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  • 歴史上の人物たちがガイド役! 古典で旅する茶の湯八〇〇年史
    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    コーヒーや紅茶同様、いや、それ以上に日本人に無くてはならない飲み物といえば、お茶。鎌倉時代に「苦いお茶」の効能を力説した『喫茶養生記』、室町時代以来の空前のロングセラー『君台観左右帳記』、茶の湯界のスーパースター・千利休の肉声を書き残した『宗湛日記』、江戸時代の茶道具の名物図鑑『古今名物類聚』、質量ともに他を圧倒する全11巻の大著『大正名器鑑』……。本書では茶の湯を知る上で欠かせない古典24冊と、それらに関わる人物22名をガイド役に、先人たちの茶の湯愛を体感できる全50話を収録。鎌倉時代から近代に至るまでの茶の湯悠久の歴史約800年を駆け抜けます。「『茶の湯』って敷居が高そう」「『古典』ってムズカシいんでしょう?」と思われたあなたに贈る、初心者向けの茶の湯入門ガイド。

ユーザーレビュー

  • 歴史上の人物たちがガイド役! 古典で旅する茶の湯八〇〇年史

    Posted by ブクログ

    鎌倉・室町時代、戦国時代、信長の時代、秀吉の時代、伝承の中の利休、江戸時代から近代という章立てで、様々な古典を紐解きつつ茶の湯の歴史を辿る。歴史学的には問題があることを踏まえたうえで、茶人の精神に大きな影響を与えている利休像も取り上げていて、歴史学的な正確さと茶人の伝承をバランスよく扱っている。古典の著者に現代語で語らせるスタイルも面白く読みやすい。ここで取り上げられている古典でまだ目を通していないものはいずれじっくり。

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    2023年09月20日
  • 歴史上の人物たちがガイド役! 古典で旅する茶の湯八〇〇年史

    Posted by ブクログ

    〈概要〉鎌倉〜昭和初期、約800年にわたる茶の湯の歴史的歩みを、著者及び古典に登場する人物の「語り」で辿る。茶の湯の変遷を6章に分け、50話で24冊の古典とこれに関わる22名の人物について紹介、各期の特色が理解しやすいように構成されている。

    〈感想〉手に取りやすく、わかりやすく、読みやすい本だった。
    月刊『淡交』に連載されていたものがベースなので、基本的な知識とそれなりの動機がある読者を想定しているとは思うけれど、冒頭には、茶の湯あるいは茶道を特別な存在に感じながらも、覗いてみたいと思う「ペットボトルを含め、日々お茶を飲むすべての方々」が対象と書かれている。茶の湯、茶道史に関する書物は本当に

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    2022年08月21日
  • 歴史上の人物たちがガイド役! 古典で旅する茶の湯八〇〇年史

    Posted by ブクログ

    お茶を習ったことも知識もないのにお茶の世界が気になって仕方ない
    しかしながら自分が何をどうしたいのかさっぱりわからないため、少しずつ本を読んでみることに…

    将軍も、天下人も、お坊さんも、商人も、みんなお茶に夢中だった
    帯にこう書いてある
    何故だか気になりますよね…

    もともとお茶は700年代半ばに中国から入ってきた
    いわゆる粉末の茶葉を攪拌する「抹茶」が中国より伝わったのは1100年代
    ここではその時代を出発点として鎌倉・室町時代から昭和初期までのお茶の歴史を50話にまとめてある
    構成も凝っていて歴史上の人物のインタビュー形式なんかも出てくる(笑)
    インタビューに応じてくれたのは…
    能阿弥、

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    2022年06月15日

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