辻田真佐憲の作品一覧

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2023/05/17更新

ユーザーレビュー

  • 「戦前」の正体 愛国と神話の日本近現代史
    日本書紀や古事記に出てくる日本神話が、戦前の拡大路線、対外戦争の中でいかにプロパガンダとして利用されてきたかを分かりやすく辿る一冊。神武天皇の八紘一宇に始まり、イザナギやアマテラスの時代まで遡り、神話の発祥地としての宮崎県と鹿児島県の争いや、軍人に人気を持った竹内巨麿の「竹内文献」など、知らなかった...続きを読む
  • 「戦前」の正体 愛国と神話の日本近現代史
    明治維新から77年で敗戦。敗戦から77年が昨年2022年。我々はいまだ明治政府に縛られている。いやそれどころか、亡霊のようにつきまとい、肥大化してさえいる。
    欧米列強と闘うためには西洋化が必須。
    江戸幕府にとってかわった薩長明治政府は天皇を担ぐ。
    しかし天皇は和服、では西洋化のシンボルにならない。
    ...続きを読む
  • 「戦前」の正体 愛国と神話の日本近現代史
    明治〜昭和初期にかけての、日本書紀や古事記を元にした引用が、読み辛いなと流していた。
    戦前〜戦中にかけて、分かりやすく勇ましく、読みやすくなって怖くなった。
    良い本だった。
  • 「戦前」の正体 愛国と神話の日本近現代史
    いままで古事記と皇室の関係が「そんなわけなくね?」と不思議だったので、なるほどだった。

    「ネタがベタになるリスク」
    無批判に物語を受け入れる人って多いし、世間の空気がそっちの方向に行ったら逆らえなくなってしまう。あるある。

    私は100%否定になりがちなので、「あえて曖昧なままにしておく」は今後意...続きを読む
  • 「戦前」の正体 愛国と神話の日本近現代史
    題名に強く惹かれ、入手して紐解き始めると、なかなかに愉しかった。出逢えて善かったと思える一冊だ。
    研究成果や論考を、幅広い読者に向けて判り易く説くという、「新書」らしい感じの一冊だ。題名から受ける、少し厳めしい感じでもない。6つの章が在るが、各章での話題は何れも面白い。
    第2次大戦の前後で「戦前」、...続きを読む

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