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社内不倫に疲れた30代OL、妻に先立たれた老人、子供に見捨てられた資産家老女、ある一部屋だけを掃除する汚部屋主婦……。『部屋を片づけられない人間は、心に問題がある』と考えている片づけ屋・大庭十萬里は、原因を探りながら手助けをしていく。この本を読んだら、きっとあなたも部屋を片づけたくなる!
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Posted by ブクログ
十萬里という中年女性が、それぞれ問題を抱えた家の片付けをアドバイスする短編集(全4話)。 ちょうど祖母の遺品整理の真っ最中なので、共感できることが多く、とても面白かった。 どれだけ値打ちのあるものでも、使わなければただのゴミだし、誰も要らないのであれば思い切って捨ててしまうのが正解。 頭ではわかって...続きを読むいても、いざ捨てるとなるとどうしても躊躇してしまうんですよね…。 でも、読んでいて「捨てる罪悪感」から少し解放された気がして、しっかり片付けようと思えました。
びっくり、2016年の本でした。 義父の好きな垣谷美雨さん。勧められて前情報なしで読んだけど、10年近く前の本とは思えない、キャッチーさはなんだろう。 そう、掃除がされてるかって心の状態によるよね…。部屋の乱れは心の乱れとはよく言ったものです。 心の乱れの原因を探る事件簿、面白かったです! これ...続きを読むを読んでる最中に使ってないものをメルカリ出品しました(笑) 部屋が汚くなってきたら思い出そうと思います。
好きな本だ。掃除ができないことには原因があり、問題に寄り添い、気づかせる。部屋の環境だけでなく、人生を良いものにしてくれる物語。 汚部屋になるには理由があり、原因を解決していく物語。人間は完璧でなくても良いよと肯定してくれる気持ちになる。 最後の一部屋だけ綺麗な主婦の話は一番印象に残った。悲し...続きを読むみを乗り越えたり、忘れることが正しいと思っていた。人によって、忘れずに永遠に共有することが救いになることを初めて知った。 この話は掃除の視点から人に寄り添っている。自分も人に寄り添える視点を多く増やしたいと思った
楽しかった。読んでいるうちに片付けたくなる本。指南書よりも効果的な気がする。部屋は自分の心を映す鏡、と言われるがそれがストーリーとしてぐっと心にくるので読みやすかった。最初は非難的だけど最後には自ら変化していくのでその過程がなんだかスッキリした。最後の章では大庭視点で描かれているので、それまでの章を...続きを読む大庭さんはこう思っていたのかな、と思い出せるのでより楽しめました。物が多い両親に是非とも読んでもらいたいのと、今まで非難していた自分を反省しました。
垣谷美雨のあなたの人生、片づけますを読んだ。 主人公は片付けで有名な女性。 片付けの作業をすることより、片付けられるように変えていく。 四つの色々なケースが描かれていて面白かった。 特に三つ目は、良くあるケースだと思う。 ゴミ屋敷ではなく、普通に綺麗なのだが捨てられない。 私の嫁さんも子供が小さいと...続きを読むきの破れた運動着などを大きな袋に入れて部屋の奥に積み重ねてあり、嫁さんが入院したときに捨て始めたら子供が嫁さんにチクってストップが掛かった。 道路向かいの両親の家の台所の要らない物を捨てようと庭に出したら母親がそれを拾ってきた事もあった。 親が年取って心配なので同居来て欲しいと言われ、親の家に来てみたら、至る所に即席の棚が吊ってあり、要らない物が山になっていた。 二階の私の使っていた部屋は回転式にドレッサーがとタンスが二棹置かれていた。 両親の部屋は、8帖だがタンスに囲まれ4.5帖の広さになっていた。 台所の天袋には結婚式の引き出物が詰まっていた。 床下収納にはケチャップなどあったのだが色が茶色になっていた。 味見をしたらソースになっていた。 流石に、捨ててしまった。 それからは捨てに捨てた。 父親にそれは俺が死んでから捨ててくれとも言われた。 父親の二階の私の寝室は12帖あるがベッドしかない。 余った空間に孫のプラレールが敷き詰められています。 事務所がある新しい家は場所が余っているので息子と同居したが、息子夫婦は、ふたりとも片付けられない。 二階の息子たちのスペースは足の踏み場もなく、段々私達の空間まで侵食されてきた。 大事なものは無くならないように事務所に持ってくる始末だ。 最後は、去年家を建てて出ていったのだが、新築で引っ越したら活躍するはずのルンバ型の掃除機は永遠に活躍しそうもない。 残していったものは私が一人ですべて焼却場に持っていった。 まだ息子たちの荷物も残っている。 小説は面白いのでドラマになって欲しい。
垣谷美雨さんの小説は何冊か読みましたが、私はいつも元気をもらっています。 今回は4人の人生でしたが、片付屋の主人公が実際片付けるでもなく、どうしてそういう片付けられない状態になったのかを本人に理解させ、どうすればその状態から抜け出せるかを巧みに誘導していきます。 結局は自分の弱さが招いたことだったり...続きを読む。。。 私も指摘されるのちょっと怖いので、本書を参考に断捨離していこうと思うのでした。 そしてこの積読が何より手強いかも (笑 )
とっても面白かったです!自室の掃除をしたくなりました。お部屋の状態は心の状態と言いますが、本当にその通りだと改めて感じました。今の自分に必要なものだけに囲まれて生きていく事が、健康的な心身や自尊心を作っていくのだと思いました。
自分と似た「ケース」があり涙が、、読み終わったあとはさあ、片付けるか!という爽やかな気持ちに。 役立つお掃除術も載っており、リサイクルできるものと出来ないものなど初めて知ることもあった。
爽快! 汚部屋や断捨離できない理由は「掃除が苦手だから」だけではないということ。 根本の問題解決をすれば自然と家も片付く!
大庭十萬里さんが最高です。部屋が散らかったり物が捨てられないのにはわけがある、とその原因を解決していく過程が素晴らしいです。
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