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Posted by ブクログ
本書は奥田英朗のデビュー作。
奥田氏が好きなジョンレノンが日本で隠遁生活をしていた4年間を実名は無しで面白くて哀愁があり、さらに勇気を貰えた傑作だ。
久々の奥田作を読んだが、その作家を知りたければ、
デビュー作とエッセイを読むようにしている。
今回はその作戦が当たった。
奥田作品の魅力は直木賞の『空中ブランコ』とか
『オリンピックの身代金』で感じていたが、
本作は上手さもさることながら、
ジョンに対しての愛情が感じられた。
便秘の症状をここまで書ける作家は初めてだが、
20年後のあとがきで奥田氏が書いている。
便秘は自分のコピーライター時代の経験からだ。
なるほど納得。
その便秘になったのが神経症だった。
その時に奥田氏が考えたのがすごい。
神経症で人に会うのがつらい、一人でできる仕事は無いか?
『そうだ、作家になろう』
それが作家生活のスタートを書いているのを読んで、
この作家の他の作品もじっくり読んでみたい。
早速、エッセイを読むことを決めた。
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