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2021年本屋大賞第1位。待望の文庫化。 【文庫化特典 スペシャルストーリー】 町田そのこさんの書き下ろし小説付き 52ヘルツのクジラとは、他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く世界で一匹だけのクジラ。何も届かない、何も届けられない。そ のためこの世で一番孤独だと言われている。 自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれる少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる――。 〈解説〉内田剛
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「52ヘルツのクジラたち」
2024年3月1日公開 出演:杉咲花
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
『愛を注ぎ注がれるような、たったひとりの魂の番のようなひとときっと出会える』と期待し諦めながら誰にも聞こえない声で歌う52ヘルツのクジラ達の物語に涙し、最後には温かい余韻に心包まれました。
Posted by ブクログ
「不器用な若者の物語」という予感を抱いて読み始めた本作は、いい意味でその期待を裏切るものでした。描かれていたのは、あまりに苦しく、切実な痛み。文体そのものは柔らかく読みやすいのに、そこに含まれる言葉一つひとつが、鋭い刃物のように心に突き刺さってきました。 物語の序盤から中盤にかけては、まるで重苦...続きを読むしい曇り空の下をただ一人で歩き続けているような感覚だった。しかし、物語が後半へ向かうにつれ、その空は一気に晴れ渡り、鮮やかな青空が広がる。この劇的な転換に、私は強く心を掴まれました。 タイトルにある「52ヘルツのクジラ」とは、誰にも届かない声を上げ続ける孤独な魂の比喩なんですね。作中の人物たちが抱える「叫んでも誰にも聞き取ってもらえない」という孤は孤独は、私たちの日常のすぐ隣にも存在するのかもしれない。 読み終えたとき、胸にはじんわりとした悲しみが広がっていました。しかし不思議なことに、その悲しみはどこかへ消えていく。町田そのこさんの文章には、傷ついた心をそっと掬い上げ、溶かしてくれるような優しい力があるのだと思いました。
涙 読みやすくて出会えてよかった作品 大事な人たちの52ヘルツのクジラの声を聞き取れる人間になりたい そして聞き取ってもらえる自分にもなりたい
暗いと聞いていて、ずっと読めなかった。 しかし読んでみると確かにテーマは重いけど、人の感情が鮮明に描かれており、主人公はどこまでも前を向いて頑張って生きようとしていた。降ってくる困難にも、明るい友達や周りの人の協力とともに乗り越え、最適解を探す主人公にすごく背中を押された気分。 また全部を読み返した...続きを読むい。映画では大幅にはカットされている場面が多かったため、本で読んで全貌をもう一度見る方がいいと思った。
この本で初めて52ヘルツのクジラが存在していることを知りました。 結果は虐待されてた愛(いとし)は虐待してた母の母(叔母)の家に預けられた。主人公の女の子はその田舎に住み続けることが決まった。 アンさんは自殺した。アンさんはトランジェンダーだったけど、主人公のためを思って、主人公を愛人にした社長の息...続きを読む子に別れてくれと。しつこく言っていた。
「母親だって言うのなら、もうこの子を解放してやれ」。 そう。何度も何度も愛されることを願って、その度に絶望の底へと叩きつけられた私たちは、最後の最後は解放しか望まなくなるのだ。 貴瑚が52を救おうとしたのは、そのことで少しは自分が救われるかもしれないと思ったからなんじゃないかな。 「いい話」と思...続きを読むったら本屋大賞受賞作。どうりで。 何度も読み返そうと思います。 その回数を重ねた分だけ、私の欠けた部分が満たされる気がするから。
貴瑚と愛のこれまでに心を傷めたけど、 声なき声を拾ってくれるアンさんや美晴がいて本当によかった。現実の世界でも近しい境遇の子達が、52ヘルツのクジラの鳴き声を聴いてくれる人に出会ってほしいと心から思う。 暗く哀しい題材だけど、それ以上に前向きな気持ちにさせてくれる終わり方がいい。 そして1ページ目...続きを読むで印象最悪だった村中が、ページを進めるごとにいい男だとわかるのも面白い。笑 貴瑚ちゃん、村中結構いいと思うよ?♡
2021年本屋大賞、2024年映画化の超絶傑作。 毒親に育てられ東京から九州へ引っ越した主人公・貴瑚(きこ)が、かつて自分を家族から救ってくれた友人・あんさんとの回想シーンと、逆に貴瑚が親から虐待されている少年を助けるために奔走する日々を交互に重ねながら話が進んでいく。 回想シーンでも現実でも貴...続きを読む瑚と一緒に笑い、励まし、泣いてくれる親友の美晴(みはる)の存在もとても素敵でした。回想シーンの多くが、美晴との会話で、現実に戻ったときに美晴が泣きながら抱きしめてくれるのが温かい。 言葉が話せなくなった少年が貴瑚の名前を叫ぶシーンは泣ける。初めて美晴と言ったとき、美晴は泣いたとさらっと書いてあるけれども、もっと泣ける。 虐待、ネグレクト、ヤングケアラー、トランスジェンダーと言った重いテーマを幕の内弁当のように詰め込んであって、ちょっとミチミチなところはあるかも。全体としてはかなり悲しい話なんですが、とてもやさしい登場人物もたくさん出て来て、貴瑚と少年を次々に助けてくれて、その人たちに救われます。 最後がしっかりとハッピーエンドで終わってくれて良かったな〜。僕の中では、今年一番かもしれません。映画、観ます。
読み終えて、泣いていることに気付きました。言葉がどれも綺麗で、読み進めるのがもったいないと思うくらいでした。
愛とは私が想像しているより遥かに色々な形があるし深くて重いと感じた 簡単なことじゃないんだな みんなが幸せに生きていけますように
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52ヘルツのクジラたち【特典付き】
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町田そのこ
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