が15年ぶりに現れる。「縁切った人と会っちゃったら、縁切れてねぇじゃねぇか」「だからつないだんだよ」――。大川はあきれながらも言いくるめられ、同棲相手・楓と洞口の昔の恋人だった(?)京子を巻き込み海へ行くことに。「今さらなんだよ」「何があったんだろ?」「おみやげ買いたい」どこかちぐはぐな空気と???がうずまく中、一日だけの特別(エクストリーム)な旅が始まる。どうして15年も会わなかったのか?
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
スキヤキ食いたし。 大人についてのくだりがよい。 映画観たいが、家でまったり観たいタイプかもしらん。
映画の方を先に観た。映画の監督・脚本も前田司郎さんなので、小説は映画のストーリーと全く同じなんだと思って読んでみたら、結構色々な設定や話の流れが違っていて、映画は映画の面白さ、小説は小説の面白さ、ということ、書き分けがなされているのだということを、一つのこの作品を通して感じて、そういう点でも興味を持...続きを読むった。 映画も、小説も、人物同士のやりとりが、「こういう気持ちが自分にもあるな」というところがあるのが好きで、そして読後に少し前向きになるところがとてもいい。 小説の中で、好きな映画がなにか訊くという場面があって、そこで「そういうなんか、値踏みみたいになっちゃうから、駄目なんだよ」っていう台詞がある。この場面がいいなって思った。
小規模なロードムーヴィー(うそ、映画じゃないけれど)、そこはかとない不安と哀しさ。やばい、ツボの小説。素敵だ。
うわああああと小さくお布団の中で叫びながら読む感じ。 ぐるぐるぐるぐる考えていた大学時代を思い出す。 そのどうしようもないとりとめもないグルグルと、すき焼きの懐かしさの、絶妙な絡まりあい方。 ふんわりとした着地点にはもう少しな印象があったけど、全体に漂う空気は大好き。
大学生時代の友人とその友人の女の子とドライブして温泉宿ですき焼き風鍋を囲む 映画にもなってたんだ
学生時代を思い出した。夜中に、友人4人くらいでふらっと車ででかけて、ラーメン食べて、適当に走って、海を見て、また適当に走って。ただひたすら楽しかった。ずっとこの夜とこの道が続けばいいと思った。そんな学生時代を思い出した。 追記: 読んだ後、ちょっとずつ振り返ってみたけど(読後、小説の世界感がなかな...続きを読むか居座って抜けなかった。じわじわと)登場人物の大事なところは結局ほとんど語られないままだったんだなあと。情報量は極めて少ない。それでもこの人物達やら距離感やらに共感しているのは、やっぱり同じような想いを過去も今も抱いているからなのかなぁとぼんやり考える。読む世代や時代が違うとたぶん文脈から感じることもきっと大分ちがうんだろうけど。 映画の予告編を見たけど、ちょっと小説と映画ではストーリーとか人間関係がちょっとずつ違うっぽい。
スキヤキっていうのは日本人ならみんな知ってるはずだけど、家によってレシピが全然違ってたり、時には様相すら異なっていて、「え? おまえんちのスキヤキってこんななの?」って衝撃を受けたりもする。 そういう「一家伝来の食べ物」っていうのは、もはやその人の育ち方や流儀や価値観すら表す小道具なのだな、と思った...続きを読むりした。 形なんてどうでもいい。特別な仲間と、特別な場所で鍋をつつく。 これぞスキヤキ。いや、スキヤキを超えたそれはもう、ジ・エクストリーム・スキヤキ。 大事なのは「何を食べるか」ではなくて、「誰と食べるか」、「どこで食べるか」。 「和食」が世界文化遺産に認定された昨今ですが、 日本人にとって欠かすことの出来ない重要なコミュニケーションツールであり、 そして時には湯気や匂いのように人の内面すら立ち昇らせてさらけ出させてしまう「鍋」という文化をこそ、 ぜひ日本の食文化の象徴として、世界に。
今回も僕的には傑作! と思うんですけれども、案の定、特にこれといったイベントの起こらない小説でして、万人には勧めがたい…といった感じなので☆三つに…。 まあ、僕的には気に入っているんですけれどもね! タイトルにスキヤキとありますから、当然のことながら登場人物たちはスキヤキを頬張りますわな…(!) ...続きを読む まあ、あとは学生の頃の友人たちが集って何だか昔を懐かしんだり、昔と今の元カノ? を比べたりして時が経っていきます…。 著者はもう四十前だと思うんですけれども、よくぞここまで学生の頃の何とも言えないモヤモヤとした感情…を忠実に再現できますねぇ…と感心ばかりの読後感でした。さようなら…。 ヽ(・ω・)/ズコー
めんどくせー。ひたすらめんどくさい青春の1ページ。4人のうち3人は30代半ばだから青春というにはちょっと薹が立っているけれど、とにかくこのめんどくささは若い人の特権なんじゃなかろうか。 何かを集めるコレクターとしてのオタクでは無いけれど、相手との距離感を模索しながら場の雰囲気に合わせて自分を演じるの...続きを読むは真正の「お宅」だと思う。(今時のオタクはカミングアウトして堂々としているから違うかもだけれどね) 「あーでもないけれど、こうでもないかもしれないけれど」みたいな思考の無限ループ。あー、めんどくさい。
学生時代の友人と10数年ぶりに会い、その友人と4人でスキヤキをするためにドライブにでかける会話が中心の物語。なぜスキヤキなのか、それも今までにないスキヤキなのか、ばかばかしいような想いもそれぞれのつぶやきも青春の1ページとして共感できる。亡くなった友人が最後までなぜそうなったのか、想像にまかせられて...続きを読むいるところが「桐島、部活やめるってよ」に似た感じがする。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
ジ、エクストリーム、スキヤキ
新刊情報をお知らせします。
前田司郎
フォロー機能について
「集英社文芸単行本」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
愛が挟み撃ち
愛でもない青春でもない旅立たない
生きてるものはいないのか
試し読み
異常探偵 苺さん殺人事件
園児の血
大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇
高校生が生きやすくなるための演劇教育
誰かが手を、握っているような気がしてならない
「前田司郎」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲ジ、エクストリーム、スキヤキ ページトップヘ