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膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちから――「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。穏やかで知的で、権力への志向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか? 不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。優しさに満ちた壮大なファンタジーの序章。
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Posted by ブクログ
常野一族に関する話で、1話1話少し繋がりのある短編集となっている。世界観が独立してあり、最後まで中弛みすることなく楽しく読むことができた。ファンタジーがすきな人に強くお勧めする。
特殊能力を持ちひっそりと暮らす常野一族の連作短編集。 日常の近くにファンタジーがあり、引き込まれる世界観…! ふんわりとした優しさや物悲しさも感じる多彩なお話の詰め合わせに読む手が止まらなかった……短編の中でもタイトルになっている「光の帝国」とラストの話が一番好き ◯好きな一節◯ 「音楽にすれば...続きを読む全てが美しい。憎しみも軽蔑も嫉妬も、どんなに醜いおぞましい感情でも、それを音楽で、表現すればそれは芸術だから。だから音楽はどんな時でも味方なんだって。武器なんだって。心変わりしない。浮気もしない。いなくなったり死んだりしない。世界一の味方なんだ」
話いくらでも長くできそうな題材の短編がギュッと詰まってて贅沢だった。描写が素敵で、能力の面白さに頼ってないのが良い。
不思議な能力を持った常野一族をめぐる連作短編集。色んな能力が短編毎に描かれてて、どれもその先が気になる。常野一族に会いたくなる。 ほんっと世界観といい何もかもが好きすぎる。この薄暗い感じが好みドンピシャでとにかく好き。 続編読んだら相関図書いて繋がり纏めたい。
何もかも記憶する、遠くで起こっていることが聞こえる、運命を見通す、などの力を持つ人々、常野一族。人と違う故に迫害に遭いながらも在野に居続ける、その意志と葛藤。
常野の人々をいろいろな視点から描いた連作短編集。少しずつモチーフや人物が繋がっているので心が揺さぶられる。読み終えて常野の人々が好きになった。「大きな引き出し」が一番好き。
凄く面白いお話でした。東北地方出身なので、嬉しかったです。一族の全員が不思議な力を持っている設定が、凄く活かされた世界観だと思います。常野物語は、あらすじ読んで一気に全巻購入しました。恩田陸先生のこういう不思議系な日常話は、私に凄く合うのか何回も読み返しています。感動する話もあるので、是非多くの方に...続きを読む読んで欲しいです。
読み返して楽しめる
もうどれくらい読み返したかわからない 何度読み返しても楽しめるし、最後の章は泣けます
常野(とこの)と呼ばれる、不思議な力を持つ人たちを描いた連作短編集。 収録された十編、それぞれ雰囲気は違いますが、常野の人たちの穏やかさや優しさが物語を通して伝わってきました。 日常的な言葉を用いて、特殊能力を表現するところも面白いですね。 想像力が刺激されます。 シリーズ化されているのも納得...続きを読むの、魅力的な世界観を持った一冊でした。
「常野」と繋がっている人々の物語。1つ1つの話は読み応えがあって、この本にしかない、不思議な世界観だった。 あとがきを読んで納得。SFから生まれた物語だったのね。 続編も楽しみ!
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