奥田英朗のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自分の本棚の中を探せば、2009年3月に前作「町長選挙」の登録があるが、いや~、こんなに長い間をおいて伊良部シリーズが帰って来るとは思わなかった。
低視聴率にあえぐテレビ局スタッフ、怒りに耐えきれず過呼吸を起こす会社員、株の売買が中毒になってしまったデイトレーダー、広場恐怖症が悪化していくピアニスト、社会不安障害で友だちができない大学生。
真面目な人が多い患者のキャラや伊良部が企てる治療の方法は以前からするとマイルドになったようにも思え、そこはまあコンプライアンスにうるさくなった時代かね。
とは言え、年月は経っても伊良部とマユミちゃんの自由なキャラクターには揺るぎもなく、変なことをしながらい -
Posted by ブクログ
第一部を読み終わったあと、勝手に第二部で終わりだと思ってたらまだ、第三部があるではないですか!
もう今すぐ読たいんですけど、記憶が新しいうちに。
第二部はもう子どもたちの時代になっていて太平洋戦争真っ只中!
この時代の満州(五十嵐満)、東京(竹田志郎、森村ノラ 矢野四郎)、まさに激動の時代をよく生き抜いてくれた。
みんな筋が1本通ってて、逞しい。
四郎は回天魚雷に乗り込む寸前で戦争が終わってまさか四郎はもはやここまでかと思ったよ。
喧嘩から親友になった浅野は前日に出撃して帰らぬ人に。
特攻隊とか魚雷とか考えた人は狂気の沙汰だよ、ほんとに。
まず自分が乗れっちゅうの。
満州の棄民政策もそう。関東