ナオミとカナコ

ナオミとカナコ

805円 (税込)

4pt

※本作品は、幻冬舎単行本『ナオミとカナコ』を文庫化した作品となります。重複購入にご注意ください。

望まない職場で憂鬱な日々を送るOLの直美は、あるとき、親友の加奈子が夫・達郎から酷い暴力を受けていることを知った。その顔にドス黒い痣を見た直美は義憤に駆られ、達郎を排除する完全犯罪を夢想し始める。「いっそ、二人で殺そうか。あんたの旦那」。やがて計画は現実味を帯び、入念な準備とリハーサルの後、ついに決行の夜を迎えるが……。

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ナオミとカナコ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これは面白い。
    しっかりと練られた殺人のはずが、少しづつほころびが出て徐々に追い詰められていく。。。ノンストップサスペンス。
    ドラマも見てみたい。
    ちょこちょこ出てくる中国人女社長のキャラが良い◎

    0
    2025年09月12日

    Posted by ブクログ

    カナコのD Vをナオミが知った辺りから、文章のテンポが早くなったような、スピード感に引き込まれた。
    こちらもドキドキするというか。一つ一つ追い込まれるごとに一緒に動揺するというか。
    陽子がこわい。
    お兄ちゃんを狂信的に探す一方で、お兄ちゃんのDVも知っていたってそこに、人間性が現れている。
    また、中

    0
    2025年08月25日

    Posted by ブクログ

    感情移入ができる!と、言うわけではないのだけど、この寝る間も惜しんでどんどん読み進めてしまうのは何故だろう。

    テンポの良いストーリー展開。程よいスリル感。全てが面白くてあっという間に読み終わってしまいました。

    0
    2025年06月08日

    Posted by ブクログ

    スリリングな作品。ドキドキしながらめくるページが止まらない。
    以前テレビドラマで見てたけどその時も面白かったし、高畑淳子さん演じる李 朱美もすごくよかったなぁと思い出し、原作を読みたくなった。
    終わり方は物足りないけど色々想像するのが楽しい。

    0
    2024年09月10日

    Posted by ブクログ

    この話知ってる…と思ったら昔ドラマで観てたー。でも結末を憶えてなかったからハラハラしながら一気読み。女性2人が主人公だとやっぱり感情移入がすごくて、どっちかといえば私はナオミタイプかも…と思ってからは、ナオミの言動に自分を重ねてドキドキしっぱなしだったし、カナコが時々見せる大胆さには痺れた!結末を忘

    0
    2024年03月23日

    Posted by ブクログ

    DV夫の殺人を計画するナオミとカナコの物語。臨場感がすごくて一気に読んじゃいました。2人とも強いオンナで、応援する気持ちが止まらなかったです。敵対する人物たちとの攻防戦が始まってからはもうずっとハラハラドキドキでした。

    0
    2023年12月22日

    Posted by ブクログ

    おもしろかったです。
    読んでいる途中で稚拙な犯行だなと思って読んでいたけど、やっぱり稚拙でしたね。
    それがずっとドキドキ、ハラハラさせてくれました。序盤と終盤と違ったドキドキ感がありました。犯行自体はちょっと軽いタッチで描かれています。中国人社会のこととか著者らしい描写だなと思いました。

    0
    2023年10月30日

    購入済み

    スリル感たっぷり

    百貨店や銀行の内情が生々しく表現されていて実に面白かった
    中国人の分析が見事
    女性心理の表現がさもありなんというか自然に描けている
    オリンピックの身代金の次に読んだが作者のトップクラスの作品です

    #ドキドキハラハラ #深い

    0
    2023年09月28日

    Posted by ブクログ

    広末涼子さん主演ドラマのナオミとカナコを思い出したのがきっかけ。
    奥田英朗さんの作品だったとは!
    展開がわかっていてもハラハラして一気読みしました。

    0
    2023年07月07日

    Posted by ブクログ

    人を殺すより殺した後の方がずっと大変だ。
    だって周りの人に疑われながらも「私は殺してない。何も知らない。」って一生しらばっくれなくてはいけない。いつバレるのか、いつ捕まるのか疑心暗鬼になりながらと毎日怯えて暮らさないといけない。
    特に、殺した相手が自分と親しい人間柄なら尚更。

    と、いう事を実感した

    0
    2022年05月27日

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