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思い切って出かけると、こんなわたしでも多少は利口になって帰ってくる。世界というものがおぼろげながら見えてくる。悔しいことに、行って損したと思ったことがない。きっと旅とはそういうものなのだろう。(本文より) 行動しない作家・奥田英朗が、なぜか、アテネオリンピックを観戦することに。ギリシアの強烈な日差しの中、思い至ったその境地とは!?
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Posted by ブクログ
アテネオリンピックの観戦記を北京・ロンドン・リオが終わってだいぶ経つというタイミングで読む ってかアテネから13年?ウソでしょ? オリンピックの楽しさと苦さをクスリと笑わせながら熱く語っていて、自分も次の東京オリンピックは1種目でもいいから生で観よう!と思った ミーハーと呼ばれようがいいの、旅とスポ...続きを読むーツはいいぞう、と晴れ晴れとした気持ちにさせてくれる でもやっぱり先頭打者と3番がバントはつまらんよ、泳いで帰れも納得
「泳いで帰れ」の意味がわかった時は痛快でした。 直木賞作家だから、けっこう影響力あるでしょうに 辛口なことも書いたりしてて、それがかえって 好感もてます。本気で観戦したのだと。 クスっと笑える、おもしろい作品。 人を笑わせるモノを書くって、きっと難しいのだろうな。
アテネオリンピックを観戦したときのエッセイです。 泳いで帰れという題名のように、ある選手も本当に泳いで帰ればいいのにと思いました。
奥田秀朗は本当に何を読んでも面白い。 コレはアテネオリンピックを現地に見に行った際のエッセイなのだけど オリンピックもスポーツもまったく興味のない私ですら ものすごく面白かった! この人のゆるーいキャラクターや、そんな事かいちゃっていいの? 的素直すぎる感想なんかが奥田秀朗のエッセイの魅力なんだろな...続きを読むあ〜
シドニーオリンピックのことは、村上春樹さんの「シドニー!」で後から追体験。 今回は、北京オリンピックの最中にアテネオリンピックの追体験をこの作品でしてみました。 柔道の試合の臨場感だとか、バスケットボールの試合の迫力だとか、涙が出てきてしまいましたよ。本当に。 いや、ホントの話。 野球観戦の話を読...続きを読むむにつけ、私は、奥田氏に同感だなぁと思いながら読んでいたのですが、アテネのあのときの雰囲気って、新聞の論調とおんなじだったのでしょうか?ま、いずれにせよ、「ふがいないぞプロ野球」という気持ちは変わりません。 今回の北京オリンピックだってそうだった。まあ、試合を最初から最後まで食い入るように見ていたわけではなかったので、応援してもいないのに、そんなこと言うなって言われそうですが。とにかく、普段厳しい環境(経済的にね)で練習し、プレーしている女子チームの方が、サッカーも野球もやっている姿そのものがきらきらして見えたのは、私だけではありますまい。 私だけかな。まあ、いいや。 で、今回の北京オリンピック。 どなたか作家さんがやっぱりこういう本を書くために、会期中ずっと観戦していたのなら、4年後のロンドン大会の時にまた読みます。 『泳いで帰れ』・・・いいタイトルだ。 メダルが取れるかどうか、ではなくて、自己のベストが出せるかどうかが問題なのよ。
敬体と常体の使い分けが絶妙。 朝の習慣を楽しみに待つ自分がいた。 ツッコミも冗談も面白く、公共の場であってもお構いなしに何度も笑ってしまった。 野球にかなり手厳しい。笑 ちょっと言い過ぎ?笑と感じる描写も多々あり。
アテネオリンピック観戦記。 大した、オリンピック好きでもない作者がちょっとずつ楽しくなってくる雰囲気を醸し出しながらも、つけたタイトルは選手への強烈なメッセージ、「泳いで帰れ」。旅先のホテル暮らしの煩わしさがここまで伝わってくる観戦記もめずらしい。
奥田氏のアテネオリンピック観戦ルポ兼旅エッセイ。奥田センセのエッセイは本当に面白い。小説もモチロン面白いですが。なんというか、現在進行形な感じの文章が実に良い。旅先でブツブツしゃべってるのをオンタイムで聞いてる感じ、という感じの文章がじつに心地よいですね。加えて、本音丸出しの小市民的視点がまた良し。...続きを読むいやいや、楽しめましたぁ。んで、このタイトルの意味するところは・・・、う〜む、そういうことだったのか。
作家奥田英朗が行く愉快なアテネオリンピック観戦記。柔道日本、長島ジャパンの奮戦の記録が読んでいてとても楽しかった。ああ、あのアテネは日本はメダルラッシュで凄かったなあ…読んでいて毎晩徹夜しかけた興奮の記憶が蘇った。やっぱりオリンピックって良いもんだ。ガンバレ〜!!ってスポーツ選手を心から応援したくな...続きを読むりますねえ。オリンピック観戦。いつか一度は実際に行ってみたいなあ…
何気なく手にとってみたら、これ小説じゃなくてエッセイでした。 この人エッセイも書いてたんだねぇ。知らなかった。 アテネオリンピック(主に野球!)観戦記。 著者の野球に対する熱い思いが弾けまくってます。小説家ならではの深い考察…というより、野球大好き親父の自論語りみたいな感じ。 野球を全く知らない...続きを読む人には、ちょっと理解しがたい部分が多いかも。 ですが、普通に野球を知っている人にとっては「そうそう」って頷いたり「いやいや、アレはね…」と反論したくなったり、語りたくなるテーマがちりばめられているんじゃないかな。 タイトルは、アテネ五輪でプロとしては不甲斐ない結果(銅)で帰ってきた長嶋ジャパン(中畑監督代行)に対する著者の怒りの声。 著者はかなり辛口コメントしているけど、うん、わかるよそれ。 選手や監督コーチ陣も皆その場で思いつく全力は尽くしていたんだと思う。見ているだけの人間に批判されたかないでしょう。 だが、プロとしてお金を取っている人間としては観客の不満を甘受する義務もあるかも。 著者の言い分もわかるなぁ。そういう野球が見たかったんじゃないもんね、結果勝っても負けても。 チームとしての戦略が見えなかった、小手先だけで勝負しているように見えたんだから仕方ないよね。 でも、同じ野球を見て心から「感動をありがとう」という人がいてもいい、しかし同じだけ「つまんない野球すんなよ!」と批判する人がいてもおかしくない。のに、メディアは大半前者のスタンスを取る…それは、その方が客に求められているからだし、そっちの方が害がないからだろう。だけど、メディアとしては冷静に分析して敗因をさぐってくれる方が価値ある気がするんだどねぇ。 これを読んで溜飲を下げられた野球ファンも少なくない事でしょう。 で、アテネでの日本チームに憤慨している著者が北京オリンピックをどう見たのかかなり気になる…本出てるかなぁ? 野球ネタは置いといて。 アテネ滞在記&他競技の観戦記も面白かった。 食べ物事情とか、ギリシャ人の人柄とか、各国の応援風景とか、一市民視点からの民族・領土問題に関する考察とかね。 エーゲ海の景色を艶がない。深い緑を愛する日本人には物足りない。と、評していたのが印象的。 白い家や教会の統一性とファンシーさが受けているんであって自然はさほどのもんじゃない。って。なるほど。 あと、著者が「北島について私は書けない」と語ってるところが印象的だった。 この人が伊良部シリーズの著者とはさもありなんという紀行でした。 締めの部分がさすが直木賞作家!カッコイイですね。
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泳いで帰れ
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