無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
なんか、怖い話ない?
異界が覗き、怪異の似合う古い街。
男たちが喫茶店に集ってすること、とは――。
男子会で、ホラーをダベる。京都、横浜、東京、神戸、大阪、再びの京都――。なぜ多忙な四人の男たち(外科医、検事、作曲家、音楽プロデューサー)は、わざわざ遠出して喫茶店を何軒もハシゴしながら、怪談を披露し合うのか――。そして、いつも茫洋としているが、気づくとなにか肝心なことをぼそっと呟く塚崎多聞とは誰なのか?
ホラー小説家としてデビュー(『六番目の小夜子』)した著者による、深煎りネルドリップ、男子ホラーはいかが? 奇妙な味がじわじわ恐い(ほぼ実話)全6編。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
酒亭Darknessを昨冬読んだ時に、今年は恩田陸のホラーを夏に読むんだい!と思っていたのに9月通り越して10月になってしまった。
続き物と知らずだったが、本書から読み始めても全く問題なく読むことができた。
著者の作品は、キャラがたっていて、漫画的に読めるのが好きだ。
あとは語彙に圧倒される(微に入り細を穿つ、幽霊の正体見たり枯れ尾花が私の頭の中の辞書にインプット)のと、映画や文学の小ネタを入れてくるのがお洒落。
それぞれの街や喫茶店の描写にもワクワクする。モデルのお店は調べてみよう。
あとがきでほぼ実体験や周りから聞いた話だと言うのが判明するのがちょっと怖い。
特にドッペルゲンガーの話結構すき。あとクローゼットの話こわしゅぎ。
Posted by ブクログ
いい年のおじさんたちが、喫茶店やバーをハシゴしながら怪談話をするという短編集。何も知らずにこの作品を読んだが、どうやら主人公を塚崎多聞とするシリーズの3作品目らしい。シリーズは飛ばさず順番に読みたい自分としては悔しいが、この作品からでも十分楽しめる。
全体的にはゆるっとした雰囲気。怪談もほとんどが怖くなく、どちらかというと仲良しのおじさんたちが話しているのをまったり見守る感じ。さらりと読める。
ただ、たまにゾクっとくるエピソードがあるのと、多聞の何気ない一言が、友人の仕事のサポートになることがあり、いい刺激になっていた。
おしゃれそうなお店が出てくるため、純喫茶に行きたくなる。ほんのりとしたホラーみと、おじさんたちの男子会を見守るほっこりさとが両立して、バランスよく、ちょうどいい味わい。ぜひ前2作も読みたい。
Posted by ブクログ
シリーズものだとは知らずに読み始めた。
多聞に興味がわいて、そちらのシリーズも読んでみてもいいな、と思ったり。こういう本との出会いもまた良し。
4人の男性が喫茶店を巡りながら怪談話をする、と言う設定。京都や大阪は分からないが、確かに神田は昔ながらの雰囲気ある喫茶店が多い印象がある。
喫茶店の少し照明が抑え目でアンティーク雑貨があったりする感じ、言われてみれば怪談と親和性が高いかも。
あとがきで、これらの話が実話だと言うことにも驚き。私自身は不思議な体験をしたことがないけれど、意外とこう言うちょっと怖くて不思議なことってよくあることなんですかね。
たまには、こんなまったりとした読書時間も良いな。と言う意味での星4つ。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。