六番目の小夜子

六番目の小夜子

649円 (税込)

3pt

津村沙世子――とある地方の高校にやってきた、美しく謎めいた転校生。高校には十数年間にわたり、奇妙なゲームが受け継がれていた。三年に一度、サヨコと呼ばれる生徒が、見えざる手によって選ばれるのだ。そして今年は、「六番目のサヨコ」が誕生する年だった。学園生活、友情、恋愛。やがては失われる青春の輝きを美しい水晶に封じ込め、漆黒の恐怖で包みこんだ、伝説のデビュー作。

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六番目の小夜子 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    えー、、めっちゃ好き 最初ミステリーとして読んでたけどいやいや、こんなの青春じゃん!!って思い始めたらもう最高じゃん ミステリー(?)としても最高だけども 大学卒業して3年、高校卒業して10年!?たつけど懐かしいなぁ〜、なんか学校ってほんとにいいよねぇ いやでも先生は嫌いだった、おれも介入を拒んでた

    0
    2024年10月26日

    Posted by ブクログ

    超有名作だと思うけど、ようやく読んだ!青春ミステリーにホラーを添えてという感じ。学校という場所の、その時にしかないきらきらした眩しさと閉じられた不穏感のバランスがたまらなくてすぐ読み切ってしまった。学園という舞台が大好き。文化祭の演劇の表現が怖くてここ最近で一番ゾッとした。雅子ちゃんと由紀夫くんがい

    0
    2024年04月04日

    青春ものとホラー要素が調和

    恩田陸の作品にはまったきっかけです。
    物語全体に不吉な予感が漂い、それと限られた場所で限られた時間を過ごすキリキリするような焦燥感がうまく調和していました。
    その中にうまく青春もの要素も入っていて好きな本のベスト5に入ります。
    物語中盤の小夜子の一人芝居?本番?のあたりの緊張感は圧巻です。

    0
    2017年08月21日

    Posted by ブクログ

    2022.01.12
    文化祭の劇では、何かに迫られる恐怖をひしひし感じた。
    本当にただただ怖すぎた。
    あのスピード感を文体で感じることができる表現力に圧倒された。
    最後の最後まで謎が残り続けて、読後感は読み切ったーーっていうよりかは、どういうこと?誰か説明して!という感じだったけど、それもまたこの本

    0
    2024年12月31日

    Posted by ブクログ

     この物語は、静かな地方の中学校を舞台にしており、次々と巻き起こる不可思議な出来事と、それに巻き込まれる生徒たちの姿が描かれている。

     この本の題名でもある「六番目の小夜子」として選ばれた学生は、小夜子を演じるかを選ぶことができ、もし演じるのなら一年間誰にもばれずに過ごす必要がある。この本の主人公

    0
    2024年12月28日

    Posted by ブクログ

    小さい頃やっていたドラマを微かに覚えていてずっと読みたかった本。終始背筋がゾクゾクしながら読めて面白かった。

    0
    2024年11月20日

    Posted by ブクログ

    個人的・夏のホラー特集。さすが恩田陸、デビュー作から凄かったってのが偽らざる感想。自分なんかが言うのはおこがましいけど、まだ拙く思える表現とか、たどたどしく感じられてしまう展開もあるんだけど、なんといってもこの奔放な発想力は凄い。どうしても”Another”が思い浮かんでしまうけど、実際には本作の方

    0
    2024年09月03日

    Posted by ブクログ

    ①キャラクター・世界観
    ☆☆☆☆
    舞台としては無難だが、世界観は興味深い。
    ②ストーリー・プロット
    ☆☆☆
    季節の流れに従う。ストーリーは主人公らの青春や学校行事、小夜子に関するイベントを追う形。
    ③文体・表現
    ☆☆☆☆☆
    読みやすい。
    ④没入感・集中度
    ☆☆☆☆
    かなり短期間(3日くらい?)で読め

    0
    2024年09月02日

    Posted by ブクログ

    ☆☆☆☆★面白かったです。ハラハラ、ドキドキする場面も何度もあって先が知りたくてどんどん読み進みました。学園祭の演劇が印象的で怖さをいちばん感じるところでした。ただ、『サヨコ』の謎が、いまいちはっきりしなかったのでモヤモヤが残りました。最後の文章も私には分かり難く、そこもモヤモヤとして終わりました。

    0
    2024年07月14日

    Posted by ブクログ

    奇妙なゲームの謎を追う学園ホラーミステリー。好奇心とともに不安を掻き立てる設定と、恩田陸氏の書く学生群像劇に魅了された。

    「サヨコ伝説」と呼ばれる一種の都市伝説のようなゲームが語り継がれる進学校。
    三年に一度、「サヨコ役」に選ばれた生徒が「自らがサヨコだと知られてはいけない」「始業式の日に、戸棚か

    0
    2024年12月09日

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