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Posted by ブクログ
ずっと積んでいたシリーズ。
超能力一族が出てくるファンタジー小説なんだなぁと予想して読み始めたが、そんなあさっい展開を予想をしていた自分が恥ずかしい…
一度覚えたことは忘れない、未来予知ができる
など、不思議な能力を持つ人々が出てきますが、
超能力を使ってドンパチ戦闘!という展開の物語ではありませんでした。
短編集でしたが、連作というよりは、「常野」という土地をバックボーンとした登場人物達が、
各地で普通の人として普通に暮らしている中での物語です。
子を想う親の愛に涙したかと思えば、得体の知れない存在に慄かされたりと、
色んな面で楽しませていただきました!
最後の話は音楽を愛するチェリストとフルート奏者の話なのですが、やはり恩田陸さんに”音楽を描かせるとやはりピカイチだなぁと、ウットリしながら読みました。
この常野物語シリーズは、後2作品が既に刊行されているので、早く続編読みたい!!!!
Posted by ブクログ
また三宅香帆さんの書評から再読したくなって。
恩田陸さんのSF、やっぱりいいなあ。子供が生まれると真っ先に「茜」とか「ヒロシ」とか名付けた書見台を拵える一族とか、ディテールがわくわくするんだよね。
特に好きだったのは、最初の短編ながらうっかり泣かされる『大きな引き出し』、思った以上に切ない『光の帝国』、この時代からジャズを中心とする恩田陸さんの音楽好きが作品に出てたんだなと思わされる『国道を降りて…』。
あとがきでも「手持ちのカードを使いまくる総力戦になってしまった」と書かれているが、恩田陸さんの多彩なイマジネーションを楽しめる一冊だった。
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