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あのトンデモ精神科医・伊良部が17年ぶりに復活! 直木賞受賞、累計290万部の「伊良部シリーズ」、17年ぶりの新刊です。 低視聴率にあえぐワイドショーのスタッフの圭介は、母校のつてで美人精神科医をコメンテーターとしてスカウトしようとする。が、行き違いから伊良部とマユミが出演することに。案の定、ふたりは放送事故寸前のコメントを連発するが、それは暴言か、はたまた金言か!?
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Posted by ブクログ
相変わらずのハチャメチャぶりながら、どんな患者も回復させてしまう、恐るべし伊良部。 読み終わって感じる爽快感。 明日も頑張ろう、と思わせてくれます。
伊良部先生の行動を見てると、心が軽くなるんだよなー。なんか、小説なんだけど、こちらも、伊良部先生の治療を受けてる気分になる。疲れてるってことや…
伊良部先生やっぱり好きです。 神経質になりすぎず、ある程度ファジーに生きることは大切なんだろうな、と思います。伊良部先生はファジーすぎるんですが。笑 でもそれが患者さんを救っているし、時には真面目だから信用も生まれる。伊良部先生だったら人生楽しいんだろうなぁ。
伊良部先生、ひさしぶり。 あいかわらず、常識外、だけど、スッキリするのは何でだろう。 世の中、普通が間違っていることが多いのかも。
奥田英朗のコメンテーターを読みました。 精神科医伊良部シリーズ4作目です。 三作目の町長選挙より先に読んでしまいました。 短編5話構成ですがどれも面白いです。 短編だと記憶に余り残らないのが多いのですが、面白くて記憶に残ります。 お勧めの一冊です。
伊良部総合病院。都心の駅前一等地に建つ大病院で患者の評判は上々だ。一流ホテルのような受付ロビーを持つ明るく豪華な造りだが、異端とも言える診療科がある。 薄暗い地下への階段を降りていった先に唯一あるのは神経科。訪れた患者が意外の感に打たれながらもドアをノックしてみると……。 およそ心が弱った人...続きを読むの治療に当たるとは思えない医師・伊良部一郎が展開する結果オーライ診療を描く、連作短編医療コメディ。シリーズ4作目。 ◇ 中央テレビの制作スタッフ ( AD? ) で、この春からワイドショーの担当になったばかりの畑山圭介は、低視聴率を打開するため美人精神科医をコメンテーターとして招聘するよう、プロデューサーの宮下から命じられる。 ドキュメンタリー制作しか知らず、勝手のわからない畑山は、宮下の命令に従うしかない。やむなく学生時代のつてをたどり、伊良部総合病院で事情を話し女医を紹介してもらおうとしたところ、伊良部一郎というカバによく似たヘンな医師が大いに乗り気になってしまった。 言い出したら人の話を聞かない伊良部に押し切られ、とりあえずはリモート出演してもらうことになったのだが……。 ( 第1話「コメンテーター」) ※全5話。 * * * * * 相変わらずの破壊力。まったくもって恐るべき伊良部一郎の破天荒パワー。今回も、結果オーライストーリーを堪能できました。特に気に入ったのは最初の2話です。 第1話「コメンテーター」 主人公である畑山は、プロデューサーからパワハラめいた圧力をかけられてはいますが別に精神的に弱っているわけではないので、患者ではありません。 だからこの話で治療されるべきは、ワイドショーそのもの、または制作プロデューサーの安易で古くさい概念でしょう。 番組を「快復」に導いたのは伊良部の忖度なしのコメントであり、マユミちゃんの意味不明のインパクトでした。 見栄えのよいのを出演させておけばよいという陳腐な発想など笑止でしかありません。ジャニーズタレントに拘り喜多川某の横暴を許した日本のテレビ各局には耳が痛い話だったと思います。 第2話「ラジオ体操第2」 真面目だが気が弱く、理不尽な目にあっても強く怒れないという主人公の福本には共感を覚える人も少なくないでしょう。過呼吸発作も ( 間近で見たことがあるだけに、 ) 同情に耐えません。 その福本に対し、伊良部が選択した行動療法がおもしろかった。 それにしても、駅前にたむろする傍若無人な若者を追い払うため道路を転がってビビらせる伊良部には参りましたが、これが福本の起死回生のラジオ体操に繋がったに違いないと思います。 ( 見事な結果オーライだ。) 余談ですが、福本が選択したラジオ体操が第2だったのも興味深い。ポピュラーな第1ならともかく第2まで律儀に覚えてしまっている福本の真面目さに好感がわきます。 また、以前に伊良部の治療によって尖端恐怖症を克服した狩野の登場も嬉しかった。 その他、資産十億円を有するまでになったデイトレーダーの苦悩を描く第3話「うっかり億万長者」では伊良部一郎の母親が登場します。 伊良部が人の話を聞かなかったり何でも都合のよい方へ解釈したりするのは、実は母親譲りだったことがわかる展開になっていて、とてもおもしろかった。 ( 父親もぜひ見てみたい。) また、マユミちゃんのバンド活動を垣間見ることができる第4話「ピアノ・レッスン」も楽しめました。 いざというとき逃げられないような閉ざされた空間にいることに耐えられなくなる広場恐怖症を発症したのが藤原友香(27)。 広場恐怖症は不安神経症の一種で、プロのピアニストとして演奏会等のスケジュールに遅れまいとする几帳面さが高じてのものでした。だからアバウトな伊良部との接触が快方へとつながるのは予想していました。 けれどマユミちゃんに強引にバンドのキーボード担当として引っ張りだされたことで、友香の広場恐怖症が治ってしまうというところまでは読めませんでした。第1話からマユミちゃんの自己主張が強くなっていたのはこの伏線だったのかと感心しました。 コロナ禍の東京をテーマにした第5話「パレード」は、それまでの話とは少し毛色が違いました。 地方の濃い人間関係の中で育ってきた北野裕也が大学進学で上京した途端のコロナ禍で長期にわたってお籠り生活を強いられ、精神に変調を来たしたという設定にはリアリティがありました。理解を示す人は多いと思います。 コミュニケーション能力を著しく低下させた裕也は社交不安障害を発症。そんな裕也に対し伊良部が選択したのは、同じ症状に苦しむ中学生とともに取り組む行動療法でした。 裕也たちの了承を得ず、病院の系列の老人福祉施設で裕也たちをタダ働きさせるなどセコいずる賢さは目立つものの、治療法は至極まともで伊良部感に乏しかった。そのせいなのか、5話中この最終話の印象が最も薄い。 深刻な社会問題になった事象だけに、さすがの奥田さんもあまり茶化すことができなかったのでしょうね。 それでも伝説級の抱腹絶倒医療コメディ、心ゆくまで堪能しました。またいつかDr.伊良部一郎に会えることを期待しています。
久しぶりの伊良部一郎復活シリーズらしいです。これまでのシリーズも読んでまして記憶・印象残ってます。 これもテレビドラマ見てるようににキャラが頭の中を動きます。 コロナ時代下が背景になってましてそれをスパイスにヒトとの関わりが苦手な人たちをコミカルに治癒しちゃいます。ユーモアに被せてますが、誰しもある...続きを読む対人関係の悩みを描いているので共感しちゃいます。
久しぶりに読んだ伊良部先生シリーズ。相変わらずの滅茶苦茶ぶりなんだけど笑わせてくれるし患者相手にズバッと言う言葉に頷けたり面白かった。実は滅茶苦茶な療法が何だかんだ患者のためになりちゃんと効果を出してるから不思議。大抵の医者は薬を出すだけなのに薬を一切使わず行動療法で治せちゃうって実はすごい。コロナ...続きを読む禍でリモートが増え友達ができない、人が苦手、マスクが外せない、など色んな問題が増えたけど伊良部先生みたいな医者がいたらいつの間にか治ってたりね。人といる、会話する、気にしすぎない、適当にやるって大事なこと。
最新作!面白かった!前作から17年?そんなに空いたの?!以前よりもかなり先生らしくなったのかな。相変わらずなところもあるけれど、最終的に患者さんは快方に向かってハッピーエンドだから、読んでいても気持ちが楽。最後のパレードの話は何だかジーンときちゃった。 またシリーズで書いてくれると嬉しいなぁ。TVド...続きを読むラマでもまたやってくれないかなぁ。個人的には伊良部先生は小手伸也さんが大ハマりだと思ってます!
久々の伊良部先生。楽しませて頂きました。ただ、もっと伊良部先生が全面に蠢く作品を是非とも次回は期待したいです。 コテコテの伊良部先生を。
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ドクター伊良部
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奥田英朗
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