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言葉の選び方、書き出しの心得、起承転結の「転」を利かし、書き手の「ええーっ」を読み手の「へえーっ」に換える極意とは? しなやかに感じて、したたかに描く奥義を伝授。エッセイ道30年の岸本んが、スマホ時代の文章術を明かします。単行本『エッセイ脳 800字から始まる文章読本』を改題。待望の文庫化。
第一章 テーマは連想の始動装置―「私」と「公共」の往復運動
第二章 頭にはたらきかける文、感覚にはたらきかける文―無意識を意識する
第三章 リスク回避と情報開示―「自分は他者でない」宿命を超えて
第四章 文を制御するマインド―「筆に随う」はエッセイにあらず
終章 ひとたび脳を離れたら
Posted by ブクログ 2021年08月12日
エッセイの起承転結を、「ある、ある」「へえーっ」「そうなんだ」と読み替える。
何かを伝えようとすると、起承転結の「結」に力点を置きがちだけど、エッセイの場合は「そうなんだ」は軽く。むしろ「へえーっ」が大切。
でも「へえーっ」と思わせるまでには、「ある、ある」と共感してもらえていることが不可欠なんです...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年09月28日
エッセイとは何か。著者はつぎのように定義する。
「自分の書きたいことを,他者が読みたくなるように書く」
なるほど,と思った。
「自分の書きたいことを,自分が書きたいように書く」のはブログであり,これがブログとエッセイの違いだと,著者は語る。
エッセイストの著者の頭の中で起きていることを,著者...続きを読む
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