奥田英朗のレビュー一覧

  • リバー 上

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    下巻で感想を書く

    コツコツと丁寧に舞台を描く、警察小説の王道。
    さまざまな立場の人たちが懸命に謎に取り組む“事件”小説。
    県を跨いだ広域犯罪だけに、そのもどかしさも読みどころ。

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    2026年08月13日
  • コメンテーター

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    17年ぶりに新刊が出てたのかー!?
    嬉しくて一気読みした。

    相変わらず、伊良部センセイはぶっ飛んでて楽しい。
    しかも、前作の患者さんも出てくるなんて、なんて素敵なのだ。
    治療がどれもめちゃくちゃ過ぎるけど、
    何でも気張り過ぎず、ドーンとしてたらいいのよ、
    と、思わせてくれる。

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    2026年08月12日
  • イン・ザ・プール

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    一風変わった(当人にとっては深刻だが)症状を訴える患者と、それを遥かに上回って変わった、ぶっ飛んだ精神科医が登場するコミカルな小説で、楽しく読めました。
    ケータイ中毒の少年の話が、読み終えて、主人公の少年よろしく、ふっと心が軽くなったような、良い意味で気が抜けたような感覚があって、印象に残っています。

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    2026年08月04日
  • 普天を我が手に 第二部

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    主人公は第一部の主人公の子供達にバトンタッチ。
    真珠湾攻撃後から終戦、日本国憲法発布頃まで。
    4人の様々な視点を描く事で、住む場所、与えられた環境などによって、戦中戦後の苦労の違いが鮮明に映し出される。
    先生、なぜ共産主義が台頭したのか、学生運動が盛んだったのか。全ては戦争の後悔から…と庶民は思っているが、実際は他国が様々な思想を広めようと裏で手を引いている。
    20歳も過ぎた子どもたちは、それぞれが己が出来る事、好きな事をする道へ進んでいく。

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    2026年08月03日
  • リバー 上

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    わりと早い段階で犯人らしき人物が浮かんできた。しかし奥田英朗さんだから、すんなりとは終わらないだろう。
    このまま進むのか、新たな容疑者が現れるのか、下巻を読むのが楽しみです。

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    2026年07月31日
  • オリンピックの身代金(下)

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    東京オリンピックを人質に8千万を要求する東大生と国の威信をかけて捜査する警察の攻防が、最後盛り上がった。1960年代の東京や田舎の様子が感じられたのは良かった。

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    2026年07月30日
  • 普天を我が手に 第二部

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    う~ん・・・ハラハラドキドキは第一部の方があったかな。
    徒然と読後感を述べる。
    志郎・・・共産主義に行くのかと思いきや自分の芯を貫いたね。
    四郎・・・予科練魂、度胸が据わってるね。政治家になるのかな?
    ノラ・・・アメリカに行くのかな?志郎の恋人になって欲しいな~
    満・・・・父親のような興行師になって欲しいね。

    さっ、第三部作に取りかかる。

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    2026年07月29日
  • 家日和

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    家族のそれぞれの物語
    有りそうで無い
    無さそうで有る
    そして共感することが多かった
    自己満足だけかもしれないけれど、それで「やったー」と思いその日がハッピーでウキウキ気分!!
    2024/5

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    2026年07月28日
  • 向田理髪店

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    自分の田舎とリンクして、郷愁を誘うと共にある意味辛さも感じられた。
    もう少し続きが知りたいと思う部分もあるが、先を想像出来るとも言える。
    よかった。

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    2026年07月27日
  • 普天を我が手に 第一部

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    昭和史。第一部は昭和になったその日から真珠湾攻撃による開戦まで。
    今まで戦時中の民間人に焦点を当てた話は読んでも、大きな流れとしての昭和は知らなかったので新鮮。
    昭和元年には満州は既にあったのか!
    とか、地方と都心の貧富の差が社会主義体制への憧れに繋がっていたり、日本も明治の開国後様々な海外の情報、思想が入ってきて、国家として錯綜してた事も伺える。
    その中で、天皇を祭り上げながら、自らの主張を貫こうとする輩は、明治の官軍側のようで、やはり明治維新から50年ほどでは、人間の気質もあまり変化はないのかなと思わされる一面もあった。
    それぞれがそれぞれに日本を憂い、守るために活動しているのに、何故日本

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    2026年07月25日
  • ナオミとカナコ

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    ネタバレ

    「ナオミとカナコ」だいぶ昔ドラマで見たけどすごく面白かった!(高畑淳子さんの演技が特に印象的)
     今回原作を初めて読んだけど、こちらも面白くて一気読み。
     カナコの旦那は最低のDV男。ナオミは、親友を地獄から救いたくて旦那殺しを提案。入念な準備と下調べの末に二人で決行。
     ただ、殺人を隠蔽するのは想像以上に大変。心配事が尽きず、望んでいた平穏な日々は訪れない。。。
     ナオミとカナコは色々な経験をしながら、どんどん強く、たくましく、厚かましく(笑)なっていく。
     中国人の李社長(頭の中では高畑淳子さんで台詞が再生されてた笑)、最初はものすごくやな奴だったけれど、私もナオミ同様好きになってしまった

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    2026年07月26日
  • リバー 下

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    ミステリーというよりは社会派のサスペンスでした。
    どんでん返しを期待してたけど、そうでなくとも面白かった!
    視点が色々と変わるけどすごく読みやすくて面白かったです

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    2026年07月25日
  • リバー 下

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    ★上巻で事件は解決が見えたようで、下巻で三件目の事件が起きた時はゾワゾワした。ラストはややあっけない感があった。
    ★犯人の動機や真相が明らかにならなかったのは気になったまま
    ★著者の作品はリアルさと緊張感、ゾクゾクする現場の雰囲気が伝わってきてなんだかんだで面白い

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    2026年07月18日
  • ガール

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    様々な環境の適齢期の女性が人生を考え、前向きに戦い、気づきを持って悟り、進んでいく短編集。
    女性の強さも、ちょっと弱い部分も、まだまだ社会の中で理不尽さを感じる部分も上手く描かれていて、さっと読み終えました。
    ファッションもなんか懐かしくて楽しかった。
    女性の気持ちよくわかってるなぁっていう時と、そこまでじゃないかなぁ、という場面もあり読む方によって思いも色々変わるのでは?と感じました。
    私は面白かったです(^^)

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    2026年07月18日
  • オリンピックの身代金(上)

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    1960年代の東京や秋田の田舎の様子が分かり、感慨深い。刑事と東大院生の犯人との攻防がどうなるか、楽しみだ。

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    2026年07月17日
  • 普天を我が手に 第二部

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    初巻に続き読み応えの有る大作。
    大東亜戦争(太平洋戦争)に途中して戦時中から戦争に負けた日本での4人の若者の生き様を描く。1巻の戦前親世代から其々の子世代に話が移り、其々の戦争下での苦しい生活を多角的に描かれ不幸な時代を逞しく生き抜く姿が眩しいが、戦争の不条理さを痛感する。異なる環境の4人が接点を持ちながら進行する話は面白く、其々次巻での戦後の飛躍が楽しみだ。

    竹田四郎:岩崎財閥家出身の陸軍省のエリート軍人竹田耕三の子

    父の米国赴任に向学の為同行するも米国との戦争に突入する。帰国船の父との待合せにスパイと間違われ1人収容所に収監される。理不尽な収監生活を経験して何とか渡米時の知人の助けで帰

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    2026年07月15日
  • リバー 下

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    ネタバレ

     わー面白かったー!

     奥田さん作品は伊良部先生シリーズのイメージが強かったので、こんなシリアスな作品もあるなんて驚きました。

     いかにも刈田が犯人ぽい雰囲気だったので、まさか最後に容疑者3人全員が、殺人事件に関わっていたなんて、予想を更に上回る展開でした。

     個人的に松岡さんの独自捜査にイラッとしました。身内が被害者だからといって、ここまで自由に行動して良いのか…と思いました。

     皆さんの感想にあるように、最後ははっきりした真相は描かれてはいませんでしたが、楽しく読めました。

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    2026年07月12日
  • 普天を我が手に 第一部

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    腹を括って自分の立ち位置での役目を全うしようとする4人の矜持と覚悟の物語。潔くて気持ち良い。第二部へ。

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    2026年07月11日
  • 普天を我が手に 第三部

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    『講和条約を結んだとき、総理は国民に向けて大演説をするべきだった。これから日本はどこへ進むのか、どんな国を目指すのか、理想論でも大言壮語でもいいから語りかけるべきだったのだ』 矢野四郎

    『自分が攻撃されたらどうしようと思ったが、すぐに母の顔が浮かび、自分に活を入れた。
    母なら怯むはずはない。そして自分は森村タキの娘だ』 森村ノラ

    「国民を守る気のない政府は、あってはならないのです。ましてや弱者を切り捨てる政策など、昔も今も、もってのほかです」 竹田志郎

    『今の日本人は満州を忘れかけている。しかし昭和を語るとき、満州を抜きに語ることは出来ない。』
     五十嵐満

    昭和三部作最終章。
    四人が最

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    2026年07月09日
  • 普天を我が手に 第三部

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     ずっと後回しにしていたせいか、主役以外の人の役回りが思い出せなかったりもしました。戦後ということもあって、史実と小説がどうマッチするのかをいちいち調べたりして時間がかかってしまいました。

     ちょっと4人ともうまく行きすぎと言うきらいはあって、前よりトーンダウンしたのは致し方ない。
     さすがに昭和天皇崩御のときの総理大臣(事実は竹下登でしたが)にするのは無理があるというか、これは奥田さんの希望でもあるのかな。

     彼が総理になってたら、今の日本はどうなっていたでしょうね。そう思ってもらいたいってことかな。

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    2026年07月05日