奥田英朗のレビュー一覧

  • リバー 上

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    場面設定や話の展開が面白くて一気読みでした。筆力も高くするすると読めました。最後のクロージングが難しかったか、もう少し自然に終わらせたかったなぁ。

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    2026年06月19日
  • 罪の轍(新潮文庫)

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    ネタバレ

    奥田英郎作品の分厚い本ということで購入

    これまでは読んできた警察物では、社会派ミステリーやなんらかのメッセージ性の強いものが多かったけど、これは初めから終わりまで一貫して昭和の警察ものだった。
    今のように通信機器もないので、犯人側も警察側もシンプルな手法で進んでいたのでそれもあって読みやすさはあった。 逆にいうと科学捜査やサイバー捜査が好きな人には少し物足りないかもしれない。

    捜査一課の刑事、町の肝っ玉娘、のんきな盗人の3人の目線で進んでいくけど、どれもそれぞれの感性が違うように表現されていてすごいなと思った。

    特に盗人の寛治は他の二人が真剣に事件に向き合っているのに、寛治だけひたすら楽

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    2026年06月18日
  • 家日和

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    『家日和』を読みました。

    最近『普天を我が手に』を読んで奥田英朗さんの作品が面白いなと思い、その流れで手に取った一冊です。読んでみて、やっぱり奥田英朗さんの本は好きだなと改めて感じました。

    この本は短編集になっていて、寝る前に一編ずつ読むのがちょうど良かったです。続きが気になって止まらなくなるというよりも、一つの物語を味わってから眠ることができるので、とても心地よい読書時間になりました。

    どの話も「家日和」というタイトルの通り、家や家庭を舞台にした物語です。読んでいて、「こういうことってあるよな」と共感する場面もあれば、自分とは全く違う境遇や価値観を持つ人の生活を覗き見しているような感覚

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    2026年06月16日
  • 町長選挙

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    アンポンマンはホリエモンがモデルなのかな。昔そんなことがあったんだーと思った。
    町長選挙では一票の重みがテーマとなっている。現実世界でも一票の重みのために不正が当たり前の地域とかあったりするのかな、考えさせられるお話だった。

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    2026年06月13日
  • 普天を我が手に 第三部

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    1、2巻の方が話としては面白かったけれど、激動の昭和の終わりはやはり感慨深く、4人それぞれの人生を堪能しました。

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    2026年06月11日
  • 空中ブランコ

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    悩める患者に型破りな治療法を繰り出す、精神科医・伊良部シリーズの第2弾。空中ブランコでは、主人公がなぜ無茶苦茶なことができるのかよく理解できた。

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    2026年06月11日
  • 町長選挙

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    面白かったです。

    伊良部先生の相変わらずはちゃめちゃ(?)な診察(??)が功を奏している結果
    まあ面白いです

    続きもあるようなので、機会をもって読んでみようと思います

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    2026年06月06日
  • 最悪

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    ネタバレ

    やっぱり日本の小説読みやすいと思った
    翻訳本はまだまだ苦手意識ある
    途中まで、それぞれが完全に独立してるタイプの話の進み方は、この人のストーリーだけ読みたいとか思ったりするけど、そんなことなく、全部面白かった

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    2026年06月06日
  • イン・ザ・プール

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    かなり遅ればせながら初読みの作家さん。

    常識とかコンプライアンスとかモラルとかを一旦すべて忘れて、頭を空っぽにしてエンタメとして楽しむのが良さそうな、はちゃめちゃな内容。

    20年前の作品だけれど、依存症とか被害妄想とか、きっと今の時代も苦しんでいる人がいるだろうし、自分や家族もこの先、患うことがあるかもしれない。そんなときに伊良部先生がいてくれたらいいなー。

    伊良部先生の診察はかなり変わっている。悩んだり人の目を気にしたりすることがバカバカしくなる。
    というわけで、続編も読みたくなっちゃった。


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    2026年06月05日
  • オリンピックの身代金(上)

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    随所に1964年ごろの風景や文化が描かれる。知らない人にはSFのようで、知ってる人にはなんだかこそばゆい。

    東大大学院生島崎が恩師に宛てた手紙(327ページ)が、みょうに心打たれる。

    下巻で感想を書く。

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    2026年06月06日
  • 泳いで帰れ

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    2004年のアテネオリンピック観戦記
    と観光記ということになるのかな
    その中で著者の思い、考え、感じたことなど
    があって楽しめました
    著者も普通の人なんだなと感じました
    こんな感じのをもっと読みたいと思いました

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    2026年06月04日
  • コメンテーター

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    コロナ禍を舞台とした伊良部シリーズ最新刊!
    今作は共感しまくる患者の症状が実に多かった。怒りたいのに感情を内に秘めて怒れない患者、真面目すぎてしなくていい心配までする患者…。
    相変わらず伊良部の行動は無茶苦茶だけど、症状とかの説明や見解については筋が通っていて、ちゃんと精神科医なんだなと再認識笑。これまで無愛想でクールだったマユミも、バンド活動だったり新しい顔が見れたのは新鮮だった!
    あわよくば細々とシリーズが続いてくれると嬉しい。

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    2026年06月03日
  • 普天を我が手に 第三部

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    ネタバレ

    昭和サーガ完結!けっこう大きく広げた風呂敷を無事たためるのか。杞憂でした。さすが奥田英朗さま、と思いました。4人のそれぞれの人生を破綻なく描き、昭和天皇の葬儀で終わる。作者はいつか昭和の時代を描きたいとだいぶ前から少しずつ資料を集め、読み込み、構想をだんだんに積み上げていた、という話をどこかの記事で読みましたが、小説の楽しみを満喫した作品でした♪
    侠客ヤノタツの息子矢野四郎と中将の息子にして華族の母を持つ竹田志郎は最後までライバルで、大陸生まれのエンターテイナー五十嵐満と何をやっても「女性初」がついてまわる森村ノラも最後には政治家となる。「力がなければ正しいこともできない」と自民党に入る流れが

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    2026年06月02日
  • リバー 上

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    知ってる地名が出てきたのでびびっときて購入
    登場人物の名前がいったりきたりするけど、自分で推理してるような気持ちになりながら読める
    これはミスリードなのかな、、

    人物描写というか、心理的な描写がさすがに上手すぎる

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    2026年05月31日
  • 真夜中のマーチ

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    映画になってたのか、作りやすいやろうなと。展開も簡単にはいかずおもしろかった。
    でも何か物足りない。

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    2026年05月31日
  • 普天を我が手に 第一部

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    昭和の時代が始まり、日本という国が戦争に向かっていく中で、立場の異なる主人公たちが何を感じどう生きたか。
    浮き立つ陸軍の中で現実派の竹田耕三、石川のヤクザの親分やのたつ、女性の立場向上のために編集者として働く森村タキ、そして満州で一旗あげようと渡った五十嵐譲二。
    日本が、日本国民が戦争に向かって興奮状態になっていく中で、それぞれ戦争を望んでいないが、争うには力不足。こうやって始まっていくのかと背中が寒くなる。
    「日本国民」とひとくくりにできるほど単純ではなく、それぞれに考えていたこともあったのだろうが時代のうねりの中翻弄されていったのだろう。
    戦前という一つの時代が終わり、ついに真珠湾攻撃で日

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    2026年05月30日
  • 東京物語

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    表紙が違うけど文庫はたぶんこれでいいのでしょう
    著者の実体験からくるのではないかと思いながら
    読んでいました
    6作の連作短編集で約10年のお話でした
    章毎に年は異なり時事を織り交ぜながら久雄の
    人生の物語が綴られていました
    人生楽しんでるなぁと思いながら楽しみながら
    読めました

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    2026年05月27日
  • イン・ザ・プール

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    フレンズでは、八方美人で薄い人間関係に悩む若者のお話で、まだガラケー時代の作品なのに、現代にも通じるお話だなと思った。

    いてもたってもでは、元栓閉め忘れを気にしすぎる男の悩みが描かれていて、めちゃめちゃ共感した。

    伊良部は、阿保に見えて実は名医かと思いきや、やはり阿保だった。

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    2026年05月26日
  • 普天を我が手に 第一部

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    余り詳しく無かった近代史を学べる本で続編へ続く読み応えが有る本。昭和初期の日清/日露/第一次世界大戦後の戦勝国の時代から米国との第二次世界大戦の真珠湾への開戦までの時代を綴る。内容は、其々の立場、場所、環境で生きる4人の主人公を混沌とする時代背景のもと時系列に同時進行で描かれており4人其々信念を持った生き方が面白く読めた。

    竹田耕三: 岩崎財閥家出身の陸軍省のエリート軍人で力を付ける右極化軍閥の中で米国との戦争回避に向け奮闘する。広島への左遷人事で飛ばされた後、米国大使として長男志郎を連れて渡米し和平に向けロビー活動に奮闘するも講和締結に至らず開戦を迎える。

    矢野辰一:北陸能登のやくざ一家

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    2026年05月26日
  • 普天を我が手に 第三部

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    かなり出来過ぎな感はありますが、随所に昭和史を飾る人物や出来事が散りばめられ、エンタメとしても歴史を楽しく学べました。大河は無理でも、スペシャルドラマか何かでいつか映像化してほしいです。

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    2026年05月25日