奥田英朗のレビュー一覧

  • イン・ザ・プール

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    読みやすく面白い

    ドクター伊良部シリーズ第1巻です。
    精神科の医師伊良部が、様々な症状の患者さんと関わっていくお話ですが…
    精神科ときくと、深刻な思いは無しに思われがちですが、内容はめちゃくちゃ明るい愉快な話です。
    名医?迷医?であり、めちゃくちゃ変人でどこか愛嬌のある伊良部が、様々な方法で患者さんを癒していく短編集です。
    考えてした治療なのか、結果的によかったのか、謎な部分もありますが…読後感は爽やかでスッキリします。
    私にとって初奥田英朗さんでしたが、とても好きな作家さんになりました。
    おすすめします!

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    2021年04月09日
  • サウスバウンド

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    奥田英朗さん伊良部先生シリーズ以来。予想以上に面白かったなー!小学生上原二郎くんの成長譚のような、父親一郎の武勇譚のような、強い絆を描いた家族譚のような、すごいてんこ盛りの二部構成。二郎の父親は伝説の元過激派。官公に怯まず論破する姿が型破りで強烈。国に所属しない自由は新鮮で笑っちゃった。そういえばうちの亡き父も若い頃学生運動に参加したって言ってたなぁ。こんな究極のアナーキストじゃなくて良かったよ。楽しそうだけど自給自足の生活はさすがに嫌だ(笑)。久しぶりにドーパミン分泌しまくりの一冊でした!

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    2021年03月19日
  • 沈黙の町で

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    読み応えありの一冊です。

    イジメがテーマなだけに読んでいる間中、不快な気分になりますが内容はノンフィクションかと思えるくらいリアリティに溢れています。

    とにかく登場人物の描写が丁寧で素晴らしいです。
    グループ内の子供達はもちろん、それを囲む親達、先生、検事、弁護士 それぞれの顔が浮かんで来るくらいの人物描写でした。

    イジメの被害者、加害者とは簡単に言えないくらいの背景で色々な事を考えさせられます。

    読後感は決して良くはないけれど一気に読めた作品でした。

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    2021年01月27日
  • 沈黙の町で

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    いじめを受けていた中学生が転落死という、センシティブなテーマを学校、親、同級生など関係する様々な人の気持ちから描いた。いじめられる子にはそうなる理由もあると思ったりもした。身近にはこのような状況にはないが、色々と考えさせるストーリー展開だったのは作者の素晴らしい構成力によるものだろう。

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    2021年01月24日
  • イン・ザ・プール

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    イラベ? イラブ? どっちだろう??
    続編もあるんだね。絶対笑えるに決まってる。読みたい!
    奥田英朗さん、面白い人なんだろうな~。

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    2020年12月19日
  • 沈黙の町で

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    とある中学校で生徒が転落し死亡した。事故なのか事件なのか、子供達を聴取していく中でいじめがあった事がわかる。友達を庇ったり、友達を裏切ったり、経験が浅いことからくる浅はかな考え。中学生とは一番不安定な時期なんだということが描かれている。名倉君のひとりごとは何だったのか、最後にもやもやした気持ちが残った。

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    2020年11月30日
  • オリンピックの身代金(上)

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    続きが本当に気になって面白かった
    時系列がバラバラになりすぎておらず混乱しないですむちょうどいい塩梅だったので読んでいて楽しい

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    2020年10月31日
  • 真夜中のマーチ

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    めちゃめちゃ面白い犯罪作品 - 奥田英朗「真夜中のマーチ」 ★★★★★

    クソおもしろい!人生で一番面白い犯罪小説だわ。
    詐欺師、ヤーさん、中国マフィア、ミタゾウ達の思惑が混ざりあって疾走感抜群の犯罪劇が展開されます。興奮が止まりません。まるでオセロゲームのように逆転に次ぐ逆転がおきます。ヤーさんのボスの悲劇が悲劇過ぎてついニヤニヤしちゃいました。
    主役の3人だけでなく脇役たちもキャラがはっきりしていて生き生きしています。
    夜ふかし必至の勢いで読んでください。

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    2023年10月27日
  • オリンピックの身代金(上)

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    ネタバレ

    『オリンピックの身代金』上・下巻


    先日読んだ『罪の轍』にも登場していた
    警視庁捜査一課5係の面々

    数年前に読んだ
    『オリンピックの身代金』にも登場してたということなんだけど
    もの凄く面白かったという以外
    殆ど記憶に無かったので、意を決して再読


    本書も、文庫で上下巻
    新刊に至っては、2段組みの分厚いハードカバーだったなぁーと


    長い道のりに、少し腰が引けたけど…
    結果、再読して正解!


    えぇー!こんな結末だったっけー⁈

    私の記憶とは、こんなモンです…笑



    昭和39年10月10日に
    アジア初のオリンピック開催を控えた日本

    敗戦から約20年が経ち
    先進国の仲間入りが果たせると

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    2020年08月19日
  • ララピポ

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    大好き。
    特に玉木小百合さんが好き。

    『a lot of people』
    人がたくさん。
    いろんな人の気持ちを知ることができる小説。

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    2020年08月01日
  • 沈黙の町で

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    登場人物、各々の視点から事故?(と私は思ったのだけど)が浮き彫りにされて、その都度都度でいろんな想いになった。…それでもこの街で生きていかなければならないのかぁ。やっぱり奥田英朗さんはいいなぁ〜

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    2020年07月16日
  • 沈黙の町で

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    中学2年生は、精神的にも肉体的にも見た目にも大人として扱われることはないが、中学生活には慣れ、親に反抗したり、根拠のない自信を持ったりと、本人はすでに大人気分を持つことがある。受験勉強を意識するのも時期尚早なので、緊張感も責任感も薄い。そんな気分のまま大人になった人のことを「中二病」と呼ぶ。

    と、そんな言葉を思い出した。今では死語だろうけど。

    地方都市の小さな町の学校内で中学2年生の死体が発見される。自殺か、事故か、他殺か。被害者の体にはイジメを受けていた跡が残っていた。そして、被害者の同級生たちに容疑がかけられる。

    教師や親、刑事、新聞記者、検察官、弁護士など周囲の大人たちは意見を言い

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    2020年07月14日
  • サウスバウンド

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    元過激派の両親を持つ主人公。
    国家に支配されてたまるか!とかいう父の思想に振り回されて…。


    上巻は友情愛、下巻は家族愛。

    スッキリサッパリ爽やかに楽しめます。
    友達っていいな、家族っていいな♪
    そんなふうに思っちゃいましたるんるん

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    2020年05月13日
  • オリンピックの身代金 上下合本版

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    交錯するオリンピックの光と影

    初めて読む作家さん。昭和39年、オリンピック直前の東京。初めは古いタイプの推理小説かと思って
    いたが、全然違っていた。
    文章が読みやすく、飽きさせない。また、オリンピック開催の頃の当時の世相がよく書かれており、臨
    場感もたっぷり。インターネットも携帯もない、もう50年以上も昔の話なのに、今、すぐそこで事件
    が起こっているかのような新鮮さがある。同じ日の出来事を、警察側と犯人側の両方から描いているの
    で、それぞれの立場からみた展開が面白かった。
    東京に日本中の富が集中し、ハッピーライフを送る人間がいる一方で、疲弊した地方で生きる人々は貧
    困にあえぎ、夢も希望もない。オリンピック景気

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    2020年05月09日
  • ナオミとカナコ

    購入済み

    ナオミとカナコ

    最後までハラハラドキドキで一気に読み終えました。
    登場する脇役の中国人についての表現が、アクは強いけれど嫌味なく描かれていました。
    この著者の作品は初めて読みましたが、他の作品も読んで見たくなりました。

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    2020年07月11日
  • サウスバウンド

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     いや~こういうの好きです。
     いじめ、暴力、政治的思想、不倫、押し寄せるストレス・・これだけ書くと、どんだけ暗くて重い話なのかなと思ってしまうだろうけど、軽い!軽いけど深い!深いのにサラサラしてる。きっと純真な子供目線で展開するからなのだろうなあ。ヒネタ大人と違って知らないことを知らないと認め、明日にワクワクする心を持ってると、すべてのことが楽しい。
    そして単にストーリー展開するだけの作品ではなく、奥田さんの上手な心の表現とキレのいいユーモアセンスが見事にアシストしてる。
    続編読みたい!

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    2020年04月27日
  • 東京物語

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    18歳から30歳…確かに一番変化のある10余年だった。久雄と違うようで同じような日々を経て成長したと思いたい。それにしても懐かしいワードがいっぱいだった。

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    2020年02月06日
  • 空中ブランコ

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    続編希望

    昔文庫で読みましたが、また読みたくなって電子版を購入しました。精神的な悩みを抱えた患者たちをはちゃめちゃな伊良部先生がいつのまにか癒していく。読んでいると自分の悩みも解決できるのかもしれないと思えてきます。伊良部シリーズはもっと続編が出てほしいです。

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    2019年04月08日
  • ナオミとカナコ

    購入済み

    たんたんと、そしてグイグイと

    ブロガーマナブさんのオススメで読みました。淡々とした短めの文章で、グイグイ読ませる作品です。サスペンスとして、後半のほころびもエンタメ性が高く、久々に面白い本を読みました。

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    2019年03月16日
  • 東京物語

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    著者の自伝的な短編集?1978年に高校を卒業し、浪人生として上京する主人公の久雄。大学進学、大学を中退後、入社した小さな事務所、独立して事務所を構え・・・と、それぞれが短編となっている。各時代の社会的な事件や流行していた音楽なども随所に描かれ、読者自身も主人公・久雄を通して、その頃の自分を思い起こさせられる。

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    2019年03月02日