ウナノハテノガタ

ウナノハテノガタ

792円 (税込)

3pt

〈螺旋プロジェクト〉、ついに文庫化!

「いいか、島でのこと、だれにも話してはいけない」
海の民の少年オトガイは、父から代々伝わる役目を引き継ぐ。
山の民の少女マダラコは、生贄の運命から逃れて山を下りる。
死を知らぬ海の民イソベリ、死を弔う山の民ヤマノベ。
二つが出会い、すべてが始まる原始の物語。
〈巻末座談会〉八作家が語る、〈螺旋プロジェクト〉のいままで

【電子版巻末に特典QRコード付き。〈螺旋プロジェクト〉全8作品の試し読みができます】

※〈螺旋プロジェクト〉とは――
「共通ルールを決めて、原始から未来までの歴史物語をみんなでいっせいに書きませんか?」伊坂幸太郎の呼びかけで始まった8作家朝井リョウ、伊坂幸太郎、大森兄弟、薬丸岳、吉田篤弘、天野純希、乾ルカ、澤田瞳子による前代未聞の競作企画

〈螺旋〉作品一覧
朝井リョウ『死にがいを求めて生きているの』
天野純希『もののふの国』
伊坂幸太郎『シーソーモンスター』
乾ルカ『コイコワレ』
大森兄弟『ウナノハテノガタ』(本作)
澤田瞳子『月人壮士』
薬丸岳『蒼色の大地』
吉田篤弘『天使も怪物も眠る夜』

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ウナノハテノガタ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    螺旋プロジェクト(私の)6作目
    今回の時代は古代
    他の時代の話から想像できなかったこの時代の話。それもそのはずで、(日本の)古代が舞台の小説って読んだことないし
    5作目から大分間が開いたけど、また一気に螺旋シリーズに引っ張られてきた
    全8作品のうち、前回購入時に出ていなかった「コイコワレ」もアマプラ

    0
    2025年03月31日

    Posted by ブクログ

    これは1回読むだけじゃ理解できない。
    原始の時代がテーマだから言葉も馴染みがなく
    すんなり入ってこないところが最初は苦労する。

    これは書くのも大変だっただろうな〜と思ってしまう。

    0
    2024年07月17日

    Posted by ブクログ

    螺旋プロジェクトではなかったなら、伊坂幸太郎氏の企画でなかったなら、間違いなく読むことはなかったであろう作品。

    そのうえで、だからこそなのか、今までに味わったことのない不思議な読後感で、時間がたった今でも鮮明に記憶に残っている。

    太古の人々の、言葉が発達していない世界観の中で紡がれるものがたりは

    0
    2024年05月01日

    Posted by ブクログ

    螺旋プロジェクトの中の1冊。

    原始時代となっているけれど私は縄文あたりをイメージして読んだ。
    初めは独特な言葉遣いに慣れず少し困惑したが
    不思議となんとなく意味が分かってくる。

    「死」の概念を持たずに生活しているイソベリと言う海の民たち。
    争うことをあまりしない民たちだったが
    ヤマノベと言う山の

    0
    2024年04月13日

    Posted by ブクログ

    面白くて一気読み。…というか、一気に読まないとカタカナが分からなくなるかも。難しい言葉はなかったです。テーマは分かりやすくて、スリルあり、最後のクライマックスはスピード読み必須です!

    0
    2024年03月17日

    Posted by ブクログ

    螺旋プロジェクトの最初から読んでみたいと思い、大森兄弟さんの本を初めて手に取った。
    原始時代について描かれた小説を初めて読んだが、これを書くのは大変なご苦労だったろうと容易に想像できた。というのもある程度の史実がベースになく、物も固有名詞もなく、全くのゼロベースから創造なさっての作品作りだと、素人で

    0
    2023年12月06日

    Posted by ブクログ

    やっと螺旋プロジェクト完読ー!
    時代を逆行して読みはじめた螺旋プロジェクト、結果それで良かったかも。

    まだ、ものに名前がつけられる前の古代の話ということで、読みにくくて、この物語から読みはじめていたら挫折していたかも。

    二つの種族が交わる最初というわけではなく、すでに対立を経験し、疲れた海族が流

    0
    2023年08月14日

    Posted by ブクログ

    言葉の定義がない時代。
    繰り返される族同士の争い。
    離れて暮らし、あの世に生贄を捧げる族と、死の概念を捨て去った族。
    混じり合うと、争うしかなくなる。これは宿命なのか。これが後世にどうつながっていくのか。

    「螺旋プロジェクト」というシリーズを知って、時代順に読んでみようというスタートの一冊。
    固有

    0
    2023年07月18日

    Posted by ブクログ

    山の民と海の民が交わった原始のお話。伊坂幸太郎さんの『シーソーモンスター』を読み、このプロジェクトを知り、時代順に読むことを決めた。
    本作品の後は、古代を描く澤田瞳子さんの『月人壮士』になる。
    8人の作家が共通のルールを決めて、原始から現代、未来へと連なる時代別に小説を書きあげた「螺旋プロジェクト」

    0
    2023年05月30日

    Posted by ブクログ

    螺旋プロジェクト 4作品目
    初の大森兄弟さんの作品

    最初はハイタイステルベ、オオキボシ、ウナなどなど。色んな言葉が出てきて戸惑いながら読んでました。読み進めていくと、だんだんと慣れて原始時代に入っていけた感じです。
    言葉や食べ物ももちろん違う、人が亡くなるということ、亡くなった後の対応、イソベリと

    0
    2023年02月08日

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