奥田英朗のレビュー一覧

  • リバー 上

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    群馬が地元なので、詳細な描写が嬉しかった!
    読みやすい文章で、分かりやすく、イメージしやすい。
    警察組織も、普通の会社も似ているなぁと思いながら、読みました。

    ワクワクと緊張が、読むのを辞めさせない。
    面白くて、次の展開が知りたくて一気読みでした。

    どっぷりと作品に浸れる、そんな本です。

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    2026年02月09日
  • マドンナ

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    短編でどれも面白かった。
    特に1話目が自分の会社での上司との関係とも近いような感じがして共感できた。

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    2026年02月08日
  • 最悪

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    これはヤバい、おもしろすぎる
    タイトル負けしてないほどの最悪がここには詰まってる
    体感、こういう群像劇の形をとる小説は 主人公のうち1人くらいはたいてい没入できひんキャラがおるけど、この小説は全くその気配を感じさせずに 最後まで突っ切っていってサイコーに面白かった
    なんかもう、完璧

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    2026年02月02日
  • リバー 上

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    数年前から読みたかった本。文庫では上下巻の2冊。上巻はあっという間に読み終わりました。下巻がいっそう楽しみです。

    連続殺人は同一犯による犯行なのか。絞れた容疑者のうち、真犯人は誰なのか。ここからどうやって容疑者を絞っていくのか?容疑をかけられた者たちはどう本性を表していくのか?

    遺族と記者と警察と容疑者の動向からますます目が離せなくなってます。

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    2026年02月01日
  • 最悪

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    ネタバレ

    それぞれに苦しい日々を送る三人の人生が、次第に交錯していく物語である。作中に出てくる「犯罪は家族に後遺症を残す」という言葉が強く印象に残り、読み終えたあとも胸に突き刺さっていた。物語の構成の巧みさだけでなく、奥田英朗が選ぶ言葉一つ一つにウィットが感じられ、自然と物語に引き込まれた。個人的に最も共感した人物は川谷である。家族や仕事、お金といったすべてを投げ出し、いっそ死んでしまいたいと思ってしまう気持ちは、実際に経験したことはないのに、なぜか理解できてしまった。

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    2026年01月28日
  • 家日和

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    読み終わると幸せな気持ちになれるお話しでした。また、明日から頑張ります。
    奥田英朗さん、大好きです。

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    2026年01月24日
  • ナオミとカナコ

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    主人公の大手デパートに勤務する直美(ナオミ)は、希望する部署とは異なる外商部に配属され、富裕層の客と日々接してしている。
    もう一人の主人公の加奈子(カナコ)は、エリート銀行員の達郎と結婚して専業主婦になった。
    30歳ちょっと前の直美と加奈子は大学時代からの親友で、今でも何事も許し合える仲だ。

    ある日、直美が加奈子宅を訪れると、出てきた加奈子の顔は青い痣を浮かべて腫れ上がり、理由を聞いても自ら転んでしまったと言い訳をする。
    直美は納得できず、達郎から酷いDVを受けているのではと強く問いただすと、加奈子は渋々と認めた。
    その後も加奈子と逢う度に、只事ではないほどの暴力を振るわれていると思われる傷跡を加奈子は受けていた。
    直美は非情な達郎との離婚を勧めるのだが、常軌を逸している夫は離婚をしても必ず追ってきて私を殺すと、加奈子は心底恐れていた。
    暴力の程度は半端ではなく、このままでは達郎に殺されると直美は主張するのだが、加奈子は俯いて口をつぐむばかりだった。
    怒り心頭の直美が発した一言は「いっそ二人で殺そうか、あんたの旦那」。
    すると加奈子も意外やすんなりと同意した。
    そこから直美は加奈子のために、真剣にこの世から達郎排除の完全犯罪を計画することになる。

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    2026年01月23日
  • 空中ブランコ

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    1作目はバカバカしくて面白かったし、本作はさらに輪をかけて面白いのと同時に、悩みに対する本質的な解決方法が示されていたと思う。

    空中ブランコが失敗しまくるベテランの話に始まり、先端恐怖症のヤクザや、カツラを取りたくて仕方ない医者の話、突然ボールがうまく投げられなくなったプロ野球選手の話、女流作家の味わった挫折話と、それぞれが抱える切実な悩みを伊良部医師が痛快に解決?していく。

    責任感が強く、その事で悩みを抱える人にこそ、このバカバカしい物語は読んでもらい、無責任を貫くのも時と場合によっては誰かの幸せに繋がるというのを感じてほしい。

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    2026年01月22日
  • 我が家のヒミツ

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    奥田英朗が描く〈平成の家族〉シリーズは、読む人の心を静かに温めてくれます。
    なかでも、僕が最も愛している『我が家の問題』に収録された「夫とUFO」に匹敵する名作が、なんと六篇も詰め込まれているのです。
    本作の凄みは、篇ごとに視点もテーマも大胆に変わる点にあるのですが、
    義母との関係に悩む妻の視点、出世レースからこぼれ落ちた父の視点、生みの父と育ての父の間で揺れる娘の視点、妻に先立たれた父を案じる息子の視点──。
    これほど多様な立場を描きながらも、「家族」という軸と、「誰も敵にしない」という姿勢は一貫して揺るがない!
    だからこそ、どの篇を読んでも不思議と共感してしまう。展開の巧みさと文章力、その両方が圧巻です。
    この小説では、主人公とその家族が必ず描かれますが、家族を取り巻く“第三者”の描写もまた秀逸です。
    とくに「手紙に乗せて」では、母を亡くした三人家族が描かれる一方で、長男の会社が物語の重要な舞台となります。
    身内を失う辛さをまだ実感できていない先輩社員と、その痛みを知っている部長。その温度差が、驚くほどリアルです。
    読んでいると、先輩の態度に思わず苛立ちを覚える場面もありますが、同時に、「自分も、誰かの悲しみに鈍感になってはいないか」と問い返されます。
    この先輩が決して悪者として描かれない点も、本作の大きな魅力。
    「おじさんと若者とでは、目に映る景色が違うということだ。
    若者には若者の世界があるし、人生経験が乏しいというのも、それはそれで貴重な時期だ。
    今から老成することもない」
    部長のこの言葉は、深く胸に刺さります。
    平成を描き切った奥田英朗が、令和を迎えたいま、どんな家族を描くのか。
    そんな期待を抱かずにはいられません。
    もっとも、その答えの一端は、最終篇「妻と選挙」にすでに示されているようにも思えます。

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    2026年01月22日
  • ナオミとカナコ

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    10年ほど前にドラマを観て、ストーリーは何となくわかっていたけどすごく面白かった。
    テンポが良く、緊張感、スリル満点で一気に読みました。
    心理描写も素晴らしくて、すごく没入できました!

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    2026年01月10日
  • 町長選挙

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    第一印象はやぶ医者で、やたらと注射打つ先生なのだけれど、気が付けば、伊良部先生のところに通ってほっとしたりして。

    感想が真面目な先生な感じで書いてますが、決して真面目ではなく。

    いや、あんた、本当に色々と考えてる?みたいなことを言うけれど、でも、その通りだったりして。

    今回も楽しく読めました。(相変わらず、ヤブなのか名医なのか分かりませんが)

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    2026年01月10日
  • リバー 下

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    怒涛の展開と結末へのラストスパート。

    じりじりと被疑者を追い詰めていく刑事たちの執念、真実を伝えることに賭ける記者たちの信念、みなまでは言いませんがサイドストーリーに漂う緊迫感。
    どの物語をとっても読者を引き込む魅力が備わっている、奥田英朗の描く刑事たちの執念、真実を報道するという記者たちの信念、みなまでは言いませんがサイドストーリーの緊迫感。どの物語をとっても読者を引き込む魅力が備わっている、奥田英朗作品のリーダビリティに脱帽。

    読みごたえの肝は、事件の顛末を事細かに描写しているところだと思う。事件関係者同士の心が通う瞬間、一つ一つ物的証拠を積み上げていくことの高揚感、反対に停滞しているときの焦燥感。そういった心情表現のディテールがすごい。何食わぬやり取りにちりばめられているのです。そういった場面の積み重ねにより、物語の現場に引き込まれる臨場感を生み出している。ページ数の多さなど気にせず読む手が止まりませんな。

    エンタメ小説は意気込んで何かを学ぶ読書ではなく、読書を通じて気持ちをリフレッシュとか心を揺さぶることが主目的である、と思う。本作品は心をぶるぶるっと揺り動かされましたよ。すっきり。

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    2026年01月09日
  • 最悪

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    最後の疾走感あふれる展開が最高。
    そこにたどり着くまでが少し長いが、多少我慢してでも読む価値はあると感じた。
    好き嫌いが分かれる作品のようですが、私は肯定派だという意味も込めて★5。

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    2026年01月02日
  • 罪の轍(新潮文庫)

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    面白かった。見事な群像劇。今自分の中で奥田英朗がブーム。これまで伊良部シリーズしか知らなかったのは何故なのか…でも今知ったお陰でめちゃ面白い過去作を読む楽しみが味わえている。

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    2025年12月18日
  • 町長選挙

    ネタバレ 購入済み

    相変わらずの

    愉しさ
    ついつい読んでしまいます

    注射の詳しい描写のくだりは減りましたが
    さもありなことを言っているのがニクイ

    棒倒しって‥

    #ハッピー

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    2025年12月17日
  • 東京物語

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    ネタバレ

    この時代を共に生きた者ならば、おもしろいし懐かしいを共感できるんじゃないでしょうか?

    バブルの前って、もうちょっとファッションが話題になっていた気がするのです。マルイのバーゲンでデザイナーズDCブランドを買い漁ったり。

    久雄も上京したてはファッションに無頓着ではなかったのに、ダウンにデニムってそれは90年代頃じゃなかったっけ?うろ覚えなので、本の方が正しいんだろうな。とか。

    とにかく、スピード感があっておもしろかったです。

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    2025年12月17日
  • オリンピックの身代金(下)

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    昭和39年オリンピックの年の情景(光と影)がよく表現されていた様な気がします。主人公の島崎があるきっかけで闇に堕ちてゆく姿が悲しくもあり また少し応援する所もあった
    奥田英朗の作品は初めてでしたが他の作品も楽しみたい、面白かった!

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    2025年12月15日
  • リバー 上

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    10年前に連続殺人・死体遺棄事件があった。当時は立件に至らず、事件は日々忘れられていったが、また同じく群馬県と栃木県をまたいだ渡良瀬川河川敷で、連続殺人・死体遺棄事件が起こった。手口も手首を縛ったビニール紐も、口を塞いだ養生テープも同じ製品であり、同じ人物が犯人の可能性が高い。だが捜査は難航し、10年前取調べに関わった元刑事の滝本や、10年前の被害者遺族の松岡など、警察官ではない一般人まで引っ張り出してようやく話が進む。3人の重要参考人に絞り込む。

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    2025年12月11日
  • マドンナ

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    会社における古い価値観が極端な感じもしたが、物語としてはそれくらいが面白く、社会人はもちろん、学生でもエンタメとして楽しめる内容だった。物語としては面白いが、実際に身の回りであったらストレスになりそう。

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    2025年12月08日
  • 空中ブランコ

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    先端恐怖症のヤクザが、注射する時が毎回命懸けのような騒ぎになったり、大の大人3人で、人のカツラを取ったり戻そうとしたり大騒ぎするところとか、声に出して笑ってしまった。

    そして、相変わらず先生がヤブなのか名医なのか分からないのがいい。

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    2025年11月28日