【感想・ネタバレ】イン・ザ・プールのレビュー

あらすじ

体調不良のはずが水泳中毒に、ケータイがないと冷や汗がでる、勃起して、ずーっとそのまま直らない。藁をもつかむ思いで訪れた神経科で患者たちを待っていたのは──とてつもなくヘンな医者だった! カバと見まごう巨体を揺らし、度外れた好奇心で患者の私生活に踏み込み、やりたい放題。でもなぜか病は快方へ……? 続篇『空中ブランコ』で直木賞受賞、現代世相の病理をコミカルかつ軽妙な筆致で描き出す。精神科医・伊良部の突出した存在感が笑いを招く!

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Posted by ブクログ

この前シリーズものだと知らずに読んだ奥田さんの『コメンテーター』。
伊良部先生にハマってしまいさっそく第一弾の『イン・ザ・プール』をさっそく。

めちゃくちゃおもしろかったです。
何かに依存したり、妄想したり、不安になったり。
自分にも当てはまることが多くて、読むのがなかなか止まらなかったです。

すごく素敵な作品でした。
ありがとうございました!

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2025年11月09日

Posted by ブクログ

伊良部先生が、名医なのかやぶ医者なのか分からないのがいいです。

いい加減なことを言いつつも、最終的にこの先生しか相談に乗ってくれる人がいなくて。

そんな解決法でいいの?と思いつつ解決してしまうと言う。

シリーズ化して欲しい!と思っていたら、シリーズ化されてました。(もちろん読みます)

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2025年11月08日

Posted by ブクログ

めっちゃ面白い。伊良部の正直すぎるやばさがくせになり引き込まれる。患者の人間模様も興味深い。もっと読みたくなる。

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2025年10月18日

Posted by ブクログ

精神科医伊良部一郎シリーズ
 主人公のキャラが立ってる。
 色っぽい看護師のマユミさんもいい^⁠_⁠^;⁠)
 短編集で、どれも心の病に悩む患者との掛け合いを面白おかしく描いているが、各話にちゃんとテーマ性をちゃんと感じさせる。
 特に『フレンズ』は、携帯依存症の高校生のお話で、ほとんどの人に刺さるのではないかと感じた。

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2025年09月29日

Posted by ブクログ

伊良部医師は面白いキャラだ。この本は読む人に薬を処方してくれるかのような印象を受けた。人によってはただのヤブに映るだろうし、あるいは名医にだって見えるだろう。似たような病気にかかったことのある人ならきっと伊良部医師は心を軽くしてくれる。

表題作のイン・ザ・プールといてもたってもが自分にはドンピシャだった。

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2025年09月18日

Posted by ブクログ

伊良部先生会いたくなって10年以上ぶりに再読です。
仕事で若干気持ちが落ちていたのですが、それも吹き飛ばしてくれる、こんな先生いないけど、他人事だったらとても楽しい。笑
気持ちを軽くしてくれる伊良部先生に感謝です。

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2025年09月08日

Posted by ブクログ

精神科医版の世にも奇妙な物語。

自分にも十分起こり得る可能性がある作品ばかり。
物語展開と患者が底無し沼にハマっていく描写がリアル過ぎて、胸がゾワゾワして、変な汗をかいてしまった。

人生は振り返ることも大切なのかも知れない。

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2025年08月21日

Posted by ブクログ

 とにかく面白過ぎて一気読み。

 奇天烈な神経科医師の伊良部の元に、様々な症状を抱えた人たちが5章にわたり診療に訪れる。
 ホントに医者か?と思うような独特な治療法だが、
 「ストレスなんてのは、人生についてまわるものであって、元来あるものをなくそうなんてのはむだな努力なの」
 「心配は人にさせるの」
 こういう考え方は無責任なようにもみえるが、上手に生きていく上で肩の荷が軽くなる言葉だと感じた。

 表題作の「イン・ザ・プール」のラストがほんわかしていて良かった。
 「フレンズ」での携帯依存症は、今のスマホ依存に当てはまるのでは・・・。

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2025年08月04日

購入済み

イン・ザ・プール

読みやすくて面白い!

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2022年04月09日

購入済み

内容を諺に凝縮するならば、「人の振り見て我が振り直せ」。

患者は、伊良部一郎という自由人に接することで、自ら大きな気づきを得る。

読者も笑いながら呆れながら、気づきを得ることだろう、何かしら大事なことについて。

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2021年05月25日

購入済み

読みやすく面白い

ドクター伊良部シリーズ第1巻です。
精神科の医師伊良部が、様々な症状の患者さんと関わっていくお話ですが…
精神科ときくと、深刻な思いは無しに思われがちですが、内容はめちゃくちゃ明るい愉快な話です。
名医?迷医?であり、めちゃくちゃ変人でどこか愛嬌のある伊良部が、様々な方法で患者さんを癒していく短編集です。
考えてした治療なのか、結果的によかったのか、謎な部分もありますが…読後感は爽やかでスッキリします。
私にとって初奥田英朗さんでしたが、とても好きな作家さんになりました。
おすすめします!

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2021年04月09日

購入済み

イラベ? イラブ? どっちだろう??
続編もあるんだね。絶対笑えるに決まってる。読みたい!
奥田英朗さん、面白い人なんだろうな~。

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2020年12月19日

購入済み

最高です

本にでてくる、伊良部先生、最高です 三部作一気読みしました。
楽しくて、そしてげんき元気になれます、伊良部先生のファンになりました。

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2017年12月21日

Posted by 読むコレ

患者たちも変人ばかりですが、それ以上に伊良部という医者が変人過ぎて、読後数年経っていますが強烈な印象が残ってます。
面白かった。
三木聡監督の映画版もおすすめ。

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2013年09月19日

Posted by ブクログ

伊良部一郎は相当な変わりもの
この人は意図的なのか偶然なのかこれは自分自身の読解力じゃ測れなかった。たぶん偶然だと思うけど…

全章面白い
ケータイ依存症の若者は当時の依存性で、この人は今だと別の依存性なんかな?とか考えたりして尚のこと面白い。ただカラオケして麻雀してスキー旅行だ!なんて大学生すぎる高校生いるんかなと思った。

個人的なオススメは
『いてもたっても』
とにかく心配性。強迫神経症
一番ありえると思う。鍵閉め、スイッチを切ったかな、火災になってないかな?とか正直俺も考える。でもここは正常性バイアスとでもいうのかな?
まあ大丈夫だろ?が自分は勝ってる。
これはこれでいつか怖いけども…

被害妄想の章はこれ異性が主人公だからアレだけど、そう思ってる女性って、多いんじゃないかなあ
少なくともそんな気がする。俺は男だけど
まあこれは小学校とか、中学校とか、はるか昔の思い出を掘り返した時にこんな扱いされてきたなぁって思ったからだけど…
…これも何かの病なのではないか?と思った


このシリーズ面白い。すらすら読める。
まだ何作かあるみたい。いつか読む


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2025年11月07日

Posted by ブクログ

イン・ザ・プール
2025.11.06

おもしろかった!
とくに精神科医の伊良部さんのキャラが良かった。すぐに流されて行動する、不思議でへんなおじさんだけど、最終的にはみんなの拠り所となる姿。患者と医師の新たなカタチが知れて、今後医療に携わる者として今の病院のあり方を考えされられた。
表紙デザインが独特な方もあって、とっつきにくいかも知れないけど読みやすかった。

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2025年11月06日

Posted by ブクログ

ポップなデザインの医者と看護師が描かれる表紙をめくると、赤ちゃんがプールに沈むような絵が出てきた。
なんとも不安になる表紙なのに、中身は色々な依存症患者と楽観的なトンデモ医者の医療コメディ。
表紙のデザインも、赤ちゃんがプールに沈む様子をどう捉えるかで人それぞれ見方が変わってくるのだろう。
赤ちゃんが本物だと思い込んで仕舞えば、不安や恐怖を抱いてしまうが、人形だとすればアートだと納得や感心することができる。

そのような思い込みすぎることで起きる依存症が多々登場し、楽観的な思い込みの転換を試みる医者のお話。
医療用語や治療はほとんど出てこない。
それでもこの医者のキャラクターが患者の異常を上回っていて、患者自身より異常が上回っていてどこか患者が冷静になっていく。
特別な治療は必要ない。
この医者にかかればどんな精神病も治せるのではないかと期待感に満ちた。

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2025年11月06日

Posted by ブクログ

コメディ小説、と簡単には言えない気がして、、

(面白いと言うと患者に悪いが)色々な症例の患者が、精神科医の伊良部のもとにやってくる
伊良部は根っからの変人なのだが、どこか人を惹きつける要素があるよう。
結局、治しているから名医なのかもしれない。
相談と言うか、ただ雑談を出来る関係も大切だなとつくづく思う(一種の、弱い紐帯の強み?)。

イン・ザ・プール
また日本に帰ったら泳ぎたいなぁ
泳いだ時の快感がひしひしと伝わって、なんでこんなに言語化出来ているんだ!!と驚いた

◯ちっ放し
傷付いている時の優しい言葉って本当に沁みるなぁ。。。

コンパニオン
主人公の女性に終始イライラしていたんだけど、追い込まれている時こうなっちゃうのも分かる

フレンズ
スマホを持った人類のほとんどが冷や汗をかきそう
承認欲求に駆られ、メールを頻繁にやり取りすることや、顕示的消費行動で手にした物を人に貸すことで、何とか人と繋がろうとする、愚かな人間の姿。

いてもたっても
強迫神経症のお話。
主人公ほど酷くはないけど、自分にも思い当たる節があって心が少しざわざわする

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2025年11月05日

Posted by ブクログ

奥田英朗/イン・ザ・プール
変な医者に変な看護師に変な患者。
軽く読むのに適している。読んでいて共感できる点もあれば、悩みから解放されて羨ましいなと嫉妬する点もありつつ。
実際の医療現場で使われている手法なのかは分からないが、こういうお医者さんもいたら面白いなと思った。

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2025年11月04日

Posted by ブクログ

ありえない行動に吹き出してしまうような箇所がいくつもあります。先生に話を聞いてもらうと知らぬ間に病気良くなってて、ハッピーな気持ちになりました。

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2025年10月07日

Posted by ブクログ

読みやすくて面白かった
現実に居そうな患者がでてきて、自分の知らない色んな病気とか悩みとかがまだまだいっぱいあるんだろうなーーって

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2025年09月21日

Posted by ブクログ

初めは精神疾患をユニークに物語に昇華していると思ったけど、だんだん笑えなくなってきた。自分もこうなったらどうしようって、でもそんな時助けになるのは意外な人やものの存在なのかもしれない

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2025年09月20日

Posted by ブクログ

おもしろかった!一気読みしてしまった。なんかちょっと昭和のおじさんさが鼻につく部分はあるけど、おもしろい。続きもよみたい。新聞の広告に出てて読んでみたけど、読んでよかったです。

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2025年09月09日

Posted by ブクログ

精神科に通う精神異常者とそれを診る医者の話。
中でも「フレンズ」がおもしろかった。
現代の風刺。SNS依存。
誰かと常にメール、繋がっていないと不安、誘われたら嫌われたくないと思ってすべて受け入れる。予定に空きがあったり、自分が流行を全部知っていないと嫌な気持ちに。
でも実は、返信が来なくてあせっていても相手は案外あっけらかんとしている。
現代の若者にも通じるのではないか。

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2025年08月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

イン・ザ・プール
ストレス発散にプールで泳ぎ始めたら、それが依存症になってしまう。でも伊良部(精神科の先生)も同じようにはまり、長時間泳ぎたいと夜の市民プールに忍び込もうとして失敗して、目が覚める。伊良部は注射フェチでマザコン

勃ちっ放し
怒りを爆発させたら治った。でも警察沙汰になった。
こいつらは解放されている。理性から。世間の常識からも。ずっと自由に生きている。人間という動物らしく。恐らく自分は、同じ立場におかれたとしても、このように感情をあらわにすることはないだろう。怒る能力がないのだ。だから性器が代わりに怒っている。感情を爆発させている。自分の病気はやはり修羅場から逃げてしまったせいだ。

コンパニオン
ストーカーされてるっていう被害妄想

フレンズ
携帯依存症
高校デビューの男子高校生。本当は友達いなかった。クリスマスイブひとりぼっち

いてもたっても
強迫神経症。たばこの火を消したか気になって出かけるのに時間がかかる。エスカレートして、ガスの元栓や漏電も。自分が関わったものの責任が気になる。取材したホームレスが犯罪を犯したから追いかける。
「心配は人にさせるの。例えば大勢がおりるバス停では降車ブザーを押さないで、誰かに押させる。」
治らず。下宿生活にする。

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2025年08月06日

Posted by ブクログ

誰しもが持つ人間の深層心理を抉り、過剰は身を滅ぼすという寓話。と言うと怖いけど、そこは神経科医の伊良部によってハートフルに治療?される。

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2025年10月18日

Posted by ブクログ

とんでも精神科医・伊良部先生が活躍する連作短編集のシリーズ第1作。看護師マユミのキャラもよし。

会社の後輩に貸しまくったらボロボロになって返ってきた(笑)

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2025年12月02日

Posted by 読むコレ

確かにコレは...面白いっすねー。個人的にはバチスタより
全然面白いっす。
「最悪」と「サウスバウンド」くらいしか読んでなかったのが勿体なかったなー。

コレはもうこの伊良部のキャラを生み出した時点で勝ちですよね。圧勝。
小説の中の医者の概念をブチ壊したというのが目からウロコ。
最後までいい加減で、結果オーライ? 狙い? と思わせる治療(?)も
素敵。
このキャラ設定故に超バカバカしい「陰茎強直症」も霞んで見える。
本当にこんな症状あるの?

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2013年02月14日

Posted by ブクログ

最新刊の『コメンテーター』が凄く気になっていて、せっかくならシリーズ第1弾から読んでみようと手に取りました。

伊良部総合病院の神経科を訪ねる患者達の悩みを描いた5編の短編集。

表題作の『イン・ザ・プール』ははっきり言って余り面白くなくて、このまま読み進めようか迷いましたが、『勃ちっ放し』以降は予想外に面白くて、最後まで読み切ることができました❗️

患者それぞれは、何らかの依存症や神経症に悩まされていて、それを診察して処方する伊良部先生の個性が非常に強烈です。生理的に彼を受け入れるかどうかによって本書の評価は大きく分かれるかと思います。

好きな話しは、『フレンズ』と『いてもたっても』の2編で、シリーズを追い掛けたいと思える作品でした❗️

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2025年11月10日

Posted by ブクログ

変人すぎる医者の元に通う精神を病んだ様々な人のお話。上野公園のイラン人、とか下ネタの類、他表現などもっと古い時代かと思いきや、2006年初版?!いまの時代にはそぐわない表現とか出てくるところはあるが、伊良部のあまりの変人さに患者も読者も圧倒されながら気楽に読めます。

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2025年11月06日

Posted by ブクログ

最近ミステリーを読むことが多かったので、不可解な日常が登場するたび、謎解きがあるのかと余計なことを考えながら読んでしまいましたが、まったく違いました。伊良部先生の突飛な言動で、患者さんの内面に働きかけ、問題解決をしていくという話でした。
コメディと割り切って読めれば、先生のキャラクターにハマって楽しく読めますが、少し古い作品であるということや下ネタもあるので、苦手な人もいそうな作品です。でも、自作が面白いので続けて読んで伊良部先生にハマって欲しいな。

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2025年10月23日

Posted by ブクログ

様々な依存症の患者と、患者を否定せず依存度で上回ってみせる(?)ことで治療する医者の話。
読みやすくはあったけど、連作短編集の割には短編を通して話が進む感じがなかった気がする。2巻に期待かな。
最後の話が一番好きだった。実際には完全に完治するより上手く付き合いながら生きてくことが多そうだよね。

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2025年10月15日

Posted by ブクログ

なんとも妙な感じの読み応え。神経科のちょっと変わった先生あてにくる患者と先生のやりとり。世にも不思議な物語とかにありそうな話。最後の章は特にそんな印象。ドラマなら、主人公の医師はラランドのニシダ⁈看護師は菜々緒さん⁈そんな絵が思い浮かぶ。結局伊良部先生はいい先生なのか、ただ天然な振る舞いが相手にとって結果的にうまく作用するだけなのか。

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2025年09月27日

Posted by ブクログ

うーん、面白い......のか? 面白いのか面白くないのか分からなかったがとりあえず読んだ。プール依存症と妄想癖の話が好きだったな。

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2025年09月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

個人的にはちょっと合わなかったけど面白かったです。

世にも奇妙な物語を読んでいるような印象で、あるようでないし、ないようである事が続く不気味さが読んでいて少ししんどかったです。

ただ、最後の話はとても共感できました。あれほど酷くはないですが、私も仕事場の鍵をかけ忘れて以降、異常にそのことばかりが気になって何回も確認にいったりしていました。元々心配症な性格に、失敗してしまったショックやプレッシャーから尚更ずっと考え込んでしまい、注意散漫になってしまう時期があったので、岩橋さんの気持ちはとてもわかります。

どの人も欲望が具現化したような症状ばかりで、人間の思い込みや欲求は果てしないものだと思いました。自分を認めてあげる事も大事ですが、時には冷静に自分を見つめ直さないといけないですね。じゃないと、知らぬ間に心に囚われてしまっているかも。

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2025年08月20日

Posted by ブクログ

2025.08.06 ★3.2

とんでもない精神科医のところに飛び込んでしまった切羽詰まった患者たちの短編集。

伊良部総合病院の薄暗い地下にある「神経科」。
そこには色白で太ったマザコン、常識外れな医学博士がいて、とりあえず注射を打ってくる。
これだけでも「どういうことだよ」と言いたくなる。

ノンフィクションではないので、それぞれの患者にバカバカしいそれぞれの対応(処方?)をするが、どれもがとんでもない。
でもどの患者にも恨まれない。
ある意味スゴい医者。


↓↓↓内容↓↓↓

第四回大藪春彦賞受賞、「このミステリーがすごい! 」で『模倣犯』に次ぐ二位。注目を集める著者の、待望の刊行です。精神科医・伊良部一郎。彼のもとを訪れる悩める者たちは、誰もが驚き呆れる。「どっちが患者なのか?」。水泳中毒、ケータイ中毒、慢性勃起症状……、患者たちは稚気溢れる伊良部の姿に、己の深刻なる悩みがバカらしくなり、やがて・・・・・・現代世相の病理を、コミカルかつ軽妙な筆致で描き出した怪作。

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2025年08月06日

Posted by ブクログ

ありえねぇを楽しむ ありそうな精神疾患と
ありえねぇ精神科医。

時代を風刺している患者の悩みに、
読者は寄り添いながら読んでいくが、
肝心の主人公の精神科医は全く意に介さず
めちゃくちゃやってる。

んなアホな!とツッコミながらも、
案外ありかもしれないと思ったり思わなかったり。

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2025年12月06日

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