細谷亮太の作品一覧
「細谷亮太」の「いい日にしよう、ね!」「医者が泣くということ 小児がん専門医のいのちをめぐる日記」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「細谷亮太」の「いい日にしよう、ね!」「医者が泣くということ 小児がん専門医のいのちをめぐる日記」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
暮らしの手帖に連載された、小児がんを専門とする小児科医のエッセイ。文頭は「昭和を懐かしんで今の時代を憂う、年配の著者にありがちな子育ての本かと思ったら、日々、子どもたちの命をつなぐために格闘する小児科医としての思いが伝わり、胸が熱くなる。命がけの治療を受けて入院している幼い子の作文は何度読んでも涙が出る。「2時50分になるとエレベーターのまえでおかあさんをまちます。わたしは3時が一ばんすきでした。楽しみでした。6時が一ばんきらいでした。おかあさんがかえるからです。」現代の暮らしで忘れられてしまった子どもの思いや家族との関係をあらためて考えさせられる。
Posted by ブクログ
細谷先生は、今は現役を退かれているが、長年小児科医療に携わってこられた。
それも、小児ガンや白血病という命に関わる病気の子ども達と向き合ってこられた。
この世に生を受けて、2年や5年でその命を閉じなければならなかった子ども達、どんなに手を尽くしても救えなかった命、そんな子ども達や家族と日々接してこられた中で、人を思いやる、身内でも他人でも、そんな当たり前のことをひしひしと感じたり、この世に産まれてきたと言うこと、その奇跡のようなことをもっと大事にしなければいけない、せっかくいただいた命を途中で切ったりしてはいけない、自分でも他人でも、それは理屈ではない、誰がなんと言おうとそういうものなのだ。も