奥田英朗のレビュー一覧

  • 空中ブランコ

    ネタバレ 購入済み

    今回も

    伊良部医師の破茶滅茶劇が爽快
    お約束の注射の描写もあり

    に、しても最後の女流小説家は
    本作に似合わない

    反則、ほろっとして
    ポロっとなります

    #笑える

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    2025年08月28日
  • 無理(下)

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    真冬のどんよりした地方都市で、生き生きとうごめいている人たち(僕にはこう見えました)が、交錯してこんがらがっていく様子をフランスのアクション映画風味でドドっと読ませる上下巻。「いいじゃんそれで」と明るい気分にさせてくれる読後感でした。

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    2025年08月25日
  • 空中ブランコ

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    5つの短編から構成される一冊となっておりますが、ゆる~く読めるお話で、本当にしょうもなさすぎて心が軽くなります。
    登場人物の疾患症状もそれぞれユーモアに溢れていて、当事者は切実なんですが、診療する側はあっけらかんとしています。迷医と思いきや、もしかして名医?というギリギリ感がたまりません。
    本著はシリーズ2作目ですが、時間を置いてから3作目も読んでみたいです。

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    2025年08月25日
  • ナオミとカナコ

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    カナコのD Vをナオミが知った辺りから、文章のテンポが早くなったような、スピード感に引き込まれた。
    こちらもドキドキするというか。一つ一つ追い込まれるごとに一緒に動揺するというか。
    陽子がこわい。
    お兄ちゃんを狂信的に探す一方で、お兄ちゃんのDVも知っていたってそこに、人間性が現れている。
    また、中国人女性の書き方も上手い、嫌な感じ。図々しさがありながら、頼れる魅力があるというような。
    DVを受けながら、逃れば良いのに逃げられない感じがリアルにわかった。
    私が一番心に残ったのが。ナオミが時計を取り戻しに行く時をきっかけに、仕事が面白くなるところ。
    転機の一つはあのタイミング。日々タイミングはあ

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    2025年08月25日
  • マドンナ

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    『ガール』と地続きみたいな短編集。こちらは都会に生きる男性サラリーマンが主人公。これで直木賞もらっても良かったと思うくらい、汗ばんだ肌をそっとなでるそよ風みたいな、日向も日影も合わせた大人の物語の詰め合わせ。

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    2025年08月17日
  • 最悪

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    主な登場人物は三人だが、メインは町工場のオヤジさん。
    このオヤジさんを最悪の展開に引きずり込むのは、あとの二人ではなく得意先や銀行やご近所さんの身勝手なのだが、二人もそれぞれ不幸な状況にはまり込んでいて、ひょんな繋がりから怒涛の展開へ。

    銀行強盗騒ぎの後、なぜか一緒に逃亡してからのそれぞれの振る舞いも興味深く、そこからの展開は最悪のものでもなく、読後感は悪くない。
    ただ、そこに至るまでの、三人を追い込んでいく醜悪な周囲の連中の振る舞いは本当に胸糞悪く、この手の話が好きな自分にはたまらないw

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    2025年08月17日
  • 我が家の問題

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    読後感がいい。作者は書けるのに書いていない部分がすごく読後感をよくしている。
    好みはもちろん分かれるけど、自分にはドンピシャだった。

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    2025年08月14日
  • ララピポ

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    社会の凸凹に凸凹されながら生きる人たちを、旨味もエグみもまるごとすくい取る連作短編集。男の生理的な視点や下世話さは好みが分かれるけど、その向こうにあるじんわりとした温かさはやっぱり奥田英朗さん。

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    2025年08月11日
  • 空中ブランコ

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     伊良部シリーズ第2弾。直木賞受賞作品。
     今回も伊良部医師のハチャメチャな治療法が炸裂。
     ただ、たまに的を得た言葉を口にするのが印象的で、伊良部の本質は実は堅実なのではと感じる部分もあった。

     サーカスの空中ブランコが飛べなくなってしまった団員、投球ができなくなってしまった野球選手、作品が書けなくなってしまった小説家。
     今まで普通にできていた事ができなくなってしまった人たちの苦悩が伊良部の荒療治ともいえる治療で和らいでいく姿が良かった。
     「義父のヅラ」は楽し過ぎて爆笑でした。

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    2025年08月11日
  • 我が家のヒミツ

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    ネタバレ

    「手紙に乗せて」母が亡くなった。父のことが気になり一緒に住むことに、三人の傷が癒えるのはずっと先、時間以外に処方箋はなさそうだ。上司である石田部長が父の事を気にかけて優しい対応。分厚い手紙に涙する。人情について改めて考えさせられました。
    「妊婦と隣人」(笑)本当に隣人はヤバイ人達だったのねー。
    「妻と選挙」我が家の問題のラストに登場したファミリー再登場!今回は里美さんが選挙に立候補!結果を知った時涙がジンワリ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)勿論嬉しい涙。

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    2025年07月24日
  • 最悪

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    1999年初版。650ページの長編。面白かったです。主人公は3人です。鉄工所の社長・大手銀行のOL・パチンコとカツアゲで生計を立てる青年。3人の全く別の人生を送る人間が最悪の経験をします。そして3人が不思議に繋がっていく。本当に最悪なんですよ。読んでいて、なんでそうなるのかなあと思わせます。最初に事件が起こり、それがどのように解決されていくのではなく、何も関係のない人間が絡まって事件になる展開が斬新だなあと思いました。

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    2025年07月22日
  • 我が家の問題

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    「夫とUFO」
    夫の達夫。仕事が忙しく、辛い目に遭っていた事を知った美奈子。逃げ出すこともできず、放り出すこともできず、UFOを見るようになった達夫。P184爆発したっていいのに。会社がなんだ。いざとなれば、何をしたって生きていける。
    美奈子の達夫を助けなければ!という気持ち、行動に感動!
    「妻とマラソン」
    人気小説家の康夫と専業主婦の里美。
    出かける用事もない主婦の里美がマラソンにハマっていく。
    こちらも感動でした^ ^。マラソンって意外と中毒になりますよね。3キロから5キロ
    オッもっと走れるかも?と、8キロから10キロー
    里美の夢中になる気持ち分かる^ ^。
    フルマラソン未知の距離への参加

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    2025年07月17日
  • 空中ブランコ

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    ライトに読める。でも、伊良部先生のキャラが大好き!ハマります。やはり「空中ブランコ」が一番面白かった!

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    2025年07月02日
  • 我が家のヒミツ

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    ・たった35ページの短編で、こんなにも心を揺さぶられて、最後には、電車の中なのに思わず微笑んでしまったのは、初めてかもしれない。
    ・『虫歯とピアニスト』のピアニスト大西さん流に言うならば、人生を大げさに考えなければ、ほとんどのことは諦めがつくのだ。それを悲劇ととらえる人と、運命と想って受け入れる人の差は、心の中のスイッチひとつでしかない。
    ・奥田英朗の小説は、基本的に悪人が出てこないから、安心して読める。ちょっと癖のある人だなと思っても、そこらへんに普通にいる人々だし、自分でもあるし、読み終わる頃にはその人もまるっと好きになってしまっている。
    ・今作も、文句なしにすばらしい小説でした。

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    2025年06月30日
  • 空中ブランコ

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    ネタバレ

    奥田さんハマりそう!
    伊良部はHUNTER×HUNTERのキルアのお兄ちゃん(おデブちゃん)のイメージで読んでいます。

    以下はお気に入りの文引用です。
    「やくざの看板は、怖がらない相手には、まったくの無力なのだ。」
    「溺れている人間は、自分を救えない。」
    「体裁を取り繕うって人生を生きにくくしない?」
    「いいものを作れば売れるなんてうそだって、とっくにわかってるつもりだけど、現実に直面するとつらいよね」
    「なによ、もっと話そうよ。この愛想なし」

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    2025年06月26日
  • 我が家のヒミツ

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    家シリーズ三部作の三作目。ありそうでない唯一無二の読み心地。平成の男版田辺聖子みたいな。大好きです。

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    2025年06月24日
  • 我が家の問題

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    家シリーズを三冊続けて。軽いのに読みごたえのある短編が並んでいます。お腹が空いたときの焼肉と白ご飯みたいな、完璧な小説でした。

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    2025年06月24日
  • マドンナ

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    恋煩いをしている友人と「マドンナ」の主人公を思わず重ねてしまうほど、描写がリアルで面白かったです。
    電車で読んでいたのですが、笑いをこらえるのに必死でした。
    他の短編も飽きることなく読めました。

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    2025年06月20日
  • 家日和

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    なんてことのない日常のでこぼこを描いたこの短編集が、暑い日に飲むよく冷えた麦茶のように、心にすーっと沁みました。気づけば、柴田錬三郎賞の受賞作だったりもします。

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    2025年06月18日
  • ガール

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    働く30代女性の年齢や将来に対する焦りをリアルに描く。みんな強い一面を持ち、最後は自分らしい道を見つけているのが良い。

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    2025年06月16日