うちのレシピ(新潮文庫)

うちのレシピ(新潮文庫)

649円 (税込)

3pt

チョコレートケーキ、すきやき、ミートソース。その味は、きっと生涯忘れない。小さなレストランを営む両親のもとに生まれた真衣。会社を辞めて店に入った啓太。ふたりの結婚は、頑固一徹の料理人と仕事命の敏腕ビジネスウーマンを結びつけた。当然そこには摩擦も起こって。私たちは、恋や仕事や子育てに日々悩みながらも、あたたかな食事に癒される。美味しさという魔法に満ちた6つの物語。(解説・瀧井朝世)

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うちのレシピ(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2025/05/31
    子ども同士の結婚で結ばれることになった2つの家族のそれぞれの人物6人についての物語。
    タイトル通り、どの話も何かしらの料理名がタイトルになっていてそれにまつわるお話が展開されている。
    それぞれ視点の人物が異なるけれど、料理が中心に関わる色々な人間模様があって、読んでいてとても温

    0
    2025年05月31日

    Posted by ブクログ

    初読の作家さんです。
    「うちのレシピ」タイトルからしてうきうき
    しつつ読み始めました。
    ほっこりだけじゃなく、家族のあり方
    6章からなる、家族六人分の物語は
    どれも気をてらわず重すぎることも無く
    かと言ってドライすぎもせず
    調度良い塩梅で読み進められます

    1章毎の分量も調度良いので
    それこそご飯を

    0
    2025年03月15日

    Posted by ブクログ

    改めて家族という存在や食べるということの大切さを感じた。2つの家族の一人ひとりにも様々な思いがあり、意見が家族内ですれ違ったり伝わらなかったりするのはこういうことなんだなと思った。その中で相手のことを思いやりながら料理を作ることあるいは一緒に作ることは言葉で伝えなくても愛情を伝えることができ、感じる

    0
    2024年11月24日

    Posted by ブクログ

    読み終わったあと、「面白かったー!」と思わず声が出ました。
    2つの家族が登場するのですが、1人ひとりが主人公。家族のつながりと美味しいごはんを楽しむことができます。全エピソード好きなのですが、特に「花婿のおにぎり」がウルっときました。それぞれいろんな想いを抱えて、精一杯生きているんだなあと思います

    0
    2024年02月04日

    Posted by ブクログ

    いやあ面白かった本当に面白かった。それぞれの6人の山あり谷ありの話を上手いこと振り分けて書いてます。どんな風に書いても面白い筈です。出だしの真衣と後から出てくる、特に最後の真衣が印象が全然違うから、同じ場面で何を考えているのかも斬新なんだが。時間軸がずれてるのも斬新な、そして物語に幅が広がる。正造さ

    0
    2023年08月15日

    Posted by ブクログ

    『煮こみ料理はなんでもそうだけど、時間をかけなきゃおいしくならないの。じっくり、じわじわ火を入れて、食べ頃になる』。

    寒い季節に『煮込み料理』は定番です。芯まで味の染みたホクホクした料理を食べる瞬間は、自身の心までホッコリしそうなそんな思いに囚われることだってあると思います。しかし、

    『だけど

    0
    2022年03月05日

    Posted by ブクログ

    2つの家族の一人一人にスポットライトをあてた物語6編。
    それぞれ思い出の料理が出てくる。
    温か~く、あったか~く、あったか~い。
    なんだか、良いな~と読後、思っていました。

    0
    2022年02月27日

    Posted by ブクログ

    ほんわかとした気持ちになる短編小説。

    どの家族にも「調理法」「秘訣」「処方箋」が存在している。さらに1人ひとりの中にもある。

    私の家の、「うちのレシピ」は、見返りを求めないという言葉かな。無償の愛って偉大。尊敬と共に、いい意味でプレッシャーを感じることなくのびのびと生活できてると思った。

    0
    2025年10月28日

    Posted by ブクログ

    これの1冊前の感想になんばの波屋書房のことを書きました。料理の専門書には手が出ないものの、食べ物について書かれた文庫本ばかりが並ぶ棚を眺めるのがとても楽しい。書店応援の思いも込めて、寄るたびに3冊ほど購入しています。てな程度じゃ書店救済にはならないでしょうけれど(泣)。これもそのうちの1冊です。

    0
    2025年05月07日

    Posted by ブクログ

    オムニバス形式。一つ一つは短編だが、すべてがつながっている。時系列もマチマチ。
    一人娘のいる洋食屋と、その洋食屋で働く息子とその両親、それぞれの一人称による物語。息子の母親はバリキャリで、息子の約束も仕事ですっぽかすほど仕事にのめり込んでいる。この美奈子さんは嫌いだが、他の登場人物はみな優しい。美奈

    0
    2025年02月16日

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