もどかしいほど静かなオルゴール店

もどかしいほど静かなオルゴール店

742円 (税込)

3pt

珊瑚礁の島にある、通称「ガジュマルの店」。ここでは、〝お客様の心にある音楽〞が聞こえる店主が、あなただけのためのオルゴールを仕立ててくれる。初恋の人を想い続ける郵便屋さん、音楽を捨てたミュージシャン、島の神様と話せるババ様。それぞれの心に流れていた〝音〞が、彼らの大切な記憶を呼び起こす――。感動の奇跡に出合える七編。

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もどかしいほど静かなオルゴール店 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『ありえないほどうるさいオルゴール店』の続編。舞台は北の運河の街から南の珊瑚礁の小さな島へ。「ガジュマルの店」と呼ばれるオルゴール店の店主はお客様の心に流れる音楽を聞くことが出来る。ここを訪れるお客は、言葉でうまく言い表せないもどかしい気持ちを、心の中の音楽を通して気づき、思いを解きほぐしていく。

    0
    2025年10月06日

    Posted by ブクログ

    余韻を残してくれる作品。
    この余韻がまるでメロディのような感じ。
    初めて瀧羽さんの作品を読みました。
    タイトルに引かれて購入。
    優しい作品でした。
    続編と知らず前作も読みたい。

    私の中に流れる曲は何だろうなぁ。
    考えた事もなかったな。

    0
    2025年01月20日

    Posted by ブクログ

    前作「ありえないほどうるさいオルゴール店」から楽しみにしていた。
    前作は北の街、今回は南の島へやってきた店主。7つの短編。
    その人の心の中に流れている音楽をオルゴールにしてくれるオルゴール店。
    ひとつひとつの物語の風景とその人の歩んでいる人生の風景を
    丁寧に表現していて その記憶の中にある想いの音楽

    0
    2024年10月03日

    Posted by ブクログ

    記憶に、心に残る「音楽」をオルゴールに仕立ててくれるお店の話。「音楽」を中心に出てくる登場人物たちの奥底を覗き込む感じがする。
    自分の「音楽」ってどんなだろうと考えて、ちゃんと覗き込む勇気が結局持てなくって、きゅーっとなった。

    0
    2025年10月05日

    Posted by ブクログ

    前作「ありえないほどうるさいオルゴール店」の続編。前作がよかったのでこちらも楽しみでした。
    「カナンタ」「バカンス」「からっぽ」「みちづれ」がよかったです。
    これまた前作と同様、続きぐ気になるよーというお話がいくつかあったし、ババ様の過去のお話はもっと読みたかった。
    なんといっても「ありえないほどう

    0
    2025年09月15日

    Posted by ブクログ

    前作からガラッと移転して南の地方の離島なんですね。のんびりした南国景色が浮かぶような描写。どの話も良かった。特に「ゆびきり」がかわいい。
    「みちづれ」は前作から続いてるお話。最初はわからなかったけど読んでるうちに思い出した。お母さんにとってはあのときのオルゴールがとても大事なものになってたんだね。

    0
    2025年04月30日

    Posted by ブクログ

    素敵な話がいっぱいで心が温かくなった。
    前作の『ありえないほどうるさいオルゴール店』を読んでから読んだ方がより楽しめると思う!

    0
    2025年03月09日

    Posted by ブクログ

    お客様の心の中に流れている音楽が聞こえるという風変わりな店主のいるオルゴール店、通称「ガジュマルの店」。
    その店では、世界でたったひとつその人だけに合ったオルゴールを作ってくれるという。

    今回の舞台は、珊瑚礁でできた南の島。
    読んでいくうちに、少しずつ島の人たちがつながっているのがわかってきて、次

    0
    2024年11月22日

    Posted by ブクログ

    今回はオルゴール店の店主を中心としておらず、なんとなく話の一部にモブのように出てくる感じで、少し物足りなさを感じました。
    個人的にはゆびきりが一番好きな話でした。

    0
    2025年10月25日

    Posted by ブクログ

    前作からだいぶ時が流れたらしく、まだ小さな男の子と耳の聞こえない我が子を思うお母さんが購入したオルゴールを成長した男の子(もう社会人になる!)修理に持ってくる。小樽から南の島へ移転しても、耳利きの店主の店は、大事な音楽を聞かせてくれる。
    ババ様のストーリー、なんだか切なかった。

    0
    2025年06月10日

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