奥田英朗のレビュー一覧

  • コメンテーター

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    ネタバレ

    心の病で悩んでる人が多くいることを知れた。伊良部先生の一見突拍子もない施術だけど、実は理論があって芯を食っている治療というところが面白い。患者一人一人に向き合って、正確に病状を把握しているからできていることなのだろうか。話に出てきた全ての患者に葛藤があって、それぞれ成長していく姿に元気と活力を与えてもらった。明日からの仕事も頑張ろう。

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    2026年01月18日
  • 普天を我が手に 第三部

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    奥田英朗さんの昭和史サーガ三部作の最終作。


    昭和元年に生まれた同い年の四人。

    竹田志郎は東大(帝大)を出て司法研修所に入り検事となります。

    矢野四郎は金沢の今は亡きヤノタツという任侠者の息子です。日大を出て矢野興行を興します。

    森村ノラは左翼の活動家の母を持ち津田塾を出てアメリカに留学しGHQ民放局に入ります。

    五十嵐満は満州に育ちますが父親と同じように芸能プロダクション五十嵐エンタープライズを興します。


    四人は小学校の頃竹田志郎と矢野四郎が取っ組み合いのけんかをしたころからすれ違いながら生きてきましたが、この最終巻ではそれぞれの人生が日本の政界を中心に仕事を通して交差します。

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    2026年01月17日
  • 普天を我が手に 第一部

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    昭和元年から太平洋戦争開戦までを、四人の視点で描き出す壮大な物語。
    激動の時代に翻弄されながらも、必死に生きる姿
    は圧倒的な迫力。六百ページを読み終えて物語はまだ序章にすぎないと感じさせる内容
    第二部への期待が高まる一作でした。

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    2026年01月17日
  • コメンテーター

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    ネタバレ

    打ち切り寸前のワイドショー番組制作チームは、
    状況を打破すべくコメンテーター探しに奔走中。

    昔気質な上司の方針で「美人女医」を連れて来るつもりが、手違いで色白で太った精神科医・伊良部一郎が出演する羽目に。

    彼の自由すぎる発言が、令和の悩める人々を笑撃&震撼させる。
    大人気の連作短編集シリーズ、待望の第4弾。

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    悩みがうっかり軽くなる。
    トンデモ精神科医・伊良部シリーズ
    第1弾:イン・ザ・プール
    第2弾:空中ブランコ
    第3弾:町長選挙

    に続く第4弾の5つの短編集
    1:コメンテ

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    2026年01月15日
  • 普天を我が手に 第三部

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    たった7日しかなかった昭和元年に産まれた4人のギフテッドの物語。分厚い3巻目にしてとうとう完結。4人の戦場が最後ひとところに集まり、驚きの展開だったけど感動しました。最後は昭和天皇の葬儀で幕引きです。

    竹田志郎は財閥の血筋と育ちの良さ、反骨精神、家庭教師や海外生活で得た英語力を父母から引継ぎ、検事としてアメリカにも留学して、暴力団の撲滅や公害や汚職事件に立ち向かう。暴力団の取締りの時に刺される。

    矢野四郎は侠客の漢気と、地盤と、右翼を親からもらい、事業を拡大してやがて衆議院議員となる。朝鮮帰還事業の時に、韓国団体の人に刺される。

    森村ノラは男女同権の思想と権力に負けない反骨精神を親から引

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    2026年01月14日
  • 普天を我が手に 第二部

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    太平洋戦争が始まった。

    竹田志郎は帰国の途についたが、憲兵の意地悪によって家族で一人だけアメリカに取り残され、日本人捕虜収容所に収監される。

    矢野四郎は父が亡くなり、家を追い出された。高校ではちょっとした諍いがもとで少年院に入れられ、脱走騒ぎに巻き込まれる。

    森村ノラは母が刑務所に入り、父は通訳として駆り出されてしまい、1人きり。喫茶店の経営を任されたので、闇コーヒー豆を扱って本物のコーヒーを提供して儲けている。一方製粉工場でも働いている。

    五十嵐満は父と母は戦争末期にお金をスイスの銀行に預けて、香港へ脱出。満は新しい国を作るために満州に残るが、ロシアに捕まってシベリアに抑留されそうに

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    2026年01月13日
  • 普天を我が手に 第一部

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    良くも悪くもエネルギーに満ちていた時代の日本を描いたら、奥田英朗さんが1番と思う。600ページにもわたる大作だけど、それを感じさせないほどの面白さ。次巻が楽しみ。

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    2026年01月12日
  • 普天を我が手に 第三部

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    近代日本史。この本を読めば、戦後日本の政治、それから経済発展について分かります。
    主人公は同じ日に生まれた四人だが、第三章では主に矢野と竹田が中心。結局みんな最後は政治家になる…。ビートルズと思われる人たち、長嶋、王、美空ひばりなど実在した人たちが出てくることでストーリーにリアリティが増して面白い。また、個人的に矢野が石川県出身で地元の政治家になって…というのもアツい。
    戦後の努力・犠牲・復興・発展があって今の日本があることが分かりました。戦争はしてはいけない!と改めて思えます。

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    2026年01月12日
  • 普天を我が手に 第三部

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    昭和30年代生まれにとって、子供時代朧げに見ていたテレビのニュースの意味付けが分かり、凄く楽しく読めました。同世代の奥田英朗先生流石です。よくぞ昭和を書いてくれました。

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    2026年01月11日
  • 普天を我が手に 第二部

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    昭和元年生まれの4人が太平洋戦争に巻き込まれていく。
    1人はアメリカで捕虜として、
    1人は特攻隊員として、
    1人は終戦直後の満州でソ連兵に連れ去られ、
    1人は東京で大空襲にあい、
    死と直面するも4人は逞しく生き抜く。
    やがて戦争は終結し、混乱に突入する。
    その中、自分はどう生きるか、目指すものが見えてくる。
    第三部も楽しみ!

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    2026年01月11日
  • ナオミとカナコ

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    10年ほど前にドラマを観て、ストーリーは何となくわかっていたけどすごく面白かった。
    テンポが良く、緊張感、スリル満点で一気に読みました。
    心理描写も素晴らしくて、すごく没入できました!

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    2026年01月10日
  • 町長選挙

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    第一印象はやぶ医者で、やたらと注射打つ先生なのだけれど、気が付けば、伊良部先生のところに通ってほっとしたりして。

    感想が真面目な先生な感じで書いてますが、決して真面目ではなく。

    いや、あんた、本当に色々と考えてる?みたいなことを言うけれど、でも、その通りだったりして。

    今回も楽しく読めました。(相変わらず、ヤブなのか名医なのか分かりませんが)

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    2026年01月10日
  • リバー 下

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    怒涛の展開と結末へのラストスパート。

    じりじりと被疑者を追い詰めていく刑事たちの執念、真実を伝えることに賭ける記者たちの信念、みなまでは言いませんがサイドストーリーに漂う緊迫感。
    どの物語をとっても読者を引き込む魅力が備わっている、奥田英朗のいく刑事たちの執念、真実を報道するという記者たちの信念、みなまでは言いませんがサイドストーリーの緊迫感。どの物語をとっても読者を引き込む魅力が備わっている、奥田英朗作品のリーダビリティに脱帽。

    読みごたえの肝は、事件の顛末を事細かに描写しているところだと思う。事件関係者同士の心が通う瞬間、一つ一つ物的証拠を積み上げていくことの高揚感、反対に停滞している

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    2026年01月09日
  • 普天を我が手に 第一部

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    ミステリーを主に手掛けてきた奥田英朗が昭和100年の今年、一大大河小説を執筆。第一部は昭和の幕開けから太平洋戦争開戦まで。4人の人物を中心に、昭和前期の様々な生き様を描写。リベラル派の陸軍将校竹田耕三、金沢の任侠親分の矢野辰二、婦人解放雑誌の執筆・編集者である森村タキ、満州で一旗あげようと渡満するジャズマン五十嵐譲二。それぞれの立場から庶民の昭和史が展開される。4人には昭和元年(たった1週間の)生まれの子どもがおり、第二部は彼ら彼女らが主役となりそう。虚実入り混じった内容だが、奥田英朗が描いた彼なりの解釈を含む昭和史。大変面白い。登場人物は実名の者と仮名ではあるが実在を想定できる者とに書き分け

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    2026年01月06日
  • 普天を我が手に 第二部

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    昭和元年生まれの4人が戦中、敗戦後の時代をそれぞれの立場で生きる。特に矢野四郎は予科練の特攻回天乗組員の生き残り。除隊後は日大生となりながら、新宿で矢野組一家を構え、五十嵐満は満州でソ連に抑留されかけたり、馬賊に殺されそうになったり、悲惨な経験をした後、渡日、持ち前のエンタテイナーとしての才能を発揮してGHQの興行に食い込み、竹田四郎は東京帝大学生となりG2の職員としても活動し、森村ノラは津田塾の学生となり、GHP民生局の職員としても働く。そして、第二部は、代々木ワシントンハウスで開催されたGHQのクリスマスパーティで4人が初めて揃って顔を合わせた所で終了。

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    2026年01月06日
  • 普天を我が手に 第三部

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    ネタバレ

    昭和天皇の崩御で昭和が終焉するまで。最後は昭和天皇元年生まれの4人組は全て国会議員となり、衆議院議員となった竹田志郎と矢野四郎の二人のシロウが自民党総裁の椅子を争う。志郎と四郎、昭和史の清濁をそれぞれ象徴的に代表する人物。この相反する二人を最後は合体させて、昭和史を分厚く締めくくる。五十嵐満を狂言回しにして。

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    2026年01月06日
  • 普天を我が手に 第三部

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    昭和元年生まれ男女カルテットの空前絶後の昭和史大河ドラマ。奥田氏にしか書けない一大エンタメ叙事詩。昭和の時代を大上段だけではなく、庶民目線・中流階級目線・世界からの視点と関係性を見事に融合させ、かつ時代の空気感と情念を上手くエンターテインメントに昇華させている。主人公4人の視点で、子供世代である平成を描く続編も読んでみたいものだ。

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    2026年01月05日
  • コメンテーター

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    伊良部センセーの治療はいつも爽快だ。
    読み終わるといつも元気が出たり勇気が湧いたり。
    今回は先端恐怖症のあの方も特別ゲスト!?
    落ち込んだ時やストレスが溜まった時にまた読み返したい。

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    2026年01月04日
  • 普天を我が手に 第三部

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    終戦後の高度成長期に、それぞれの道で頭角を現しながら、最後は同じ道に辿り着くとは。
    一部は本名、一部は仮名で、昭和史のあれこれを描いていて、改めて昭和という時代の激しさ深さを知る。とにかく面白かった!

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    2026年01月03日
  • 最悪

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    最後の疾走感あふれる展開が最高。
    そこにたどり着くまでが少し長いが、多少我慢してでも読む価値はあると感じた。
    好き嫌いが分かれる作品のようですが、私は肯定派だという意味も込めて★5。

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    2026年01月02日