澤見彰の作品一覧 「澤見彰」の「屋根裏博物館の事件簿」「駆け込み船宿帖 ぬくもり湯やっこ」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~10件目 / 10件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 狭間の子 吉原五十間道 菓子処つた屋 5.0 歴史・時代 / 歴史・時代小説 1巻858円 (税込) 出版人として独立したての蔦屋重三郎と菓子職人を目指す義妹・なつ。吉原大門前、俗世と異界を繋ぐ間の五十間道を舞台に、人の温かさ、人生の切なさ、ほろ苦さが心に沁みる傑作時代小説! 試し読み フォロー 屋根裏博物館の事件簿 3.4 小説 / 国内小説 1巻748円 (税込) 渋沢栄一の孫・敬三が作った私設博物館では民具の蒐集、研究と「日本民俗学」の研究が新たに進められていた。山形の奇妙な婚礼絵馬、南伊豆の不穏な正月行事を調査するのは、幼い頃、敬三に拾われた記憶喪失の少女・あづみ。相棒の林常彦とともにこの博物館に持ち込まれる謎を解く中で、あづみ自身の封印された記憶が蘇る――。 試し読み フォロー 駆け込み船宿帖 ぬくもり湯やっこ - 歴史・時代 / 歴史・時代小説 1巻715円 (税込) 極上ご飯は新たな人生を歩ませる力となる。 江戸深川に建つ船宿「山谷屋」の主・志津は、微笑をたやさない童顔がお地蔵さんめいた十八歳。 六年前に死んだ父の跡を継いで、たった一艘しかない船をやり繰りしながら、大叔父の捨蔵と宿を営んでいる。 そんな山谷屋に、鼻筋の通った二十歳の船頭・百助が、川面に浮かんでいた若い女を慌てて担ぎ込んできた。 志津が作った貝柱の出汁で煮込んだ粥で、生気を取り戻した女は、「どうしておとっつぁんは、あんな目に遭わされてまで、『怨らんじゃならねぇ』だなんて言うの……きっと仙蔵に復讐してやる」、そう呟いた――。 おみねと名乗る女に、いったい何があったのか? 志津と捨蔵、そして百助は、手をかけた料理と知恵を絞った妙策で、おみねを絶望の淵から救おうと奔走する。 世話好きの三人をよく知る同心の後藤多一郎から助太刀を得たものの、最大の危機が訪れた! 「辛い過去を背負った客を癒し、新しい人生への船出を手伝う、温かい船宿」山谷屋にかかわる、輝く人々を描く、感動の文庫書き下ろし連作時代小説。 試し読み フォロー 白き糸の道 4.0 小説 / 国内小説 1巻1,672円 (税込) 江戸時代後期、お糸は蚕当計という温度計の開発、普及に悪戦苦闘していた。だが、母、そして、志を共にした男ともうけた幼い娘からさえも理解を得られず、孤軍奮闘の日々。それでも仕事でしか充足を感じられないお糸は一心不乱に働き続ける。しかし、自らの命の危機に直面した時に――。時代小説の新風となる書き下ろし長編。 試し読み フォロー 横浜奇談新聞 よろず事件簿 3.0 小説 / 国内小説 1巻748円 (税込) B級新聞「横浜奇談」のモットーは、街の怪談・奇談なんでもござれ、面白ければそれでよし――。とある事情を抱える元武士・寅次郎が床屋で出くわしたのは、「ちょんまげが空を飛ぶ」という怪しい噂と、それを調べに来た記者・ライル。横浜奇談の仕事を手伝うハメになった寅次郎は、ライルとケンカをしながら街の奇妙なネタを調べるが、その裏には色んなたくらみや想いが詰まっていて……。凸凹バディ系連作ミステリ! 試し読み フォロー ヤマユリワラシ―遠野供養絵異聞― 4.0 SF・ファンタジー / ファンタジー(国内) 1巻770円 (税込) 嘉永三年(一八五〇)南部藩――遠野。城下に住まう軽輩の外川市五郎は、出世や武道よりも絵を描くことを好む、風変わりで孤独な青年。ふと見かけた深紅の山百合との再会を求めて迷い込んだ山村で、彼は座敷童のような少女・桂香と邂逅する。二人の交流が、死者を祝ぎ葬送する板絵――供養絵額を生み出していく。 試し読み フォロー はなたちばな亭恋鞘当 - 歴史・時代 / 歴史・時代小説 1巻594円 (税込) カタブツ娘のお久ちゃんと純情男子金ちゃんが、ようやくちょっとだけイイ感じに……と思いきや、さらなる大騒動が……お江戸あやかしラブコメ待望の第2弾! 試し読み フォロー はなたちばな亭恋空事 3.0 歴史・時代 / 歴史・時代小説 1巻594円 (税込) 手習い小屋「たちばな堂」を営むお久は、かわいくてかしこくて時々お間抜けな町内一の人気者。思う男は数知れず、だがさっぱり気づかぬ鈍感娘。そこへ狸がやってきて……お江戸あやかしラブコメの決定版!! ※本作は二〇〇九年九月、『はなたちばな亭らぷそでぃ』のタイトルで弊社より単行本として刊行されたものが底本です。 試し読み フォロー はなたちばな亭恋怪談 - 歴史・時代 / 歴史・時代小説 1巻726円 (税込) 始まりは百物語……若旦那連中の道楽は、とんでもない災いを呼び覚ましてしまった。折も折、お久とのすれ違いに悩んだ金ちゃんは出奔し、クマもまた……恋もご町内も大ピンチ、この事態どうするどうなる!? 試し読み フォロー もぐら屋化物語 - SF・ファンタジー / SF(国内) 1~3巻550円 (税込) 国をしくじり、女にふられ、財布を掏られて途方にくれるダメ浪人・楠岡平馬は空腹に耐えかね行き倒れ寸前で内藤新宿に辿り着く。あまりの不幸に「人間やめたくなっちゃった」と呟いた瞬間、目前に今にも朽ちそうな旅籠が現れた。そこは百年生きた大土竜のムグラ様が守る、妖怪宿だった。宿を狙うモノノケから幼い女将・お熊ちゃんを守り、一宿一飯の恩を返そうとする平馬だったが…。 試し読み フォロー 1~10件目 / 10件<<<1・・・・・・・・・>>> 澤見彰の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 狭間の子 吉原五十間道 菓子処つた屋 歴史・時代 / 歴史・時代小説 5.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ とても読みやすくて面白かったです。 菓子職人としてのおなつの成長や、重三郎さんの活躍など、ぜひ続きを読みたい。 0 2025年04月10日 ヤマユリワラシ―遠野供養絵異聞― SF・ファンタジー / ファンタジー(国内) 4.0 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ あまり好みの方向性ではないオチではあるものの、予感させられていた救いがない結末をきれいに覆してくれた点は良かった。外川と桂香が徐々に心を開き、成長していく姿は読んでいてとても心地よい。題材としている外川仕候の供養絵額はネットでもいくつか見れたんだけど、確かに明治初期の素人絵画とは思えない良さがあるなあ。最後の作品解説も面白かった。 0 2025年04月17日 ヤマユリワラシ―遠野供養絵異聞― SF・ファンタジー / ファンタジー(国内) 4.0 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 人物設定や細かいところにはちょっと気になるところがあるんですが、ストーリーには一気に引き込まれてしまいました。 こういう絵画があること自体知らなかったので、新しい知識も開眼させてもらった感じです。 0 2025年03月29日 屋根裏博物館の事件簿 小説 / 国内小説 3.4 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 民俗学に関わるような問題を通して、少女が成長していく物語として楽しめた。 地方の風習などが登場してその由来や謎を探るが、それは綺麗なお話とは限らず悲しい由来や過去があったりする。 それを少女や周りの大人はどう受け止めて、どう活かしていくのか、という点がこの本の面白い所と感じた。 一方で謎を解明するミステリとしてはイマイチだった。 風習やそれにまつわる話は遥か過去のことであり、その発端の全てを明らかにすることは不可能なため、いささか現実離れした形で詳細が明らかにされる。 その点はかなり賛否が分かれることかと思う。 0 2022年06月19日 屋根裏博物館の事件簿 小説 / 国内小説 3.4 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 渋沢栄一の孫・敬三が作った施設博物館「屋根裏博物館」自体は実在することに感動しました。 婚礼絵馬や不穏な正月行事などの調査を通じて成長する記憶喪失の少女あづみ。 昭和30年代が舞台ですが、あまり古い感じがしませんでした。 0 2021年11月03日