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Posted by ブクログ
頻繁に書評サイトをチェックして、気になった本をリストの下に加え上から順番に借りたりしているので、手元に本が巡って来た時にはその本の何処に興味を持ったのかなどということはすっかり忘れていることも多い。確認して見たらリストには入っていない。はて? あぁ、これは高校の同級生に紹介された本だった。なるほどこの本の何に興味を惹かれたのかわからない筈だ。
「構成がうまい」と元同級生(同級生って、クラスメートという意味合いと、卒業後に、同じ年度に所属していた、という意味合いで使う二つの表現が混在すると常々もやもやしているのだけれど、「元」と付け加えると前者の意味にシュッと収縮するね)が言う通り、話は滑らかに流れてゆく。そう書くと自分の書く感想文的なものを何度か読んでいる人は気付いてしまうかも知れないけれど、そういう風に決められた軌道から逸脱する余裕の無い小説は余り得意ではない。ただ、この小説は大きな仕掛けで読者を振り回そうというタイプの小説ではないので割と抵抗なく読める。
読みながら勝手に連想してしまっていたのだけど(だから、軌道からの逸脱が許されていないという訳ではないとも言えるのだけれども)十代の頃に何故か嵌っていた「少女小説」あるいはジュブナイル小説という方がポリティカリ・コレクトネス的にはよいかも知れないタイプの本を思い出していた。今は亡き氷室冴子とか、もう少しSF的な要素が強かった新井素子とか。それはきっとこの小説がどこかしら人の成長譚に満ちているからなのだろうと思うけれど、そんな風に分析したところで何か自分の中に湧き上がるものが上手く説明できる訳でもない。
他人から見れば、転職、と呼ばれる行為を何度か経験してきたことにはなるけれど、転職エージェントのお世話になったことは実はない。どの場合も現状に満足できない時にふと誘われて職場を変えているけれど、職種を大きく変えたこともない。手掛ける分野の範囲は少しずつ大きくなったけれど、それは大方の人々とて同じことだろう。ただ、この小説が描くように、決断するのはいつも自分でその決断の良し悪しはやり直す機会が与えられない以上(あるいは少し理系的に言うなら不可逆的な行為である以上)振り返って悔やんでみても仕方ない。そのことが割とポジティブに(ポジティブの腑に落ちる訳語って何だろう? 肯定的? 前向き? 明るく?)語られているところは共感するし、好感が持てる。世の中兎角「なんとかガチャ」みたいな言い方をしてあたかもその状況が「交換可能なこと」のように(意識していないとしても)表現されるけど、状況を変えようとすることの根源はやはり自分の中にしかない。それを柔らかい言葉で描いているのがこの小説だ。
何となく、立原あゆみの「麦ちゃんのヰタ・セクスアリス」を久しぶりに読みたくなった。
Posted by ブクログ
/_/ 感想 _/_/_/_/_/_/
面白かったな。
エージェントの小説は初めてかな…
キャリコンの学習をしているので、タイミング的にも面白かったです。
対法人ではなく、対個人の仕事は、やはり、反応が伝わりやすいから、辛い部分も多い反面、喜びも大きいでしょう。しかも、エージェントは1人の単価も高いから、なかなか面白い仕事。やってみたいな。
わたし、転職多くしているし、いろんな方法で転職してきたので、この辺の経験は人より多いと自負してます。書類選考は3000件以上、面接は300回以上はやってます。
ここ5年でも4社に在籍しており、ここは全てエージェント利用ですが、2、3社以上のエージェントをつかって、1、2月の間に次の仕事を決めてました。
最初に紹介求人の中から50社ぐらいに絞って一気に応募、その後、1ヶ月の間にさらに50社ぐらいに応募。で、10%ぐらいしか書類通らないので、10社と面接といった流れです。
わたしは、エージェントの彼ら、彼女らには、何も期待しておらず、プラットフォームを借りるだけ。面談も最初の一回だけというのが、最近の流れ。ほんと、先方からすると、いい客だと思います。
いい言葉がでてました。
「やりたいこと、できること、そして企業から求められていることを、見定めなければいけない。」
まさに、これ、私が半期ごとのキックオフで全社向けに言っているもの。will、can、mustですね。
キャリコンの世界だとシャインさんが提唱していました。
変化が激しい時代において、今後、何が必要となり、自分が何を望んでいるのかを見極め、必要なスキルを身につけていく。若い子は、この何が必要となるかのポイントがズレると、苦しい。やりたいことを見極めようとせず、何が必要なるかも考えず、ただ、自分ができそうなことだけにポイントをあててる人は多いでしょう。親であれば、子どもにそこを伝えていかないといけないですね。
/_/ あらすじ _/_/_/_/_/
転職エージェントの香澄の物語。
いろいろな人な支援をしながら、自分の人生間をみつめていく。
/_/ 主な登場人物 _/_/_/
#ピタキャリア 転職エージェント
香澄 かすみ、40歳、離婚、喫煙者、出会いの最初の7秒間を意識、キャリアアドバイザー
宮崎
石川 課長、40代半ば
ソフィア AI
#ピタマリー
伊藤栄子 香澄同期
#顧客
一ノ瀬慎 29歳、普通
二宮壮太 営業
三上江里子 38歳、美人、外資系
四谷正憲 48歳
五味佳乃
六車秀明
七尾花蓮 24歳
八田真人 30歳、イケメン
九鬼あずさ くき
十和田渉 50歳
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