奥田英朗のレビュー一覧

  • 延長戦に入りました

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    スポーツで笑いを取る本。茶化し方が抜群。何度読んでも笑う。どうも著者は、変なところばかり観ているらしい。目のつけどころがさすがです。著者のユーモアがどの辺からくるか、少し分かります。

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    2009年10月04日
  • イン・ザ・プール

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    今まで読んだことのない精神病を扱ったコメディ短編集。意外と楽しく読めた。
    20年前の学生時代の世界観に戻ったような感覚になる作品。この時代から精神病がどんどん増えて来ている気配を感じさせる内容で今読んでも勉強になる。
    強迫神経症の治療などは特にリアリティがあり、主治医がどんどん患者に不安を煽っていくのは治療なのかよくわからないが対処療法に依存しない根本治療のように感じた。今読んでも参考になる気軽に精神世界を垣間見れる良書だった。

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    2026年10月05日
  • イン・ザ・プール

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    伊良部シリーズ第一弾「イン・ザ・プール」
    様々な悩みを抱え、相談にくる患者に対し、精神科医伊良部は患者が予想だにしない発言、提案を行う。
    クレイジーすぎる伊良部の言動とそれに振り回される患者たちの様子に思わず声を出して笑ってしまう。
    ↓タイトル
    第一章 イン・ザ・プール
    第二章 勃ちっ放し
    第三章 コンパニオン
    第四章 フレンズ
    第五章 いてもたっても

    全て書くと超長文になる為フレンズの感想を少し
    携帯依存症の男子高校生の話。体面を保つため、良いものを身につけ、人脈を広げ、予定を詰め込む。一日メールを2、300件送る。ほとんど返ってこない。
    依存症を治すべく、伊良部の元へ通うが、注射以外の治療は特になく、伊良部の他人のことは一切気にせず我が道をいく姿を見せつけられる。

    学生時代はコミュニティが限定されていて、何かとイベントごとでグループになるなどもあるため、「友達」や「人の目」が気になるのはごく自然なことだろう。社会人になり、コミュニティを自分で選び、好きな時に行き、好きな時に一人になれるなど取捨選択できるようになったとき、ようやく一人が楽しくなると思う。学生は自由と言われるけど割と窮屈だよなあ、としみじみ思った。

    第二弾「空中ブランコ」はもちろん読みます。

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    2026年10月04日
  • 最悪

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    接点のなかった3人が不運と選択ミスが重なり泥沼に沈み込んでいく
    と要約すると陰湿そうだけどユーモア溢れる文章でコミカルさが滲み出していて独特なエンタメを楽しめた

    可哀想になってくるほど「良くない」方向に転がっていくので物語を読む、というより次この人どうなってしまうの?と気になって読み続けた
    ホント、奥田さんって小説が上手い人だなと再認識。単行本は1999年刊ってことで現代からするとややレトロな雰囲気だけれど人間心理でこれだけ魅せられて読ませられるってのは不変でございやすね。 うーん おもろかった

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    2026年10月04日
  • イン・ザ・プール

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    かなり前に出た本で時々時代を感じさせる言い回しが出てくるが、内容は面白かった。
    伊良部は神経科の医師だが変わり者で、父親が経営する病院の地下で神経科の医師として働いている。
    この医者は、マザコンで社会常識も無く、診察も患者を心配にさせるようなヤブ医者に見えるが、なぜか最後は患者の気を落ち着かせる不思議な力がある。本人もおそらく注射依存症?、看護師は露出狂なような描写があり、人間誰しもそういう所があるという安心感がなぜかある。
    身構えず、面白く読めて良い。

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    2026年10月03日
  • 普天を我が手に 第一部

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    奥田先生の伊良部じゃないシリーズ第1弾!
    日露戦争、日清戦争の頃の日本のお話。強い女性が主人公。この時代の人の強さに感銘を受ける。令和にはないいざゆかん!精神が好き。
    長かったー!進んで一方その頃がこれは誰だっけ?となってしまった…続きがあるので続きも読まなくては…

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    2026年10月02日
  • イン・ザ・プール

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    ぶっ飛んでいるというかfunnyすぎる人たちでしょ笑笑
    多分再読なんだけれども読んだのが数年単位で前なのでほほ初読の気分で読んでいた。
    大体一癖ある患者が登場するが、医者の伊良部はもっと癖がある。
    果たして治療なのかなんなのか、、、
    深刻になり過ぎなければ何とかなるのかな?笑という教訓もあるが、名医なとかヤブなのか、、

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    2026年09月30日
  • 町長選挙

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    前作から少し間を空けて読んだ。あまり長くなく、軽いテンションの中でハッととする言葉があったりして、やっぱり合間の読書として最適。

    今作は誰もがわかるモデルの患者がいて物語にも入りやすかった。というかほぼそのまんまで大丈夫なのか?というレベル笑

    レーシングカーで行動を走るのは危険だから性能落としたら?という伊良部先生の言葉は心に残った。

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    2026年09月29日
  • 空中ブランコ

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    バイオレンスな展開から離れて「伊良部総合病院」に戻って参りました。なんか不思議とホッとするんだな(^^)重量級な長編の後にサクッと短編挟みた〜いな需要にピッタリ(笑)

    ちょっと仕事でくさくさしてたのもあり、気負い過ぎてたな〜…とか、人にこう思われてそうだな〜…って勝手な想像して落ち込んだりしてた気持ちがスッと軽くなる。そんな読後感を貰えました。

    五篇とも面白いけれど、
    伊良部先生が空中ブランコ乗りのちょっとした才能を開花させて人を惹きつける「空中ブランコ」。

    伊良部先生と肩を並べるくらい変わっている看護婦のマユミちゃんがちょっとだけ微笑ましい「女流作家」が良かったです。

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    2026年09月27日
  • 沈黙の町で

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    読みやすく、続きが気になりどんどん読めました。
    読後はけしてよくはない…でもそれがリアル。
    大人になって読むのと若い時に読むのと、全然違うかも。中学生って本当にこういうものかもしれないと思う。目先のことが一番大事だし、世間にどう思われるかより友達にどう思われるかの方がずっと大事なのかもしれない。大人がどんなに説得しても届かない、若者の心を揺さぶるような言葉をかけるのって、本当に難しいんだなって思いました。

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    2026年09月21日
  • 真夜中のマーチ

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    自称青年実業家のヨコケンこと横山健司は、仕込んだパーティーで三田総一郎と出会う。財閥の御曹司かと思いきや、単なる商社のダメ社員だったミタゾウとヨコケンは、わけありの現金強奪をもくろむが、謎の美女クロチェに邪魔されてしまう。それぞれの思惑を抱えて手を組んだ3人は、美術詐欺のアガリ、10億円をターゲットに完全犯罪を目指すが……!?

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    2026年09月20日
  • 普天を我が手に 第三部

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    三部作を読み終えるのに3週間くらいかかった。すごいボリュームだがまったく飽きずに進められる。
    昭和ってすごい時代だったんだな。
    九段下の昭和館に行ってみようと思います。

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    2026年09月20日
  • イン・ザ・プール

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    空中ブランコから読み始めたからなのか、
    最後のハートフルさが、こちらが強く感じた。
    ※どちらがどうということはないが。
    いずれも面白い。

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    2026年09月20日
  • リバー 上

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    群馬の警察、栃木の警察、新聞社、10年前の事件の関係者。容疑者と思われる男たち。
    様々な視点で目くるめく話が進んで飽きさせない。
    明らかに犯人ぽい人がいるけれど、まだ半分なので、このまま真っ直ぐに着地はしないんどろうな、と、下巻も楽しみ。

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    2026年09月20日
  • リバー 下

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    長編ですが、続きが気になってどんどん読み進められました。
    ただ、これだけ長い物語だった分、ラストは「え、これで終わり?」と少しあっさり感じてしまいました。勝手に大きなどんでん返しを期待していたのもありますが、犯人の動機や背景をもう少し深く知りたかったなというのが正直なところ。

    とはいえ、上下巻を通してとても面白かったです!
    長さを感じさせないくらい夢中になれた作品。気になっているけど長編だから…と迷っている方には、ぜひ読んでみてほしいです。

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    2026年09月19日
  • イン・ザ・プール

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    精神科医・伊良部一郎シリーズの第一作。ぶっとんだ考えと行動で最終的には解決してしまう伊良部の活躍が楽しく、短編なので気楽に見られる。サラッと見るのにちょうどいい感じ。

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    2026年09月13日
  • 普天を我が手に 第一部

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    星4.8
    三部作のまとめての評価です。

    分厚め三部作に、一週間で読めるかな?
    と思いましたが、掛からずに読み終わりました。
    まさに昭和史。
    昭和が始まってから終わるまで。
    世代交代はありますが、4人の主人公を中心に話が交互に進んで行きます。
    強烈なキャラクターは、昭和ならではかも。
    長いお話の昭和の最後は、感慨深いです。

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    2026年09月13日
  • イン・ザ・プール

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    星4

    評価が別れるのも分かるような気がします。
    要は、このトンデモ医師が好きになれるかどうか。
    私は好き?ではないですが面白く思えました。
    患者さんも嫌悪感を抱くのに、何故か悩みが解決しちゃうんですよね。
    続編読めてないから読まねば。

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    2026年09月12日
  • リバー 下

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    ネタバレ

    やはり奥田作品はハズレなし。
    面白かった。
    最後の方は伊良部先生っぽい篠田教授の出番がなくなって残念だったけど。
    あと、娘さんを殺された松岡さんも。
    いろんなキャラがいたけど、その人達がどんどんフェードアウト。
    それが少し残念。

    でも深刻で暗い内容のはずだが、どこかくすっと笑えるところがあるところが奥田作品のいいところだと思う。
    そこは狙っているのかどうか、聞いてみたいところ。

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    2026年09月10日
  • リバー 上

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    久々の奥田作品。
    やはりテンポ良く、サクサク読める。
    結末が知りたい。
    3人、どの人物も犯人に思える。
    伊良部キャラの篠田教授が笑ってしまう。
    深刻な内容なのに。

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    2026年09月10日