【感想・ネタバレ】52ヘルツのクジラたち【特典付き】のレビュー

あらすじ

2021年本屋大賞第1位。待望の文庫化。

【文庫化特典 スペシャルストーリー】
町田そのこさんの書き下ろし小説付き

52ヘルツのクジラとは、他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く世界で一匹だけのクジラ。何も届かない、何も届けられない。そ
のためこの世で一番孤独だと言われている。
自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれる少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる――。
〈解説〉内田剛

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

主人公、キナコの現在から話が始まるが、この第一章で出会う得体のしれない52(愛)を「中学生くらいの女の子と推察される」との表現や、アンさん、アンさんって言ってるけど何者だよ?と想像させる記述が後に布線としてきいてくる。

キナコの幼いころ受けた虐待や家庭環境の話が進むにつれて、現在の話と過去の話が入り乱れながら、核心に迫っていくストーリーが読んでいて、次の章も早く読みたい!と思わせる素晴らしい本であった。

親友の美晴の職場先の同僚アンさんがキナコと出会いキナコを救い出し、最果ての地で出会う村中を巻き込みながら、ジェンダー問題や幼児虐待問題をテーマに第一章を裏切るストーリーが展開する。

テレビドラマをみているかのような、次週が気になる〜って思わせる、一気に読み進められる本当に面白い本でした。

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2026年10月11日

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キナコの壮絶な過去、届かぬ声を聴き、救ってくれたアンさん。しかし、アンさんの届かぬSOSに気づくことはなかった。土地を変え、九州へ。そこで出会う愛(52)。次はこの子を救うと同時に、自分も救われていた。届かぬ声に耳を傾けること、気にかけよう。

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2026年10月10日

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主人公が辛い過去と向き合い、乗り越えて成長していく姿に涙無しでは読めない素晴らしい小説でした。
「52ヘルツのクジラたち」というタイトルがこれ以上ないくらいマッチしています。

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2026年10月09日

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ネタバレ

めっちゃ切ない。読み終わってから、チャッピーとアンさんについて語り合った。愛があまりにも大きすぎて、アンさんは自分の秘密を打ち明けることができなかった。アンさんにキナコ以外の居場所がなかったから、キナコに万が一拒絶されてしまえば、自分が崩壊するほどにキナコを愛していたから、次第に追い詰められていった。キナコへの愛と、キナコから拒絶される恐怖、キナコを手に入れたいという欲望がアンさんを追い詰めてしまう。自分がアンさんの立場だったらどうしただろうと思ってもたぶんどうもできなくて、アンさんと同じようになってしまうのかもしれない。アンさんについて考えると胸が痛くなる。

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2026年10月08日

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AIが私に合う本と紹介してくれたので、久しぶりに紙の本を買って読んだ。最初から終わりまでスムーズに読めた。愛着問題を抱えている人にはわかりやすい描写が多い。
「魂の番」なんて大それた物はない。裏切られた経験がある人なら幻想は持たない。期待しない。
自分も「ソールメイト」なんて言われて信じてたら他の人にも似たようなことを言われていた。言葉が気持ちよりも軽い人はリアルに多い。傷を抱えてる人間は何度でも同じ傷を抉られる。「あ〜またか」そんな感覚を何度も繰り返してきた人に読んで欲しい。
大袈裟ではなくて、、自分の努力では人生は好転しないと諦めている人、孤独で眠れない夜を過ごしてる人、誰にも理解してもらえないと愛情に枯渇してる人、「あ〜本だけは私の友達だ」と思える。

この本は買って所有することを勧める。

大丈夫、誰もいなくなっても「キナコ」が心の中に居るから。今日から「キナコ」をイマジナリーフレンドにしよう!

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2026年10月06日

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孤独な人の声に耳を傾けてあげられるような存在になりたいと思った。この本のタイトルの意味がわかった時感動した。

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2026年10月05日

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ネタバレ

つらい部分が多かったけど、救われて本当に良かった
後日談はなくても2年後間違いなく2人は一緒に居るだろうなと思えた

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2026年10月05日

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◎
気になってた本
読みやすくてでも深い物語
アンさん、辛すぎる
生きる勇気をくれる本
手にしてよかった

「この52ヘルツのクジラの鳴き声は、あまりに高音で、他のクジラたちには聴こえない。だから、世界で一番孤独なクジラって言われてるんだー」

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2026年09月30日

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虐待とか育児放棄の物語で、正直めちゃくちゃ辛かったです。あまりに酷くて、何度も目を背けたくなりました。それなのに、ページをめくる手がどうしても止まらなくて、一気に読んでしまいました。

世界で一番孤独だと言われる「52ヘルツのクジラ」。誰にも届かない声で鳴き続けるその姿は、キナコやムシが抱える孤独そのもの。届かない「助けて」という声、そしてそれに耳を澄まして「聴く」声。真っ暗な絶望のなかにいる彼らも、アンさんや美晴といった大切な人たちと出会うことで、凍りついた心が少しずつ溶けていきます。

支えている側も、実は相手に支えられているんだな。誰かを助けたい、守りたいっていう必死な気持ちが結果的に自分自身を強くして、自立させていく。人間って一人じゃ生きられないし、お互いを必要とし合っている姿に、ぎゅっと胸を掴まれました。人との出会いによって、何度でも変われるし、強くなれる。

読み終わったあと、広大な海を泳ぐ美しいクジラの姿が思い浮かびます。それは寂しい姿じゃなくて、これからはじまる希望の姿にみえました。痛みの先に優しい光を感じられるような、余韻が残る美しい名作です。

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2026年09月29日

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「夜明けのはざま」を機に町田そのこ先生を知り本書を読んだ珍しいタイプの人間です。
感じたことは多分他の皆さんとさほど変わらないと思います。
只々町田そのこ先生に感謝を伝えたい。
こんな素晴らしい作品を生み出してくれてありがとうと。
いい本は後世へ語り継がれていくものだと思います。この作品はその最たる例だと思います。
いつか自分の息子へ手渡したい一冊となりました。

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2026年09月29日

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さすが本屋大賞に相応しい作品だった。内容が気になってスルスル読めた。苦しい内容もあったけれど主人公がなんとか生き抜いていくのが良かった。みんな幸せになってほしい。

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2026年09月29日

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全編読み終わってはじめてタイトルの意味がじわ~って心に染みてきました。こういう本好きです。人にススメたくなる本です。
物語に出てくる人物だけが特別なわけじゃなく、誰しもがその人なりの背景から生まれた52ヘルツの声を聴いてほしいと思っているんじゃないでしょうか。
他人なんかどうでもいい、自分さえ良ければいいと考える人が多い世の中にあって、声を聴いてくれる存在がどれほどありがたいことか考えさせられました。
妻にもっと感謝しますm(__)m

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2026年09月28日

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通勤時に読んでいましたが、中盤あたりから、とてもじゃないけど人前で読むことはできなくなりました。人間の感情の奥深さや、声なき声を救いあげる難しさ、人の温かさ、色々な学びがあると思います。地域の繋がりが薄れ、自分がよければそれでいいと考える人が多くなった令和のこの世の中。日本人みんなに読んでほしい、そして少しでも優しい世界になってほしいです。読み終えて...最高のタイトルだな...と思いました。

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2026年09月27日

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ネタバレ

辛くて苦しい話もあるけど、それ以上にじんわりと心があったまるような話だった( ; ; )題名に乗せられた深い想いに気付いた時、ものすごく感動した(゚´Д`゚)゚。

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2026年09月26日

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ネタバレ

読み始めは現実でも雨が続く日、リンクしていた。
読みやすい本の一覧から見て読みました。一気読みして夜更かししてしまった。現代の孤独だと感じている人に届いて欲しい。怖いシーンがあったり人が亡くなることが多いけど、でもこれも人間いつか抱える悲しみのひとつかもしれないと思って見て欲しい。何度も目頭が熱くなった。

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2026年09月22日

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ネタバレ

読み終わるとすごく温かく優しい気持ちになれた。心が癒された。一方で、読んでいるとしんどくなる場面も多かった。そこまで読者の心に寄り添った作品なのだと感動した。きっと耳を済ませると52ヘルツのクジラたちはたくさんいるんだろうなと思った。声を届けられる人より、届けたい声を届けられない人の方が多いのかもしれない。そんな人たちの声を受け止めれる人になりたい。人の痛みとか苦しみに、小さな助けてを気付ける人になりたい。

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2026年10月12日

購入済み

『愛を注ぎ注がれるような、たったひとりの魂の番のようなひとときっと出会える』と期待し諦めながら誰にも聞こえない声で歌う52ヘルツのクジラ達の物語に涙し、最後には温かい余韻に心包まれました。

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2026年07月08日

Posted by ブクログ

★4.6
何度も胸を締め付けられて、心揺さぶられた。
途中からはまさにページをめくる手が止まらない
といった感じで、文字で読んでいたけど
ずっと頭には映像が浮かび続け、映画を観ている
ような感覚で、止まらず夢中で読破した。

悲しさや、辛い思いの経験があるからこそ
人の悲しみや辛さに気付けるし、
人の優しさを受け取った分だけ
人に優しくいたいと思えるのだと、改めて思った。

この本は今後また何度も読むと思う。
大切にしたい本になった。

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2026年10月05日

購入済み

星99

まじでいい話 以上

#切ない #深い

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2025年10月30日

て

購入済み

遠い土地のとても近い話

物語はとても遠くの、主人公を誰も知らない土地というような印象で始まります。それなのに話の中では読者のどこか心の近くをくすぐっていくような、、高さと遠さを同時に感じる作品です。

#泣ける #感動する #ドキドキハラハラ

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2025年05月08日

QM

購入済み

最高

どうしようもなく悲しくなる部分もあったけど、最後はほっこり温かくなるお話だった。誰にも聞こえないような声で助けを求めているときに手を差し伸べてくれる人がいたらどれほど救われるだろう。なにが自分をどん底から引き揚げてくれるきっかけになるか分からない。自分もどこかの「クジラ」に気づけるような人になりたい。

#泣ける #感動する #ドキドキハラハラ

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2024年05月24日

購入済み

生きることについて

生きることについて考えさせられた。
精神的にくる描写もあったがそれぞれがヒントになっていて
最終的には話が繋がる感じがとても良かった。

#深い

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2024年05月06日

ネタバレ 購入済み

魂が涙した

本屋大賞受賞時に読もうと思ったのに、このタイミングになってしまった作品。
こんなに痛くて切ない内容だったとは…
人を助ける、人の役に立つってなんて大変なことなのかに気づかされ、自分の甘さを思い知る。
「魂の番」に私は逢えているのだろうか…

#泣ける #共感する

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2024年04月25日

ネタバレ 購入済み

何度も読み返したい

いつまでも幸せでいて欲しい。寂しくなったときには私を思い出して、思いを叫んで欲しい。
与えられる人から与える人への変遷。誰かから守られることを、何かを与えられることを欲してきた結果、悲しい過去を経験した主人公はある1人の子供と出会うことで、少しずつ気持ちに変化が。
最後の場面で、守っていくのだと思っていた人から守られる場面は、人と人が支え合うその姿を表しているものかと。
何度も読み返したい、名作。

#泣ける

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2024年03月16日

購入済み

善心&カネとコネどちらも大事

●児童虐待といった深刻な問題を、暗く沈むことなく軽やかに描きなら、淀みなく大団円に突き進む。心穏やかに読み耽った。●さて、誰かが助けを求めて声を上げた時、誰かに優しく受け止めて貰えるのか。個人的体験では、職場のパワハラも介護のトラブルも、声を上げたところで、かえって傷つくことばかり多かった気がするのだが。●大方の見方は、自分を救うにも、他人を救うにも、カネとコネが不可欠というものではないか。おとぎ話に触れて心を豊かにし善心を高めることも大事だが、カネとコネの獲得に向けた日々の辛い努力も重要だ。要自戒。

#エモい

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2024年03月13日

匿名

購入済み

最初は普通の恋愛小説なのかな?と読んでいたけれど
すごーく深い話しだった。
立ち直れないようなどん底で生きていた女性
だけど優しく手を差し伸べてくれる人がいる。
後悔しないように優しい人達を大事にしたい、キナコとみはるのように優しい人にもなりたい。

#泣ける #切ない #タメになる

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2023年09月04日

誰かの声を拾える人になりたい

世界でたった一頭だけ52ヘルツの高い声で歌うクジラがいる

たとえ群れが近くにあっても他のクジラたちには聞こえない

でもどこかに自分の声が届いているはずだと信じて歌い続ける

この作品の登場人物たちだけでない

私たちもみなどこかの誰かに届いているはずと信じて自分だけの周波数で日々歌っているのだ

そして人生で数回だけの貴重な出会い
魂のつがいに出会う瞬間があるのだろう

私は身近な人たちが出しているシグナルをどれほど見逃しているだろうか

52ヘルツのクジラ
他でもない、自分のことだった

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2023年09月03日

購入済み

優しいお話

すごーく良いです。
友達にも勧めまくってます。
なんで、こんなに優しいの?
辛いことにあった人ほど 優しくなれるって ほんとにそうだと思う。
私も時々 52Hzの思いを奏でています。
みんな、そうだよね。
そんな52Hz仲間に読んで欲しい本です。

#泣ける #切ない

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2023年08月31日

購入済み

現代社会問題を反映

現代社会問題を反映した物語です。次次の展開がハラハラさせられます。また現実と空想のつながりのとても面白い表現に惹きつけられます。

#感動する #深い

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2023年07月08日

匿名

購入済み

2人が出会えて良かった

久しぶりにこんなに泣いた。2人が出会えて本当に良かった。私も過去に聴けなかった声を聴いてあげられる人になりたいし、見つけてもらえなかった声を聴いてくれる人に出会いたい。

#泣ける #感動する

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2023年06月24日

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内容的にはとても辛く、こんな境遇の人がいるのか、、いるのだろうと思い何度も胸が痛くなった。
色々な経験を詰んだキナコが強くなっていったことが物語に出てくる仲間の見つからなかった人達に対するの救いとなっていて良かった。

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2026年10月09日

Posted by ブクログ

★4.4
キナコ・アンさん・愛の過去、境遇に胸が締め付けられながら読みました。
辛い過去を乗り越えながら、自身と似た境遇の愛を守りたいと必死にもがくキナコの姿に胸を打たれました。
キナコや愛の様な環境で育つ人も実際にいる訳で、いかに自分が幸せな環境で育ってきたか、愛情を受けて育ってきた事に改めて感謝しました。
キナコが52から愛と呼び方を変えた時、キナコの愛を思う気持ち、守りたいと本気で思った覚悟を感じたシーンがすごく印象的でした。

52ヘルツのクジラたち
切なさ、愛情の大切さ、本気の思い・気持ちから湧き出る行動力・力強さ。
一冊の物語の中で色んな事を感じさせてくれる作品でした。
おすすめです。

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2026年10月08日

Posted by ブクログ

一気に読んでしまった。
愛されることを諦めて、孤独に慣れてしまっている。でも、どこかで誰かを求めてる。そんな2人が近づきすぎず、でも確かに隣にいるそんな距離感がとても現実的だった。
貴瑚の行動や言動が愛にとって傲慢さにならないのは、同じ辛さを知っているからこそ適切な距離感が保たれていたからだと思う。
それに比べて、美晴は容赦なく踏み込んでいく。でもだからこそ伝わる美晴の素直な思いに心を動かされている貴瑚がいたのだと思う。
愛情とは何かを考えさせられる物語だった。

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2026年10月03日

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書店で目に入って購入。
保護した子の親ともっと揉めたりする話とかをイメージしていたが、主人公の過去や内面的なお話が多く、テンポ良く読み進めることができました。主人公のお友達も素敵でした。

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2026年10月01日

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あまり期待していなかったところ、思いのほか、スルスルと読める文章表現で驚いた。装丁が細かくてきれいだけど、我の強さも感じる装丁なので正直もったいないと思う。
それぞれにあまりよろしくない家庭育ちの子達が出てきて、おそらくはそれはそれはひどいものなんだけど、それもスルスル読める文章で書かれているのでさほど衝撃を受けずに済んだ。
そのことが年齢によるギャップなのかなんなのか、と考えさせられる一冊だったなと思う。
よくある題材と言えばよくある題材だし、落ち方も何ともきれいで悪く言えば味気ないんだけど、全体的に瑞々しさ、フレッシュさ、果実のようなかわいらしさとコミカルさがあり、読んでも気分の悪さが残らない、むしろよい気分で読み終えることができる作品だった。

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2026年09月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この子からは自分と同じ匂いがする 親から愛情を注がれてない 孤独の匂い この匂いが 彼から言葉を奪っているのではないかと思う この匂いはとても厄介だ どれだけ丁寧に洗っても消えない 孤独の臭いを肌でも肉でもなく 心に染みつくものなのだ

すごく重たかった。
虐待に関する本なんて読んだこと無かったから、全ての展開に驚いて、怖くて、悲しくなった。
私はこれに覚えがないということがどんなに幸せなことなんだろう。

アンさんの死を打ち明けるシーンは重たくてなかなか読み進められなかった。
そして主税(ちから)の強さ、いかつさ、頼りになる感じがほんの少しだけこへくんに重なってしまった。
こんなに傲慢ではないけど、一度決めたら曲げないところとかが思い当たるのかな。
でも、すぐにあれは良くなかった、ごめんねって謝れるこへくんだから違うなとも思った。

海の見える古民家ってワード、すごくいい。
街並みの表現もすがすがしかった。大分、いつか行ってみたい。

村中なのか、愛(いとし/57)なのか。魂の番は誰なんだろうね、キナコ。

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2026年09月29日

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明るく振る舞っていても、心の中は誰にも見えない。だって見られないように必死だから。
うまくできるとは思わないけど、傷ついた人のそばにいて、寄り添える人でありたいと思った本。

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2026年09月27日

Posted by ブクログ

自由丁で交換してもらった本!
誰かを助けることで自分が助けられている、みんな支え合って生きていると実感できる
助けたい、助けて欲しい、頼って欲しい様々な声が聞こえる本

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2026年09月27日

Posted by ブクログ

他の仲間たちと違う52ヘルツの周波数で歌っているクジラがいることを初めて知った
その子達は他の仲間とコミュニケーション取りたくても、届かないんだね

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2026年09月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あらすじがぼっち気質の私にぶっ刺さり、読む前から楽しみな一冊だった。

「孤独を求める」と「温もりが欲しい」という思いは両立する。
主人公・貴瑚が猫を飼おうかと考えたり、52(愛)に愛おしさを感じる描写にものすごく共感してしまった。

52ヘルツのクジラは誰にも声が届かない孤独な人の象徴だけではなく、虐待で孤立している子供など様々な社会問題に絡めて語られている。
貴瑚や52(愛)の声が届いた時は自分のことのように嬉しかったし、やがて貰う側から与える側へと変化していくストーリーも美しく着地も完璧だった。

星を一つ減らしたのは、重い社会問題を取り扱う物語は良い人が多すぎても悪い人が多すぎても違和感や読み心地の悪さが生まれるのだが、本作は若干良い人に寄っていたのが原因である。
ただ悪人に同情の余地が全くなく、中途半端に改心しなかったのは私好みだ。
現代はストレス社会・タイパ社会なので、良い人多め、わかりやすいキャラ付けが好まれるのかもしれない。

心の琴線に触れる楽しい読書だった。
私も誰かに声を聴いてもらえないか、ネットの海に駄文を流し続ける毎日である。

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2026年10月11日

ネタバレ 購入済み

しんどすぎる。。。でも

主人公の虐待シーンや、どん底に堕ちていくが読んでいて本当に辛く、「そっちはだめだー!」と叫び出しそうになってしまった。胸が圧迫されて息ができない、そんな感じに似ている。
救いの手は差し伸べられているのに、沼の深くまではまっている人はその手に捕まることを躊躇する、振り払う。その手に捕まること、幸せになることは簡単なのに、その権利がないのではと思ってしまう。読んでいてとても辛かった。
でも不幸な呪縛から段階的に解放されていく主人公に、読後いつのまにか自分も不幸から解放されていたことに気づいた。

#癒やされる #泣ける #ドロドロ

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2025年03月22日

購入済み

良書

魂の番とクジラの声
一貫した作品の骨はとても良かった。
ただ結末に向かって走りすぎた感は否めず、それだけに予定調和を感じる結果になってしまった。
その部分で星一つ減らしたが、現代社会の問題をうつした力作であることは間違いないと思う。

#切ない #感動する #深い

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2023年11月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「誰にも届かない声を聞く」というテーマで、傷ついた者同士がつながり、互いを救っていく物語。

物語のテーマはとても素敵だと感じた。
現実世界でも、孤独や苦しみを抱えた人の声に気づき、手を差し伸べてくれる人がいてほしいと、心から思う。

ただ、物語としては少し自分には合わなかった。

主人公たちを傷つける人物があまりにも分かりやすい悪人として描かれ、読者の同情を誘ったり、感動的な展開を作ったりするための役割を与えられているように感じた。その一方で、主人公たちには救いの手が次々と差し伸べられていく。そんな展開が続くうちに、ご都合主義のように感じてしまった。

また、「誰にも届かない声を聞く」というテーマであるならば、52を虐待した琴美も、愛に飢え、誰かに自分の声を聞いてほしかった人なのではないか。娘に去られ、認知症を患った品城会長も、助けや支えを必要としていたのではないか。

もちろん、彼らの行為が許されるわけではない。ただ、主人公たちの声には耳を傾ける一方で、彼らの苦しみや孤独には、どこまで目が向けられていたのだろう。

テーマには共感できたし、心を動かされる部分もあった。だからこそ、主人公たちだけでなく、彼女たちを傷つけた人たちの声にも耳を傾ける物語であってほしかった。

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2026年10月09日

Posted by ブクログ

基本的に心情描写とセリフで物語が進むためテンポ良く、ストレートに感情が入ってくる。悲惨な境遇にありながらも、人との関わり合いの中で自分の生を取り戻していく貴湖の姿に勇気づけられた。
一方で、終盤に入ると途端に登場人物や物事が単純化されたように感じた。悪い人たちは舞台から退場させて良い人だけで幸せに生きていく未来。アメリカのヒーロー映画のようで、ハッピーエンドだけど、もやもやが残る話だった。

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2026年10月06日

Posted by ブクログ

今の自分には共感できなかったことが多かった。
世の中にはこんなに残酷な環境で育ち、悲しいひとがいるのかと深く心に残った。

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2026年09月26日

購入済み

うーん

かなり人気作だったので期待して読みました
私にはあまりささらず、、
私の環境が出てくる登場人物たちとかなり違うからなのかなと思いました

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2026年09月19日

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