奥田英朗のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
飛べなくなった空中ブランコ乗り。
先端恐怖症のヤクザ。
学部長でもある義父のカツラを外してしまいたい衝動がおさまらない精神科医。
キャッチボールができなくなったプロ野球選手。
書くたびに以前同じような話を書いたのではないかと不安になってしまう女性作家。
そんな彼らが登場するお話でした。
伊良部先生のシリーズは『コメンテーター』『イン・ザ・プール』に続いて3作品目でしたけど、僕は今回の作品が1番おもしろく感じました。
ちょっとしたことで不安になる気持ち。
不安が不安を呼んで、悪循環に陥ってしまうこと。
何気ないことで気持ちが楽になること。
でも今度はその何気ないことに依存してしまうこと。
僕 -
Posted by ブクログ
ネタバレレビュー見て何となく面白そうと思って読み始めた本。
続きが気になって気になって一気読み。
面白かった~。
2人で立てた完璧な殺人計画。
読みながらも「防犯カメラとか大丈夫?」と
私でも気になる部分が・・・。
それらの部分がやがてほころびとなっていき
最後はまさかの展開に。
陽子は「そこまでやる⁈」って感じで
物語の中ではいい役割だったけど
そのおかげでさらにハラハラドキドキでした。
途中、2人が「陽子も消えたらいいのに」と
考えるシーンがあり、1人殺してしまったら
感覚がマヒしてしまうのかと、
ちょっと怖くなった部分もあった。
続きが読みたい!
調べたら、ドラマにもなったことあったようで
ドラ -
Posted by ブクログ
ネタバレ上巻で感想を書いたので
こちらではネタバレの感想を書かせて頂きます!
未読の方はスルーして下さい
始めに利根川で全裸の若い女性の死体が発見される。
まさにリバーの幕開けです
刑事たちの脳裏をよぎる10年前の連続殺人未解決事件、同一犯なのか模倣犯なのか
上巻の序盤の方で早くも犯人らしき人物が登場
ちょっと早すぎでは?と思いましたが
その後の展開を読んでいると容疑者が3人に絞られて
本命は刈谷だと思いつつも、もしかしたら
違うかもしれない、とドキドキしながら読めたので良かったです。
被害者遺族の松岡さんの行動力と執念が凄い
と思いました。彼の執念が無ければ 刈谷にたどり着く事は難しかった -
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主人公の大手デパートに勤務する直美(ナオミ)は、希望する部署とは異なる外商部に配属され、富裕層の客と日々接してしている。
もう一人の主人公の加奈子(カナコ)は、エリート銀行員の達郎と結婚して専業主婦になった。
30歳ちょっと前の直美と加奈子は大学時代からの親友で、今でも何事も許し合える仲だ。
ある日、直美が加奈子宅を訪れると、出てきた加奈子の顔は青い痣を浮かべて腫れ上がり、理由を聞いても自ら転んでしまったと言い訳をする。
直美は納得できず、達郎から酷いDVを受けているのではと強く問いただすと、加奈子は渋々と認めた。
その後も加奈子と逢う度に、只事ではないほどの暴力を振るわれていると思われる傷 -
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奥田英朗が描く〈平成の家族〉シリーズは、読む人の心を静かに温めてくれます。
なかでも、僕が最も愛している『我が家の問題』に収録された「夫とUFO」に匹敵する名作が、なんと六篇も詰め込まれているのです。
本作の凄みは、篇ごとに視点もテーマも大胆に変わる点にあるのですが、
義母との関係に悩む妻の視点、出世レースからこぼれ落ちた父の視点、生みの父と育ての父の間で揺れる娘の視点、妻に先立たれた父を案じる息子の視点──。
これほど多様な立場を描きながらも、「家族」という軸と、「誰も敵にしない」という姿勢は一貫して揺るがない!
だからこそ、どの篇を読んでも不思議と共感してしまう。展開の巧みさと文章力、その -
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怒涛の展開と結末へのラストスパート。
じりじりと被疑者を追い詰めていく刑事たちの執念、真実を伝えることに賭ける記者たちの信念、みなまでは言いませんがサイドストーリーに漂う緊迫感。
どの物語をとっても読者を引き込む魅力が備わっている、奥田英朗の描く刑事たちの執念、真実を報道するという記者たちの信念、みなまでは言いませんがサイドストーリーの緊迫感。どの物語をとっても読者を引き込む魅力が備わっている、奥田英朗作品のリーダビリティに脱帽。
読みごたえの肝は、事件の顛末を事細かに描写しているところだと思う。事件関係者同士の心が通う瞬間、一つ一つ物的証拠を積み上げていくことの高揚感、反対に停滞している