【感想・ネタバレ】向田理髪店 のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2019年01月08日

好きな作家のひとり、奥田英朗氏の「向田理髪店」を読みました。
かつて炭鉱で栄え、今は高齢化が進む北海道の田舎町が舞台。
ユーモアたっぷりの暖かい人間模様。
6作の連作になっていますが、読んでいてとても気持ちの良い本でした。
みんなにおすすめできる一冊です。

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Posted by ブクログ 2019年01月04日

さびれていく田舎町を舞台にした連作短編集。
1つひとつの話で起こる事件が本当にありそうなことでとても面白い。若い世代の流出、地元産業の衰退、独居老人問題等、地方の町村が抱える問題に触れながら、そこに住む人々の心温まる交流がきっちり描かれていた。本当にこういう話を作るのが上手だな。
奥田さんはこんなハ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年01月04日

「何も起こらない系小説」(?)の良作。

舞台設定がまた絶妙で良い。

続篇を強く希望するものであります。

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Posted by ブクログ 2019年06月03日

北と南の違いはあるけれど、こんな感じの街は日本全国どこにでもある。燻ったままに見えても、芯の芯には火が少しは残ってて、どうにか変わりたいと思ってるんだ。

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Posted by ブクログ 2019年06月03日

財政破綻した地方のお話
北海道って事は、モデルは夕張ってことかな?

田舎の人間関係のいやらしいところがよく描かれている
また逆に何でも知っている関係の良さも最終的には感じられる
でも、実際にこんな田舎にはもう住めないなぁ

札幌までバスで2時間という、これまた中途半端な田舎なところ
まぁでも、都会...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年04月25日

人口減少や過疎化、高齢化に直面する北海道の旧炭鉱町が舞台。街の向田理髪店の50歳代の店主から見た小さな街での出来事の連作短編集。

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Posted by ブクログ 2019年04月05日

なんとなくモデルになった町がわかる。過疎の町の悩み、田舎ならではの人の繋がり暖かみ。でも頼もしい若者たちがいる町って大丈夫そうな気がする

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Posted by ブクログ 2019年03月24日

自分の実家の方で起きてそうな話そのまま。

誰かに勧める感じでもないが読後に心から良かったと思う本。奥田さんはこの手の書き物が本当に上手い。

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Posted by ブクログ 2019年03月24日

高齢化、人口減少、さらに後継者不足等々、現代日本が直面する問題。
その最先端の町ともいう夕張を思わせる北海道の過疎地を舞台に、向田理髪店の店主の目で、そこで暮らす住民たちを描いた連作短編集。
深刻な問題も、ここでは何故か絶望ではなく、希望すら湧いてきて、読んでいて元気にさえなってくる。

後半、映画...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年03月17日

過疎が進む北海道の田舎町で起きるちょっとした出来事を描く連作。都会では話題にもならないことも、田舎では大事件。都会から赴任してきた役人、田舎に戻ってきた子供世代。そして生まれてこのかたずっと田舎で暮らす現役世代。最初はそれぞれの思いが違っていたが、物語の最後には不思議と噛み合ってくる。

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Posted by ブクログ 2019年03月03日

近所の理髪店が大好きだった。老夫婦が営んでいる理髪店で、飛び込み客は受け付けないという完全予約のお店。完全予約と言っても、土日は予約でいっぱいだったが平日は空いている。それでも常連客以外は、どんなに空いていても予約をしないと理髪をしないというマイペースなお店だった。

「忙しいのは苦手なんだよね」と...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年02月20日

久々に奥田作品を。
大事件は何も起こらないのだけど(いや、町の人達にとっては起こってるのかもしれないけど)、何故こんなに面白いのか。やっぱり好きな作家。

最近頭が疲れていたので、さらりと読めてホッと暖まるようなストーリーが心地好く感じました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年02月01日

北海道苫沢町という田舎町が舞台の連続短編集。近所の人はみんな知り合い、ちょっとしたことでも大事件!こんな町も温かみがあっていいな。そして少しくすっとできるのは奥田英朗作品ならでは。

向田理髪店は憩いの場なのか、みんな集まってくる。散髪は二の次笑。長所も短所もみんな分かってる。地元のつながりっていい...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年01月19日

田舎の距離感、それに伴う息苦しさやあたたかさが描かれていて、痛いくらいよくわかる。全体を通してシリアスとユーモアのバランスが程よくて、うまいなぁと思った。
私は田舎の出身だが、都会の人とのギャップはいかんともしがたい。生まれ育った環境というのは、言葉では説明できないものなのだ。それをひと際よく表して...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年12月27日

かつては炭鉱で栄えたものの、今は財政破綻で衰退の一途を辿っている北海道の架空の町を舞台にした物語。
向田理髪店の店主である康彦を中心に、田舎の現実をじんわりと読ませていく連作短編もの。
驚くほど狭い人間関係であるがゆえの息苦しさと長く続く関係からの地縁が混ざり合って、ほどよい温かみのあるものになって...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年06月16日

はじめての直木賞作家奥田英朗さん。
北海道炭鉱町で財政支援団体に転落した過疎化が著しい架空苫沢町の床屋さん短編集。モデルは間違いなく夕張。官僚出身の佐々木助役は北海道新知事鈴木さんでしょうか。「してるべ」「ねえべえ 」北海道弁丸出しの違和感は朝ドラ なっちゃんにも重なりますが、同じ北海道過疎の町出身...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年05月14日

田舎の小さな町で暮らす人々の生活が
痛いほどわかるお話だね

まず、田舎で年寄りが多く何も無くて
寂れていくばかりの町だというコンプレックがある

次に、住人のことはみんなが知っているので
プライバシーがない

そして、おせっかいが甚だしい

外から誰かがやって来ると興味津々で大騒ぎ

そのかわり
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Posted by ブクログ 2019年02月19日

最近、この手の本を読むと、自分が奥田英朗を読んでいるのか荻原浩を読んでいるのかわからなくなります。これは私のせいなのか、みんな歳取って似通ってきたせいなのか。なんにせよ、私はこういうのが好きなのでしょう。

田舎の居心地良いとこ悪いとこさまざま。色っぽい四十路女が開業したスナックにおっさん共が通うく...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年01月28日

苫沢町にはモデルとなった町があると思うので
滅多なことは言えないのですが。
あくまでもフィクションとしてのこの作品への
レビューですので、お許しください。

経営破綻し、消えゆくしかない運命にある町。
その日常が向田理髪店の店主、康彦の視点から
描かれていきます。

昭和の匂いがするエピソードの数々...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年12月14日

口先だけでは抗うことが出来な程の過疎の現実をまざまざと見せつけられる。光など無いように見えるがそんな街も生きている。誰も座して死を待つことを望んではいないのだ。
あらすじ(背表紙より)
かつては炭鉱で栄えたが、すっかり寂れ、高齢化ばかりが進む北海道苫沢町。理髪店を営む向田康彦は、札幌で働く息子の「会...続きを読む

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