細谷亮太のレビュー一覧

  • 今、伝えたい「いのちの言葉」

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    小児科医は本当に子ども好きで純粋な人が多い。自分より弱い人や困ってる人を助けるという感覚はとても大切ですね。

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    2013年02月02日
  • いつもいいことさがし

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    暮らしの手帖に連載された、小児がんを専門とする小児科医のエッセイ。文頭は「昭和を懐かしんで今の時代を憂う、年配の著者にありがちな子育ての本かと思ったら、日々、子どもたちの命をつなぐために格闘する小児科医としての思いが伝わり、胸が熱くなる。命がけの治療を受けて入院している幼い子の作文は何度読んでも涙が出る。「2時50分になるとエレベーターのまえでおかあさんをまちます。わたしは3時が一ばんすきでした。楽しみでした。6時が一ばんきらいでした。おかあさんがかえるからです。」現代の暮らしで忘れられてしまった子どもの思いや家族との関係をあらためて考えさせられる。

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    2012年11月11日
  • 今、伝えたい「いのちの言葉」

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    2010/08/06-08
    全国養護教諭サークルの講演でこの本を知り、購入。読み終わった瞬間、心が豊かになれた気がした。命は、大切にしなきゃいけない、伝えていく姿勢を忘れたくないなって思った。

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    2010年08月08日
  • 小児がん チーム医療とトータル・ケア

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    医師・看護師以外のコメディカル(&学生)にも分かりやすいと思う。
    診断から、治療終了後のこと・ターミナルのことetcまで、万遍なく書かれている。

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    2010年07月28日
  • きっと「大丈夫。」

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    当たり前の事だけど大切な事、生きる事へのヒントがたくさんありました。自然や四季を感じ愛でる気持ちで俳句に向かっているのがとても素敵だと思いました。
    娘も偉人伝が好きなのでシュバイツァーの話をしてみようと思います

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    2024年12月09日
  • 今、伝えたい「いのちの言葉」

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    ネタバレ

    細谷先生は、今は現役を退かれているが、長年小児科医療に携わってこられた。
    それも、小児ガンや白血病という命に関わる病気の子ども達と向き合ってこられた。
    この世に生を受けて、2年や5年でその命を閉じなければならなかった子ども達、どんなに手を尽くしても救えなかった命、そんな子ども達や家族と日々接してこられた中で、人を思いやる、身内でも他人でも、そんな当たり前のことをひしひしと感じたり、この世に産まれてきたと言うこと、その奇跡のようなことをもっと大事にしなければいけない、せっかくいただいた命を途中で切ったりしてはいけない、自分でも他人でも、それは理屈ではない、誰がなんと言おうとそういうものなのだ。も

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    2016年03月10日
  • いつもいいことさがし

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    以前仕事で細谷先生の講演を聴く機会があり、すっかりファンになってしまいました。聖路加病院の副院長です。

    小児科の先生が書かれたものなので、もちろん子供たちの辛い治療や別れのことも書かれていますが、そんなつらいお話ばかりではありません。
    優しさに溢れた本で、プラス先生の明るく真摯な態度に胸が熱くなり、元気をもらえます。

    他の方のレビューに、子を持つ親に読んで欲しいなどと書かれていますが、子がいなくても読んでほしい。
    社会全体で子を育てていこうという気持ちになれますから。

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    2015年10月21日
  • 医者が泣くということ 小児がん専門医のいのちをめぐる日記

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    ネタバレ

    【本の内容】
    小児がんの子どもたちと向き合って40年。

    聖路加国際病院小児科部長の著者は、朝暗いうちに車を走らせ病院へ。

    会議、診察、外来、患者家族とのミーティング、「がんの子供を守る会」他、様々な仕事が目白押し。

    でも、そんな超多忙の合間を縫って、俳句、スキー、お遍路の旅を愉しむことも―。

    初心を忘れず、かつ気負わず、医師として見事に生きる日々の記録、いのちをめぐる日記。

    [ 目次 ]
    文化の日
    凭られても
    聖樹据ゑて
    ふるさとの
    ひとつの雲
    子らが描く
    ずり落ちさうに
    もとどほり
    どつさり浅蜊
    生キ死ニのはなし
    飯饐える
    二百十日
    芋煮の火
    桂郎忌

    [ POP ]
    小児がんの専

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    2014年11月06日
  • 小児がん チーム医療とトータル・ケア

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    癌は家族の病気。
    子供の意思よりも親の意思が尊重されるような小児癌はさらに深刻だろう。
    内容的には癌とは何かというようなものから遺伝子にも話は及ぶ。
    分類は一般的な部位別とは違っており、全体的にヘビー。
    治療すれば治ると聞けば多分、どれだけ危険でも親は試したい。
    子供はどうなのだろうか。
    後遺症のことも考えるとさらに悩ましい。
    気合を入れて一読する価値あり。

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    2012年05月09日
  • 今、伝えたい「いのちの言葉」

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    幼くして命を終えなければならない子供達の、自らの運命を受け入れる姿と言葉に涙が出た。命ある限り、精一杯生きなければいけないとの思いを新たにした。

    後半は人生訓的な内容。

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    2023年05月30日
  • きっと「大丈夫。」

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    この本の言葉がうわっすべりしないのは、死をずーっとそばで見続けてきた実績によるものか。それを乗り越えてきた著者の言葉だから、きれいごとにきこえないのかなー。
    良い面ばかりじゃないからこそ、良い面を見ようということだろう。
    良い面を見る方をうまくなろうぜと提案してくれる・・・。

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    2016年07月26日
  • いい日にしよう、ね! いのちを見つめるドクターの“ほのぼの日記”

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    日記風エッセイ、「ゆうゆう」2008.4〜2011.3連載「いい日にしよう、ね!」聖路加国際病院副院長・小児科部長として。

    院内のお医者さんの写真はほんの一面でしかないことがわかる。世の中で、長く生きてきた人ならではの日々の関わり、つながり。

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    2014年11月01日
  • 今、伝えたい「いのちの言葉」

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    人生における教訓がいっぱい詰まっている。
    幼くして亡くなっていく者たちを見続けた著者だからこそ語れる生きるという意味が、心に響いた。たとえ短い命だろうが、どうやって生き、何を残したかということが重要なのだというのはもっともだ。
    豊かな時代に生き、ややもすると拝金主義になりがちであるが、人間としての根源をもう一度考えて暮さなければならないと感じた。「足るを知る」「感謝」・・・、日々の暮らしではついつい置き去りにしてしまうが、強く意識していこう。そして、我々よりもっともっと(物質的には)豊かな時代を生きる娘へきっちり教えていける大人になろうと思う。

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    2013年11月21日
  • いつもいいことさがし 小児科医がみた子どもたち

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    小児科医から見た、今の子供達とその保護者達。
    神経質になりすぎているのではないか、水面だけの感情で事を終わらせていないか。
    そんな話や、入院する子供に対して精いっぱいの事をしようとする親
    子供に全てを打ち明けるべきなのか、という話。

    読んで、確かに、と思う事も多々あります。
    ただ、その子が一人っ子ならいいですが、そうやって構う事が
    上や下の子の負担にならないか、とも思います。
    可哀想だから、と守りつくすのではなく
    本人の思った事を、やりたいと思った事を。
    けれど、夢は夢のままで…というのは
    確かに生きる希望、になるかと。

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    2012年04月09日
  • いつもいいことさがし 小児科医がみた子どもたち

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    有名なお医者様の著書だったので、命の大切さが前面に出てくる号泣本なのかと、想像していましたが、(もちろんそのようなお話もあったりしますが、)サラサラと人と人との関係の大切さや、人への思いやりなどが流れるように書かれていて、気持ちのいい本でした。

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    2011年07月04日
  • 今、伝えたい「いのちの言葉」

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    話がいろいろと飛んでいるような気がする(自分がパラパラと断続的に読んだせいかもしれない)けど、今いきている時間を精一杯生きることが大事ということはよくわかる。長くても短くてもその重みは変わらない人生。

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    2010年03月26日