奥田英朗のレビュー一覧

  • ガール

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    30代半ばの働く女性がテーマの短編集。
    結婚していてもしていなくても、子供がいてもいなくても、みんな頑張ってる!
    元気がもらえる小説でした。
    面白かった!

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    2026年03月15日
  • リバー 下

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    ネタバレ

    注!
    結末に触れています。
    まだ読んでいない方は、以下は絶対読まない方がいいと思います。







    下巻も淡々最後まで淡々で、お話としてはやっぱり面白くなかったかな?(^^ゞ

    面白くなかったにも関わらず、★を5にした(上巻は★3つ)のは、最後の大捕物の中にさらっと著者による粋な計らい(救いと言った方がいいかな?)があったから。
    警察署全体から邪険に扱われ、家族かも疎まれ、さらには失明するかもしれないと怯える芳邦だけど、ずっと娘を信じていたその思いが正しかったことが、よりによって札付きの犯罪者である池田の口からさらっと出てきた時は、思わず「わっ! すげっ!」と口から出てしまった(^^)/

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    2026年03月14日
  • オリンピックの身代金(下)

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    ネタバレ

    途中から面白さが止まらなくて一気に読んだ。
    最後の方は国男と村田のことが好きになっていて、きっとそうなってしまうとは思いながらも祈るような気持ちで読み進めていた。国男が闇堕ちしていくのがやり切れず哀しかった。
    当時のことはよく知らなかったけれど、本当に起こった話なんじゃないかと思えるストーリーだった。

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    2026年03月09日
  • コメンテーター

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    累計290万部の人気シリーズ17年ぶりに復活!ということで、当然読む。

    シリーズ化されてる本としては異例なくらい、ますます面白くなってる。
    伊良部先生はいい加減な医師に見えるけど、実は優秀な精神科医だと思う。
    大好き。

    2006年くらいに、奥田英朗さんが執筆のために滞在されていた石垣の小さな民宿で、一緒になったことがあって、それがご縁で作品を送っていただいたことがあるのだ。

    それ以来、お礼を兼ねて全作読んでいる。
    息の長い才能ある作家さんでよかった。(偉そう)

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    2026年03月02日
  • リバー 下

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    ネタバレ

    先が気になり一気読みだった。別件逮捕からの警察当局の焦り、遺族の混乱、新たな事件…。とにかく読ませると思った。下巻の終盤になってからも、話が収まるのか?と気になったが、しっかり終えた。3人の容疑者のうち誰が、と読んでいたら意外な結末で驚いた。いやー、おもしろかった。

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    2026年03月01日
  • リバー 上

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    ネタバレ

    群馬と栃木の間で起きた連続殺人事件。10年前の未解決事件と同一犯なのか。両県警と10年前の遺族、メディアの群像劇。かつて捜査に関わった人物や遺族の捜査から、一人の有力な参考人が浮かび上がる。
    両県に馴染みがないからか、捜査員たちがどの県警に所属し、だれと上司部下の関係なのか、最初はこんがらがるが、そんなことはどうでもよくなるほど、ぐいぐいと読ませる。元捜査員が動く、出版社に雇われた学者が警察に信頼されるほど重要な役割を担うという少しリアルさに欠けるのも、どうでもよいくらいにおもしろいし、リアルさを損なわない。
    どうやって逮捕、起訴するのか。この先が非常に気になる。無駄なページがないほど、密度が

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    2026年02月26日
  • リバー 下

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    真犯人はそういうこと〜…!
    まさかのそういう方面でしたか…という感じ。
    刑事の気合いと執着により解決していく感じが、ドラマのように映像としてイメージできる。
    犯罪小説とはこういうことなのか…と。
    思えばミステリー小説は読んだことあったけど、犯罪小説…というカテゴリーは読んだことなかったかも。
    上下巻だけど、あっという間に読み終わった。

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    2026年02月25日
  • リバー 上

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    犯罪小説であってミステリー小説では無いことがポイント。
    じわじわと事件の真相に近づく形が、物語の一員になった感覚になりどんどん読み進められる。
    上巻は、相次ぐ事件とあきらかに怪しい容疑者。
    怪しい人物3人の中の誰が真犯人なのか…全員怪しい。

    【あらすじ】
    群馬県桐生市と栃木県足利市を流れる渡良瀬川の河川敷で相次いで女性の死体が発見された。
    十年前の未解決連続殺人事件と酷似した手口に、街は騒然となる。
    かつて容疑をかけられた男。取り調べを担当した元刑事。
    娘を殺され、執念深く犯人捜しを続ける父親。
    若手新聞記者。一風変わった犯罪心理学者。新たな容疑者たち。
    事件を取り巻く人々の思惑が交錯するな

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    2026年02月25日
  • 普天を我が手に 第二部

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    戦時中のそれぞれの体験、そして戦後の復興に向けてのモラトリアムが描かれる第二部

    途中4人がそれぞれ微妙にクロスオーバーしていくんだけど、ラストのパーティーで全員が一同に集まるところで何だか感動が止まらない。

    第三部でのみんなの活躍を見るのが楽しみでしかないわ♪

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    2026年02月21日
  • 普天を我が手に 第二部

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    2026.2 戦争とはかくもDRYで残酷なものなり。小説で、フィクションではあるものの胸が詰まりました。でもこの小説は面白い。

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    2026年02月18日
  • 無理(下)

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    話の終わり、私は好き。
    映画マグノリアのようで、でもよりリアルで。
    奥田氏の、市井にある色欲の描き方が好きだな。
    身近な仕事の登場人物もいて非常に楽しかった。

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    2026年02月17日
  • 普天を我が手に 第一部

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    ネタバレ

    大好きな奥田先生の長編小説三部作の第一部

    昭和元年陸軍少佐竹田幸三の長男「志郎」が誕生、一方同じころ婦人運動活動家で女性の参政権を目指す「群青」を執筆する森村タキも私生児「ノラ」を出産した。また金沢で博打を生業とする矢野辰一は紡績工場の社長の妾が産んだ男児「四郎」を自分の第四子として預かる。
    また、ジャズに夢中になる五十嵐譲二はトランペット奏者として南満州、大連に移り住み、後妻との間に「満」をもうける。
    第一部ではこの四人が、昭和元年にそれぞれ親となり真珠湾攻撃までの間、当時に生きる人々の思想及び社会情勢が満州に住む人々とともに描かれている。
    巻末のに主要参考文献が掲載されているがその量が膨

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    2026年02月16日
  • ガール

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    働く女性たちの葛藤や本音を丁寧に描いた作品です。
    働く女子の気持ちがすごく鮮明に描かれてて、かっこいいなあ、こんな女性になりたいなぁって思わせてくれる物語でした。
    元気がなくなったらこの本の女(ガール)に会いに来たくなると思うほど、登場人物たちは魅力的です。
    かっこいい男前な女がいます。
    女の子じゃなくて、女です。

    立場はちがっても女同士は合わせ鏡だという言葉から、婚歴や子どもの有無などで線を引くのではなく、一人の人間として向き合ってほしいという思いが訴えられているように、どの作品からもそう感じました。
    また何歳になっても好きな服を着て、好きな自分でいたいと思いました。
    オバサンや若作りとい

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    2026年02月15日
  • 空中ブランコ

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    飛べなくなった空中ブランコ乗り。
    先端恐怖症のヤクザ。
    学部長でもある義父のカツラを外してしまいたい衝動がおさまらない精神科医。
    キャッチボールができなくなったプロ野球選手。
    書くたびに以前同じような話を書いたのではないかと不安になってしまう女性作家。

    そんな彼らが登場するお話でした。
    伊良部先生のシリーズは『コメンテーター』『イン・ザ・プール』に続いて3作品目でしたけど、僕は今回の作品が1番おもしろく感じました。

    ちょっとしたことで不安になる気持ち。
    不安が不安を呼んで、悪循環に陥ってしまうこと。
    何気ないことで気持ちが楽になること。
    でも今度はその何気ないことに依存してしまうこと。

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    2026年02月15日
  • リバー 上

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    ネタバレ

    圧巻の群像クライム小説。
    前半でじっくり事件や人物像をあぶり出し、後半一気に犯人に迫る構成は、奥田英朗の真骨頂。
    容疑者は3人いるが、容疑者視点の章がないのが特徴。
    事件に事実はあっても真実は分からない、人間の狂気は分からないという本作のテーマにも繋がる。
    そして恐ろしいのは犯人だけでなく被害者の家族だったりするのも、人の怖さを感じてしまう。

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    2026年02月15日
  • ナオミとカナコ

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    ネタバレ

    レビュー見て何となく面白そうと思って読み始めた本。
    続きが気になって気になって一気読み。
    面白かった~。
    2人で立てた完璧な殺人計画。
    読みながらも「防犯カメラとか大丈夫?」と
    私でも気になる部分が・・・。
    それらの部分がやがてほころびとなっていき
    最後はまさかの展開に。
    陽子は「そこまでやる⁈」って感じで
    物語の中ではいい役割だったけど
    そのおかげでさらにハラハラドキドキでした。
    途中、2人が「陽子も消えたらいいのに」と
    考えるシーンがあり、1人殺してしまったら
    感覚がマヒしてしまうのかと、
    ちょっと怖くなった部分もあった。
    続きが読みたい!
    調べたら、ドラマにもなったことあったようで
    ドラ

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    2026年02月11日
  • リバー 上

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    群馬が地元なので、詳細な描写が嬉しかった!
    読みやすい文章で、分かりやすく、イメージしやすい。
    警察組織も、普通の会社も似ているなぁと思いながら、読みました。

    ワクワクと緊張が、読むのを辞めさせない。
    面白くて、次の展開が知りたくて一気読みでした。

    どっぷりと作品に浸れる、そんな本です。

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    2026年02月09日
  • マドンナ

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    短編でどれも面白かった。
    特に1話目が自分の会社での上司との関係とも近いような感じがして共感できた。

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    2026年02月08日
  • 普天を我が手に 第二部

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    ヤクザの息子の四郎、軍人の息子の史郎、満州の興行師の息子の満、社会運動家の娘のノラ。戦中と戦後のアメリカ、中国、日本の様子が、これら四人の視点で描かれていく。色々と腹の立つことも多いし、不思議に思うこともあったが、とにかく歴史がよくわかって面白い!

    四郎が回天(人間魚雷)で出撃していく場面は胸が苦しくて本当に泣けた。。絶対に戦争はしてはいけない。

    第三巻では、逞しく日本を牽引していくであろう四人が益々楽しみ!

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    2026年02月06日
  • 最悪

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    これはヤバい、おもしろすぎる
    タイトル負けしてないほどの最悪がここには詰まってる
    体感、こういう群像劇の形をとる小説は 主人公のうち1人くらいはたいてい没入できひんキャラがおるけど、この小説は全くその気配を感じさせずに 最後まで突っ切っていってサイコーに面白かった
    なんかもう、完璧

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    2026年02月02日