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舞台は、伝統ある男子校の寮「松籟館」。冬休みを迎え多くが帰省していく中、事情を抱えた4人の少年が居残りを決めた。ひとけのない古い寮で、4人だけの自由で孤独な休暇がはじまる。そしてイブの晩の「告白」ゲームをきっかけに起きる事件。日を追うごとに深まる「謎」。やがて、それぞれが隠していた「秘密」が明らかになってゆく。驚きと感動に満ちた7日間を描く青春グラフィティ。
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Posted by ブクログ
大人になりかけの男の子達は、大人になりたい、そして本当の自分を知る友人を互いの居場所にしていく。大人になった時にあれは青春だったと思うだろう。 友人は家族には見えない本当の、これからの自分を知る存在となる
めちゃくちゃ好きだった! 男子高校生4人の瑞々しい青春と抱えた重暗さがアンバランスなようで上手く絡み合っていて夢中で読みました。 恩田陸さんの作品は情景描写がとても綺麗で、それが逆にストーリーが頭に入ってきづらくなる時がありますが、こちらの作品は雰囲気ともあっていてすごく好きだなぁと思いました。
ほんのり懐かしさを感じた。 年末の学校で野郎だけで生活するっていうだけで、すごいわくわくした。 各々が思ったより複雑な事情を抱えていて読んでて面白かった。
恩田陸さんの小説はうっすらBLの雰囲気が漂いますね。冬休み、年末の学生寮、古びた洋館という設定だけで萌え、青春。僕も学生寮生活してみたかったなぁ。子どもには学生寮生活をさせよう!(あっ僕、結婚してなかった…)
酒盛りのシーンとかみんなでホットプレート探しに行くところ、朝4人で走ってるシーンとか青春で満ち満ちてた。 寛司の結婚への考え方(P85)(P215)とか子供の立場からの親への意見(P149)、人それぞれの良さ(P168)とか面白かった。 解説でも書かれていたように、頭のいい4人はみんなと当たり障...続きを読むりなくやっていく方法を知っているはずなのに、統がいるせいで(おかげで?)自分が普段人に見せないところを見せているのが良かった。
男子校出身の自身にとっては懐かしさと相まってつい感情移入をしてしまった内容だった。特に第四日 遠い季節の寛司の両親に対する台詞はかなり印象的で彼らと同じ目線でも、また、親としての目線で見ても腑におちてしまう印象を受け、心に残った。 高校生という大人とも子どもとも言えない年齢で、かつ、親元から離れた寮...続きを読む生活をしているシチュエーションが話を通じて一貫して軸となっており、読後感もすっきりとしたものだった。 改めて再読したい一冊。
読み終わった後、爽やかで穏やかな気持ちになった。すごく読みやすかった。 青春とはこうであったと思い出してくれた。今の私には2度と味わえないと認識させられ、当時大人がよく言っていた言葉を思い出した。「子供時代は宝物」 登場人物4人が過ごしていく過程で、それぞれの秘密を告白した後、歪だった?違和感の...続きを読むある関係が読み終わったころにはこの4人でよかったと思えた。内容は重い部分もあったが、最後には心温まった。 今、カラカラに乾いた大人に読んでほしいと思った。
この本を深夜に一気読みしたせいか、余韻が今もずっと残っていて、何か夢を見ていたような、それとも自分がそこにいたかのような錯覚がする。それほど引き込まれ、ページを捲る手が止まらないような作品だった。 まず少年たちが素敵だし、恩田先生の特徴だけれど名前が綺麗。語感も漢字も良い 「常野シリーズ」や「蛇行す...続きを読むる〜」やこの「ネバーランド」など初期作品を読んできたが、多くの人が言うように恩田先生はやはり初期が良いと私も思う! この危うげな少年たちの関係性も、レトロな寮も冬というどこか儚く閉塞感のある季節も、それぞれの要素がめちゃくちゃ相性が良い。 早く冬になってまた読み返したいなあ
文章の書き方がすごく好きだと思った。 4人それぞれに数えきれない程の心の変化や様々な心情が描写されていて、大人になりきれていない学生らしさがよく現れていた(若干大人っぽすぎるとも感じたが)。 4人が語る過去の話は目を背けたいほど重いはずなのに、次のページではカラッと明るい場面になっていることが多く、...続きを読むそこに違和感を持たせないところに作者の腕前を感じた。 各人物に個性が出ていてよかった。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 舞台は、伝統ある男子校の寮「松籟館」。冬休みを迎え多くが帰省していく中、事情を抱えた4人の少年が居残りを決めた。ひとけのない古い寮で、4人だけの自由で孤独な休暇がはじまる。そしてイブの晩の「告白」ゲームをきっかけに起きる事件。日を追うごとに深まる「謎」。やがて、それぞれが隠していた「秘密」が明らかになってゆく。驚きと感動に満ちた7日間を描く青春グラフィティ。
四人それぞれの背負っているものが予想以上に重くて、だからこそ生まれる重厚なストーリーに目が離せません。 高校生ならではのキラキラした華やかさはありませんが、決して読み辛さはなく、むしろサクサクと読み終えました。 切なくも清々しい青春群像劇に、軽微なミステリを落としこんだ作品です。
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