【感想・ネタバレ】泳いで帰れのレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2017年07月10日

アテネオリンピックの観戦記を北京・ロンドン・リオが終わってだいぶ経つというタイミングで読む
ってかアテネから13年?ウソでしょ?
オリンピックの楽しさと苦さをクスリと笑わせながら熱く語っていて、自分も次の東京オリンピックは1種目でもいいから生で観よう!と思った
ミーハーと呼ばれようがいいの、旅とスポ...続きを読むーツはいいぞう、と晴れ晴れとした気持ちにさせてくれる
でもやっぱり先頭打者と3番がバントはつまらんよ、泳いで帰れも納得

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2013年09月10日

「泳いで帰れ」の意味がわかった時は痛快でした。
直木賞作家だから、けっこう影響力あるでしょうに
辛口なことも書いたりしてて、それがかえって
好感もてます。本気で観戦したのだと。
クスっと笑える、おもしろい作品。
人を笑わせるモノを書くって、きっと難しいのだろうな。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2010年02月04日

アテネオリンピックを観戦したときのエッセイです。
泳いで帰れという題名のように、ある選手も本当に泳いで帰ればいいのにと思いました。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2009年10月04日

奥田秀朗は本当に何を読んでも面白い。
コレはアテネオリンピックを現地に見に行った際のエッセイなのだけど
オリンピックもスポーツもまったく興味のない私ですら
ものすごく面白かった!
この人のゆるーいキャラクターや、そんな事かいちゃっていいの?
的素直すぎる感想なんかが奥田秀朗のエッセイの魅力なんだろな...続きを読むあ〜

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2011年05月13日

シドニーオリンピックのことは、村上春樹さんの「シドニー!」で後から追体験。
今回は、北京オリンピックの最中にアテネオリンピックの追体験をこの作品でしてみました。

柔道の試合の臨場感だとか、バスケットボールの試合の迫力だとか、涙が出てきてしまいましたよ。本当に。
いや、ホントの話。
野球観戦の話を読...続きを読むむにつけ、私は、奥田氏に同感だなぁと思いながら読んでいたのですが、アテネのあのときの雰囲気って、新聞の論調とおんなじだったのでしょうか?ま、いずれにせよ、「ふがいないぞプロ野球」という気持ちは変わりません。

今回の北京オリンピックだってそうだった。まあ、試合を最初から最後まで食い入るように見ていたわけではなかったので、応援してもいないのに、そんなこと言うなって言われそうですが。とにかく、普段厳しい環境(経済的にね)で練習し、プレーしている女子チームの方が、サッカーも野球もやっている姿そのものがきらきらして見えたのは、私だけではありますまい。

私だけかな。まあ、いいや。

で、今回の北京オリンピック。
どなたか作家さんがやっぱりこういう本を書くために、会期中ずっと観戦していたのなら、4年後のロンドン大会の時にまた読みます。

『泳いで帰れ』・・・いいタイトルだ。

メダルが取れるかどうか、ではなくて、自己のベストが出せるかどうかが問題なのよ。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2020年05月09日

奥田英朗さんのスポーツエッセイはかなり好きです。
「延長戦に入りました」は素人目線で冗談めかしてスポーツを捉えている軽いエッセイですが、意外に物事の本質をついているような気がしますし。
(何より笑えますし)
「野球の国」は「野球観戦とはこうあるべきだなあ」とつくづく感じ入ってしまうような…楽しさがあ...続きを読むりますし。

さて、本書ですが。
ギリシャの紀行エッセイとしても十分楽しいのですが、やっぱり読みどころはアテネ五輪の観戦記。
ナショナリズムに燃えるタイプにはとても見えない奥田英朗さんが大声で「塚田ー!」と叫んでしまうくらい、オリンピックというのは日本人をワクワクさせる場なんですねえ。
僕も機会があればぜひ行ってみたいなあ。
(ただし、東京に五輪を呼ぶのはいまだに反対。意味がない)

さて。
皆さんご存知の通り、オールプロで結成された長嶋ジャパン(この呼び方もどうか)は銅メダルに終わりました。
選手は一様に「精一杯やった結果」とか「誇りたい」というようなコメントをしていましたし、マスコミもファンも「よくやった」というような論調でしたが…当時僕は「この馬鹿ちんが」と思っていました。
プロを集めてチーム作ってやっと世界の3位?
それで何が「よくやった」んだっていう話ですよ。
アマ選手たちから最大の目標である五輪を奪った以上、金メダルは至上命令だったはずだし、戦前はマスコミだって「金メダル最有力は日本」という感じだったのに…。

奥田英朗さんがエッセイの中で書いているように、中畑のボケがクリンナップだろうが何だろうがバントをさせて、挙句の果てにそれでも勝てなかったとき、僕は心底、無様だなあと思いました。
日本らしい野球とか繋ぐ野球ってのは、別にバントすることとイコールじゃないでしょうに。
それに素直に従っている選手たちもだらしないし、そこでブーイングのひとつも出ないファンもダサイ。

このエッセイのタイトルはどういう意味なんだろうと思いながら読んでいましたが、最後まで読んで納得しました。
かつてサッカーの韓国代表は「日本に負けたら玄海灘に身投げしろ」とプレッシャーをかけられましたが、ホント、銅メダル程度のチームは「泳いで帰って来い」ですよ。
奥田さんじゃないですが、何が「感動をありがとう」だっつー話です。
観る者を感動させるには「結果を残す」か「美しいプロセス」かどちらか必要で、ましてプロならその両方を満たして当然。
無様な試合をして、しかも銅メダルのチームになんか、誰が感動するでしょうか。
それでも一生懸命やったんだから、とコーチ陣と選手たちが言うなら、そんなヤツらは二度と五輪に行く資格なし。
美しいゲームを見せて、なおかつ金メダルを獲れる自信のあるヒトたちだけで行ってくれ。

せめて彼らが「悔しい」「銅メダルなんて欲しくもなかった」と言ってくれたなら僕らは救われたのに、彼らは晴れ晴れとした顔で胸を張って帰ってきた。
もちろん、彼らは泳いで帰ってきたわけじゃない。
ファーストクラスの飛行機でのんびりと帰ってきたのだ。
あんなだっさい、美しさの欠片もないプレイをして、しかも負けたのに。

東京五輪(やるかどうかもわからないけれど)では泳いで帰るってわけにはいかないから、もしメダルが獲れないようなら、泳いでどっか別の国に行っておくれ。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2010年11月21日

今回の旅はアテネオリンピック。
実際現地に行って生観戦した模様をつづっていました。
もう北京オリンピックも終わったので、読んでてかなり懐かしい気分に。
そうだ、こんな感じだったなぁ…みたいな。

野球に関してやはり熱心に書いていますね。
あの時はそうは思わなかったけれど、そうか、そんな見方もあったの...続きを読むか…と。

やっぱり旅の話は読んでて面白い。
自分も行きたくなる。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2011年06月20日

アテネオリンピック観戦記。
大した、オリンピック好きでもない作者がちょっとずつ楽しくなってくる雰囲気を醸し出しながらも、つけたタイトルは選手への強烈なメッセージ、「泳いで帰れ」。旅先のホテル暮らしの煩わしさがここまで伝わってくる観戦記もめずらしい。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2011年09月25日

奥田氏のアテネオリンピック観戦ルポ兼旅エッセイ。奥田センセのエッセイは本当に面白い。小説もモチロン面白いですが。なんというか、現在進行形な感じの文章が実に良い。旅先でブツブツしゃべってるのをオンタイムで聞いてる感じ、という感じの文章がじつに心地よいですね。加えて、本音丸出しの小市民的視点がまた良し。...続きを読むいやいや、楽しめましたぁ。んで、このタイトルの意味するところは・・・、う〜む、そういうことだったのか。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2011年09月17日

作家奥田英朗が行く愉快なアテネオリンピック観戦記。柔道日本、長島ジャパンの奮戦の記録が読んでいてとても楽しかった。ああ、あのアテネは日本はメダルラッシュで凄かったなあ…読んでいて毎晩徹夜しかけた興奮の記憶が蘇った。やっぱりオリンピックって良いもんだ。ガンバレ〜!!ってスポーツ選手を心から応援したくな...続きを読むりますねえ。オリンピック観戦。いつか一度は実際に行ってみたいなあ…

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2009年10月07日

何気なく手にとってみたら、これ小説じゃなくてエッセイでした。
この人エッセイも書いてたんだねぇ。知らなかった。
アテネオリンピック(主に野球!)観戦記。


著者の野球に対する熱い思いが弾けまくってます。小説家ならではの深い考察…というより、野球大好き親父の自論語りみたいな感じ。
野球を全く知らない...続きを読む人には、ちょっと理解しがたい部分が多いかも。
ですが、普通に野球を知っている人にとっては「そうそう」って頷いたり「いやいや、アレはね…」と反論したくなったり、語りたくなるテーマがちりばめられているんじゃないかな。
タイトルは、アテネ五輪でプロとしては不甲斐ない結果(銅)で帰ってきた長嶋ジャパン(中畑監督代行)に対する著者の怒りの声。
著者はかなり辛口コメントしているけど、うん、わかるよそれ。
選手や監督コーチ陣も皆その場で思いつく全力は尽くしていたんだと思う。見ているだけの人間に批判されたかないでしょう。
だが、プロとしてお金を取っている人間としては観客の不満を甘受する義務もあるかも。
著者の言い分もわかるなぁ。そういう野球が見たかったんじゃないもんね、結果勝っても負けても。
チームとしての戦略が見えなかった、小手先だけで勝負しているように見えたんだから仕方ないよね。
でも、同じ野球を見て心から「感動をありがとう」という人がいてもいい、しかし同じだけ「つまんない野球すんなよ!」と批判する人がいてもおかしくない。のに、メディアは大半前者のスタンスを取る…それは、その方が客に求められているからだし、そっちの方が害がないからだろう。だけど、メディアとしては冷静に分析して敗因をさぐってくれる方が価値ある気がするんだどねぇ。
これを読んで溜飲を下げられた野球ファンも少なくない事でしょう。

で、アテネでの日本チームに憤慨している著者が北京オリンピックをどう見たのかかなり気になる…本出てるかなぁ?



野球ネタは置いといて。
アテネ滞在記&他競技の観戦記も面白かった。
食べ物事情とか、ギリシャ人の人柄とか、各国の応援風景とか、一市民視点からの民族・領土問題に関する考察とかね。
エーゲ海の景色を艶がない。深い緑を愛する日本人には物足りない。と、評していたのが印象的。
白い家や教会の統一性とファンシーさが受けているんであって自然はさほどのもんじゃない。って。なるほど。


あと、著者が「北島について私は書けない」と語ってるところが印象的だった。


この人が伊良部シリーズの著者とはさもありなんという紀行でした。
締めの部分がさすが直木賞作家!カッコイイですね。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2009年10月04日

アテネオリンピックを観戦する奥田英朗ののエッセイ。奥田英朗のエッセイはおもしろい。ちょっと口が悪いところも好き。最後の「私は旅に生きる人間ではない。居場所は変わらない。旅することで日常に耐える人間だ。」の文がいい。ギリシャへ行きたい☆

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2011年07月17日

もう次のオリンピック始まるのに……という時期に読んだ。なんだか実際に野球好きのおじさんと一緒に海外まで野球を見に行った気分になる。この「泳いで帰れ」という台詞に著者の気持ちが込められてます。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2018年11月04日

流れで、アテネ五輪の観戦記も読んでみた。こちらはまとまりがあってさらに面白い。野球に出場していた選手の名前が懐かしい。現役なのは松坂と福留、そして上原は?

このレビューは参考になりましたか?
ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年03月31日

アテネ五輪の観戦記のはずなのに
「泳いで帰れ」ってどういう意味かと思っていたら
アテネ五輪野球の日本代表に対する著者からの怒りの
メッセージだったのですね。

アテネ五輪観戦記と言いつつ野球日本代表の話がメイン。
金メダルは取れなかったと記憶しているものの
内容はどんな感じだったかは全く忘れていまし...続きを読むた。
ただ試合内容については詳細に語られておらず
むしろ著者が観戦している時の周囲の様子などの方が
事細かに語られておりそれはそれで面白いです。
著者が怒り心頭な3位決定戦のシーンは全く覚えていませんが
言いたいことは分かりますし同感です。

アテネ五輪の頃から中韓との軋轢ってあったんでしたっけ?
アテネで出会う様々な国の人の国民性から領土問題なんかの
話に結びつけたりして独特な旅行記となっています。
前にも書きましたがスポーツの話って昔の話でも
色褪せていなくていいですね。

このレビューは参考になりましたか?
ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年04月03日

小説家、奥田英朗さんの、2004年のアテネオリンピックを観に行った時の事を書いたエッセイ。
オリンピック観戦のスポーツエッセイとしても、ギリシアの観光エッセイとしても、かなり秀逸なんではないでしょうか?
めちゃくちゃテンポ良いです。すいすい読めます。

で、奥田さん、か~なり辛口の文章。本音ズケズケ...続きを読むで、めっちゃ容赦ない感じ。え?そこまで言っちゃっていいの?ってとこまで、言っちゃってる感あり。

でも、そこがまた凄いおもろいんですよね。
ここまで辛口の文章を書くという、自分の言動への責任感がカッチョエエなあ~と思った次第です。
自分の発言に責任を持てる大人って、素敵ですよね。

で、間違いなく言いたい放題ズケズケ辛口文章なのですが、しっかりと愛がある文章だと思うんです。愛ある辛口。
だからこう、優しいんですよね、ちゃんと。そこがまた、素敵なんです。

奥田さんはドラゴンズファンだそうですが、
現在の2016年の中日ドラゴンズを、どんな思いで見ているんだろうなあ?
そんなことが、ちょっと気になったのでした。
ちなみに、奥田さんは、落合博満元監督(現GM)は、好きなんだろうか、、、僕は、落合さん、大好きなので。
そんなことも、だいぶ気になったのでした。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2013年02月25日

オリンピックの興奮が伝わってきて行きたくなった。柔道見てみたい。
軽快なタッチで小刻みに笑わしてくれるのもいい。
くつろく旅のお供にちょうど良かった。
野球への目線は高く、同感する部分も多々あり。

このレビューは参考になりましたか?
ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年04月30日

奥田氏の辛口エッセイは、飾り気なくて面白くて大好きだ。
特にスポーツに関して、こと野球に関しては、愛ある中にも厳しさが至るところに溢れていて、読んでいて奥田氏のスポーツ観戦に対する熱さを感じられる。
今回はアテネオリンピックについて書かれてある。
野球観戦以外にも、柔道や陸上などにも触れていて、オリ...続きを読むンピックの臨場感が随所に感じられる。
その熱狂、一度は体感してみたいなぁぁ。
そして名言 『 泳いで帰れ 』 。 名言すぎます。
番外編のエーゲ海クルーズや座席を巡っての領土問題なんかもブラックユーモアに溢れていて面白かった。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2012年06月04日

作者本人がアテネオリンピックに行ったことを、日記のような感じで、少し面白味が入った作品。

最終的には野球の日本代表をディスって終わりという感じがしたが、中身はちょうどいま、海外に行ってみたいという自分の感情もあってか、現地の生の状況や生活っぷりが感じてとれた

もう一回読もうとは思わないが、ギリシ...続きを読むャに行くような機会があれば読んでおいて損はない

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2011年12月09日

「どちらとも言えません」に大笑いし、これまで読んでなかった奥田スポーツエッセイをあわてて注文。これも面白かった。今となってはアテネ五輪の記憶は薄いけど、ああそうだったなあと思いだしながら楽しんで読んだ。

直木賞の授賞式をすっぽかしてまで(先にこっちの仕事が入ってたそうだが)長島ジャパンの試合を見に...続きを読む行くというあたりが、筋金の入った野球好きの面目躍如。ところが肝心の日本代表チームはなんとも情けない試合ぶりで、奥田さんの怒ること怒ること。マスコミがまた妙に優しいことが作家の憤りをあおるのだが、ここら辺はもう芸ですね。

その日本の出ない決勝戦はキューバ対オーストラリア、この観戦記がとても良かった。オリンピックの素朴な祝祭感にあふれていて、こういう雰囲気ならオリンピックを生で見てみたいなあと心から思った。全体にアスリート達への敬意が流れていて、そこが気持ちのいい読み物になっている。

奥田作品はあまり読んでこなかったのだけど、毎朝楽しみに読んでる「沈黙の町で」をはじめ、今ちょっとしたマイブームが到来している。

このレビューは参考になりましたか?