【感想・ネタバレ】珈琲怪談のレビュー

あらすじ

なんか、怖い話ない?

異界が覗き、怪異の似合う古い街。
男たちが喫茶店に集ってすること、とは――。

男子会で、ホラーをダベる。京都、横浜、東京、神戸、大阪、再びの京都――。なぜ多忙な四人の男たち(外科医、検事、作曲家、音楽プロデューサー)は、わざわざ遠出して喫茶店を何軒もハシゴしながら、怪談を披露し合うのか――。そして、いつも茫洋としているが、気づくとなにか肝心なことをぼそっと呟く塚崎多聞とは誰なのか?

ホラー小説家としてデビュー(『六番目の小夜子』)した著者による、深煎りネルドリップ、男子ホラーはいかが? 奇妙な味がじわじわ恐い(ほぼ実話)全6編。

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Posted by ブクログ

仲良しグループの中年男性4人が喫茶店をハシゴしながら怪談話を披露し合う会、という設定がまず良いし、珈琲怪談といいつつ昼からビール飲んだりスイーツを楽しんだりしてるのが良い。聖地巡礼したくなるタイプの小説。

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2026年04月06日

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友人4人が定期的に集まり、喫茶店巡りをしながら怪談をする。京都、横浜、神保町、神戸、大阪など、雰囲気のある喫茶店で語られるのは日常に溶け込むゾワっとする話。何て豊かで大人なんだろう!と思うと同時に、恩田さんはゾワっとする表現が本当にうまい…ふとした時にその一場面だけ思い出して、怖!!となりそうなのが、たくさん。でもそれが良いんだよな…!

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2026年04月02日

Posted by ブクログ

独自の雰囲気があって、それぞれの異世界がある喫茶店をはしごしながら、おじさん4人がホラーを語り合う
塚崎多聞は、珈琲怪談が開催されると不思議な体験をする
珈琲階段 Ⅰ では、多聞がちょこちょこ見かけていた人が、章の最後で正体が分かって、思わず遡って読み返してしまった
あとがきを読むと珈琲怪談に出てくる怪談は、ほぼ実話で、喫茶店もすべて実在のお店をモデルにしているらしい
珈琲をそばに置いて飲みながら読んだ、私もこの本に招聘された1人なのかな

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2026年02月21日

Posted by ブクログ

最初はどのくらい怖いのかドキドキしましたが、夜にトイレに行けなくなるという事はなかったです!

ゾクっとする場面もありますが、面白くてさくさく読めました!
おじさん達の話し方が可愛らしい部分があり、読んでて怖さが中和されました。

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2026年02月09日

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4人の中年男性たちがハシゴ珈琲をしながら怪談を語り合うという話。
4人の関係性や怪談に怖がるおじさんたちがとても微笑ましい。
作中の怪談はほぼ実話という事で、オチがなかったり脈絡がなかったりするのが、とても良い。
各章ごとの余韻が味わい深く、良い読書体験だった。

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2026年03月28日

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淡々とただ集まって怖い話をしていく物語。
退屈に思う人もいると思う。
私は何かこういうの好き。
というか、こういう集まりに憧れているのかもしれない。

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2026年03月26日

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2026.03.11

最近読んだ恩田作品で1番良かった!
雑学知識とストーリーの取り留めのなさという恩田節が良い方向に出ていて、最後にほんのり怖さとか不思議を足して終わるのがとてもよかった。
恩田さんはストーリーらしいストーリーがない方が面白いんだなあと。こういうのを待ってました!という感じ。
人公の塚崎多聞だけなんか子供っぽいのが気になるけど、オジサンになっても定期的に集まって怖い話をしながら美味しいコーヒー飲んだりご飯食べてる設定がかわいい。
せっかく「珈琲」怪談なので、午後半休をとってあまり混んでいない穴場カフェでゆっくり読ませてもらいました。贅沢な時間だったなあ。

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2026年03月14日

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「ようこそ、珈琲怪談へ。」
アミーゴ4人の茶和会、飲み会じゃないのがミソ。オチがなくとりとめのない小話が延々と続くけど、最後まで読んでしまう不思議。

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2026年03月08日

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塚崎多聞が出てきます。
他に作曲家の尾上、外科医の水島、検事の黒田。
この4人で、各地の喫茶店を巡りながら、それぞれの持ちネタ…ならぬ持ち怪談を披露する。
京都、横浜、神田神保町、神戸、大阪、京都…
尾上の「ようこそ、珈琲怪談へ」という宣言で始まる、怖いお話たち。
幽霊がらみの本物怪談もあるけど、偶然?必然?みたいな巡り合わせの不思議なお話もあり。
夜寝る前に読むと、ちょっと怖いかも…

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2026年03月03日

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内容を聞かれたら「おっさん4人で喫茶店梯子しながら怪談話するお話だよ」という、相手の頭に「それはおもしろいのか?」という疑問でいっぱいにさせてしまいそうなあらすじなのに面白い。「夜のピクニック おっさんバージョン」的な。
(主人公たちが訪れているのは、実在のお店がモデルになっているそう。今回出てきたどの土地に関しても土地勘がなく、「あぁ、あの店ね」みたいな楽しみ方ができないのが悔しい…笑)

特に大きなオチがあるわけではないけれど、
ちょっと不思議、ちょっと怖い、が詰まった作品でした。
「すぐそこに怪異があっても、それは日常の顔をしていて。ただ気づかないだけ。」(本文より)

大げさなものではなく、気づいても気づかなくても
日常にさほど影響のない怪異、日常に溶け込む怪異のお話がすごく心地よい。余白というか、わからないことを残しておく余裕の現れがこうした怪異なのかも。

読み終わった後に、これがシリーズものであることを知るなど…。他の「多聞シリーズ」も読んでみようっと。

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2026年03月01日

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喫茶店巡りをしながら怪談話をするおじさん4人。
地味にさくっと語られる怪談話だがよく考えてみるとじわじわと怖い。
日常に潜む不思議な話は、正解なければないほどおもしろい

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2026年03月01日

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不連続の世界みたいなシリアスさはなかったけれど、和気あいあいと進む会話劇と時々するりと入り込む恐怖のバランスがよかった。カフェ巡り&ただひたすらにおしゃべりしたくなる一冊。

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2026年02月20日

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珈琲と怪談が好きな私には新鮮で素敵な設定でした!
シリーズものだと知らずにこちらを先に読んでしまいましたので機会がありましたら他の2作品も読みたいと思います。

割と怖い話は昔から父に聞かされてきたこともあり慣れているので、怪談としてはそれほど怖くはなく楽しめました。むしろ怪談をレトロな喫茶店で仲間たちと楽しめる環境が羨ましく思いました。また珈琲怪談の続編を出してほしいです。

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2026年02月06日

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ネタバレ

中年男性4人が喫茶店に集まって、珈琲を味わいながら怪談話を披露する。それ自体がなんともファンタジーというか、ホラーチックというか。笑

語られる怪談は、日常生活で誰でも経験してそうなものから、よくよく考えてみると背筋が凍るようなもの、ほっこり心が温かくなるものまで多種多様です。

これらが基本的には作者自身の経験や、誰かから聞いた話がもとになっているというから驚き。

気づいてないだけで身近なところに怪談は佇んでいるのかもしれないですね。

出てくる喫茶店がすべて魅力的で、訪れてみたくなること請け合いです。(モデルとなっているお店があるよう)
特定班の方よろしくお願いいたします笑

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2026年01月28日

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ネタバレ

ホテルのクローゼット、内部照明の所には絶対泊まりたくないと思った…怖い…

怪談するために、多忙な大人が時間を作って集まるなんて、とても価値ある、大人なアソビだな。やりたい。

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2026年01月17日

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おじさん4人組が、さまざまな都市のレトロな喫茶店で繰り広げる怪談話。恐ろしすぎる怪談ではなく、自分たちも子どもの頃から話していたような、知り合いの知り合いがこんなこと言っていたような、親しみやすい内容。私の中で一番心に残ったのが、寝たきりの叔父の万歩計アプリが、初七日の日だけ90万歩以上刻んでいたという話。黄泉の国への足跡か。ただ怖いのではなく、生きていたらそんなこともありそうだと思わせる、どこか大らかな民俗学のような聞き心地。「地下の喫茶店。アンダーグラウンド。黄泉の国に住む人々。こうしてみると、生者と死者は、大して違わないのかもしれない。案外、こんなふうに、普通に日常生活に紛れ込み、一緒に暮らしているのかもしれない」。

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2026年01月16日

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―ホラー(緩め)―

「ようこそ、珈琲怪談へ」

男性4人が、喫茶店に集まりコーヒー(たまにビール等)を飲みながら怪談話をする話。
尾上(作曲家)、水島(外科医)、黒田(検事)と、この小説のキーマン、多聞(音楽プロデューサー)。
「これ、怪談っていいのか分からないけど…」と話し始める内容もゾワッとするモノから、え?何それ?って思う事まで様々。
恩田陸さんの、馴染みない(一般的には難しいと思う)言葉を使いながらも、情景描写が抜群に上手いところは凄く好き。字を読みながら光景が頭に浮かぶ。
それも含めて面白かった。

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2026年01月24日

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恩田陸さんの文章が好き ものすごく心に残るかと言われるとそうではないけど、恩田陸さんの文章はスッと心に入ったきて読みやすいし、人物が生き生きとしている。久しぶりに読んで実感した。大作ではなく、スキマ時間にちょっとゾクゾクしたいときにオススメ。

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2026年01月12日

Posted by ブクログ

サラッと読めるソフトな怪談(奇譚?)
オジサン4人(時には3人)で喫茶店でちょっと怖い話を披露し合う。
物語的には印象に残るものでもなかったけど、こんな友達関係っていいな

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2026年04月03日

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ネタバレ

多聞シリーズとのこと。以前のも大分昔に読んだっきりだけど。するすると日常の謎を4人のキャラ強メンバーが明かしてゆく。
各地方都市で〜というところが楽しめた。

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2026年04月01日

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4人の違った職業の中年男性がレトロな喫茶店で、淡々と怪談を語る会を催している話。実在の街で
モデルとなる喫茶店があり、話もほとんど実話とか。不思議な魅力があり、最後まで読んでしまう。そして
この会に参加してみたくなる。世の中には科学で証明出来ない不思議な事が時々起こるもんですね。中にあったエピソードで失くした傘が必ず戻ってくるという話があったが、実は私自身全く同じ経験をしていた!

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2026年03月08日

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オカルトで怪談だけど、ホラーじゃない

中年男性が3〜4人で怪談(雑談)しているけと、特に大きなストーリー展開はない

キャラの掘り下げが浅いなぁ、読んでてキャラが区別つけづらい・・・と思ったら、そっか、前作が2作あるのか

先にそっちを読んだ方が面白いかも

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2026年02月28日

Posted by ブクログ

マンチーニさんのレビューから、
読みたくなって、借りました!
(マンチーニさんありがとうございます)

さて、ストーリーは、多忙な 50代の4人の
男性たちが、各地の喫茶店を巡りながら
怖い話を披露しあうというもの。
怪談は好きだけど、怖がりの私でも大丈か?!と
思いながら読んだのですが、大丈夫でした。
ただ、収録されている怪談話は、ほぼ実話らしくて‥あとから、ゾワゾワしました。
ちょっと可愛い(?)なぁと思ったのは、
付喪神がついているらしい傘の話。置き忘れても、絶対戻ってくる。捨てても必ず戻ってくる傘‥‥あ、もしかして別の意味で怖いか‥(人形だったら怖い)

お酒を飲んだりスイーツを食べながら、珈琲怪談を楽しむ旧友の4人。なんだか微笑ましくて可愛い。私も仲間に入れて欲しいなあ。

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2026年02月14日

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長夜にのんびり読むのにいい。本屋で手に取ったところすぐに会話劇だとわかり面白そうだ、と。
怪談はぜんぜん怖くなくてゆるりとしている。それがいい。

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2026年02月07日

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ネタバレ

これ塚崎多聞シリーズ3作目らしい。前2作が未読なので読んでみようと思う。音楽プロデューサー、ミュージシャン、医師、検事という不思議な4人の男達が喫茶店やカフェ、ホテルなどで話す物語。本当にあった怖いことや不思議な事って、オチもなく、答えもない事が当然多いので、なかなかリアリティあって面白かった。ドッペルゲンガー、傘、怖いわ。いろいろよく読めば繋がっているのかな、何度もぺージを戻り戻り読んでしまった。あとがき読んだらほぼ実話らしい!なるほど、この世は不思議でおもしろい。

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2026年02月05日

Posted by ブクログ

外科医・検事・作曲家・音楽プロデューサーの4人の男性が喫茶店で珈琲を飲みながら怖い話をする、というお話。TV番組などで心霊系見なくなって久しいですが洒落怖が好きなのもあり購入。
それほどぞーっとするような話はあまりなく、不思議だね、怖いねぐらいのものが多くやや物足りず。「こうやって○んだ」というお話は背筋が寒くなる怖さがあり良き。
喫茶店から喫茶店に移動するときにちょっとした小話があり、「風月堂って、神戸が本店?」「違う。創業は東京の京橋で、上野と神戸は暖簾分けした店らしい。」とか、「ハイカラってどこからきた言葉なの?」「ハイ・カラー(高い襟)。西洋人が、襟の詰まった白いシャツを着てたから、そこから取ったんだ。そのアンチ語がバンカラ。こっちは全くの和製英語で、野蛮なカラー、つう意味の、ハイカラを揶揄するネーミングだったらしい。」とか、尾上氏の雑談力の高さに感嘆する、という本筋でない話のほうが記憶に残った。

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2026年02月02日

Posted by ブクログ

怖いのは苦手です‥
でも本作は、登場人物が語る怪談なので、いわばまた聞きのまた聞き状態。細部はボヤけ、心地よい怖さと不思議さに包まれました。苦手なボクには、ちょうどよいです。

生活の中にあふれる、違和感やズレ、理解不能なものに気づいてしまうことが、怖さ、つまり怪談につながっているのですね。きっと記憶に残っていないどこかで、ボクも不思議な体験をしていたのかも‥

こんなに怪談のストックはないけど、喫茶店を巡る珈琲怪談、参加してみたいです。

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2026年02月01日

Posted by ブクログ

私も四人の開催する「珈琲怪談」に参加しているような気分で読み進めた。
物語に登場する喫茶店は全て実在する店舗で、この間行ったばかりのお店が出てきて嬉しかった。

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2026年01月31日

Posted by ブクログ

出だしからカイル・マクラクラン!
ブルーベルベットやツイン・ピークスを思い出すと不穏な空気感が漂って来るような


虫の話しで思い出した事


57~8年ほど前
夏休みに近所の子達と花火をしていて、ふと一人で5、6メーター離れた場所に植わっている菊の茂みを見たら、
葉の裏側にビッシリと白い蝶々がぶら下がっていて、その数が何十?何百?
その多さに怖くなった事を思い出しました。
そして、その時これはみんなに話したらいけない、と思い
戻っても黙っていました。




畑もない所で真夏にモンシロ蝶?
次の早朝には一匹も居なくなってました。
それから花火をしている時に思い出して見に行っても、もう二度と蝶々祭り?はありませんでした。


あれは?
いやいや、ただの思い出です


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2026年01月19日

Posted by ブクログ

舞台が関西という事で懐かしかった。

祖父と一緒に行った喫茶店はまだあるのかなーとか。
怪談の話としてはそれほど惹かれないけど、歳を取ってからも4人でたわいも無い話ができる事や空気感がまったりしていて読みやすかった

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2025年12月29日

匿名

ネタバレ 購入済み

壮年期の男性四人で喫茶店を巡りながら怪談を語り合うお話。
自分も友人と集まっているような穏やかさを持っていて、ホラー成分は控えめです。

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2025年05月30日

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