エレジーは流れない

エレジーは流れない

803円 (税込)

4pt

海と山に囲まれた餅湯温泉。団体旅行客で賑わったかつての面影はとうにない。のどかでさびれた町に暮らす高校2年生の怜は、母親が2人いる家庭の中で、迫りくる進路の選択や自由奔放な友人たちに振りまわされ、悩み多き日々を送っていた。そんなある日、餅湯博物館から縄文土器が盗まれる事件が発生する。
――モヤモヤした日常を吹き飛ばす、青春群像小説!

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エレジーは流れない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    先が気になるワクワク感には欠けて読むペースがゆっくりだったけど、物語に漂う温かさと登場人物のキャラクター&世界観が心地よかった。
    主人公の怜がとにかく良い奴で、男の子育児中の身としては「高校生の息子ってこんな感じかな」とあれこれ考えるのが楽しかった。高校生のときに自分が感じていた閉塞感も思い出した。

    0
    2025年06月23日

    Posted by ブクログ

    地上の物思いなど一顧だにせず花火が上がる。

    確かにこれは青春小説だ。夢に向かって努力したり、友達と仲違いした後分かりあったり、そんな汗臭い展開はないけれど、若い頃感じていた楽しさや不安、大人になって振り返る暖かさや寂しさが、笑いとともに感じられるオススメの一冊。
    誰もに良いところと足りないところが

    0
    2025年05月05日

    Posted by ブクログ

    山も海も温泉もあるのどかな町に住む高校生たちが主人公。みんなみんな愛おしく、あったかい日常。

    いやこれはかなり劇的なことなのでは?と思うエピソードだってある。けれどすべてがなぜだか心地よく過ぎていく。作者の筆致に身を任せるってこういうことか。

    エレジーは流れない。
    読後、ぴったりなタイトルだなと

    0
    2025年05月03日

    Posted by ブクログ

    2025/04/11
    海と山に囲まれた餅湯温泉が舞台の小説。のどかでさびれた町に暮らす高校2年生の怜は、2人の母親がいて両方の家を定期的に行ったり来たりしながら暮らしている高校生。そんな複雑な家庭の事情や段々と近づいてくる進路選択、そんなことをもろともしない自由奔放な友人たちに振り回されながら学校や

    0
    2025年04月15日

    匿名

    購入済み

    登場人物。大人も子供達も皆んな素敵で楽しいです。
    自分もこんな楽しくて優しい町に住んでみたかったです。

    #ほのぼの

    0
    2025年02月04日

    Posted by ブクログ

    何も起こらず淡淡と日常が過ぎて行く あーやっぱ好きだこんな風な作風 三浦しをんさんはよう文学賞受賞してるねぇ もうてっぺんとかないんじゃねえって、商店街の2階の部屋も興味あるし ラストで重吾の一瞬の登場に黒田君の夜行バス登場に なんか面白かったな〜 三浦しをん読み返そうかなって事

    0
    2025年01月07日

    Posted by ブクログ

    男子高校生たちの日常やその中で巻き起こる事件の数々。
    会話のテンポがよくおもしろい。日常は続いていく。

    0
    2025年11月24日

    Posted by ブクログ

    寂れかけた温泉街を舞台に
    高校生たちの青春を描く。

    父親がいなく、母親がふたりいる。
    そんな自分の存在に悩みながらも仲間たちと
    ドタバタ過ごす、青春譚

    0
    2025年10月29日

    Posted by ブクログ

    もっちもっち、もちゆ〜
    このローカルなキャラクター像とくすりとしてしまうシュールさ。
    何かが起きて変貌するという壮大な話ではないけどそこがいいんだよなぁ

    0
    2025年06月11日

    Posted by ブクログ

    架空の温泉街、餅湯温泉に住まう5人の男子高校生が主人公の青春小説。
    部活動に汗を流し、挫折して、男同士の殴り合いを経て、友情を深め、ちょっとヤンチャな仲間と盗んだバイクで走り出す。
    そんなことは一つも起きません。
    なんなら大きな事件は何も起きません。なぜならぬるま湯に使ったような餅湯温泉だから。

    0
    2025年06月01日

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