月魚

月魚

小説・文芸
550円 (税込)

2pt

『無窮堂』は古書業界では名の知れた老舗。その三代目に当たる真志喜と「せどり屋」と呼ばれるやくざ者の父を持つ太一は幼い頃から兄弟のように育つ。ある夏の午後に起きた事件が二人の関係を変えてしまう…。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    月魚
  • タイトルID
    :
    212055
  • 電子版発売日
    :
    2013年07月09日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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月魚 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    三浦しをんはとても繊細に文章を綴る人なのだと思った。夜の光のように美しく繊細でありながら、新鮮さも感じるような心地の良い文章だと思った。

    二人を結びつけているのは昔の過ちなのか、それとも愛なのか。私はどちらも関係があると思った。私はそれらが愛であると良いなと思った。
    一見反対な性格のように思える二人だが、お互いを尊敬して、信頼している。二人とも言葉に出すことはないけれどそのような感情をひしひしと感じられた。

    0
    2026年08月10日

    Posted by ブクログ

    設定も登場人物の作り方も決して珍しいものではなく、派手なストーリー展開があるわけでもなく、終始静かに淡々と流れていくこの物語のどこにここまで読者の心を揺さぶる熱が宿っているのだろう、と不思議に思うような、低温やけどしてしまいそうな、そんな作品だと感じた。とても好きだった。

    0
    2026年06月29日

    Posted by ブクログ

    耽美だ。三浦しをんさんの作品のなかでも浮遊感があり、一抹の寂寞さを感じる一冊。
    情景描写から、さも自分がこの冬の山奥に佇む家で本の鑑定をしているような気持ちになる。静謐さと繊細さを文章から感じられ、そこに真志喜と瀬名垣のBLのような関係性がここまで合うとは…。過去に囚われた二人の影と、綺麗な文体が合わさって、物語が特別なものになる体験はこの作品で初めて体感した。
    本編は冬の物語なのに夏の夜のイメージを纏っていたたと個人的には感じていて、文体から得る印象は人によって様々なのだなと感じた。
    話は戻るが、昨今、凪良ゆうさんをはじめ、BL出身や好きを公言されている方々がままならない関係性を描く作品が増えたように感じる。昔と比べてLGBTが認識されるようになり、さらに恋愛という形も一部変わってきているかもしれない。そんな中、BLを感じる現代の作品のなかでかなり走りの作品として『月魚』があると思っている。これからも多くの世間から認められないような関係性を打ち出す作品が出てくることを願ってやまない。

    0
    2026年06月22日

    Posted by ブクログ

    読んでいる最中、そして読み終わった後もずっと「これ映像化してなかったっけ?」と思うような作品でした。それくらいまとまりの綺麗な作品です。
    好きな登場人物というか妙に共感を覚えたのは宇佐見。あの夏の真志喜の姿が写真で撮ったみたく一生記憶に焼き付いてそうなところが、なんとなく「わかる」といった感じで。
    もう一度、今度は冬に読みたくなる本でした。

    0
    2026年06月19日

    Posted by ブクログ

    三浦しをんさんの小説で初めて読んだのが『月魚』で、BLにハマったきっかけになりました。
    張りつめたような静謐な空気と、真志喜と瀬名垣のどこか危うさを孕んだ関係の美しさ。言葉にしきれない感情が静かに、しかし濃密に流れ続けています。
    派手な展開があるわけではないのに、その静けさの中にある熱に心を掴まれました。読み終えたあとも、余韻が長く胸に残り続ける一冊です。イメージソングは藤田麻衣子『金魚すくい』

    0
    2026年03月28日

    Posted by ブクログ


    序盤は美しい表現の数々に溺れてしまい、読み進めるのに時間がかかった。
    それに慣れてきた頃には、先の展開が気になり読む手が止まらず。
    いったいこの人たちは何に囚われてるのか、何を恐れているのか、なぜ踏み出さないのか。
    本から手を離している瞬間でさえも、頭の中では無窮堂の灯りを探していた。読み始めてからずっと、この世界から抜け出せずにいる。
    続きを捲るために早足で帰宅し、早々に寝る準備を済ませる。それほど心奪われていた。
    読後、私はまだ黒い木々に覆われた旧家の灯りを門前から眺めている。
    またすぐに読み返す。

    0
    2026年02月08日

    Posted by ブクログ

    文章、表現がとても綺麗。繊細な日本語の単語、表現を使いこなしていてすごい。
    ストーリーは現代っぽくないところだが、引き込まれる。

    0
    2026年01月04日

    Posted by ブクログ

    こういう雰囲気の作品めっちゃ好き〜!!!!ひそやかで耽美な世界観と登場人物たち。作者三浦しをんさんによって紡がれたことばから形づくられる真志喜という人間に、自分自身も瀬名垣と同様にひき込まれてしまうから、より没入感というか一体感を感じた。

    0
    2026年09月02日

    Posted by ブクログ

    面白かった。表現が綺麗だった。構成がよかった。静かな夜がほわっと浮かんできた。感じるもの考えることは少なかったかも。重なる部分が少なかったのかも。その分するりするり読めた。世界観にも浸かりやすかった。少し突拍子のない世界に入りこみやすかった。

    0
    2026年07月04日

    Posted by ブクログ

    一言で表すと「愛」
    言葉のひとつひとつから温もりを感じた。
    自らがこの作品に潜り込んだ感覚になれる作品。

    0
    2026年05月27日

月魚 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    月魚
  • タイトルID
    :
    212055
  • 電子版発売日
    :
    2013年07月09日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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