株式会社ネバーラ北関東支社

株式会社ネバーラ北関東支社

556円 (税込)

2pt

戦場のような職場での仕事と恋に疲れた弥生が、転職先に選んだ会社は、田舎の納豆メーカー。東京にない、ゆるい生活が始まった。が、ある日、会社が乗っ取られるとの噂が! 凍っていた弥生の心に火をつけたのは、同僚の沢森君から言われた「戦うのが怖いだけ」という言葉だった。実は納豆嫌いの弥生に、何ができる? 短編「はるのうららの」も収録。

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株式会社ネバーラ北関東支社 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年04月30日

    めちゃくちゃ良かった!
    本編が終わった時は、意外と短かったなと思ったけど、その次の短編がまさかのあの子の物語で、ここでこれを持ってくる作者天才か!?と思った!

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    Posted by ブクログ 2023年01月28日

    仕事で特に疲れた時など何度も読み返し、その度にほっこりする。「どんな人にも人生が手に負えなくなるときはある」は何年経ってもそんな時はあるけど、だからといってその先悪いことばかりじゃないと心に染みる。他の作品も読みたい。

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    Posted by ブクログ 2019年03月12日

    2019/3/12

    好き!
    最近心が忙しくてなかなか本を読めなかったんだけど、瀧羽さんなら読めるかなって。いまにピッタリでした。
    心も体も疲れ果てて、北関東の田舎町へ転職した弥生。
    帰れる場所がないなら自分で作ったら良いんだ。

    マユミちゃんは本編と少しイメージが違ったかな。

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    Posted by ブクログ 2023年03月20日

    ユニークなタイトルに惹かれて手にした一冊。⁡
    ゆるゆると、淡々と進んでいく物語が、心地よかった。心がザワザワ落ち着かない時に、平坦に戻してくれるような穏やかな本。⁡

    ひたすらいい人たちばかり登場するので、落ちついて読み進められる。⁡
    ネバーラのみんなや、桃子さんたちの存在が弥生を癒やし、沢森くん...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年11月06日

    うさぎパンに続き瀧羽さんの本を連続で読みました。
    いつもなら、同じ作者の本は続けて読むことは少ないのですが、瀧羽さんの文章が好きになってすぐ読みました。

    結果、ネバーラもとても好きな文章でした。
    うさぎパン同様、小説だと分かっていても、実在しているように感じるくらい、登場人物の描写が細かくてイメー...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年11月14日

    東京の外資系の証券会社でバリバリ働いていた弥生は、田舎の健康食品の下請けメーカーに転職した。
    実は納豆が苦手だったのに、採用はあっさりと決まってしまった。
    バラエティー豊かで仲のいいメンバーと、何だかほのぼのとしたゆるやかな毎日が始まってゆく。

    人生には休息が必要なのだと思う。本当にそう思う。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月30日

    タイトルにもなっている会社が舞台のお仕事小説ぽい心を癒すお話です。
    主人公の弥生は東京の証券会社でバリバリと働いていましたが、失恋をきっかけに仕事にも疲れを感じ、とても田舎にある健康食品メーカーに転職します。その会社は売り上げのほとんどが納豆で、下請け会社のため取引先のブランドで市場に商品が出ていき...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年04月21日

    主人公の「仕事ができる人」感など、伝わらないあれこれはあって、それが薄っぺらい感じには確かになっているけれど。この人の文章がとても好みで、読んでいるだけで満ち足りてしまうので、その辺はあんまり気にならずに終わった。
    私もなにわで飲んでみたい。
    波風のあまりない平和で退屈な日常はとても尊いと思う。

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    Posted by ブクログ 2017年12月10日

    2篇の小説からなる小説集。
    女性だから持ち得る選択肢の多様性、というと言いすぎなんだけど、二人の女性主人公は、「上昇志向」から一歩引いて、自分の居場所を作ることを目指そうとする。
    多分同年代の男性が主人公だと、リアリティが感じられにくいのではないか。
    とはいえ、そんな男性達も年を重ねるなかで、いつか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年10月13日

    この作者の別の本を読み、言葉の選び方が好きだなーと思ったので手に取った1冊。
    やっぱりスッと読めて心に落ちてくる感じ。
    主人公が、プライドが高いと言われてしまう場面も、私は主人公側からしか考えられなかったけど、確かにそうだ、と、考えさせられたり。。
    ついつい現実と比較してしまうけど、現実と小説のいい...続きを読む

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