邪魔(上) 新装版

邪魔(上) 新装版

880円 (税込)

4pt

及川恭子、34歳。サラリーマンの夫、子供二人と東京郊外の建売り住宅に住む。スーパーのパート歴1年。平凡だが幸福な生活が、夫の勤務先の放火事件を機に足元から揺らぎ始める。恭子の心に夫への疑惑が兆し、不信は波紋のように広がる。日常に潜む悪夢、やりきれない思いを疾走するドラマに織り込んだ傑作。

スーパーのパート。不眠症の刑事。不良高校生。接点のなかった三人の日常が、ある事件を機に静かに急速に、転落してゆく――。

日常に潜む悪夢を描いたクライムノベルの傑作。
大藪春彦賞受賞作。

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  • 邪魔(上) 新装版
    880円 (税込)
    及川恭子、34歳。サラリーマンの夫、子供二人と東京郊外の建売り住宅に住む。スーパーのパート歴1年。平凡だが幸福な生活が、夫の勤務先の放火事件を機に足元から揺らぎ始める。恭子の心に夫への疑惑が兆し、不信は波紋のように広がる。日常に潜む悪夢、やりきれない思いを疾走するドラマに織り込んだ傑作。 スーパーのパート。不眠症の刑事。不良高校生。接点のなかった三人の日常が、ある事件を機に静かに急速に、転落してゆく――。 日常に潜む悪夢を描いたクライムノベルの傑作。 大藪春彦賞受賞作。
  • 邪魔(下) 新装版
    880円 (税込)
    九野薫。36歳。本庁勤務を経て、現在警部補として所轄勤務。7年前に最愛の妻を事故で亡くして以来、義母を心の支えとしている。不眠。同僚の素行調査を担当して逆恨みされる。わずかな契機で変貌していく日常を絶妙の筆致で描く犯罪小説の白眉。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

邪魔(上) 新装版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ■サマリー
    ・人が堕ちていく、見事にどん底に。
    ・彼、彼女たちは最後どうなるのかは
     読者の想像におまかせ。
    ・上下巻で800ページ弱あるものの、
     テンポよく読み進められる。

    ■所感
    放火の容疑が掛かった夫を持つ主婦の及川恭子。
    過去に妻子を亡くし不眠症を患う刑事の九野薫。
    不良高校生で刑事とヤ

    1
    2025年04月13日

    Posted by ブクログ

    まずタイトルのインパクトが…(笑)
    亡くなった妻の母親を大切にする刑事、親に反抗しきれないヤンキー高校生、パート勤めの主婦の視点で話が展開され、後半につれて少しずつ絡み合っていく
    主要登場人物の周囲で起こることすべてがなんだか不穏な感じ!これからどうなるのか楽しみです

    0
    2025年06月03日

    Posted by ブクログ

    刑事の九野、主婦の及川恭子、オヤジ狩り、連続放火、パートの待遇改善運動などいくつもの事件が起こりまだ先は見えない。
    面白い、下巻に続く…

    0
    2025年04月25日

    Posted by ブクログ

     奥田さんの積読本。タイトルの意味を考えながら刑事パートと主婦パート、たまにヤンキー少年パートを行ったり来たり。派手な殺人事件が起こっている訳でもないが、面白くてするする読めてしまう。平凡な主婦・恭子がパート先に立ち向かい、どんどん変わっていく様子に惹かれ、彼女を応援したくなる。花村の逆恨みが勘違い

    0
    2024年11月26日

    Posted by ブクログ

    奥田英朗『邪魔 上』。
    ひさしぶりの奥田英朗。新装版で山積みされており、『奥田英朗、初期の傑作!!』に惹かれて、購入。

    おやじ狩りでこづかい稼ぎをする高校生・祐輔。
    事故で妻を亡くした刑事・九野。
    スーパーでレジ打ちのパートをする平凡な主婦・恭子。

    なんの関係もなさそうな3人。

    九野が上司の命

    0
    2024年05月26日

    Posted by ブクログ

    面白いが、少し読むのに時間がかかってしまった。
    新装版の表紙のチューリップは、恭子の花壇作りをイメージしたと思われる。

    0
    2021年08月27日

    Posted by ブクログ

    内容(ブックデータベースより)

    奥田英朗、初期の傑作にして大藪春彦賞受賞作!!
    その幸福は、本物ですか?

    ほんの小さなきっかけから、追い詰められてゆく人たち。
    平穏な日々が、暗転するーー。

    ドアホンを手に取ると「警察です」という男の低い声が恭子の耳に飛び込んだ。
    心臓が早鐘を打つ。ドアホンを置

    0
    2025年11月25日

    Posted by ブクログ

    妻を亡くした九野と、平凡な主婦の恭子。
    恭子の夫の事件をきっかけに交錯していくとあり、早く下巻が読みたい!

    0
    2025年11月04日

    Posted by ブクログ

    及川恭子、34歳。サラリーマンの夫、子供二人と東京郊外の建売り住宅に住む。スーパーのパート歴1年。平凡だが幸福な生活が、夫の勤務先の放火事件を機に足元から揺らぎ始める。恭子の心に夫への疑惑が兆し、不信は波紋のように広がる。日常に潜む悪夢、やりきれない思いを疾走するドラマに織り込んだ傑作。

    スーパー

    0
    2025年09月22日

    Posted by ブクログ

    著者の作品を読むのは3作目。こちらも楽しく読むことができた。
    不眠症の刑事と、事件の容疑者の妻の二人を中心に話が進む物語。
    文章は読みやすく、スムーズに物語が進行します。
    下巻が楽しみ

    0
    2025年07月08日

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