あの日の交換日記

あの日の交換日記

836円 (税込)

4pt

「辻堂ミステリの最高傑作であり真骨頂。
本書で秘密を解くのは探偵ではない。読者である」


先生、聞いて。私は人殺しになります。お願いだから、じゃましないでね?(「教師と児童」)
わたしだって本当の気持ちを書くからね。ずっと前から、ムカついてた。(「姉と妹」)

嘘、殺人予告、そしてとある告白……。
大切な人のために綴られた七冊の交換日記。そこに秘められた、驚きの真実と感動とは?
――この緻密な仕掛けを、是非読み解いてください。

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あの日の交換日記 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    辻堂ゆめさん、4作目です。
    私には丁度よい感じのミステリーで面白いです。もちろん、この作品も面白かったです。

    交換日記が小道具(!?)的な役割をしていました。
    色んな人の組み合わせで交換日記をします。

    入院患者と見舞客
    教師と児童
    姉と妹
    母と息子
    加害者と被害者
    上司と部下
    夫と妻

    そして、

    0
    2025年11月05日

    Posted by ブクログ

    予想がつかない展開がとても面白かった。

    特に、最終的にそこまでの話の伏線が回収されるところが本当に気持ちよかった。

    交換日記はやったことないけど、自分の日々のことを日記に書き込むことを習慣にしている。今は海外出張中で少しサボってしまっているが。

    日記を書くと、その1日が無駄にならない感覚がある

    0
    2025年11月03日

    Posted by ブクログ

    「女教師は、ベッドに横たわったまま、
    一心不乱に文字を書いている。彼女は思う。
    文章とは、無限大だ。紙の上では、何にだってなれる」
    —プロローグより

     スマホやSNS、PCメールで言葉を交わすのが当たり前になった今、手書きの文章は時代遅れと感じる人もいるかもしれません。

     気が向いた時だけ、気軽

    0
    2025年10月17日

    Posted by ブクログ

    「トリカゴ」を読んで作者のファンになり今回2作目。それとはまったく作風が異なるがどちらも素晴らしい。

    7編からなる連作だが、時系列を考えながらこの先生はいつの??などと勝手に考えながら読み進めていった。
    最後まで読み、今までの流れがストンと落ちた感じ。
    各章ごとに細かなトリックのような仕掛けも施さ

    0
    2025年08月26日

    Posted by ブクログ

    辻堂ゆめさんの作品は「トリカゴ」に続き2作目でした。
    こちらは短編連作でしたが、ほのぼのしたり、驚いたり、感動したりで素敵なストーリーでした。
    交換日記をこっそり見てしまったようで、ちょっとドキドキ感もありですが。
    文字に起こすことで、なかなか言いにくいことも書くことが出来るし、嘘をつくことも出来ま

    0
    2025年05月18日

    Posted by ブクログ

    文章を書くことで、自分の気持ちがわかったり、整理出来たりする事がよくわかるお話たち。あたたかくて、それぞれのお話が伏線となって、最後には感動的でした。こんな先生たちであふれたら、学校も楽しくなるんだろうな。

    0
    2025年05月15日

    Posted by ブクログ

    心が温まるいい作品でした。
    スタバでのんびり読んでいたにも関わらず何度もウルっときてしまいました。
    今の子は交換日記なんてしないかもだけど、交換日記ドンピシャな世代なので、何だか懐かしくもなりました。

    0
    2025年04月19日

    Posted by ブクログ

    読者の思い込みをうまく利用した、小さな驚きがちりばめられた、やさしい物語。

    小学校の先生を中心に、交換日記を通じて紡がれる7つの連作短編集。
    入院患者と見舞客、教師と児童、姉と妹、母と息子、加害者と被害者、上司と部下、夫と妻——。
    それぞれが思い思いに綴る心のキャッチボールには、喜怒哀楽のさまざま

    0
    2025年04月11日

    Posted by ブクログ

    とんでもなく好みの本です。表題通り交換日記が主役。7話の短編で、6話の壮大な伏線と最後に怒涛の回収という爽快な展開。1話毎でも綺麗にまとめられているため、余計に最終章を読んだ時は揺さぶられる。

    0
    2025年03月28日

    Posted by ブクログ

    一風かわった?連作短編集。自分の思い込みに、はっとさせられ、見落としていた文章が多々あることに気づかされる。ちょっと悔しい。
    内容は、7つの交換日記が先生と生徒、姉妹、夫婦、上司部下、加害者と被害者で行われる。不穏な始まりも多かったけど、最後は心がほんわか温かい感じなのでそこは安心して読めます。

    0
    2025年03月16日

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