奥田英朗のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
奥田さんはいい。こんな肩の凝らない話を読ませてくれる。その上脳内倉庫には、ハードボイルドやミステリも詰まっていて、そこここには、こんな優しい暖かい話も散らばっているのだろう。
続けて奥田さん。これもほのぼのしながらもクスッとくる。休日に読むことにして大正解だった。
読みやすいのに何か感動的、思い当たるような身近な話題がいい。
「サニーデイ」
42歳の主婦の話。子供も手が離れ、自分の時間を持てるようになった。
不用品の始末でもしょう。古物商では只だと言われ、言い値で引き取ってくるところなどない。そこでネットオークションに気がついた。
IDが「サニーデイ」出品した品が売れた。その上買った人か -
Posted by ブクログ
前作から物語が急速に加速しはじめ、四人の生きざまが交差し始めます。流石に出来すぎだろうとは思いますが、やはり第三部が気になってきますね
本の概要
敗戦、占領、抑留、青春、友情、再起ーー
希望よ、新たな時代の寵児たれ。
昭和100年・戦後80年記念刊行
昭和史三部作、物語はついに太平洋戦争の真っただなかへ。
たった七日間しかなかった昭和元年に生まれた四人が、
互いの運命を交差させながら、
新たな時代を切り拓く!
太平洋戦争が勃発した。
竹田志郎は、父に伴って渡米したが、そこで自分だけ捕虜となってしまう。ようやく帰国した後は日本の捕虜収容所の通訳となるも、目にしたのは看守の虐待が横行する -
Posted by ブクログ
新作が出てるのを見て購入。ただ新刊って17年ぶりだったの!?最近この人の本買い始めたところやからそんなに長い間期間が空いてたのは知らなかったな。
自由すぎる人って私の身近にもいるような。
傍から見てるとめっちゃおもしろいんだけど、自由すぎて絶対同じ部署にはなりたくない。笑
よくよく考えたら伊良部先生とその人も似たようなもんだな。笑
なににせよ1回自分の殻を破ってみるっていうのは大事なんだと思う、でもそんな勇気は無いよな、普通。
私って、属するコミュニティにおいて役割が違うんだなあって最近思った。自分を使い分けているというかなんというか。でもそれが続いていくと疲れていくのかなあ。というか本当 -
Posted by ブクログ
上巻に続く下巻もあっという間に読破しました。
10年前と同じ渡瀬川での連続死体遺棄事件。容疑者を絞った捜査が一向に進まず、斎藤一馬(イチウマ)はじめ疲弊する捜査官たち、犯人探しがますますエスカレートする松岡写真館の芳邦、10年前に不起訴となった池田逮捕への執念を燃やす元刑事の滝本誠司、などなど。
行き詰まる中で、警察を嘲笑うかのように新たな拉致事件や殺人事件が発生します。事件は複雑化の様相を見せていき、警察の見立ては誤りなのか、絞られた容疑者たちはこの事件とは無関係か、新たな容疑者が現れるのか。
マーブル状になった疑念と確信を抱きながら終着した読書体験でした。 -
Posted by ブクログ
それぞれのストーリー、全部とても面白かった。
相変わらず伊良部先生もマユミさんも無茶苦茶だけど、最終的には患者が立ち直っていくのが良い。
今回の話では、不安の根本原因について、参考になる内容が多かった。特に、ラジオ体操第二の主人公、迷惑な振る舞いを許せない話では、前作で出てきた先端恐怖症のヤクザも登場し、結末もクスッと笑わせる終わり方だった。
ピアノの話では、最後のライブハウスのやり取りが全員ぶっ飛んてて、別の角度から世の中を見ることも大事なんだと思わせる内容だった。
マユミさんも相変わらずドSだけど 誰にも媚びず、信念を貫く姿はカッコいい。
そして、なんだかんだ言っても本心は優しい。