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戦場のような職場での仕事と恋に疲れた弥生が、転職先に選んだ会社は、田舎の納豆メーカー。東京にない、ゆるい生活が始まった。が、ある日、会社が乗っ取られるとの噂が! 凍っていた弥生の心に火をつけたのは、同僚の沢森君から言われた「戦うのが怖いだけ」という言葉だった。実は納豆嫌いの弥生に、何ができる? 短編「はるのうららの」も収録。
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Posted by ブクログ
めちゃくちゃ良かった! 本編が終わった時は、意外と短かったなと思ったけど、その次の短編がまさかのあの子の物語で、ここでこれを持ってくる作者天才か!?と思った!
仕事で特に疲れた時など何度も読み返し、その度にほっこりする。「どんな人にも人生が手に負えなくなるときはある」は何年経ってもそんな時はあるけど、だからといってその先悪いことばかりじゃないと心に染みる。他の作品も読みたい。
2019/3/12 好き! 最近心が忙しくてなかなか本を読めなかったんだけど、瀧羽さんなら読めるかなって。いまにピッタリでした。 心も体も疲れ果てて、北関東の田舎町へ転職した弥生。 帰れる場所がないなら自分で作ったら良いんだ。 マユミちゃんは本編と少しイメージが違ったかな。
東京の激務な会社から、地方都市の会社に転職した女性のお話 ----------------- 東京でバリバリ働いていた弥生が、田舎の納豆メーカーに転職。人生の一回休みのつもりで来たはずが、いつしかかけがえのない仲間との大切な場所に。書き下ろし「はるのうららの」も収録。 バラエティー豊かで仲のいい...続きを読むメンバーと、何だかほのぼのとしたゆるやかな毎日が始まってゆく。 ----------------- 人生には休息が必要なときもある むしろ、弥生は今までの働き方のほうがおかしいようにも思う 登場人物も、取引先の担当者以外は悪い人が出てこないのもいい 物語のテンプレ的に、マユミを最初は若干警戒して読んでいたけど 短編で描かれている事も含めて、いい意味で田舎の人間なのだなと安心できた 併録されている短編「はるのうららの」は、高卒でネバーラの事務員として働いているマユミの高校時代の話 田舎の閉塞感、都会への憧れ、自分が何者なのかという問いの気持ちは多少はわかる それにしても、この田舎ってどの程度の田舎なのだろうな? 噂がすぐに広まるというのは田舎の特徴ではあるけど ケーキ屋が1軒しかないというのはありそうだけど 歓迎会を開けるような飲み屋が1軒しかないって、どんだけ田舎なのだろうか? 田舎でも飲み屋は複数軒あると思うのだけど? 弥生の選択も、作中では現況維持というものだったけど この後の展開として、結局は東京に行きそうな気もする
ユニークなタイトルに惹かれて手にした一冊。 ゆるゆると、淡々と進んでいく物語が、心地よかった。心がザワザワ落ち着かない時に、平坦に戻してくれるような穏やかな本。 ひたすらいい人たちばかり登場するので、落ちついて読み進められる。 ネバーラのみんなや、桃子さんたちの存在が弥生を癒やし、沢森くん...続きを読むの鋭くい指摘が弥生を奮い立たせる。 マユミちゃんの物語である「はるのうららの」を読むと、数々のマユミちゃんの言動の背景が分かり、おもしろかった。 個人的には、マユミちゃんや沢森くんのサイドストーリーにも興味がある。
うさぎパンに続き瀧羽さんの本を連続で読みました。 いつもなら、同じ作者の本は続けて読むことは少ないのですが、瀧羽さんの文章が好きになってすぐ読みました。 結果、ネバーラもとても好きな文章でした。 うさぎパン同様、小説だと分かっていても、実在しているように感じるくらい、登場人物の描写が細かくてイメー...続きを読むジしやすいです! 桃子さんの居酒屋 なにわ にも行ってみたいです
東京の外資系の証券会社でバリバリ働いていた弥生は、田舎の健康食品の下請けメーカーに転職した。 実は納豆が苦手だったのに、採用はあっさりと決まってしまった。 バラエティー豊かで仲のいいメンバーと、何だかほのぼのとしたゆるやかな毎日が始まってゆく。 人生には休息が必要なのだと思う。本当にそう思う。 世...続きを読むの中にはうまくいかないことの方が多いのだから。 「ネバーラ」という一見おかしなタイトルだけれど、恋愛の要素も少し含まれていて、読んでいくうちに、身も心も癒されます。 併録されている短編「はるのうららの」は、高卒でネバーラの事務員として働いているマユミの、高校時代のことが書かれています。 東京への憧れは、熱病みたいなもの。 でも、東京にはない何かがこの土地にはある。 本編と似通ったテーマがここにも見つけられて、温かい気持ちになれます。
タイトルにもなっている会社が舞台のお仕事小説ぽい心を癒すお話です。 主人公の弥生は東京の証券会社でバリバリと働いていましたが、失恋をきっかけに仕事にも疲れを感じ、とても田舎にある健康食品メーカーに転職します。その会社は売り上げのほとんどが納豆で、下請け会社のため取引先のブランドで市場に商品が出ていき...続きを読むます。弥生はこの田舎の街で、1時間に1本しかないバスで会社に通い、ゆるく仕事を始めます。弥生が所属する経営企画部は、ちょくちょく英語が登場する課長、28歳の沢森くん、パートの西川さん、高卒事務員のマユミちゃんの合計5名の居心地の良い職場です。身売りされるとの噂が流れ、本社から佐久間さんという研修の人が来て、お話が動き始めます。お仕事の内容については深く突っ込まずに、主人公の弥生が心の傷を治して前を向いて進めるようになるまでのほっこりお話です。 短編小説の「はるのうららの」は、マユミちゃんの高校時代のお話で、進路に恋に悩む女子高校生のほっこりお話です。
2篇の小説からなる小説集。 女性だから持ち得る選択肢の多様性、というと言いすぎなんだけど、二人の女性主人公は、「上昇志向」から一歩引いて、自分の居場所を作ることを目指そうとする。 多分同年代の男性が主人公だと、リアリティが感じられにくいのではないか。 とはいえ、そんな男性達も年を重ねるなかで、いつか...続きを読むは前だの、上だのを目指す生き方から、外れざるを得ないことを鑑みれば、割と普遍的なテーマの小説とも思えて、楽しく読めました。
この作者の別の本を読み、言葉の選び方が好きだなーと思ったので手に取った1冊。 やっぱりスッと読めて心に落ちてくる感じ。 主人公が、プライドが高いと言われてしまう場面も、私は主人公側からしか考えられなかったけど、確かにそうだ、と、考えさせられたり。。 ついつい現実と比較してしまうけど、現実と小説のいい...続きを読むバランスだった気がする、リアル過ぎるわけでもなく。
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