奥田英朗のレビュー一覧

  • 普天を我が手に 第一部

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    読み応えあり。

    知ってるつもり…、で生きてきたけど、なんにも知らなかったな。

    日本がどうやって今の日本になっていったのか、知らなくてはならない(今さら、で恥ずかしいのですが)。

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    2026年08月15日
  • リバー 下

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    題名はカタカナで「リバー」

    “川”のことであれば有名なのが『ミスティック・リバー』(デニス・ルヘイン)、映画もヒットした。
    どこにでもある地方の川、そこで起きた事件は関わった人たちにいつまでも暗い影を落とす。
    一見圧倒されるものがないからか“川”は“海”よりも底深く暗い。

    下巻に入って一気に事件が動き、結末へ傾れ込む。ミステリーとしての面白さももちろんだが、筋とは関係ない「暴走する高齢男性」の描写には、思わず目をつむりたくなる。

    最後あいまいなところはのこったが、まずまずスッキリした。

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    2026年08月14日
  • 普天を我が手に 第一部

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    『普天を我が手に』第一部。

    奥田英朗の久しぶりの本。
    好きな作家の1人。

    戦争初期の大衆の動きを知る良い機会になった。
    今まで本や映画でバラバラに知ってたことが、
    この本を読んで少しずつ線で繋がった感じがする。
    軍部、政治、財閥、世論。
    「あー、ここにつながるんか」ってのが結構ある。

    一番良かったのは、
    ピース大阪に行ったこと。
    タイミング的にも終戦記念日前やし。

    勉強になりました。

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    2026年08月11日
  • ララピポ

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    中学生時代に同作者の伊良部シリーズにハマり、こちらも購入。当時は刺激が強くて読んでいてとてもドキマギした。
    成人してから読み直したが、人々(特に底辺と言われる部類の人種)の営みがコミカルに描かれてはいるが、自分の身に置き換えてみたらゾッとするような話ばかりだなと思った。
    とはいえ、物語が進むにつれ登場人物たちが交差していく様は見ていてとても面白く、恐らく人生の中で一番好きな小説と言っても過言では無いくらい私はこの作品が好きだ。

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    2026年08月08日
  • 普天を我が手に 第三部

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    三部全て読み終わりました❗️
    3冊とも分厚かったのですが、挫折する事なく読み進められました。

    三部は太平洋戦争が終わり、戦後が舞台です。
    竹田志郎、矢野四郎、森村ノラ、五十嵐満の4人がそれぞれの分野で活躍します。検察、会社社長、ジャーナリスト、芸能事務所社長で。
    しかしながら、ときどき顔を合わせます。今、こんなことをしてるなどと同窓会のような報告をします。
    各々の成長が私も嬉しくなります。
    志郎と四郎のライバル的な関係も、まさか最後にあのような対決となったのが、驚きです‼️
    タイトルの『普天を我が手に』もそういう意味かと。

    それ以外にも戦後のプロレスブームや東京オリンピック、日本赤軍の浅間

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    2026年08月08日
  • 我が家のヒミツ

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    とても面白かった。
    読み応えがあったと言うべきですかね。
    短編集で物語はたんたんとすすみますが、
    それぞれの物語の余韻が良くて良かったです。

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    2026年08月03日
  • コメンテーター

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    伊良部先生が好きすぎる。
    破天荒な治療だけどちゃんと患者には効果あるし
    読んでるこっちまで試されてるような治療されてるような思い当たるふしがあればそんな気にさせられる。ハマる

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    2026年08月02日
  • 普天を我が手に 第三部

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    文句無しの大長編にして大傑作小説。
    奥田英朗真骨頂の群像小説が昭和を駆け抜ける一大青春小説というのが素晴らしい。
    しかし昭和とはなんと激動の時代か。
    小さな島国が世界列強の国に成り上がったあげく、消滅寸前まで戦争に敗れ、経済国家として復活する。
    戦後の三部はリアルな当時の世相や、変化を嫌い、忘れやすい日本人の気質が丁寧に書かれている。
    タイトルの普天は沖縄の普天間の事と思っていたら読み終わって天下を指すと知ったが、沖縄も昭和のピースである。

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    2026年07月29日
  • 普天を我が手に 第三部

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    第一部を読み始めたのが去年の今頃、1年かけてこの大作を読み終えた。感無量である。
    タイトルを勘違いしていた。
    「普天間」と関係があるのかと思っていたら、普天、「天があまねく地上を覆う限りの所、つまり普天を手にしなければならない」とのこと。
    昭和元年の初日12月25日に生まれた境遇が大きく異なる二人のシロウ、竹田士郎と矢野四郎、そして森村ノラ、五十嵐満が、昭和を史実とともに活躍していく様は、あまりにも見事であった。

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    2026年07月28日
  • 普天を我が手に 第二部

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    第二部もよかった~!!
    これ、中高生の夏の課題図書にすればいいのに。

    よくある戦争ものの作品と違って、過剰に悲劇的に書かれてないからこそ、現実感があって自分の頭でもいろいろと考えて、怖さだったり不条理さを感じられる。
    学校教育で習った戦時中や、ドラマで見てきた戦時中の様子とは少し違って感じられて、ジェミニに質問(議論?笑)したりしながら読んだ。
    本当に勉強しながら読んだ感じ。

    第三部は明るい時代に向かうから、これも楽しみ。

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    2026年07月27日
  • 普天を我が手に 第一部

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    映像で見てみたい。そんな本であった。

    昭和元年に生まれた生まれた四人の運命が描かれている。
    別々の地域で軍人、ヤクザ、左派系雑誌の編集者、ジャズトランペッターと
    親の職業もそれぞれ。第一部では親の生い立ちや子の17歳までのストーリー
    が描かれている。この4人の子がどう絡んでくるのかワクワクしながら読んでいた。
    時代背景も取り入れながらのハラハラドキドキの読書であった。
    とても面白く読み進めたが、15歳の子がこんな大人っぽい考え方する?思考が20歳の目線なのではと感じた。もうちょっと15歳という無邪気さがあっても良い気がした。
    寝る間も惜しんで読みふけったが595pの大作。ページをめくってもめ

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    2026年07月27日
  • 普天を我が手に 第二部

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    ネタバレ

    少しばかりの覚悟を持ちながら読み始めたけど、戦争真っ只中、4人それぞれも生きるのに必死。
    軍人の息子は米国で1人抑留され帰国できず、なんとか帰国を果たしたあとは外国人捕虜収容施設の通訳となり、敗戦後にはGHQで働きながら東大に通う。育ちが良くても地獄は見る。東大で出会う左翼の集会にも顔を出す。ヤクザの息子は少年院を出たあと予科練に入り、人間魚雷回天の出撃…のとこで敗戦。仲間との別れが読んでいて苦しかった。戦後は日大法学部に通いGHQにも関わりながらヤクザの世界で暗躍、このシロウ一人だけでも東京ブラックホール!一番読んでて痺れるパート。
    女性活動家の娘ノラは孤児院を運営しつつ敗戦後はGHQの職員

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    2026年07月25日
  • 普天を我が手に 第一部

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    わずか7日間だけだった昭和元年に4人の赤ん坊が生まれるところから物語が始まる。
    軍人、ヤクザ、満州に渡ったジャズマン→興行師、婦人運動家 
    第一部は主に親であるこの4人の物語で構成されている。
    いったいどうやって調べたの?てぐらい描写が細かくて、当時こんなふうにして過ごしていたのかーというのが脳内で再現される。
    アメリカと戦争するなんてとんでもないと全力で阻止しようとする軍人もいたし、特高の威張り散らした態度には腹が立つし、昭和初期の人々のさまざまな熱気をプンプンと感じる。建国直後の満洲国にも興味津々。
    あれ?そこでそこの子供と子供が出会ってる?ていうような会話があったり、続きが気になる作品!

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    2026年07月19日
  • イン・ザ・プール

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    ◾️ページ数 P279

    とても面白かった。すっとんきょうなことばかり言う精神科医師とセクシー無愛想な看護師のキャラが立ってて最高に面白いと思った。

    色々な症状の患者さんがいて、医者が「そんなのでいいの⁉️」と思うような変な指示を色々出すけど、最終的にはみんな症状が改善されていく、問題が解決していくその過程が面白かった。

    何となく心がちょっと温まる話という感じかな?

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    2026年07月16日
  • リバー 下

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    おぉ〜となる感じ。バラバラに散らかしていた物語が最後にはこれかぁとなる感じが面白かった。
    作者の筆力だからできること。ページ数多めだけど、止められない感じが後半は加速きていくのが良かった。

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    2026年07月15日
  • 普天を我が手に 第一部

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    昭和元年からの歴史小説。第一部は日支戦争〜太平洋戦争開戦までが描かれています。
    すごく面白い❗️

    4人の主役たちから構成されるお話です。
    軍人の耕三、やくざの組長辰一、女性編集者のタキ、満州に渡った興行師の譲二とバラエティ豊かなキャラクターに引き込まれます。

    この後、子どもたちが繋がっていくのでしょうけど、どんな展開となるか第二部が楽しみです。歴史好きにはオススメです❗️

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    2026年07月14日
  • 普天を我が手に 第二部

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    それぞれの親が主人公であった第1部。第2部は、その子供達に物語が受け継がれ、激動の戦争編となる。
    昭和元年生まれの4人の主人公、青春の年齢を戦中で過ごすこととなるが、それぞれが類稀なる環境と才能を有し、それを開花させていく。4人共が見事なまでに主人公であるのだ。
    その4人が少しづつだがそれぞれに接触していく。そして本格的な邂逅。まるでドラクエ4のようだ。次巻へのワクワクが止まらない!

    最後に、第2部では戦中の悲惨な生活や思想がありありと感じられ、胸が痛くなる。特に人間魚雷と言われた回天に関する章は言葉にできないものがある。国家による、個の思考を奪う集団的な思想の危険さを痛感させられる。
    今現

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    2026年07月12日
  • ナオミとカナコ

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    人は大きな問題を抱えている時に、また更に大きな問題を抱えると、それまでの大きな問題に対しては、逆にどうでも良くなるというか、優先度が変わって思い詰めない分、いい方向にいったりすることもあるかもと感心するところもあった。
    休みなく展開していくので、グイグイ引き込まれて面白かった!

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    2026年07月17日
  • 普天を我が手に 第三部

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    感想
    復興編。若者が逆境に立ち向かいながら、明日は良くなるという希望を抱いていく様は眩しい。

    お金のためではなく、国の国民のためというところがいいなぁ。

    石原兄弟まで出てくるなんて。

    昭和を舞台にした壮大な作品だったな。最後の盛り上がりと悲しみがジェットコースターのように来る作品は初めて。


    あらすじ
    志郎は司法修習生として励み、検事を目指す。2回目の試験にも合格する。矢野は、運送業を始めて稼ぐ。与党の太田という大物議員との渡りもできる。木下の進めで妻帯する。ノラは奨学金をもらい、アメリカ留学する。ブラウン大学へ行き、教育学を学ぶ。ノラは南部の大学へ行き、人種差別を体験する。NYの特派

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    2026年07月08日
  • コメンテーター

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     伊良部シリーズ第4弾。

     今回も、心に傷を負った人たちが伊良部医師の荒療治(?)で救われ、自分を取り戻していく。
     作品を通して、私自身の心のイガイガまでスコンと落ちた爽快感があった。
     伊良部ってホントは天才なんじゃないか?
    私の感覚がおかしくなってしまったのか?
     続編が出て欲しいと強く思った。

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    2026年07月05日