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Posted by ブクログ
『蜜蜂と遠雷』のスピンオフ短編集。
どの話も「○○と○○」というタイトルで統一されていて、それぞれ2人の人物を軸に描かれているのが面白かった。
「祝祭と掃苔」で始まり、「伝説と予感」で終わる構成、その本のタイトルが「祝祭と予感」なのも含めて、一冊全体のまとまりが綺麗。
一番好きだったのは「竪琴と葦笛」。ナサニエルとマサルの師弟コンビ(このお話ではまだ師弟ではなかったけど)の二人ともちょっと子供っぽいところが見られてとても微笑ましかった。
最後の「伝説と予感」だけ、それまでとは少し異質で、夢を見ているような不思議な話だったのも好き。『祝祭と予感』というタイトルに繋がるような、ふわっとした余韻の残る終わり方だった。
『蜜蜂と遠雷』がとても好きだったので、もう少しこの世界を味わえて嬉しかった。
言わずと知れた蜜蜂と遠雷の続編です。同じように清々しさを感じます。音楽には全く興味がなく、今もテレビは基本的にニュース以外は見ない。ラジオも聴かない。電車等でイヤホンを使っている人が理解できないちょっと偏りがある私でも、恩田さんの文章はスッと入ってきます。良い作品です。
Posted by ブクログ
熱が冷めないうちに!と思い読んだ。
スピンオフの作品達で、ユウジと塵の出会いが描かれてる短編が心に残った。
本編を通して、塵のピアノの演奏の表現がキラキラしているようで楽しそうと思ったが、出会いの表現だと、塵はピアノの音色と遊んでたんだなと思った。
ユウジはもちろんしっかり弾けて、他のピアニストならも尊敬される存在だったと思うが、塵はピアノの音色とお友達だったから、一緒に遊びたかったんだなと感じた。
世界観がすごい好きだった。
コンクール中は全然関係ないのにこちらも緊張してドキドキしてしまったし、「奏のヴィオラ!」という部分はなんだか、自分にも半身と呼べるものが欲しいと思ってしまった。
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