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「君が代」は議論の絶えない歌である。明治早々、英国王子の来日で急遽、国歌が必要になる。しかし、時間がないため、『古今和歌集』の読み人しらずの短歌に鹿児島で愛唱されていた「蓬莱山」の節をつけて間に合わせたのが「君が代」の誕生だといわれる。以降、1999年に「国旗国歌法」で法的に国歌と認められるまで、ライバルが現れたり、戦時下には「暗すぎる」、戦後には「民主国家にふさわしくない」と批判されたり波乱が続く。最近では、教育現場での「君が代」斉唱が再び問題視される。日本人にとって「君が代」とは何なのか? 気鋭の若手研究者がその歴史をスリリングに繙く。
...続きを読むPosted by ブクログ 2017年08月24日
小学校から高校まで、入学式や卒業式で歌って来た「君が代」。
実は1999年の「国旗国歌法」制定まで、正式には国歌でなかった
ことを知ったのは成人してからだった。
ただ、この「国旗国歌法」に関しては例の日本会議が動いている
ので若干、複雑な思いはあるんだが。
式典では必ず「国歌斉唱」と言...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年10月30日
著者の提案として「歌う国家」から「聴く国歌」へ、というものがあった。
そういえば10/22に行われた日本シリーズ、広島ー日本ハム戦では、国歌独唱を吉川晃司が行っていた。歌手、タレントが独唱をして、観客はそれを聴いているというスタイルは「選手の誰それは口元が動いていないから愛国者じゃない」などという...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年04月14日
君が代のこと、なーんも知らなかった。
成立過程とか凄い面白い。
「君が代」って歌は、なんかか「君が代」自体のことを歌っている歌なのでは…と思いました。
これからも時々物議を醸しながら、苔のむすまで8000年なんだかんだと残るのかもしれません。
たぶん議論になることがめんどくさい故に国家を強制的に歌わ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月13日
君が代が軍国主義を彷彿とさせるのは古典的条件づけだろう。君が代よりもフランス国歌「ラ・マルセイェーズ」の方が遥かに軍国主義的だ:
武器を取れ市民よ,隊伍を組め。
進もう,進もう!
敵の汚れた血で,われらの畑を浸すまで!
アメリカ国家「星条旗」も同様:
ロケット弾の紅炎も,空に轟く爆音も,
我が...続きを読む
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