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Posted by ブクログ
「切符を買い求め、特急「いしづち10号」に乗車。高松まで二時間半の旅だ」
『野球の国』(奥田英朗著 光文社文庫)
キャンプ、ファームの試合を訪ねて地方球場へ旅をするエッセイ。
今回、やって来たのは松山「坊ちゃんスタジアム」での
中日ドラゴンズ対ヤクルトスワローズの公式戦の観戦。
初めての四国の旅に
大好きな野球観戦付き(そのエッセイを書くのが仕事)だから
出発前から心も弾む。
出発は四月十九日 金曜日。
あれ?日記帳になっているものの年が書いていない。
だから何年にこのエッセイが書かれたか分からない。
読み進めているうちにそのヒントになる文章があった。
「今中慎二は昨年、三十歳の若さで引退していた。」
野球をちっとも観ない私は、これを読んでも分からないが
奥田英朗氏は大の中日ファンらしい。
ドラゴンズファンにとっては簡単な問題のようだ。
ところで冒頭、電車に揺られて高松へ立ち寄った旅の目的は?
もちろん「さぬきうどん」。(笑)
「高松です。おなかがすいてます。これはもう讃岐うどんしかないのです。」
丸亀町商店街を歩いていて、
ガイドブックに出ていた有名店を探し当てたが、その時
銀行の制服を着た若い女性が、すぐ近くのうどん屋へ入ったので
付いて行った。
観光客相手の店より、地元の人が行く店の方が美味しいに決まっている。
でもそれは
「早合点だった。銀行員の娘さんは集金に来たのだった。」
このエッセイでは、お店の名前は出てこない。
でもガイドブックを頼りに、そこに出ているお店なのだ。
Posted by ブクログ
氏はとてもユーモアのある小説をお書きになるので…さて、エッセイの方は…と手にとってみた一冊ですけれども、これもまた、面白かった、ですね!
ヽ(・ω・)/ズコー
タイトルから分かるように著者がひたすら野球を観戦しに行くエッセイなんですけれども、野球だけじゃない、時には地方の映画館に映画を見に行ったり、マッサージ店に行ったり…とにもかくにも僕は著者のことが気になってしょうがなかったタチなので、今作で著者の生態が少しは知れたようで嬉しかった、です!!
ヽ(・ω・)/ズコー
僕も少しは野球に興味があれば当エッセイをもっと楽しめたかもしれません…が、今後も野球に興味・関心が向くことはおそらくないでしょう…
ヽ(・ω・)/ズコー
著者のエッセイをもっと読みたくなる! と思わせてくれるエッセイでした…おしまい。
ヽ(・ω・)/ズコー
Posted by ブクログ
日本全国、野球観戦一人旅のエッセイ。前読んだ『延長戦〜』は、「く・くだらねぇ〜、ギャハハ!」とゆうカンジの内容でしたが、この本ではガラッとちがう風味になってますね。何というか、日記調みたいな文章が、なんともいい味出してます。で、肝心の野球観戦の部分が、あまりウェイトを占めていないところが、また何とも・・・。フツーの旅エッセイとしても十分楽しめそう。また、一人旅の道中の様子が、なんの飾りもなくリアルにセキララに語られていて、なんか共感を呼びます。「アローンだがロンリーではなかった」う〜む、深イイ・・・。・・・最近、奥田作品にハマっています。遅ればせながら。
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