奥田英朗のレビュー一覧

  • 普天を我が手に 第三部

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    ネタバレ

    昭和サーガ完結!けっこう大きく広げた風呂敷を無事たためるのか。杞憂でした。さすが奥田英朗さま、と思いました。4人のそれぞれの人生を破綻なく描き、昭和天皇の葬儀で終わる。作者はいつか昭和の時代を描きたいとだいぶ前から少しずつ資料を集め、読み込み、構想をだんだんに積み上げていた、という話をどこかの記事で読みましたが、小説の楽しみを満喫した作品でした♪
    侠客ヤノタツの息子矢野四郎と中将の息子にして華族の母を持つ竹田志郎は最後までライバルで、大陸生まれのエンターテイナー五十嵐満と何をやっても「女性初」がついてまわる森村ノラも最後には政治家となる。「力がなければ正しいこともできない」と自民党に入る流れが

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    2026年06月02日
  • リバー 上

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    知ってる地名が出てきたのでびびっときて購入
    登場人物の名前がいったりきたりするけど、自分で推理してるような気持ちになりながら読める
    これはミスリードなのかな、、

    人物描写というか、心理的な描写がさすがに上手すぎる

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    2026年05月31日
  • 真夜中のマーチ

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    映画になってたのか、作りやすいやろうなと。展開も簡単にはいかずおもしろかった。
    でも何か物足りない。

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    2026年05月31日
  • 普天を我が手に 第一部

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    昭和の時代が始まり、日本という国が戦争に向かっていく中で、立場の異なる主人公たちが何を感じどう生きたか。
    浮き立つ陸軍の中で現実派の竹田耕三、石川のヤクザの親分やのたつ、女性の立場向上のために編集者として働く森村タキ、そして満州で一旗あげようと渡った五十嵐譲二。
    日本が、日本国民が戦争に向かって興奮状態になっていく中で、それぞれ戦争を望んでいないが、争うには力不足。こうやって始まっていくのかと背中が寒くなる。
    「日本国民」とひとくくりにできるほど単純ではなく、それぞれに考えていたこともあったのだろうが時代のうねりの中翻弄されていったのだろう。
    戦前という一つの時代が終わり、ついに真珠湾攻撃で日

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    2026年05月30日
  • 東京物語

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    表紙が違うけど文庫はたぶんこれでいいのでしょう
    著者の実体験からくるのではないかと思いながら
    読んでいました
    6作の連作短編集で約10年のお話でした
    章毎に年は異なり時事を織り交ぜながら久雄の
    人生の物語が綴られていました
    人生楽しんでるなぁと思いながら楽しみながら
    読めました

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    2026年05月27日
  • イン・ザ・プール

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    フレンズでは、八方美人で薄い人間関係に悩む若者のお話で、まだガラケー時代の作品なのに、現代にも通じるお話だなと思った。

    いてもたってもでは、元栓閉め忘れを気にしすぎる男の悩みが描かれていて、めちゃめちゃ共感した。

    伊良部は、阿保に見えて実は名医かと思いきや、やはり阿保だった。

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    2026年05月26日
  • 普天を我が手に 第一部

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    余り詳しく無かった近代史を学べる本で続編へ続く読み応えが有る本。昭和初期の日清/日露/第一次世界大戦後の戦勝国の時代から米国との第二次世界大戦の真珠湾への開戦までの時代を綴る。内容は、其々の立場、場所、環境で生きる4人の主人公を混沌とする時代背景のもと時系列に同時進行で描かれており4人其々信念を持った生き方が面白く読めた。

    竹田耕三: 岩崎財閥家出身の陸軍省のエリート軍人で力を付ける右極化軍閥の中で米国との戦争回避に向け奮闘する。広島への左遷人事で飛ばされた後、米国大使として長男志郎を連れて渡米し和平に向けロビー活動に奮闘するも講和締結に至らず開戦を迎える。

    矢野辰一:北陸能登のやくざ一家

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    2026年05月26日
  • 普天を我が手に 第三部

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    かなり出来過ぎな感はありますが、随所に昭和史を飾る人物や出来事が散りばめられ、エンタメとしても歴史を楽しく学べました。大河は無理でも、スペシャルドラマか何かでいつか映像化してほしいです。

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    2026年05月25日
  • 我が家のヒミツ

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    先日「家族の問題」を読んだので、今作「家族のヒミツ」も読みました。
    「家族の問題」と同じく家族をテーマにした短編集。家族としての少しの危機と、それを経て得られる大切なことが描かれています。
    離れた家族に会いたくなる話。

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    2026年05月22日
  • コメンテーター

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    空中ブランコが好きで読んでみた
    伊良部一郎のキャラクターも好きだけど、登場する患者たちも個性的で現代ならではの悩みを抱えていて共感できる部分もある
    個人的にはうっかり億万長者の話が好きだった

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    2026年05月21日
  • イン・ザ・プール

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    面白かったです。表題作のインザプール、声出して笑いました。わたしはミステリーとホラー以外ほとんど読みませんが、こんな面白いなら他も読みたいと思い、インザプールを読み終わってすぐ二作目の空中ブランコを買いに走りました。こんな医者おるわけないやん、と、でも絶対おってほしい、の反対の感情がごちゃ混ぜになって終盤は何か胸が苦しかったです。
    人生ってこういうことだよねと思いました。解決はないんですよね。誤魔化しながら付き合っていくしかないわけで、病気も人間も。それを改めて思い知ることができました。まったく、緩やかな絶望ですよね、人生は。その中のいっときでもこうして笑わせてくれる先生に、心より感謝いたしま

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    2026年05月20日
  • イン・ザ・プール

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    悩める患者に型破りな治療法を繰り出す、精神科医・伊良部シリーズの第1弾。メール中毒や強迫神経症の患者が、どんどん勝手に追い詰められていく場面の心理描写がなんとも凄い。

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    2026年05月20日
  • コメンテーター

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    久しぶりの伊良部先生も面白かった。マユミも前よりキャラ?強めですごい好き笑 また前作とかも読み返したくなった。

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    2026年05月20日
  • 普天を我が手に 第三部

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    ここに書かれている昭和は75年前から38年前ぐらいの出来事だが、もうすっかり歴史博物館の話だ。
    その後には、PCスマホやnetの時代で世の中の仕組や文化がおおきく変わった。
    その話を第四部に期待したい。

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    2026年05月17日
  • 向田理髪店

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    過疎の町を舞台とした物語。何でもかんでも町中に一瞬で知れ渡ってしまう環境だからこそ、皆が家族のように助け合い、時には開き直って一緒に生きていく。それぞれのエピソードの結末が気になってあっという間に読み終えました。おもしろかったです。

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    2026年05月16日
  • 普天を我が手に 第三部

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    ネタバレ

    おもしろかった~
    昭和史サーガ三部作、堪能しました。
    第三部はやや駆け足感はあった印象だったけど、昭和ってこんな感じだったのかもしれんと思った。
    しかし4人とも議員になるとはなあ。

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    2026年05月16日
  • イン・ザ・プール

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    毒を持って毒を制す、という感じだろうか。

    奇妙な悩みを抱えて来院する患者たちは、ヘンテコな精神科医・伊良部一郎に振り回されるうち、いつの間にか問題が軽くなっていく。

    患者たちもどこか横柄で偏屈なのだが、目の前にいる伊良部はそれ以上にわがままで自己中心的。「こいつ本当に医者か?」と思わせるような言動ばかりだ。
    もしかすると伊良部は、わざと非常識に振る舞うことで患者自身の滑稽さを映し出しているのでは…とも思ったが、たぶん本人は何も考えていないんだろうな。

    深刻に思い悩んでいることも、「そんなに大した問題じゃないかも」と思えた瞬間、人は少し楽になれる。
    伊良部は欲望の赴くままに行動しているだ

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    2026年05月13日
  • 我が家の問題

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    家族をテーマにした短編集
    タイトルは「我が家の問題」だけどブラックなものはなく、どの作品も家族っていいなって思えるものばかり
    ほっこりまわりのひとを大切にしたくなる

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    2026年05月12日
  • コメンテーター

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    精神科医が主人公の小説。悩める患者に型破りな治療法を繰り出すシーンはスリルがあって面白い。シリーズ4作目なので、他も読んでみたいと思った。

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    2026年05月11日
  • 町長選挙

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    伊良部って本当にとことん破天荒でめちゃくちゃなのに、不思議と憎めない魅力(?)が増してる気がする!
    タイトルにもなっている『町長選挙』の話はラストに胸に熱くこみ上げてくるものがあった。それまでは宮崎がどっちつかずすぎて、ことごとく両陣営紛争に巻き込まれてるのが気の毒かつ憐れだったけども。笑 『アンポンマン』のラストも不覚にほっこりして笑っちゃったw
    そしてマユミちゃんは強い!ぶっきらぼうで無愛想なのにスタイル豊満とかずるすぎ。笑

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    2026年05月09日