奥田英朗のレビュー一覧

  • どちらとも言えません

    Posted by ブクログ

    全然スポーツって分からないのに、何故か奥田氏のスポーツエッセイは全部読んでる。面白いんだよなー。全てが「愛してる故に」で片付けられる無責任で軽快な語彙と膨大な知識。あー気楽。楽しい。

    0
    2015年08月09日
  • 無理(上)

    Posted by ブクログ

    ほんと面白いなあ( ´ ▽ ` )ノ。
    どん詰まりの地方都市に生きる極限状態な男女5人の狂騒曲( ´ ▽ ` )ノ。
    いかにもありそう、というより、むしろルポルタージュなんじゃないか?と疑いたくなるくらいリアルな設定とストーリー( ´ ▽ ` )ノ。
    どいつもこいつも最低だけど、各々の行状に納得のいくエクスキュースがちゃんとあるところが、ある意味こわい( ´ ▽ ` )ノ。誰でも彼らのようになりうるんだよね( ´ ▽ ` )ノ。
    ゲームオタクの台詞がちょっと安っぽい気はするけど、まあいいや( ´ ▽ ` )ノ。
    底辺どもがどこまで堕ちていくか、下巻が楽しみ( ´ ▽ ` )ノ。
    2015/07

    0
    2015年07月22日
  • サウスバウンド

    Posted by ブクログ

    奥田英朗さんの話はとにかく勢いがあって長編なのにあっという間に読み終えてしまう。
    破天荒でワケがわからない国家権力が大嫌いな反社会主義?の父親に振り回される家族(妻であるさくらは正確には違うんだけども)の話なんだけどとにかくこの父親がすごい。
    わけがわからなすぎて、それなのに途中からものすごくかっこよく見えてきちゃうんだからすごい。

    これは違うと思ったら戦え。負けてもいいから戦え。人と違っていてもいい。孤独を恐れるな。理解者は必ずいる。


    違うと思っても色んなことを考えて我慢するのが当たり前、争うのが大変だから我慢しよう、そういうのも大事だとは思うけど
    譲れない何かのために怒って戦える、そ

    0
    2015年03月08日
  • 田舎でロックンロール

    Posted by ブクログ

    オクダ少年のロックな日々!?私は疎くてほぼ知らない世界なのですが、それでも十分に楽しめました♪
    ちなみにツレは、ほとんど知っているようでしたね~w
    聴いてみたいアルバムもあったので、ツレの膨大な・・・というより整理されていないコレクションのなかから発掘してもらわないとww

    0
    2014年12月14日
  • 田舎でロックンロール

    Posted by ブクログ

    久しぶりの奥田エッセイ。期待通りに、いやそれ以上に面白かったー。好きだなあ。

    著者がロックおじさんであることは知っていたが、その始まりとなる中学から高校までのゴールデンエイジのことが語られている。同い年である私には、ああそれよくわかる!というエピソード満載。①田舎育ちの②50代で③多少なりとも「洋楽」に興味のあった人は、心から楽しんで読めるはず。ディープパープルやツェッペリンに魂を奪われた人なら、悶絶ものでは? これに当てはまらなくても、一風変わった青春記として十分読む値打ちがある一冊だと思う。

    レコードを買おうにもお金はなく、町にレコード店と呼べるほどのものもなく、そもそも家にステレオも

    0
    2014年12月05日
  • 田舎でロックンロール

    Posted by ブクログ

     本作は、奥田英朗さんによる洋楽エッセイ集である。田舎の中学生・オクダ少年が、少ないお小遣いと環境にめげず、いかにロックに夢中になったか?

     オクダ少年と同様に、洋楽に夢中になった少年時代を送った読者には、気持ちがよくわかるし、懐かしさが込み上げるだろう。僕が最初に友人からテープにダビングしてもらったアルバムは、マドンナの「Like a Virgin」だったと記憶している。それから一気に洋楽にのめり込み、毎週の全米チャートのチェックを欠かさなくなった。

     各編のタイトルは有名アルバムから取られているが、その1作を掘り下げるのではなく、オクダ少年が情報収集に苦労したり、名演に狂喜乱舞したりす

    0
    2014年11月17日
  • ガール

    購入済み

    30過ぎたら読んでほしい

    大学時代の友人と17年振りに飲んだ際に話題になった本。
    女性はいつでも「ガール」なんだよね。

    1
    2014年03月31日
  • イン・ザ・プール

    Posted by 読むコレ

    患者たちも変人ばかりですが、それ以上に伊良部という医者が変人過ぎて、読後数年経っていますが強烈な印象が残ってます。
    面白かった。
    三木聡監督の映画版もおすすめ。

    0
    2013年09月19日
  • 家日和

    Posted by 読むコレ

    それぞれ、家族の生き方や思いが詰まっている短編づつ小説集です。

    0
    2013年09月14日
  • 泳いで帰れ

    Posted by ブクログ

    「泳いで帰れ」の意味がわかった時は痛快でした。
    直木賞作家だから、けっこう影響力あるでしょうに
    辛口なことも書いたりしてて、それがかえって
    好感もてます。本気で観戦したのだと。
    クスっと笑える、おもしろい作品。
    人を笑わせるモノを書くって、きっと難しいのだろうな。

    0
    2013年09月10日
  • 用もないのに

    Posted by ブクログ

    奥田さんの感覚と価値観、大好き!ニタニタしながら一気読み。この位の脱力感がちょうど良いなあ。次作も期待してまーす\(^o^)/

    0
    2013年01月29日
  • 用もないのに

    Posted by ブクログ

    アテネオリンピックの全日本野球チームの戦いっぷりを書いたエッセイ「泳いで帰れ」を読んだのが、北京五輪のとき。そして、ロンドン五輪の今年、北京五輪の際の全日本野球チームの試合ならびにその他の試合の観戦記「再び、泳いで帰れ」を読んだことになります。野球、今回はもうない種目ですね。

    野球の観戦記(ほかに、アメリカでの野球観戦記もあり)は、なかなか辛辣でもあり(特に五輪の野球観戦は)、心温まる文章もあり、野球の国で野球を観るとこんなに楽しいものなのか、とうらやましくもありました。

    それよりもっと楽しかったのが「フジロックフェス」への参戦記。これは、もう「参戦」でしょう。これだけ厳しい天候で、朝から

    0
    2012年04月13日
  • 用もないのに

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今までも「野球の国」「港町食堂」と奥田英朗の紀行エッセイを読みましたが、この人の紀行エッセイは掛け値なしで面白いです。
    この作品も北京五輪の星野ジャパン観戦記などの野球旅の他に、愛・地球博やフジロックフェスティバル、富士急ハイランドにジェットコースターに乗りにいったり、香川に讃岐うどんを食べるついでにお遍路をしたりとドタバタ旅の様子が紹介されてます。
    この人の紀行エッセイを読むとほんと旅に出たくなるなあ。それとやっぱり文章の雰囲気が「水曜どうでしょう」ちっくですな。

    0
    2012年03月31日
  • 用もないのに

    Posted by ブクログ

    いいよなぁ、こういう生活したいよなぁ。なんてことこは禁句です。こんなエッセイ書くまで奥田さんはどんな艱難辛苦を味わったのでしょうか?涙が出ます。ウソですがね。マターリとした文体に癒されます。こんな方があんな、とかこんなとかいう小説書いたとは思えません。ま、私もビール、お願いしますね、お嬢さん。

    0
    2012年03月16日
  • 野球の国

    Posted by ブクログ

    久しぶりのエッセイ。


    奥田英朗ぷらす野球とくれば、読まずにはいられんでしょ。

    肝心の内容はというと。

    奥田作品の読者なら、これドクター伊良部やん!ってつっこみたくなる。
    本人の妄想シリーズの感、大だね。あのシリーズは。

    マドンナとかもか。

    とにかく気取らず、でもどこか斜に構えていて、そのバランスがとってもよい心地。

    地方球場、男ひとり旅、ありだな。

    ドラゴンズは応援しないけど★

    0
    2010年10月23日
  • 東京物語

    Posted by ブクログ

    良い話でした。
    憧れて、反対を押し切って始めた東京での一人暮らし。のっけからの挫折と孤独感。それでも夢中とも言える青春を突っ走る主人公。気の置けない仲間達、いい加減そうで時に親身の忠告をくれる先輩達、そして何度かの恋。
    そして最後は、寂寥感を伴った、でも新たな旅立ちとしての青春からの卒業。
    東京志向は無かったけど、ほぼ同じ世代を生きた私。何だかちょっと胸が甘酸っぱくなってしまいます。
    下手に気取ったり、斜めに見たりせず、ストレートに頑張る人々を気持ちよく描いた青春グラフィティです。

    0
    2016年07月31日
  • 泳いで帰れ

    Posted by ブクログ

    アテネオリンピックを観戦したときのエッセイです。
    泳いで帰れという題名のように、ある選手も本当に泳いで帰ればいいのにと思いました。

    0
    2010年02月04日
  • 野球の国

    Posted by ブクログ

    「切符を買い求め、特急「いしづち10号」に乗車。高松まで二時間半の旅だ」



    『野球の国』(奥田英朗著 光文社文庫)



    キャンプ、ファームの試合を訪ねて地方球場へ旅をするエッセイ。


    今回、やって来たのは松山「坊ちゃんスタジアム」での

    中日ドラゴンズ対ヤクルトスワローズの公式戦の観戦。


    初めての四国の旅に

    大好きな野球観戦付き(そのエッセイを書くのが仕事)だから

    出発前から心も弾む。

    出発は四月十九日 金曜日。


    あれ?日記帳になっているものの年が書いていない。

    だから何年にこのエッセイが書かれたか分からない。


    読み進めているうちにそのヒントになる文章があった。

    0
    2009年10月27日
  • 泳いで帰れ

    Posted by ブクログ

    奥田秀朗は本当に何を読んでも面白い。
    コレはアテネオリンピックを現地に見に行った際のエッセイなのだけど
    オリンピックもスポーツもまったく興味のない私ですら
    ものすごく面白かった!
    この人のゆるーいキャラクターや、そんな事かいちゃっていいの?
    的素直すぎる感想なんかが奥田秀朗のエッセイの魅力なんだろなあ〜

    0
    2009年10月04日
  • 泳いで帰れ

    Posted by ブクログ

    シドニーオリンピックのことは、村上春樹さんの「シドニー!」で後から追体験。
    今回は、北京オリンピックの最中にアテネオリンピックの追体験をこの作品でしてみました。

    柔道の試合の臨場感だとか、バスケットボールの試合の迫力だとか、涙が出てきてしまいましたよ。本当に。
    いや、ホントの話。
    野球観戦の話を読むにつけ、私は、奥田氏に同感だなぁと思いながら読んでいたのですが、アテネのあのときの雰囲気って、新聞の論調とおんなじだったのでしょうか?ま、いずれにせよ、「ふがいないぞプロ野球」という気持ちは変わりません。

    今回の北京オリンピックだってそうだった。まあ、試合を最初から最後まで食い入るように見ていた

    0
    2011年05月13日