『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉

『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉

748円 (税込)

3pt

ある晩、夫が急死。これで嫁を卒業できると思いきや、舅姑や謎の女が思惑を抱えて次々押し寄せる。“愛人”への送金、墓問題、介護の重圧……がんじがらめな夏葉子の日々を変えたのは、意外な人物と姻族関係終了届!? 婚姻の枷に苦しむすべての人に贈る、人生逆転小説。『嫁をやめる日』を改題。


さだまさし氏 熟読&痛感!
「人生の荷物が多ければ多いほど、この本は笑えて泣けて、ホッとする。」


夫が亡くなった時点で、自分は誰の妻でもなくなり、晴れて自由の身だと思っていた。
だが、どうやら違うらしい。今もこれからも「高瀬家の嫁」なのだ。それも、夫が生きていた頃より、もっとずっと明確に。
(本文より)

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『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最後まで興味を惹きつけられ読めた。
    以下の2点が勉強になった事

    ・夫の知り合いだと偽り、線香上げに家に上がり込みお金をせびる詐欺師がいること

    ・「姻族関係終了届」なるものがあること
    配偶者が亡くなったとき、配偶者側の親族と法律上の姻族関係を終了できる届出

    0
    2025年11月18日

    Posted by ブクログ

    40代の夫が急死。
    子どももなく、冷え切った夫婦関係だったので悲しさや寂しさよりも開放感に包まれちゃう。

     でも夫の死をきっかけに義両親との距離が縮まり、姑に執着されてるようで息苦しくなってきた。夫の秘密も明らかになり、その他にも仏壇・お墓・義両親の介護・引きこもりの義姉の老後と先の問題も見え

    0
    2025年10月28日

    Posted by ブクログ

    とても面白かった。
    内容的には期待した通りの展開でありましたが、
    中盤の内容の深さがとても読み応えがありました。
    なんだか最後はポップに終わりましたが。
    垣谷さんの作品は2作目ですが、
    少し最後は流すような作風なんですかね。
    最後はドラマ仕立てな終わり方でしたね。
    でもとてもよかったです。おすすめで

    0
    2025年10月22日

    Posted by ブクログ

    身につまされる作品。夫が亡くなってからいろいろと知る妻。夫の事で悩まされるのに、舅姑が兄妹ぐるみで嫁を囲い込もうとする姿に恐怖を感じた。夏葉子のお父さんの対応が大人で学ぶ事多かったな。「決して面と向かって相手を批判するな」は肝に銘じます。前半でいろいろと怒りを感じたが、最後には夫の思いや姑の苦労もわ

    0
    2025年07月17日

    Posted by ブクログ

    主人公は夫が急死した40代の女性(パート勤め)
    実家は東京で義実家のある地方で義実家の近くに一軒家を買って暮らしている。
    子供もおらず、生前から夫には不信感があったが、夫の死後、夫の色んな謎や義両親との確執、実親、実妹との確執が描かれていてとても面白かった。
    最後まで主人公は幸せになれるの?どうなる

    0
    2025年04月27日

    Posted by ブクログ

     夫の墓には入りません。タイトルを見た瞬間に購入確定。夫婦関係のこじれ、舅姑との関係などなんとなくの内容はすぐに察することができる。しかし、「一緒の墓に入らない!」なにがそこまで言わせるのか気になってしまった。

     夏葉子の夫が急死したところから物語は始まる。急死した時、夫と関りのあった人たちが押し

    0
    2024年07月08日

    Posted by ブクログ

    義理の家族、自分の家族も、よいところがあっても不満に思えばいくらでも不満に思える…姻族終了届というものが知れてよかった
    最後がよかった

    0
    2025年11月28日

    Posted by ブクログ

    垣谷美雨さんの13冊目だが、実はこの本、単行本(「嫁をやめる日」)で1回、5年前にも文庫で1回読んでいました。しっかり者で物腰柔らか、優しい。そんな素質が周りから良いように扱われることになるとは主人公は思ってもみなかった。父親に言われて気が付き、死んだ夫の親族と離縁する話です。垣谷さんのいつものパタ

    0
    2025年08月31日

    Posted by ブクログ

    夫婦だから互いのことを当然のように理解できているわけじゃない。親子間もそう。ましてや義理の親族なんてもっとそう。
    下手に詮索したり先入観を持ったりせず、わからないことは聞く、自分を理解してもらうために思いを伝える、ということが大切なのかなと改めて感じた。
    踏んだり蹴ったりの展開だったけど、最後は希望

    0
    2025年08月19日

    Posted by ブクログ

    いろいろなことを旦那さんと話して、
    分かりあってお別れしたかっただろうに…
    言葉でちゃんと伝えないとわからない。
    心にとめて、生活していこう…

    0
    2025年07月30日

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