『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉

『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉

748円 (税込)

3pt

ある晩、夫が急死。これで嫁を卒業できると思いきや、舅姑や謎の女が思惑を抱えて次々押し寄せる。“愛人”への送金、墓問題、介護の重圧……がんじがらめな夏葉子の日々を変えたのは、意外な人物と姻族関係終了届!? 婚姻の枷に苦しむすべての人に贈る、人生逆転小説。『嫁をやめる日』を改題。


さだまさし氏 熟読&痛感!
「人生の荷物が多ければ多いほど、この本は笑えて泣けて、ホッとする。」


夫が亡くなった時点で、自分は誰の妻でもなくなり、晴れて自由の身だと思っていた。
だが、どうやら違うらしい。今もこれからも「高瀬家の嫁」なのだ。それも、夫が生きていた頃より、もっとずっと明確に。
(本文より)

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     夫の墓には入りません。タイトルを見た瞬間に購入確定。夫婦関係のこじれ、舅姑との関係などなんとなくの内容はすぐに察することができる。しかし、「一緒の墓に入らない!」なにがそこまで言わせるのか気になってしまった。

     夏葉子の夫が急死したところから物語は始まる。急死した時、夫と関りのあった人たちが押し

    0
    2024年07月08日

    Posted by ブクログ

    最近ハマっている垣谷さんの小説。今回も面白かった!
    実際にどこかでありそうなお話。読みながら主人公と一緒にイライラしたり、モヤモヤしたり…続きが気になって一気に読んだ。

    0
    2023年10月11日

    Posted by ブクログ

    いつも通り前半は嫌なやつのオンパレードで見ててイライラするけど後半はスッキリとした展開になる。必ずしも勧善懲悪ではなくみんな分かり合えない中で苦労してる者同士だよねって思える展開がいい。

    0
    2023年10月01日

    Posted by ブクログ

    ある晩、46歳の夫がホテルで急死。東京に出張に行くと言っていたが、亡くなったのは地元のビジネスホテル。
    子どもは居ない、自宅は団信保険のおかげでローンは無くなった。これから一人で自由気ままに暮らせると思ったが…自宅の合鍵を持つ姑が勝手に家に入り込んだり、謎の女サオリが現れたりと思い通りにならない。

    0
    2023年06月10日

    Posted by ブクログ

    40代なかばで夫に急死された夏葉子。仕事人間だった夫とはまともな夫婦関係を築けていなかったため、亡くなっても悲しいというより自由になった、という感想をいだく。しかし現実は真逆。姑や親戚からの「嫁として夫の親族の世話をしてね。」という圧力がリアルで怖いっ!
    夏葉子の感じる閉塞感にこちらまで息が詰まりそ

    0
    2023年02月25日

    Posted by ブクログ

    縁の切り方など知っていて損はない話しでした。
    長崎の食べ物や方言なども良かったです。
    同じ状況で困っている人に教えてあげたいと思いました。

    0
    2025年01月11日

    Posted by ブクログ

    垣谷さんの本はこれで3冊目だったかと思うのですが、いつも『家族とは』とか『家族のあり方』とかについて考えさせられます。
    本作は家族、というより嫁と家の関係について考えさせられました。
    ちょっと前までは嫁は嫁ぎ先の家の人間になる、という考え方が当たり前でしたが、もはやそうではないと言う考え方が徐々に定

    0
    2024年12月27日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの垣谷美雨さん♪
    垣谷さんお得意の「身近なんだけど結構深刻な人生のあれこれ」がテーマの本作。
    今回の主人公は2歳年上の夫が急死して未亡人となった子なし妻 高瀬夏葉子44歳。

    団信で住宅ローンからも解放され、
    少額ながら生命保険金も入り、
    やり甲斐を感じるパート仕事もあり、
    晴れて自由の身に

    0
    2024年10月11日

    Posted by ブクログ

    子供のいない40代夫婦、夫がある日突然急逝してしまう。

    ーーーお線香を上げさせてください。
    その優しそうな一言が、まるで他人の家に自由に出入りできるチケットてあるかのようだった。
    葬儀が終わって一週間ほど経った頃から、様々な人が家に出入りするようになった。

    まるで嫁はその家の従属物であるかのよう

    0
    2024年05月09日

    Posted by ブクログ

    単に夫が嫌いなのかと思ったら、残された嫁や周りの人達にはいろいろあるって気付かさせる。垣谷美雨さんは、読みやすくて知らない現実を教えてくれるので、お気に入りです。

    0
    2024年04月09日

『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

中公文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

垣谷美雨 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す