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同作者の中で一番好きなのがこれ。
厳密には、特に2章が素晴らしい。
登場人物二人の、編集者としてのスタンスや
仕事への取組み、物語に対するちょっと過剰な
までの思い入れ、こういったものがギュッと
つまっているシーンがとても好きだ。
Posted by ブクログ 2023年08月26日
2023.8.25 再読
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作者のわからない、幻の1冊をめぐっての4つの中篇。
その本は、『三月は深き紅の淵を』。
第1章【待っている人々】
10数年もその本を探し続けている読書愛好家に招かれ推理していく男性のお話。
ダイニングメッセージ、そしてキーワードは「ざくろ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月07日
一冊の本を巡る四つの物語。
不思議さを内包した、独自の世界観に魅了されました。
それぞれの物語の雰囲気が違うところも、作者の引き出しの多さを感じます。
ミステリ的趣向が楽しめる中、異彩を放つ最後の「回転木馬」が印象的でした。
賛否が分かれそうな物語ですが、作者自身が投影されたかのような内容が断...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月02日
「麦の海にしずむ果実」に出てきた本、”三月は深き紅の淵を”にまつわるエピソード集。でも、読み上げると一つの筋が表れてなるほど!と思わされます。時系列というか、目線がぐちゃぐちゃになってもう一度読み返したくなります。
一番最初のお金持ちの会長が本好きの若手社員を家に招いて三月は~の本を探させる話が一番...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月17日
幻の本『三月は…』を巡る4章からなるミステリ。各章は独立しているものの微妙に関連している。第4章は著者の理瀬シリーズの序章であり、作家として姿勢、考え方も垣間見える。
新聞のインタビュー記事で、恩田さんが四半世紀近く書き続けているゴシックホラーの理瀬シリーズがあることを知り、手に取りました。ホラーは...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月21日
皆さんが理瀬シリーズを挙げて、
気になり、一作目を読んで見ました。
第一章、第二章からタイトル作の推理かと思っていたら、第三章では二人の少女が死の真相の推理となり、最終的にどうなるか気になりながら、読み進めました。
そして、最終章!
最初、著者の話かと思っていたら、これが理瀬!
自分的にはこう...続きを読む
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