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『あれ』と呼んでいる謎の存在と闘い続けてきた拝島時子。『裏返さ』なければ、『裏返され』てしまう。『遠目』『つむじ足』など特殊な能力をもつ常野一族の中でも最強といわれた父は、遠い昔に失踪した。そして今、母が倒れた。ひとり残された時子は、絶縁していた一族と接触する。親切な言葉をかける老婦人は味方なのか? 『洗濯屋』と呼ばれる男の正体は? 緊迫感溢れる常野物語シリーズ第3弾。
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Posted by ブクログ
非常に評価が難しい作品。作品自体は解釈の仕方で評価が分かれると思う。 私は謎の常野一族の一面を垣間見れて面白かったと思う。 現代ホラーサスペンスというカテゴリになるのだろうか。 ただ前作の蒲公英草紙との温度差にびっくりしてしまった。 前作までは一族の光の部分に焦点を当てた物語だった。 今回は一...続きを読む族の影の部分に焦点を当てた作品として、私は解釈した。 超能力を持っているが一族が人間である以上、影があるわけだ。 一節で、「非常灯に照らされた部屋を深海のよう」という表現が気に入った。 私の中でぼんやりとしていたイメージが言葉にされたようで感動した。 そして文章の内容が頭の中にイメージとして浮かぶため、没入感がすさまじかった。 全体的にホラーサスペンス要素があるため、なおさら引き込まれてしまった。
1、2作目に続く常野物語 3作目はSF、サスペンス色強め 短編出てたオセロゲームが好きだったから続きを読めてよかった
3巻まで続いてくれたことに感謝です。常野物語はあらすじだけで全巻一気買いしましたが、買って良かったと本当に思います。不思議系の日常話、好きな方には是非おすすめしたいです。東北地方が舞台になっているので、東北出身の人にはわかる地名も出てきます。続編、出て欲しいな。
星5なんですが、他の常野シリーズと比べると面白さ、清々しさが少し下がるかな。遠野、より、恩田ワールドが強い。まぁ、恩田作品なので当然なのですが。遠野、じゃなくて常野、だし。わかってはいるのですが(^^;
不思議な物語。 ゆっくりと時間が過ぎる読書体験もあれば、 急に場面が変わって違う世界に引き込まれる。 この本自体が常野一族かも。
「裏返す」とは何か? 自分自身を、自我を見失うこと?なのだろうか。現代の相手は表も裏もないと作中で話している。 いやあ、難しい。このタイプの物語を紐解く力がまだないようだ。 終始抽象派の絵画を見せられている気分だった。ナラティブがあるようでない気がする。ダークファンタジーとしてはなかなか雰囲気...続きを読むのある作品だったと思う。暗い靄の書き方がすごい。『蒲公英草子』が明るい常野の靄なら、『エンド・ゲーム』はどこまでも暗い常野の靄だったと思う。
再読 大好きな常野物語。 ひっくり返す、ひっくり返されるのオセロゲームは第1作から好きな話。 今回は洗濯屋まで出てきてさらに面白い。 ラストをよく覚えてなかったのですが、再読でちょっと消化不良? でもやっぱり面白かった。 もう常野物語は続き出ないのかなあ。
常野物語シリーズの三作目にあたる今作。 ノスタルジックであり、温かみのあった二作目とは打って代わって、緊張感と緊迫感のあるシーンが連続するサスペンス、SF作品。 気づいたら一気に読んでしまった。 きれいに爽快感のある終わり方ではなく、最終話で一気にどんでん返しがあり、かつ含みがある終わらせ方は恩田作...続きを読む品らしさ、の一言につきる一冊。
会社で仲良い人に本をプレゼントしたら、 お返しにいただいた一冊です。 横溝正史や陰陽師を愛読している方で、 好きなのがわかる一冊でした。 裏のあらすじを読むと、 シリーズ第三弾と記載されており、 内容わかるか不安でしたが… 大丈夫でした! 『あれ』と闘わなければいけない。 『裏返さ』なければ、『...続きを読む裏返され』てしまう。 突然現れた『洗濯屋』の正体とは。 訳がわからず感覚的なものなのに、 なんとなく「わかる」気がして、 だからこそ怖い。 ひゅっと、胸の奥が落ちるような怖さがあり、 その後、じわじわと近寄ってくるような怖さがあり。 読後に浮かんできたのは、 人の想いが檻のように留まり澱んだら、 『あれ』になって、 払うと言う訳はないけど『裏返さ』ないと、 取り込まれて『裏返され』てしまうのかなと。 「呪術廻戦」想像してました。苦笑
全体的に緊張感の続く話だった。 最後は身構えていたほど拍子抜けする終わりではなかったけれど、若干のもやっと感は残る。 でも最後の最後までコロコロとストーリーがひっくり返るような展開は、まさにオセロっぽい。 ミステリー?とSF味があって私はこういうの好き
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