三月は深き紅の淵を

三月は深き紅の淵を

733円 (税込)

3pt

鮫島巧一は趣味が読書という理由で、会社の会長の別宅に2泊3日の招待を受けた。彼を待ち受けていた好事家たちから聞かされたのは、その屋敷内にあるはずだが、10年以上探しても見つからない稀覯本(きこうぼん)「三月は深き紅の淵を」の話。たった1人にたった1晩だけ貸すことが許された本をめぐる珠玉のミステリー。

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三月は深き紅の淵を のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    初めての推理小説でした。
    何時もより丁寧に読み進んでいく中で展開が予想もつかない流れの中、読書で得られた初めての読後感でした。
    凄く良い時間をありがとうございます!

    0
    2024年05月01日

    購入済み

    同作者の中で一番好きなのがこれ。
    厳密には、特に2章が素晴らしい。

    登場人物二人の、編集者としてのスタンスや
    仕事への取組み、物語に対するちょっと過剰な
    までの思い入れ、こういったものがギュッと
    つまっているシーンがとても好きだ。

    0
    2019年11月20日

    Posted by ブクログ

    『三月は深き紅の淵を』という幻の本にまつわる一冊。

    一章ではこの本のありかを探していて
    二章ではこの本の作者を探していて
    三章では二人の少女の死の真相を追い、
    (このあたりで、んぬぁ!?ってなる)
    四章ではこの本の構想を練っている。

    なにを言っているかわからなくなってきたけれど、
    これは何度も咀

    0
    2025年10月03日

    Posted by ブクログ

    大好きな理瀬シリーズの原点(?)のような本。
    短編『回転木馬』はそのまま「麦の海」のプロローグだった。

    入れ子細工に作中作、あまりにわけのわからない世界観の真ん中に位置する『三月は深き紅の淵を』。
    恩田陸のわけのわからなさが癖になってきた今日この頃。

    0
    2025年09月22日

    Posted by ブクログ

    理瀬シリーズ1作目、と知らず再読。タイトルの三月〜を巡る話で、どの章もめちゃくちゃ面白くて好き。ある家でその小説を探す青年、小説の作者を追って旅をするうちに混沌に迷い込む女性たち、少女2人の転落死を追う人々、理瀬の話と交錯する生み出す作者、どの章も関係なさそうやのに、繋がりどれも興味深く残るのが凄い

    0
    2025年08月04日

    Posted by ブクログ

    油断した、3章までがすごく綺麗なミステリーだったから4章もその勢いで読んでしまった、恩田陸の怪異的なる文章の海に足を取られてしまった
    やーよくこんなメタ発言ばんばんできるな、この作家本当にすごい、十数年ずっと追いかけてしまう

    0
    2025年08月04日

    Posted by ブクログ

    2025. 2

    短編小説。
    『三月は深き紅の淵を』という小説を巡り様々な登場人物がその本に対する興味関心を語るストーリー。
    その繋がりを最後に集約させ何かが起きることを期待していたが、特になかった。
    しかし、三章目の二人の女子高生が展望台から飛び降り死亡する事件が非常に面白かった。
    ストーリーが面

    0
    2025年07月17日

    Posted by ブクログ

    混乱と驚きのパレード
    『待っている人々』では、あらすじ通りに話が進みましたが、結末は全くの予想外。作中作構成かと思いきや全く別物で『三月は深き紅の淵を』が2冊!?って感じです笑
    『出雲夜想曲』は作者を探し求めに行くストーリーでここでも『三月は深き紅の淵を』の正体はイマイチ分からず…。
    『虹と

    0
    2025年05月11日

    Posted by ブクログ

    「麦の海に沈む果実」に登場する「三月は深き紅の淵を」がタイトルにつけられた本書。
    これもまた「三月は深き紅の淵を」を巡る物語で、書き方が不思議だけど、それが恩田陸さんっぽいなぁと思います。
    第四章で理瀬が登場して、もしかして「麦の海に沈む果実」は最初こういう展開にしようと思っていたのかなぁと想像しま

    0
    2025年05月11日

    Posted by ブクログ

    作者初期の作品。

    本書と同じ「三月は深き紅の淵を」という題名の架空の本を巡る4章からなる。

    架空の「三月」は「黒と茶の幻想」、「冬の湖」、「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、「鳩笛」の4章からなり、作者不明、数十部限定的に私版本として出され、譲渡禁止、貸与は1人にのみ1日だけという制限がついて

    0
    2024年10月15日

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