奥田英朗の作品一覧
「奥田英朗」の「リバー」「普天を我が手に」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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岐阜県立岐山高等学校卒。1997年『ウランバーナの森』でデビュー。『邪魔』で第4回大藪春彦賞、『空中ブランコ』で第131回直木三十五賞を受賞、TVドラマ化とTVアニメ化もされた。『真夜中のマーチ』がTVドラマ化と映画化。『オリンピックの身代金』がTVドラマ化された。その他作品に『最悪』、『イン・ザ・プール』などがある。作品は海外への翻訳出版も多数されている。
Posted by ブクログ
失敗作のない奥田英朗の、現時点での最高傑作と断定して差し支えないのではないか、と思わせられる本だ。
昭和という時代を、昭和元年生まれの4人の主人公の群像で描き切る。
4人が4人とも個性と情熱にあふれ、理智も併せ持ち、何より私よりも公の方が大きい生き方を貫く。作者の言葉で言えば「国士」なのだ。
レイモン・アロンが石原慎太郎に語ったと言われる「今の若者は気の毒だ。青春を青春にする3つのものが欠けている。戦争と貧困と命を懸けられる思想と」という言葉を思い出した。
4人の主人公には、揃って「命懸け」の原体験があり、それゆえに大切なもののためには身体を張ることにためらいがない。この実に魅力的な人物たちを