【感想・ネタバレ】52ヘルツのクジラたち【特典付き】のレビュー

あらすじ

2021年本屋大賞第1位。待望の文庫化。

【文庫化特典 スペシャルストーリー】
町田そのこさんの書き下ろし小説付き

52ヘルツのクジラとは、他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く世界で一匹だけのクジラ。何も届かない、何も届けられない。そ
のためこの世で一番孤独だと言われている。
自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれる少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる――。
〈解説〉内田剛

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

オーディオブックで、聴いた。
ずっと密かに気になっていた本だった。
途中、何度となく苦しい場面があったけれど、物語が願っていた方へ向かってくれて、心から良かった、と思った。

0
2026年11月01日

Posted by ブクログ

誰かを徹底的に嫌いになれれば楽なんだけどなあ…
行為そのものは絶対に許されないんだけど、境遇が描かれると何も言えねえです。

誰かの声にならない叫びって、いつだって聞き取れるだけの状態では居られない。
心身ともに健康でいられるように頑張ろう。

0
2026年11月01日

Posted by ブクログ

すごくいい話だけど、内容が重く、読むのは滅茶苦茶しんどかった。でもとても好きな本になった。
本屋大賞にはハズレがなくていい

0
2026年11月01日

Posted by ブクログ

“ひとというのは最初こそ貰う側やけんど、いずれは与える側にならないかん。”

与える側になれてるかな。
大切な人の声を、逃さないように。聞こえるように。52Hzのクジラの声を聞けるような、いろんな周波数を拾える人になりたい。

0
2026年10月30日

Posted by ブクログ

4.6

深い辛さと愛情を感じる作品で素晴らしかった。

キナコと52の辛い過去、アンさんの心のうちが深く刺さり辛い。

そんな3人が52Hzで繋ぐ声を互いに聴き合って助け合っていく様子に涙する作品。

とても素晴らしかったです。
ただ、辛い部分は苦手でこの評価。

0
2026年10月25日

Posted by ブクログ

あらすじ:過去に深い傷を負い、海辺の町へ移り住んだ貴瑚。そこで出会ったのは、母親から虐待を受け、声を失った少年だった。かつて孤独の中で誰かに救われた貴瑚は、少年の境遇に自らを重ね、彼の声に耳を傾けようとする。誰にも届かない声を抱えた人々が、互いの存在を通して生きる意味を見いだしていく物語。

感想:これほどまでに、タイトルが物語の本質を美しく表現した作品があるだろうか。誰にも届かない52ヘルツの声。それは決して、虐待や孤独に苦しむ特定の誰かだけのものではない。本作が描くのは、救う者と救われる者の境界がいかに曖昧であるかという、人間の複雑さだ。
その象徴ともいえるのがアンさんの存在である。貴瑚を絶望から救い出した彼女は、常に穏やかで、他者の痛みに寄り添える人物として描かれる。しかし、その内側にある苦しみは容易には見えてこない。彼女の死があらかじめ示されている構成も巧みで、結末への驚きではなく、彼女の優しさを知るほどに、その孤独の深さを考えずにはいられなくなる。誰かを救えることは、その人自身が救われていることを意味しない。彼女の胸中をすべて理解することはできないからこそ、その事実が重く残る。
そして物語の終盤、かつて声を聞いてもらう側だった貴瑚が、今度は少年の声に耳を傾ける。しかし、彼女自身の傷が消えたわけではない。人は誰かを救いながら、同時に自分も救いを求めている。救う側か、救われる側か。そんな単純な二分法では語れない人間の姿が、タイトルの意味と最後まで見事に重なっていた。自分の苦しみに囚われ、身近な誰かの声を聞き逃してはいないだろうか。読み終えた今、そんな問いが静かに残る。受け取った優しさを次の誰かへつなぎたいと思わせてくれる、忘れがたい一冊だった。

町田そのこ

0
2026年10月25日

Posted by ブクログ

最後の方までずーっと辛い話。

主人公自信が虐待を受けていて、そこを逃げだして人間らしい生活を取り戻しつつある時に、また悲しい出来事がおこり。

そんな中で出会った1人の喋れない男の子。
身体には沢山の痣。

52ヘルツで鳴くクジラがいる。
ほかのクジラとは音域が違うため、群れを見つけることができず、自分の声も届かない。

魂のツガイを見つけることができて良かった。

0
2026年10月24日

Posted by ブクログ

本当に、大好きな作品
心の支えのような本
町田さんの作品を読んだのはこれが初めてだったけど、なんて優しい文章を書く人なんだろうと思ったし、読み終えたあと、映画を見たあとのような気持ちになった。
小説だからといって夢物語みたいな、あったらいいなの話ではなくて、きちんと現実的に、でも希望はある終わり方で好きだった。

0
2026年10月24日

Posted by ブクログ

ずっと気になっていてやっと読めた作品。やっぱり町田そのこさんの作品はジーンとくる。境遇が辛すぎたけど、その中でも頑張って生きようとする2人の姿に感動した。

0
2026年10月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

話題になっていた作品だと軽い気持ちで購入。あらすじからこれはやばいぞつらくなるぞとドM心をくすぐられ案の定メンタルが崩壊しながら一気読みしてしまった。ところどころ海であったり雨、水の描写がある生活。序盤は雨であったり急激に広がる噂話、建前というハリボテで登場人物の想いは覆われてしまい、はっきりとしない。主人公のキナコと虐待されムシ、もとい52との出会い、生活で心に傷を負ったもの同士、声をあげているけど誰にも届かない。52ヘルツのクジラの声という表現には恐れ入った。キナコと一年暮してたクジラの声のプレーヤーを渡してくれた女の子のことも気になる。世の中には声を上げてもあげられない、助けが欲しくても誰も助けてはくれないという状況というのが残念なことに存在する。こういう言葉を使うのは好きではないがいわゆる弱者と呼ばれる人の話。環境が弱者にさせてしまっているのはわかっている。自分が恵まれた環境で生きてきたことを痛感する。その弱者、助けを求める声を聞くことができたのもまた弱者であり、普通というカテゴリーに入ることができなかった人。やっぱり弱さというか、困難であったり辛さを経験した人でしか救えないものもある。そんな救いを求める声になんでもいいから力になりたい、助けてあげたいと、君たちの声を聞くことができるようになりたい、そんな気持ちにさせてくれる本書にとても感謝している。日々、自分のことで普通に生きるのが精一杯であるが、そういうことを考えて行動できるようになりたいと思える人間なんだ私はと気づかせてくれてありがとう。
とりあえず、とても感動して涙がぶわっーて溢れてしまったので明日の仕事は目を腫らしながら頑張ります。気合い。

0
2026年10月23日

Posted by ブクログ

魂の番に出会うまで。

悲しい。つらい。心が苦しくなる。だけど人生の全てがそうあるわけではない。自分を知ること人を知ること。声を聞いてもらえること聞くこと。

キナコと愛がまた暮らせる日を想像しながら読み終わった。

0
2026年10月21日

Posted by ブクログ

凄く苦しいけれど、それ以上に美しい。そんな作品だった。

人は他者との関わりや温もりによって救われ、新たな自分を見つけていくことができる。その過程を登場人物たちとともに追体験することで、心の奥底にある感情を強く揺さぶられた。

物語を読み進めるうちに、自然と自分自身の人生にも重ね合わせていた。人との出会いがどれほど人生を変えるのか、誰かに理解され、寄り添ってもらえることがどれほど尊いのかを改めて実感した。

キコとイトシが出会えたことはもちろん、二人の周囲に温かく手を差し伸べてくれる人たちがいてくれたことが、本当に嬉しかった。

どれほど深い孤独や苦しみを抱えていても、自分の声を聴いてくれる誰かがいる。それだけで、人はもう一度前を向けるのかもしれない。

自分もこれからの人生で、人との出会いや繋がりを大切にしていきたい。

ただ感動するだけでは終わらず、自分自身の生き方にまで目を向けさせてくれる、心に深く刻まれる一冊だった。

0
2026年10月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分の経験と重なる部分があり(愛人経験とかはないけど)、今まで読んできた本の中でトップレベルでしんどかったかもしれない。
それぞれに少し希望が見えたところで終わったけれど、キナコとイトシは今後も苦しむことがたくさんあると思う。呪いは簡単には解けない。
それでもこの街で2人で幸せに暮らす未来が必ず訪れてほしい。

0
2026年10月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

キナコと52が育ってきた環境の描写は胸が痛くなるものがあった。
それぞれ虐待を受けてきたけれど、キナコにはアンさんや美晴が、52にはキナコがいてくれて良かったと思う。

できることならアンさんとキナコが結ばれて欲しかったけど、アンさんは多分、ずっとキナコの心の中で生き続けていくはず。

最後にはみんなが希望に向かって前を向いて歩き出す、素敵な作品だった。

0
2026年10月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

きこの生い立ちが壮絶すぎて大号泣
安さんの優しさと、亡くなった絶望で大号泣
愛が名前を呼んだところで大号泣
読書で久しぶりに涙活できた。幸せ
私も届かない声に耳を傾けて聴くことのできる魂の番になりたいと思った。

0
2026年10月14日

Posted by ブクログ

何かに夢中になると、大切な人の声が聞こえなくなってしまうことがある。だからこそ、何かに没頭している時ほど、信頼する人の言葉に耳を傾け、後悔しない選択をしたい。

自分が誰かから受け取った優しさを、今度は違う形で愛に返していくキナコの姿に心を動かされた。私も、人からもらった優しさを忘れず、それを誰かに返していける人でありたいと思った。

0
2026年10月19日

購入済み

『愛を注ぎ注がれるような、たったひとりの魂の番のようなひとときっと出会える』と期待し諦めながら誰にも聞こえない声で歌う52ヘルツのクジラ達の物語に涙し、最後には温かい余韻に心包まれました。

0
2026年07月08日

購入済み

星99

まじでいい話 以上

#切ない #深い

0
2025年10月30日

て

購入済み

遠い土地のとても近い話

物語はとても遠くの、主人公を誰も知らない土地というような印象で始まります。それなのに話の中では読者のどこか心の近くをくすぐっていくような、、高さと遠さを同時に感じる作品です。

#泣ける #感動する #ドキドキハラハラ

0
2025年05月08日

QM

購入済み

最高

どうしようもなく悲しくなる部分もあったけど、最後はほっこり温かくなるお話だった。誰にも聞こえないような声で助けを求めているときに手を差し伸べてくれる人がいたらどれほど救われるだろう。なにが自分をどん底から引き揚げてくれるきっかけになるか分からない。自分もどこかの「クジラ」に気づけるような人になりたい。

#泣ける #感動する #ドキドキハラハラ

0
2024年05月24日

購入済み

生きることについて

生きることについて考えさせられた。
精神的にくる描写もあったがそれぞれがヒントになっていて
最終的には話が繋がる感じがとても良かった。

#深い

0
2024年05月06日

ネタバレ 購入済み

魂が涙した

本屋大賞受賞時に読もうと思ったのに、このタイミングになってしまった作品。
こんなに痛くて切ない内容だったとは…
人を助ける、人の役に立つってなんて大変なことなのかに気づかされ、自分の甘さを思い知る。
「魂の番」に私は逢えているのだろうか…

#泣ける #共感する

0
2024年04月25日

ネタバレ 購入済み

何度も読み返したい

いつまでも幸せでいて欲しい。寂しくなったときには私を思い出して、思いを叫んで欲しい。
与えられる人から与える人への変遷。誰かから守られることを、何かを与えられることを欲してきた結果、悲しい過去を経験した主人公はある1人の子供と出会うことで、少しずつ気持ちに変化が。
最後の場面で、守っていくのだと思っていた人から守られる場面は、人と人が支え合うその姿を表しているものかと。
何度も読み返したい、名作。

#泣ける

0
2024年03月16日

購入済み

善心&カネとコネどちらも大事

●児童虐待といった深刻な問題を、暗く沈むことなく軽やかに描きなら、淀みなく大団円に突き進む。心穏やかに読み耽った。●さて、誰かが助けを求めて声を上げた時、誰かに優しく受け止めて貰えるのか。個人的体験では、職場のパワハラも介護のトラブルも、声を上げたところで、かえって傷つくことばかり多かった気がするのだが。●大方の見方は、自分を救うにも、他人を救うにも、カネとコネが不可欠というものではないか。おとぎ話に触れて心を豊かにし善心を高めることも大事だが、カネとコネの獲得に向けた日々の辛い努力も重要だ。要自戒。

#エモい

0
2024年03月13日

匿名

購入済み

最初は普通の恋愛小説なのかな?と読んでいたけれど
すごーく深い話しだった。
立ち直れないようなどん底で生きていた女性
だけど優しく手を差し伸べてくれる人がいる。
後悔しないように優しい人達を大事にしたい、キナコとみはるのように優しい人にもなりたい。

#泣ける #切ない #タメになる

0
2023年09月04日

誰かの声を拾える人になりたい

世界でたった一頭だけ52ヘルツの高い声で歌うクジラがいる

たとえ群れが近くにあっても他のクジラたちには聞こえない

でもどこかに自分の声が届いているはずだと信じて歌い続ける

この作品の登場人物たちだけでない

私たちもみなどこかの誰かに届いているはずと信じて自分だけの周波数で日々歌っているのだ

そして人生で数回だけの貴重な出会い
魂のつがいに出会う瞬間があるのだろう

私は身近な人たちが出しているシグナルをどれほど見逃しているだろうか

52ヘルツのクジラ
他でもない、自分のことだった

0
2023年09月03日

購入済み

優しいお話

すごーく良いです。
友達にも勧めまくってます。
なんで、こんなに優しいの?
辛いことにあった人ほど 優しくなれるって ほんとにそうだと思う。
私も時々 52Hzの思いを奏でています。
みんな、そうだよね。
そんな52Hz仲間に読んで欲しい本です。

#泣ける #切ない

0
2023年08月31日

購入済み

現代社会問題を反映

現代社会問題を反映した物語です。次次の展開がハラハラさせられます。また現実と空想のつながりのとても面白い表現に惹きつけられます。

#感動する #深い

0
2023年07月08日

匿名

購入済み

2人が出会えて良かった

久しぶりにこんなに泣いた。2人が出会えて本当に良かった。私も過去に聴けなかった声を聴いてあげられる人になりたいし、見つけてもらえなかった声を聴いてくれる人に出会いたい。

#泣ける #感動する

0
2023年06月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

オーディブルで聴取。

私が読む(聴く)女性主人公の小説がたまたまなのか?
なんかツライ状況の人が多いのは何故なんだ。
幸せ~明るい~みたいな小説が読みたいんだけど。

家族から虐待を受けていた主人公を、外の世界へと連れ出してくれた杏さん。
徐々に癒されていく時に職場で出会った力と恋の墜ちる。
でも、いつの間にか世界が狂いだしていく。

そこから離れ高台の古い家に住み始めた頃、同じく母親から虐待に遭っていた少年“52”に出会う。

杏さんも、力も、気の毒になってしまった。

0
2026年10月30日

Posted by ブクログ

こういうお涙頂戴系、不幸な生い立ち系はあまり得意ではないが、またに読むと心が洗われるというか、今の幸せを噛み締めないといけないし、苛立ったりせずに周りに温かさを持って接していかねばと思い直す。
温かさは伝染する、冷たさも。子どもは宝だ。

0
2026年10月28日

Posted by ブクログ

親の勝手な気持ちで虐待を受ける子供たち。子供のころから生きる希望を無くしてしまった主人公が助けられ、また似たような境遇な子に出会い助けようとしながら助けられる物語。声にならない気持ちや叫びを汲み取り受け取り支えようとする段々強くなっていく主人公がかっこよかった。

0
2026年10月26日

Posted by ブクログ

心が辛く、重くなるようなお話だか、スラスラ読んでしまった。アンさんからキナコへ。キナコから52へ。いつか52も誰かに何かを届けるときが来たらいいなと思う。

0
2026年10月24日

Posted by ブクログ

声を聞いてくれる人がいるのはとても救いになると感じた
いつか自分も主人公達の様に声を聞き支え合っていける人と出会いたいと思えた
暗く重い話だが、主人公達はこれから良い方向に向かっていけるのだろうなと感じる終わり方だった

0
2026年10月23日

Posted by ブクログ

52ヘルツってなんだろ?と思いながら読みはじめましたが、想像していた以上に重い内容でした。

自分では助けを求めていても、その声が誰にも届かない。周りからは普通に見えていても、実は誰にも言えない苦しみを抱えている。そんな人が現実にもいるんだろうなと思うと、なかなか考えさせられます。

ただ、人の気持ちを理解するって難しいことですよね。相手のことをわかったつもりでも、本当は何もわかっていないこともあるだろうし…。かといって、何でもかんでも踏み込んでいけばいいわけでもないし…。

それでも、誰かが出している小さなSOSに気づける人でありたいなと思いました。

0
2026年10月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

貧困、ネグレクト、DV、トランスジェンダーなどのLGBTQ問題などが詰まったなかなかの問題作でした。

主人公の貴瑚(きこ)は、家族に人生を奪われるような日々を過ごしてきた女性。つらい過去から離れ、海辺の田舎町で一人暮らしを始めた彼女は周りから偏見を受け誤解される。そして母親から虐待を受け、「ムシ」と呼ばれている少年に出会う。

少年の孤独にかつての自分を重ねた貴瑚は、彼を助けようとするが、その過程で回想し、かつて自分の苦しみに気づき、救ってくれた人との記憶や、自身が抱える深い傷にも向き合っていくことになる。

タイトルの「52ヘルツのクジラ」は、作品の中で、ほかのクジラに声が届かない孤独な存在として描かれる。それは、助けを求めても誰にも気づいてもらえない人たちの姿と重なっていく。

虐待や孤独という重い題材を扱いながら、誰かが自分の声を聴いてくれることで前向きに生きていけるという明るいエンディングだったので、ホッとした。

杉咲花出演の映画も配信で見たが、なかなかの名演技でした。

0
2026年10月14日

Posted by ブクログ

家族から虐待を受けてきた女性・貴瑚が、声を上げられずに苦しむ少年と出会い、孤独を抱えた者同士が少しずつ心を通わせていく物語。

誰にも届かない声を抱えている人は、周囲から気づかれないまま、深い孤独のなかで助けを求めていることがある。

相手の痛みを完全に理解することはできなくても、その声を聴こうとし、手を差し伸べることが、孤独から誰かを救うきっかけになる。

0
2026年10月20日

ネタバレ 購入済み

しんどすぎる。。。でも

主人公の虐待シーンや、どん底に堕ちていくが読んでいて本当に辛く、「そっちはだめだー!」と叫び出しそうになってしまった。胸が圧迫されて息ができない、そんな感じに似ている。
救いの手は差し伸べられているのに、沼の深くまではまっている人はその手に捕まることを躊躇する、振り払う。その手に捕まること、幸せになることは簡単なのに、その権利がないのではと思ってしまう。読んでいてとても辛かった。
でも不幸な呪縛から段階的に解放されていく主人公に、読後いつのまにか自分も不幸から解放されていたことに気づいた。

#癒やされる #泣ける #ドロドロ

0
2025年03月22日

購入済み

良書

魂の番とクジラの声
一貫した作品の骨はとても良かった。
ただ結末に向かって走りすぎた感は否めず、それだけに予定調和を感じる結果になってしまった。
その部分で星一つ減らしたが、現代社会の問題をうつした力作であることは間違いないと思う。

#切ない #感動する #深い

0
2023年11月08日

Posted by ブクログ

なかなかしんどかった。
読み終わってから映画もつけてみたけど、ちょっとしんどすぎて見れなかった。
本だから最後まで読めて、いろんな人の想いを感じることができたのはよかったと思う。

0
2026年11月01日

Posted by ブクログ

52ヘルツのクジラたち/町田そのこ

去年末に読んで、メチャクチャよかった青山美智子さんの、お探し物は図書室まで。こちらを凌いで2021年の本屋大賞に輝いたのが52ヘルツのクジラたち。今年の夏に発売されたアンソロジーのプレゼントに収録してされていた町田さんの短編も良かったので、満を持して読みました。
家族に問題を抱えた人々の繋がりを描いた作品で、2025年の本屋大賞のカフネと通じるものがある。現代は【家族】という繋がりに限界を感じているから、カフネや今作のように、血の繋がりのない赤の他人でも心を通わせ暮らしていけるという希望を提示する作品が多く支持されるのかな…と率直に感じた。
コロナ禍という背景もあり、孤独を感じる人々の心を癒す作品だったのかもしれない。
個人的には良い意味ではなくファンタジーだな、と感じてしまった。主人公貴瑚の中でアンさんの存在が揺るがず、性別にこだわらない態度に救われたものの、魂の番=パートナーという図式に違和感があった。番じゃなくて、他者との繋がりは蜘蛛の巣くらい薄くたくさん伸びていてもいいのでは?終盤の大勢でのBBQの描写でそういった意図も感じたが、ちょっと魂の番と言うキーワードが頻出しすぎな印象。
ちょっとハードルが高過ぎたな。越えられなかった。

0
2026年10月30日

Posted by ブクログ

宙ごはんに続いて、町田そのこさん2作目。
美しい物語だとは思う。生きづらさを抱える者に希望を与えると思う。

でも、ちょっといい話過ぎるという感覚はある。出来過ぎというか、いや、救いがあった方がいいんだけど、そこが少しチープに感じられる。

あと、もう少しボリュームがあれば、もっと多くの登場人物の背景が描かれて、深みを感じられるような気もした。宙ごはんの後だからそう思うのかな。

0
2026年10月29日

Posted by ブクログ

親に大切にしてもらえない主人公と52の境遇がひたすら辛かった。最後の最後まで親に本当の自分を見てもらえないアンさんも、その最後も辛い。52ヘルツのクジラという存在はこの小説を読んで初めて知ったし、主人公たちの救いにもなっていて良い題材だなと思ったが、バッドエンドではないにしても辛い展開が多く、この作品にどんなメッセージが込められているのかまで、今の自分にはあまりよく理解することができなかった。

0
2026年10月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

家族に愛されず、虐待を受けている人の話が小説に多いが、このようなことは無くなって欲しいん主人公も最終的には幸せになれてよかった。

0
2026年10月16日

Posted by ブクログ

人の優しさと傲慢さが両面が描かれていて感動的なストーリーでした。52がキナコと初めて声を出したところは鳥肌が立ちました。
全体的には親子の確執から虐待ということが発端となり、その中で子供が苦しみながら生きる(死のうとする)のを周りの人の優しさで助ける物語だと思います。
キナコの第1の人生から第3の人生まで大きく分けて三場面が交互に出てきてそういうことだったのかと思いながら読んでました。ただ、今までサスペンス小説が多かったせいか、話のテンポが遅く感じてなかなか進まないなという感覚がありました。
でも物語としては面白かったです。

0
2026年10月14日

購入済み

うーん

かなり人気作だったので期待して読みました
私にはあまりささらず、、
私の環境が出てくる登場人物たちとかなり違うからなのかなと思いました

0
2026年09月19日

「小説」ランキング