あらすじ
なんか、怖い話ない?
異界が覗き、怪異の似合う古い街。
男たちが喫茶店に集ってすること、とは――。
男子会で、ホラーをダベる。京都、横浜、東京、神戸、大阪、再びの京都――。なぜ多忙な四人の男たち(外科医、検事、作曲家、音楽プロデューサー)は、わざわざ遠出して喫茶店を何軒もハシゴしながら、怪談を披露し合うのか――。そして、いつも茫洋としているが、気づくとなにか肝心なことをぼそっと呟く塚崎多聞とは誰なのか?
ホラー小説家としてデビュー(『六番目の小夜子』)した著者による、深煎りネルドリップ、男子ホラーはいかが? 奇妙な味がじわじわ恐い(ほぼ実話)全6編。
感情タグBEST3
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喫茶店をハシゴして珈琲や紅茶、甘いものや時にワインなど飲食しながら怪談というか、不思議だ⋯と思う話をする会を4人の男がやってる、というただそれだけの本。
主人公は必ず怪談的な体験をするところがポイント。
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多聞を主人公にした他作があるとの事なのだが未読である、多作家の著者であるのでとても全作は読めないが知ってしまうと気になって仕方ない何かの機会があれば読んでみたい、4人のそれぞれかなりのステータスをもった男たちが怪談とも思えない話を披露するだけの話だがなかなか面白い、人生にある程度余裕がなければありえない話だ、最近の量子力学を知ると無碍にありえない話では無さそうに感じるから不思議だ、今年は小泉八雲の年であるため怪談話がトレンドになるかもしれない。
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「17年ぶりの塚崎多聞シリーズ」とのことだが私に取っては初めてのシリーズであった。
塚崎・尾上・水島・黒田の4人(黒田は不在のことが多い)で喫茶店で一人ずつ怪談を披露するのだが、その会談の内容は本格的にホラー要素のものがあれば怪奇現象で後味が悪いものと多数。当時、ゾッとしたいという気持ちでホラー小説を探していたところ、たまたま書店に並んでいたところに目について購入したのだ。
「なんか、怖い話ないか?」まさしく私の当時の心境を見事に表したものである。ゾッとしたい、怖い話が聞きたい読者はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。連作短編ということもあり非常に読みやすかった。
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楽しかった。慌ただしい年末の隙間時間にちょこちょこ読もうと思っていたら、一気に読んでしまった。藤田新策の表紙というだけでもうそれは異界の入り口だよね。この店はあそこだよね、と心当たりが何軒かあるのも楽しい。
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こわいというより、不思議な話がたくさん出てくる。突然どこから出て来たがわからないことを言う人っているよねと思いながら、主人公の発想にびっくり。
見える体質なのかそう考えているから見えちゃうのか…
恩田陸さんらしいオチがたくさんついてます。
文庫本になって、時々パラパラと見返したりしたいなと思った。
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のほほんな友人たちのコーヒーブレイク中の怪談だけど、それでもやっぱりちょっとした不気味さがありつつ楽しく読めます。シリーズだとは知らなかったので、他も読もうと思います。
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恩田陸さんのホラーは好きなのですが、この本は想像していたのとはちょっと違いました。
おじさんが数人集まり、喫茶店で不思議体験や聞いた話を披露するというもの。女子会ならぬおじさん会の話でした。素敵な喫茶店がたくさん出てきて、純喫茶で美味しいコーヒーを飲みたくなった本でした。
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別にNHKの怪談ブームに便乗した訳ではなく、偶然に出版のタイミングが合ってしまったのだろう。本書は、幻冬舎(GINGER L。, 小説幻冬)で不定期に掲載されたシリーズを纏めたもの。帯には「17年ぶりの塚崎多聞シリーズ。連作短編集。」と書かれてある。内容は仲間4人が日本各地の喫茶店を巡って、それぞれが怪談話を披露しあうといった変なお話。その中の1人が塚崎多聞ということなのだが、塚崎多聞は他の恩田作品(月の裏側、不連続の世界)にも出ていて、これが3度目の出演となる。4人が集まっている最中にも、すぐに自分の世界に入ってしまい、仲間からは「ああ、またか」と言われる、いわゆる変な奴。なのに、時々思いがけない成果を出してくれる。さすが、恩田作品に何回も出てくるのも頷ける。
さて、本題の怪談話だが、4人が繰り出す怪談話はいずれも話が短く、恐怖度も殆ど皆無。よくこれで本一冊に纏められたなと感心するばかりである。偏にこれは恩田陸の強力な文書力に拠るものだろう。怪談自体にはあまり捉われずに、仲間4人の珍道中と思って、思い込んで読むことにより、スラスラとストレスなく読むことが出来た。勿論、時々出てくる塚崎多聞の一言がスパイスの様に作品全体を引き締めていたのは言うまでもない。
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怪談の定義は曖昧だけど、人によっては何ともないかもしれないけど怖いと感じた話や、不思議だと感じた話をただゆるゆると話す感じ。
場所やシュチュエーションによって呼び起こされる記憶の不思議さや、その人によっての違いが面白い!
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『不連続の世界』読んでないけど不連続なので問題なかった。リアルな実話怪談だと思ったらほんとにリアルの実話怪談なんですね。怖いよー。ナニソレ系が多かった。いずれシリーズ後追いしたい。
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連作短編。雑誌に長期に書き継がれた作品(2014-2025)。
全くバラバラの仕事を持った中年のおじさん4人が、全国の喫茶店を巡って怪談話しをする。
京都、横浜、神保町、神戸、大阪、京都と全て会社や仕事で馴染みの場所なので、何となく街や喫茶店の空気感が分かる。歴史ある喫茶店が中心。
あとがきを見ると、作者の実話が元になっているとのことで、怪談が物凄く怖い訳では無い。そんなこともあるよな、と思ってしまう。
主人公と思われる多聞のシリーズもあるようだが、多聞の突拍子もない発言で、2件の事件が解決してしまった。推理小説的な内容も兼ねているようだ。
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怪談だけど、ちょっとだけ怖い怪談。ちょっとだけ怖いだけだから、読み終わった後に怖さが残らなくて面白く読めた。怖いのが苦手な人全然大丈夫な作品。
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珈琲飲みながら読めばよかった。
喫茶店で語られる不思議な怪談。スッゴい怖いでもなく、ただ怪談している雰囲気が書かれる喫茶店の雰囲気と合ってすごく面白かった。
現実は珈琲の中にある。
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わざわざ遠出しても集まって話したいと思えれる友人がいるのって良いなと思う。話される怪談も怖すぎない良い塩梅で。ラストに必ず"何か”が起きるのもある意味王道だけど面白かった。同じ人物が登場する別作品も読み直したい。
Posted by ブクログ
今年の猛暑に少しでも涼しくなればいいと積読していた本を、やっと読みました。
すっかり寒くなってきた秋に読む怪談もなかなか風情があってよかったです。しかもほとんどが恩田さんが実際に体験したことなんだとか!いやぁ、怖い。
そして、登場人物の男性4人の空気感が心地よい。(多聞さんシリーズを読むのは初めてです)
男性数名が集まってランチとかお茶とかするのを見ない、ということを指摘していた小説もあるくらいなので、世の中的には珍しいのかもしれませんが、珈琲怪談をキッカケにこういう男性たちが増えたら素敵だと思いました。
珈琲好きは喫茶店等の雰囲気がよく伝わって、聖地巡りしたくなるはず!
私はサクッと数日で読んでしまいましたが、とてもライトで章も細かく区切られていて読みやすいので、併読の1冊としてもオススメできます。
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―ホラー小説(緩め)―
「ようこそ、珈琲怪談へ」
男性4人が、喫茶店に集まりコーヒー(たまにビール等)を飲みながら怪談話をする話。
尾上(作曲家)、水島(外科医)、黒田(検事)と、この小説のキーマン、多聞(音楽プロデューサー)。
「これ、怪談っていいのか分からないけど…」と話し始める内容もゾワッとするモノから、え?何それ?って思う事まで様々。
恩田陸さんの、馴染みない(一般的には難しいと思う)言葉を使いながらも、情景描写が抜群に上手いところは凄く好き。字を読みながら光景が頭に浮かぶ。
それも含めて面白かった。
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喫茶店と怪談に惹かれて、このシリーズは初めて読んだ。
喫茶店の雰囲気が小説から伝わってきて、そこにゾクっとするような怪談話。
主人公の何気ない?話が事件解決のヒントになったり、楽しく読めた。
短編なので読みやすく、あっという話に読み終わってしまった。
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おじさん4人組が場所を転々としながら身近に起きた怪談話をしていくお話。
中年男性なのに高校男子みたいなノリが微笑ましかった。笑
すごく怖いわけではなく、怖さへの感じ方に共感できるような話が多い。ハラハラというよりはリラックスして読めてしまう。
物語にのめり込める程の面白さを感じなかったので★3。
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装丁と全然違う内容だった。もっと怖いのかと思ってたんだけど、実際はほのぼのしてた。
ただあとがきを読んだら少し怖くなった。
ジャンルがホラーで良いのかな?
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実在の喫茶店が舞台になっているので、あそこのお店かな〜と想像しながら読めて楽しかった。関西在住なので、京都、大阪、神戸の有名どころは知ってるかも...
怖いけど、眠れなくなるほど怖くなくて、人から聞いたちょっと不思議な話みたいなノリがちょうど良かった。珈琲と美味しい食事、時にはお酒を飲みながら、友人と怪談を愉しむっていいな。自分もその場にいるような気分になりました。
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加齢のせいか、恐怖感があまりなくなって、
昔ほど怖いものが少なくなったんだ〜。
そのせいか、この本はまったく怖くなかった。
フツーに寝られそう‼️
でも、四人組の男性が、喫茶店巡って、いろんなお話ししたり、美味しいもの食べたり、甘いもの食べたりするのは、とても楽しかった。
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中年男子のお茶会、といったところ。
女性は特にテーマを決めなくてもランチから始まって場所を変えてお茶まで、数時間もおしゃべりが続く。しかも話の内容は次から次へととめどなく続く。よくそんなに話すことがあるね、と男性から言われるほどだ。だから、男子同士で丸一日かけて喫茶店をはしごして、話し続けるにはテーマが必要なのかも。そんな違いを感じて面白いなと思った。
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まことに残念だけれど、いわゆる小説としての魅力が乏しいです。ゆるく編んだ物語であります。わたくし、ただ今晩酌でいい気分にて、レビューをしたためるにはいかがな状態かとも思うのですが、素直に物足りんぞと申し上げる次第であります。NHKの朝ドラ『ばけばけ』が面白く、それにちなんで怪談の主題に惹かれたわけです。珈琲飲んでくつろぎながら仲間内でのとりとめもない怪談談義。現実に語り合えばこんなもんですよ。ありそでなさそな怪奇譚。でもね、作品であるなら単なるおっさんの与太話ではいかんでしょう(酔ってる俺が与太ですが)。
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多聞、尾上、水島、黒田の4人が、ぶらぶら喫茶店をハシゴしながら怪談を披露していく……のだが、ホラーというよりは不思議な話といった印象。
肝心の怪談がまったく怖くないので、ただ男4人がダラダラ雑談してお散歩しているだけになっている。怖いものを期待していただけに残念。喫茶店という舞台もまったく活かされていない。もっと店内の様子や注文したもの、メニューに関する表現がほしかった。漫画やドラマのような映像作品のほうが向いている作品だと思う。
ただ雰囲気は好きです。章の最後にある不思議展開もいい塩梅で良かった。
Posted by ブクログ
カフェや喫茶店を巡りながら、友人関係の男性4人が一件の店につき怪談を一話ずつ披露していく短編集。
恩田先生にしては特別怖いわけじゃないけれど、
コーヒーを一杯飲みながら一話ずつ堪能するような、
軽い読み物としては良いと思いました。
Posted by ブクログ
著者の作品が割りと好きなので読んでみました。
ただ個人的にはホラーが苦手なので
若干恐る恐る読んでみたけれど
中年?のおっさん4人が喫茶店を中心に
コーヒーとともに奇妙な話をするという物語
で、おっさん4人と喫茶店というのがホラー要素を軽減していて読みやすかったです。
あとがきを読んだら
著者が聞いた本当の話をもとに作られてらしくて...
そこが一番ゾッとしました(笑)
Posted by ブクログ
怪談っていいなぁ!と思えるお話だった。何年か前にYouTubeでたまたま見つけたオーコワというチャンネルにハマってひたすら怪談を聞いていた時期がある。この小説の中で怪談のいいところをいくつか挙げていて、読んでいてなるほどなぁと思った。
この本を読み終えたあと、夫に「なんか怖い話ある?」って聞いてみた。彼が子供の頃の話だが、ある日、家の物置からぽろっと坂東眞砂子さんの『死国』という小説が出てきたらしい。暗い花畑の真ん中に着物を着た髪の長い女の人がぽつんと立っている、というちょっと不気味な感じの表紙だったのもあり、「これって誰が買ったの??」と家族みんなで首を傾げたそうだ。結局、誰が家に持ち込んだものかはわからず、なんとなく怖かった話として記憶に残ってるのだとのこと。私にはそういう体験がないのでちょっとかなり羨ましかった。
「なんか、怖い話ないか?」怪談は好きだけど、知人にそう聞いたことは意外とないなって気がついた。今度人と会うときは聞いてみようかな。面白い話が聞けるかもしれない。
Posted by ブクログ
物語の舞台は、夜の喫茶店。
常連客やマスター、偶然居合わせた客たちが、温かいコーヒーを片手に「ちょっと不思議な話」を持ち寄る。
彼らが語る出来事はどれも派手ではないが、現実と非現実のあわいで人の心に静かに入り込む、奇妙で美しい“怪談”ばかりだ。
それぞれの話は独立しているが、登場人物たちはゆるやかにつながっており、読み進めるうちに「なぜこの喫茶店に人々が集まるのか」という謎も浮かび上がっていく。