らーぐさんのレビュー一覧 レビュー投稿数 19 いいねされた数 0 1~19件目 / 19件<<<1・・・・・・・・・>>> 並び替え レビュー更新順 作品新着順 評価高い順 六人の笛吹き鬼 三津田信三 小説 / 国内小説 3.6 (16) カート 試し読み 購入済み 平成「的」ホラー (読まなくてもわかるけれど、読んでおいたほうがいいという意味で) 事実上の前作だった「七人の鬼ごっこ」が、昭和という時代に少年時代 を過ごした主人公の物語だったのに対して、本作の主人公は平成に少女 自体を生きており、この点が割と作品全体を見ても対照的なのが面白い 所。 猟奇的な事件でありながら、前作には昭和的な闇、本作には平成的な 冷淡さを感じる。 これが必ずしも、昭和の美化とはなってないのが興味深い。 #深い #怖い #ダーク 0 2024年11月24日 100日で収束しない日本のコロナ禍 ぼうごなつこ 社会・政治 / 政治 4.2 (5) カート 試し読み ネタバレ 購入済み 冗談?いえ、現実です 100日め、最後のコマ下に書かれた一文が 何とも重い。これとあとがきだけでも読む 価値アリ。 悪い冗談のような一つ一つの出来事が、紛れ もない現実という悪夢。 この惨状、醜態を記憶するという意味でも 意義のある一冊。 #深い #タメになる 0 2021年07月26日 死相学探偵最後の事件 三津田信三 小説 / 国内ホラー 3.8 (13) カート 試し読み 購入済み サービス精神溢れる一冊 「最後の事件」だけあってか、レギュラーは勿論、 意外なゲスト的キャラクターも多く登場し、特に 主な舞台となる孤島に行くまでも中々楽しい。 個人的にある人物の扱いは思わず爆笑してし まった。 一転、事件が本格的に動いてからはぐいぐい物語 に引き込まれ、犯人の正体まで一気に読み進めて しまうくらい面白かった。 最後といわず、短編等でも良いから続いてほしい シリーズ。 0 2021年02月06日 100日で崩壊する政権 ぼうごなつこ 社会・政治 / 政治 4.0 (4) カート 試し読み 購入済み 政治はどこまで腐敗できるのか? 書き下ろしパートは多くの人に是非、目を通してほしい。 ここは本当に圧巻で、ある意味、政権よりも更に根深いのは何なのか、 それを突きつけられる内容です。 コロナ渦での政治家のデタラメぶり、傍若無人ぶりを忘れないためにも、 どうか一読を 0 2020年10月02日 悪役令嬢ですが、ヒロインに攻略されてますわ!? アンソロジーコミック まろ / かわのあきこ / yui/サウスのサウス / 大庭そと / りんご飴ツイン / わに / naturalsoft / ほしな / 大小判 / むらさき / ふじやま 女性マンガ 4.2 (43) カート 試し読み ネタバレ 購入済み 婚約破棄アンソロジー? 試し読みで各作品の冒頭を読んで 「これ、悪役令嬢というよりも婚約破棄アンソロジーじゃないの?」 と思ってしまったが、ある意味それも正解というか、 婚約破棄するシーンの温度差や、話の重さ、軽さが 各収録作品の個性にそのまま出ている気がする のは 自分だけか? 0 2020年09月09日 Q&A 恩田陸 小説 / 国内ミステリー 3.6 (42) カート 試し読み ネタバレ 購入済み 最後以外は面白いけど 作品説明を読んで、「面白そう」と 思い、実際終盤までは楽しめたんですが、 オチでちょっと肩透かしを食らった感が あり、そこはちょっとマイナスかな。 いやこの話をいれるにしても、順番を 一つ前と入れ換えるだけで大分違うと 思うんですが。 最後に胸糞悪さだけを優先されたような 気になってしまいました 0 2020年08月08日 決定版 全ウルトラ怪獣 完全超百科 ウルトラQ~ウルトラマンパワード編 講談社 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学 4.0 (3) カート 試し読み 購入済み ザ、とUSAは残念かな? Q~パワードまでの怪獣、宇宙人 をこの一冊でまとめている都合上か、 USAは実写スーツの三人のみ、 ザ・ウルトラマンはジョーニアスの 実写版スーツと、実写版ベドランのみ なのが、たまに傷かな? 使われている画像はかなり明るめで 見やすいのは評価点。 0 2020年08月08日 大本営発表 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争 辻田真佐憲 学術・語学 / 教育 4.5 (15) カート 試し読み 購入済み 人は歴史に学べない? ここ最近の報道をみていて、政治家の明らか な嘘などが、なぜ無批判にメディアで垂れ流 されるのか疑問に思いつつ再読。 結局気分は暗澹とするばかりだが、だからこそ 一つ一つの事例を現代に照らし合わせて読めた。 結局、人はたとえ「悪い見本(この場合は過去 の大本営発表)」から、何も学べないのかな? 0 2020年04月17日 四隅の魔 死相学探偵2 三津田信三 小説 / 国内ホラー 3.7 (32) カート 試し読み 購入済み 第二作ではあるけども…… シリーズ二作目だけど、これから初めて 読む人にはあえてここから読むことを進 めたい。 一作目では読んでいてもどかしいというか、 書き手が作品を文体を模索しているような 気がして、それがノイズになってしまった 感があった。 そういう意味で、これはうまい仕切り直し になっていると感じた。 ここで登場人物に慣れた上で第一作に挑む のがオススメ 0 2020年02月09日 水晶のピラミッド 島田荘司 小説 / 国内ミステリー 3.8 (35) カート 試し読み 購入済み 名探偵、大不調 シリーズでも、もっとも不調な御手洗の 姿が記憶に残る一冊。 実際ヘンクツな面は色々な作品でも出てき ますが、鬱々とした描写が続くのは珍しい のでは? 解決も一捻りあったり、ピラミッドの不思議 を御手洗が石岡くんに解いて見せたり、色々 豪華。 それでも真相が解ると見えてくる登場人物 の背景なども印象深い 0 2020年02月09日 不穏な眠り 若竹七海 小説 / 国内ミステリー 3.6 (32) カート 試し読み ネタバレ 購入済み 苦味強めを覚悟すべし 話は相変わらず面白いし、バリエーション にも富んでいる。結末は意外だし、そこまで 二転三転あり楽しめる。 ただ、今回はいつも以上に、登場人物に嫌な 人が多いように感じるのは、気のせいか? 初登場ではないキャラまで、自分勝手な面が より目立つ部分が多く、その辺りはちょっと 苦手。 0 2019年12月06日 作者不詳 ミステリ作家の読む本 (下) 三津田信三 小説 / 国内ミステリー 4.2 (26) カート 試し読み 購入済み これはこれでいいけども 下巻では「朱雀の化物」が一つ抜けて好み。 作中作自体はもちろん、その謎を解くための 三津田と飛鳥のやりとりも、一作ずつ工夫がこらされていて楽しめる ただ、全体の結末としては、「これはこれで いいけど、新書版の方がもっと良くない?」 と思ってしまうのは、そちらに馴染みすぎた せいか 0 2019年11月23日 わたし、定時で帰ります。(新潮文庫) 朱野帰子 小説 / 国内小説 4.2 (40) カート 試し読み 購入済み イタいくらいに共感 ドラマ化されたのに、ドラマは見逃したので 原作から 「こういう人、いるよなぁ」と思えていた内は ともかく、段々と「うわっ、自分もこの人 と似たところあるわ」と思ってしまう展開もあ り、中々刺激的。 そういうえぐ味と、それをあの手この手ではね 除けるに主人公に魅力を感じる 0 2019年11月23日 われはロボット〔決定版〕 アイザック・アシモフ / 小尾芙佐 SF・ファンタジー / SF(海外) 5.0 (5) カート 試し読み 購入済み 人もロボットもトラブル続き ロボット三原則、とかいわれると仰々しい ように思えるけれど、中身はむしろコメディ タッチな作品や、ドタバタ喜劇の一歩手前 みたいな話も多くて楽しいし、所々でちゃんと 皮肉も効いていて飽きない パウエル、ドノヴァンのコンビや、スーザン 博士、各ロボットどれもキャラが立っていて 読みやすく楽しい 「われ思う、ゆえに……」と「証拠」が好みだ 0 2019年11月21日 匣の中 乾くるみ 小説 / 国内ミステリー 3.1 (9) カート 試し読み ネタバレ 購入済み 「失楽」を読んだ上で本書も読んだが、 なんだかなー パロディのためのパロディ以上には感じない。 暗号にこだわるのはいいけれど、その完成度 もいまいちに思えた。 なお、紙の文庫版には解説もついているけど、 これもある他の作家(竹本氏じゃないよ)をや たらと気にしすぎていて、これなら無い方が 良いんじゃないの?という気分 0 2019年11月21日 今日も女の子を攻略した。 5 むく 少年マンガ 4.5 (6) カート 試し読み 購入済み 丁寧な終わらせ方が光る お話として、綺麗にまとめられたな、という印象。 各登場人物たちのその後もちょっとだけ予想できる くらいの余韻もあり、さわやかな一作として心に 残る。 最後まで那古さんがいい味出してます、ハイ 0 2019年11月20日 三月は深き紅の淵を 恩田陸 小説 / 国内ミステリー 3.6 (38) カート 試し読み 購入済み 同作者の中で一番好きなのがこれ。 厳密には、特に2章が素晴らしい。 登場人物二人の、編集者としてのスタンスや 仕事への取組み、物語に対するちょっと過剰な までの思い入れ、こういったものがギュッと つまっているシーンがとても好きだ。 0 2019年11月20日 コズミック 世紀末探偵神話 清涼院流水 小説 / 国内ミステリー 3.7 (32) カート 試し読み 購入済み 色々と、「デカい」作 今、読み直すとびっくりするくらいまともに ミステリーだな、と。 JDCのような組織や、それに所属する個性も能力 も豊かな探偵たちも、今では様々な作品に普通に 登場しているせいだと思う。 発売当時こそ叩かれていた印象だが、むしろ後に 続く作品たちのために道を開いた作品としても評価 したい。 勿論、この作品にしかない、大きなスケールの事件、 背景も魅力だ 0 2019年11月20日 プレゼント 若竹七海 小説 / 国内ミステリー 3.7 (35) カート 試し読み 購入済み 90年代の葉村 後にシリーズが続く葉村晶(と御子柴君) が初登場する作品だか、紙の本は90年代 に発刊され、電子化されたのは2010年代の 終わりと結構間が空いてしまっている。 だが、作中でも現実の時間にほぼ同じく 年を経る葉村だからこそ、20年以上前の 作品を読むことて当時と違った味わい、 彼女の周りの変化したもの、しないもの、 を再確認するのも楽しい シリーズ初体験の人はすぐに「依頼人は 死んだ」に進むのがベスト この二作でも結構色々変化しているのが わかるはず 0 2019年11月20日 1~19件目 / 19件<<<1・・・・・・・・・>>>