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Posted by ブクログ 2023年04月27日
誰でも知っている防衛省・自衛隊。しかし、山本五十六、東郷平八郎、東条英機のように防衛省・自衛隊で思い浮かぶ顔はあるのか、防衛庁の歴史を知っているかと言えば、首を傾げる人が多い。そんな動機が筆者にこの良本を書かせた。
本書が何より素晴らしいのは、列伝形式の物語風で兎に角読みやすい。それでいて、旧軍か...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月17日
【現代日本では、自衛隊への信頼度はすっかり高くなった。しかしだからといって、「軍隊による安全」一辺倒でいいわけではない。「軍隊からの安全」もまた、古今東西の歴史を踏まえた、人類の英知のひとつである。この両者のあいだのバランスを取りながら、今後の安全保障を考えていく。それがいま求められている】(文中よ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月03日
●昭和の将校研究本は数あれど、自衛隊幹部の本は中々ない。というかあまり流行らない、地味ってことかなあ。
●自衛隊創設の逸話が色々散りばめられていて面白い。
●特に気になるのは自衛隊幹部の思想面の話。やはり心配だし、穏便な歴史観を保持してほしい。陰謀論は論外。ある程度歴史を知っておかないと、免疫がなく...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月03日
警察予備隊の設立から70年以上経つが、戦後の防衛官僚や幹部自衛官で知られている人は少ない。それは戦後の安全保障が十分に歴史化されていないから、という問題意識から、増原恵吉、林敬三、槙智雄、Y委員会、かいはらおさむ、久保卓也、夏目晴雄と西廣整輝、栗栖弘臣、三島由紀夫、守屋武昌、田母神俊雄、河野克俊とい...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月10日
「防衛省の研究」と題されているが、内容としては自衛隊の前身となる警察予備隊から現在に至るまでの防衛省幹部たち個人の物語である。
本の内容自体には政治的な主張はなく、個々の人物に焦点が当たっているので、その人物たちの歴史を追いながら、なんとなく防衛省の歴史も追えるような構成になっている。ただ、あくまで...続きを読む
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