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自分の才能がどれだけあるか、わからない。
才能があっても、成功するとはかぎらない。
それでも、行けるところまで行ってみたい。
才能とは、使命とは何なのか。
戦後の激動から現代まで、理想の音楽と現実の間で苦悩しながらも音楽に人生を捧げた、一人の指揮者の軌跡。『ありえないほどうるさいオルゴール店』『博士の長靴』の著者が描く、心にしみ入る音楽小説。
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Posted by ブクログ
音楽を扱っているにしては、芸術の要素の深みがやや物足りない感じがした。音楽で成功する人にしては、この主人公はガツガツしておらず温和なので、こちらものんびりと読めた。
「まぁ結局、市長1人じゃなんもできませんからね。実際に現場を動かすのは職員たちです。生き生き働いてもらうのがなによりですわ。」という市長の言葉を聞いて、
指揮者もそうだ。1人では何もできない。と思う指揮者の主人公。
上に立つ者ではあるけれど、独りよがりにならず、全体を上手く機能させる難しさに、指揮者も直面しているのだなと、当たり前だけど音楽的なことばかりに目が行きがちだったので、再認識した。
世界でも羽ばたいていく日本人の指揮者の話は、以前にも読んだが、筋書きが似てくるなぁとふと思った。
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